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第4章43話 危険痴態2
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馬車の移動はとても順調で、村からレニナオ鉱山との距離を2日目にして半分以上の地点まで到達した。
順調と言ってもそれは移動速度だけの話で、アラヤはモドコ店長みたく馬車を操縦できるわけでは無い。故に運転技術は無いに等しく、初日の乗り心地は悪かった。
そこで、揺れを軽減しようと防震クッションを試作したら割と楽になった。後に商品化を考えようかな。
馬車の操縦は、言語理解で馬と会話をして仲良くなり、手綱で操るというより会話で進行や速度をお願いしている。
「今日はこの辺りで野営にしましょうか」
陽が沈み始め、森は一層闇に包まれていく。このまま進むのは危険だし、馬の疲れも見えている。
少し開けた場所を見つけて、ゆっくりと馬車を止めた。
「アラヤ、食事を作るから火を起こして?」
「分かった」
フレイムで簡単に焚き火を起こすと、料理用の簡易竈をアースクラウドでは用意してあげる。
「アラヤ君、あの馬には私がご飯とブラッシングはしてきます」
「うん、お願い」
3人のやり取りを見ていたメリダ村長が、馬車の荷台からニヤニヤと見ている。
「フフッ、夫婦間の役割分担が、すっかり決まってしまったわね?」
「野営時に手伝うのは、夫婦で無くとも当然ですよ?」
アラヤはそう言って、メリダに背後にある木箱を指差す。その木箱には折り畳み式椅子等が収納されている。
「分かったわよ」
こういう場面では身分関係無く、手伝いは皆んなでしないとね?
「ふぅ、もう私はお腹いっぱいだわ。サナエの料理の腕も、中々に上がって来てるわね」
「まだまだ技能持ちのベスさんには勝てませんけどね」
「心配しなくても、十分美味しいわよ。その証拠に…」
バクバクと食べるアラヤの食べっぷりを見て、2人は笑顔になる。
食事を終えた後は、湯浴み用のお湯を馬車の裏に用意して順番に浴びていく。この間も、アラヤは魔物の番を焚き火の前でしていた。
気配感知には、近くを行ったり来たりをする魔物の反応がある。食事の際に出た香りに釣られて、様子を伺っているのだろう。
弓を脇に置き、いつでも対応できるようにしておく。
「湯浴み終わったよ。私が変わるから、アラヤも浴びて来たら?」
「2人は?」
「アヤは馬の寝床の確認で、メリダさんはもう寝たよ」
「分かった。じゃあ、浴びてくるかな。何かあったら呼んでね」
アラヤは番をサナエに頼み、着替えを持って湯浴みに向かう。
馬車の裏は紅月の明かりが当たり、桶に溜まるお湯が赤に染まっている。
ブルッと少し身震いをしながら、服を脱いで湯浴みを始めた。
「ん?」
気配感知の魔物の反応が、こちらに向かって動き出した。
アラヤは拭き布を腰に巻き、番をしているサナエの元に向かう。
「どうしたの?」
「ちょっと魔物の反応があってね。まだ遠いけど、警戒しないとね」
反応がある方の闇に向かい弓を構える。すると、反応が引き返し出した。アラヤの気配に気付いたのだろうか?
そこへ、吹き矢を持ったアヤコがやって来た。
「鼻の効く魔物避けにと、近くの木々に毒針を打ち込んで置きましたけど、効果がありましたかね?」
「そうみたいだね。魔物は引き返したよ」
「良かったです。それにしてもアラヤ君、とても誘惑的な格好ですね?」
笑顔で歩み寄るアヤコの圧に、アラヤは思わず後退する。ところが、背後にサナエが周り込みアラヤを抱きしめて止める。
「ち、ちょっ、サナエさん⁈」
「捕まえたわ」
「私もです」
腰布をハラリと剥がされ、息子を軽く掴まれる。
(息子が人質に⁉︎ダメだ、これは身動きが取れない!)
男性は、息子を掴まれた状況下では、無理な行動はおろか、大人しくなってしまう者が多い。
「お姉ちゃんが綺麗にしてあげるね?」
アヤコは、チュッと亀頭の先にキスをして、そのまま舌をカリの下から根元まで這わせていく。
「ゆ、湯浴みしたばかりだから汚れてないよ?」
「そんな文句を言う口は塞いじゃおう」
サナエはアラヤに濃厚なディープキスをする。舌と舌が絡み合い、吐息と唾液も混ざり合う。
「ねぇ、早く感覚共有使って?」
サナエはトロンと潤んだ瞳で、更なる快楽深みを要求してくる。下ではアヤコに、尿道をチロチロと舌で遊ばれている。
アラヤは感覚共有を2人に使用し、サナエの服を捲り上げて胸を露わにさせる。
両胸を回す様に揉み上げながら、人差し指で乳頭を刺激する。
「んっ、気持ち良い」
このままサナエを攻めようとするアラヤの息子が、アヤコの温かい口内に咥えられる。
「んっ、んっ」
バキュームの様に吸い上げながら、舌による刺激がたまらなく気持ち良い。
「フフッ、気持ち良いんですね?」
感覚を共有していると、自分の弱いところは丸分かりだ。だがそれは相手も同じ事だ。
「お姉ちゃんは後からね?」
わざとアヤコにそう言うと、アラヤはサナエの左胸にしゃぶりつき、下着の中へと手を潜り込ませる。感覚共有により、この段階でヌルリと指に愛液が糸を引く。
ひだを指の間に軽く挟み、中指の先を膣内の入り口で小刻みに出し入れして、クリトリスを指の腹で刺激する。これがサナエが1番感じる愛撫のやり方だ。
「あんっ、たっ、立っていられないよっ」
サナエは堪らず、足をガクガクと震わせてアラヤにしがみつく。
「アラヤ君っ、私も、意地悪しないで?」
後回しにされた事を不安に感じたアヤコが、フェラを止めて服を脱ぎ出す。
アラヤはアヤコを抱き寄せると、首筋から耳に向けて舌を這わせる。
共有によりゾワゾワと伝わる感覚が、アヤコには快感として伝わる。
それから胸元、脇へと全身を舐め回す。彼女は、普通はゾワゾワする様な場所を感じる傾向がある。この場所が外で無ければ、足裏を攻めているところだ。
「サナエ、挿れるよ?」
立っていられなくなって、四つん這い姿のサナエのお尻を引き寄せて、荒ぶる息子の先を入り口で当てがうと、ビクンと過剰な反応する。
ヌプヌプッと小さな音を立てながら、息子が膣内へと入って行く。
「ああああっ‼︎」
サナエは既に限界が近い。しかし、このまま止めるわけにもいかず、ゆっくりとピストンを開始する。
「い、イヤ、まだイキたく無いの!んんっ、あんっ、まだダメだってばぁ!」
口では嫌がるも、膣内の圧はアラヤの精子を搾り取ろうと刺激を強めて来る。
嫌がるならば、刺激元をアヤコに変えてみようとアヤコの膣内にも指を挿れて掻き乱す。
「あっはぁぁっ!ああっ、いきなり刺激強過ぎますっ!」
ジョバジョバと、愛液が溢れ落ちて地面と手を濡らす。彼女もまた限界が近いのだ。
アラヤは2人を隣同士に並ばせ、尻を突き出させた。
サナエから息子を抜き出すと、アヤコの膣内へと侵入させて突き上げる。
数十回のピストン毎に、抜き出しては交代を繰り返す。その間にも休ませないように、指での愛撫は続ける。
「ううっ、俺もヤバイや」
「「うんっ、一緒にっ!」」
「良しっ、イクよっ‼︎」
「「ああああっんーーっ‼︎」」
3人は同時に限界を迎えて、アラヤは2人の背中に白の液体をぶち撒けた。
「ああ…ごめん、汚してしまった」
「ハァ、ハァ、んっ、大丈夫です。また湯浴みしますから…」
ガクッと膝をつく2人はまだ息が荒く、しばらく動けなさそうだ。それならこの場所で湯浴みをすれば良いと、桶を取りに行こうと馬車まで行くと、微かに馬車が揺れた気がした。
「メリダさん…?」
そっと荷台を覗くが、彼女は毛布を羽織り寝息を立てている。どうやら気のせいだったようだ。
アラヤは桶を持ち帰り、お湯を張ってあげると、仲良く3人で洗いっこしながら楽しむのだった。
順調と言ってもそれは移動速度だけの話で、アラヤはモドコ店長みたく馬車を操縦できるわけでは無い。故に運転技術は無いに等しく、初日の乗り心地は悪かった。
そこで、揺れを軽減しようと防震クッションを試作したら割と楽になった。後に商品化を考えようかな。
馬車の操縦は、言語理解で馬と会話をして仲良くなり、手綱で操るというより会話で進行や速度をお願いしている。
「今日はこの辺りで野営にしましょうか」
陽が沈み始め、森は一層闇に包まれていく。このまま進むのは危険だし、馬の疲れも見えている。
少し開けた場所を見つけて、ゆっくりと馬車を止めた。
「アラヤ、食事を作るから火を起こして?」
「分かった」
フレイムで簡単に焚き火を起こすと、料理用の簡易竈をアースクラウドでは用意してあげる。
「アラヤ君、あの馬には私がご飯とブラッシングはしてきます」
「うん、お願い」
3人のやり取りを見ていたメリダ村長が、馬車の荷台からニヤニヤと見ている。
「フフッ、夫婦間の役割分担が、すっかり決まってしまったわね?」
「野営時に手伝うのは、夫婦で無くとも当然ですよ?」
アラヤはそう言って、メリダに背後にある木箱を指差す。その木箱には折り畳み式椅子等が収納されている。
「分かったわよ」
こういう場面では身分関係無く、手伝いは皆んなでしないとね?
「ふぅ、もう私はお腹いっぱいだわ。サナエの料理の腕も、中々に上がって来てるわね」
「まだまだ技能持ちのベスさんには勝てませんけどね」
「心配しなくても、十分美味しいわよ。その証拠に…」
バクバクと食べるアラヤの食べっぷりを見て、2人は笑顔になる。
食事を終えた後は、湯浴み用のお湯を馬車の裏に用意して順番に浴びていく。この間も、アラヤは魔物の番を焚き火の前でしていた。
気配感知には、近くを行ったり来たりをする魔物の反応がある。食事の際に出た香りに釣られて、様子を伺っているのだろう。
弓を脇に置き、いつでも対応できるようにしておく。
「湯浴み終わったよ。私が変わるから、アラヤも浴びて来たら?」
「2人は?」
「アヤは馬の寝床の確認で、メリダさんはもう寝たよ」
「分かった。じゃあ、浴びてくるかな。何かあったら呼んでね」
アラヤは番をサナエに頼み、着替えを持って湯浴みに向かう。
馬車の裏は紅月の明かりが当たり、桶に溜まるお湯が赤に染まっている。
ブルッと少し身震いをしながら、服を脱いで湯浴みを始めた。
「ん?」
気配感知の魔物の反応が、こちらに向かって動き出した。
アラヤは拭き布を腰に巻き、番をしているサナエの元に向かう。
「どうしたの?」
「ちょっと魔物の反応があってね。まだ遠いけど、警戒しないとね」
反応がある方の闇に向かい弓を構える。すると、反応が引き返し出した。アラヤの気配に気付いたのだろうか?
そこへ、吹き矢を持ったアヤコがやって来た。
「鼻の効く魔物避けにと、近くの木々に毒針を打ち込んで置きましたけど、効果がありましたかね?」
「そうみたいだね。魔物は引き返したよ」
「良かったです。それにしてもアラヤ君、とても誘惑的な格好ですね?」
笑顔で歩み寄るアヤコの圧に、アラヤは思わず後退する。ところが、背後にサナエが周り込みアラヤを抱きしめて止める。
「ち、ちょっ、サナエさん⁈」
「捕まえたわ」
「私もです」
腰布をハラリと剥がされ、息子を軽く掴まれる。
(息子が人質に⁉︎ダメだ、これは身動きが取れない!)
男性は、息子を掴まれた状況下では、無理な行動はおろか、大人しくなってしまう者が多い。
「お姉ちゃんが綺麗にしてあげるね?」
アヤコは、チュッと亀頭の先にキスをして、そのまま舌をカリの下から根元まで這わせていく。
「ゆ、湯浴みしたばかりだから汚れてないよ?」
「そんな文句を言う口は塞いじゃおう」
サナエはアラヤに濃厚なディープキスをする。舌と舌が絡み合い、吐息と唾液も混ざり合う。
「ねぇ、早く感覚共有使って?」
サナエはトロンと潤んだ瞳で、更なる快楽深みを要求してくる。下ではアヤコに、尿道をチロチロと舌で遊ばれている。
アラヤは感覚共有を2人に使用し、サナエの服を捲り上げて胸を露わにさせる。
両胸を回す様に揉み上げながら、人差し指で乳頭を刺激する。
「んっ、気持ち良い」
このままサナエを攻めようとするアラヤの息子が、アヤコの温かい口内に咥えられる。
「んっ、んっ」
バキュームの様に吸い上げながら、舌による刺激がたまらなく気持ち良い。
「フフッ、気持ち良いんですね?」
感覚を共有していると、自分の弱いところは丸分かりだ。だがそれは相手も同じ事だ。
「お姉ちゃんは後からね?」
わざとアヤコにそう言うと、アラヤはサナエの左胸にしゃぶりつき、下着の中へと手を潜り込ませる。感覚共有により、この段階でヌルリと指に愛液が糸を引く。
ひだを指の間に軽く挟み、中指の先を膣内の入り口で小刻みに出し入れして、クリトリスを指の腹で刺激する。これがサナエが1番感じる愛撫のやり方だ。
「あんっ、たっ、立っていられないよっ」
サナエは堪らず、足をガクガクと震わせてアラヤにしがみつく。
「アラヤ君っ、私も、意地悪しないで?」
後回しにされた事を不安に感じたアヤコが、フェラを止めて服を脱ぎ出す。
アラヤはアヤコを抱き寄せると、首筋から耳に向けて舌を這わせる。
共有によりゾワゾワと伝わる感覚が、アヤコには快感として伝わる。
それから胸元、脇へと全身を舐め回す。彼女は、普通はゾワゾワする様な場所を感じる傾向がある。この場所が外で無ければ、足裏を攻めているところだ。
「サナエ、挿れるよ?」
立っていられなくなって、四つん這い姿のサナエのお尻を引き寄せて、荒ぶる息子の先を入り口で当てがうと、ビクンと過剰な反応する。
ヌプヌプッと小さな音を立てながら、息子が膣内へと入って行く。
「ああああっ‼︎」
サナエは既に限界が近い。しかし、このまま止めるわけにもいかず、ゆっくりとピストンを開始する。
「い、イヤ、まだイキたく無いの!んんっ、あんっ、まだダメだってばぁ!」
口では嫌がるも、膣内の圧はアラヤの精子を搾り取ろうと刺激を強めて来る。
嫌がるならば、刺激元をアヤコに変えてみようとアヤコの膣内にも指を挿れて掻き乱す。
「あっはぁぁっ!ああっ、いきなり刺激強過ぎますっ!」
ジョバジョバと、愛液が溢れ落ちて地面と手を濡らす。彼女もまた限界が近いのだ。
アラヤは2人を隣同士に並ばせ、尻を突き出させた。
サナエから息子を抜き出すと、アヤコの膣内へと侵入させて突き上げる。
数十回のピストン毎に、抜き出しては交代を繰り返す。その間にも休ませないように、指での愛撫は続ける。
「ううっ、俺もヤバイや」
「「うんっ、一緒にっ!」」
「良しっ、イクよっ‼︎」
「「ああああっんーーっ‼︎」」
3人は同時に限界を迎えて、アラヤは2人の背中に白の液体をぶち撒けた。
「ああ…ごめん、汚してしまった」
「ハァ、ハァ、んっ、大丈夫です。また湯浴みしますから…」
ガクッと膝をつく2人はまだ息が荒く、しばらく動けなさそうだ。それならこの場所で湯浴みをすれば良いと、桶を取りに行こうと馬車まで行くと、微かに馬車が揺れた気がした。
「メリダさん…?」
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