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第9章 止めろと言うのは振りらしいですよ⁈
129話 誘導
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翌朝外に出ると、晩には雪も弱まったらしく、積雪は作戦に支障が出る程の状態ではなかった。
「じゃあ、手筈通りに」
「「「はい」」」
アラヤは、羅刹鳥に背中を掴ませて空へと上がる。アヤコとカオリは馬車に乗り、目的地を目指す。リアムとハウンの犬ソリは、クララの背に乗るサナエの後をついていく。
各自が下準備へと取り掛かる中、アラヤは昨日ナーガラージャを確認した場所へと向かっていた。
上空から、望遠眼・魔導感知・熱感知で、雪面を調べていく。肉眼では見つけるのは困難だな。
長い事辺りを飛んでいると、視界の隅で突然雪煙りが上がる。
「ようやく見つけた」
熱感知にもはっきりとナーガラージャの姿が映る。どうやらとぐろを巻いて寝ていたらしく、頭が次々と起き上がり出した。
アラヤは、皆んなへとコールを繋ぐ。
『目標発見。そっちの準備はどう?』
『こちらは準備万端です』
『こっちも準備いいよ』
『じゃあ、少し早いけど始めるよ』
『『『了解』』』
アラヤは、わざとナーガラージャに気づかれる様に飛び注意を引き付けると、亜空間収納から手作り感たっぷりの木彫りのウサギを取り出した。
『ほら、餌の時間だぞ~』
木彫りのウサギには、ヒートアップの魔鉱石と誘爆性付与された魔導電池が分けて内蔵してある。アラヤはそれを上空から次々と投下していく。
「「「シャ、シャーーッ⁉︎(ワーイ、餌だーっ⁉︎)」」」
何の疑いも無く、次々と熱感知を頼りに雪に落ちた木彫りウサギを全ての蛇頭が咥え込んだ。
口内で押し潰されたウサギは、接触した事により爆発を引き起こした。
「ギシャーッ⁉︎(痛ーっ⁉︎)」
口内で爆発が起こったのにも関わらず、ダメージは出血と舌を火傷した程度で終わった。
「ん~、火属性耐性が内部にもあったか」
一つの頭が被害にあったのに、他の頭は気にせず咥え込み、同様の爆発を引き起こした。
学ばないとは、首毎に脳と痛覚が違うのだろうか?まぁ、それなりにダメージになったから良いかと思ったら、一つの頭の目が光る。
「シャー(ヒール)」
己が傷をヒールで回復した。そのまま、他の頭も回復していく。
「今のが光属性魔法持ちの頭か。早くも発見!」
その蛇頭に、アラヤは魔力粘糸の紐を巻き付けて輪にする。その糸の色はジャミングで白くしてある。光属性持ちの頭と分かる目印だ。
「ギシャーシャー!(あの鳥を追うぞ!)」
餌で騙した犯人を見つけたナーガラージャは、逃げるアラヤの後を追いかける。
その際に、アイスやフレイム、エアカッターと魔法を使ってアラヤを落としに掛かる。
アラヤは即席の魔力粘糸のシールドで魔法を逸らしては、蛇頭に属性の色を付けた粘糸の輪を付けていく。
左から順に、頭1は水属性、頭2は風属性、頭3は光属性、頭5は火属性、頭4・6・7は不明。
属性分けは予定通り順調だが、土・闇・無属性が判明する前に次の地点まで来てしまった。
『アラヤ、準備いいよ!』
アラヤが進む先に、リアムの犬ソリがスタンバイしてる。ソリは、後部座席が大幅に改造されている。
リアムが座る御者席はそのままに、両サイドに2つの舞台を作ってあり、そこにサナエとハウンが武装して立っている。
『それじゃあ、サナエさん、クララ、気をつけて頼むよ!』
『任せて!』
『お任せを!』
クララが先頭を走り、スノードッグが走る道の雪を溶かして走る。もちろん、ムーブヘイストとグラビティによる速度上げは完璧だ。
速度で落ちない様に、舞台に立つ2人は腰にステージと繋ぐ紐が繋げてある。慣れれば不要だろうけどね。
『今から始めるから、くれぐれも皆んなは私を見ない様にね!…いくよ!魅惑の艶舞!』
依然としてアラヤを追いかけていたナーガラージャの注意が、突如としてサナエへと切り替わる。
少し横目で見たリアムがフラついたので、ハウンが蹴りを入れて正気に戻す。
無事に囮が入れ替り、アラヤはソリを追い越して次の地点に向かう。
「さぁ、気合いを入れて乗り切るわよ!」
「ハイッ!」
凄い速さで走るリアム達に、ナーガラージャの蛇頭が牙を剥く。
アラヤの目印により、蛇頭の属性は大半は分かっている。故に、相手が使用するであろう魔法を想定しながら戦う事ができる。
「シャー!(凍れ!)」
「フレイム!」
アイスをいきなり相殺された蛇頭は、驚き違う蛇頭と入れ替わる。
言語理解により、自分達の言葉を知られている事は分からないだろう。
赤の蛇頭が魔法ではなく噛み付きによる攻撃に出た。サナエはチャクラムによる突き上げと払いで、直撃を逸らす。
今、サナエのチャクラムに装着している魔鉱石は、どちらもグラビティである。もちろん、重量増加を斬撃と共に付与させるつもりだ。
『ベヒモスに比べれば外皮に斬撃は入るよ!あと、傷口に魔法の効果は有効!ただ、回復されたらグラビティも解除されたみたい』
戦闘中に得た新情報は、直ぐに皆に連絡される。
思う様に近付けないナーガラージャは、自身にもヘイストを掛けた。
「⁉︎無属性の頭、分かった!」
その光に気付いたサナエは、グレーの魔力粘糸を直ぐ様作成するが、その間が無くなった事に一瞬遅れて気付く。
「ーーぶない‼︎」
ハウンの右側に迫る蛇頭の牙に気付いた瞬間、サナエは隣の舞台に飛んでいた。
牙から溢れ出る液体が、ハウンの体に触れる直前で彼女の腕を引き寄せる。
しかし、一つの舞台に2人が乗った事でソリのバランスが崩れてしまい、サナエがその蛇頭に激突した。
「サンダーランス‼︎」
咄嗟に触れた手から魔法を放ち、蛇頭を突き放した。しかし、先程の液体を全身に浴びてしまった。
「ああっ‼︎すみません‼︎私がトロいばっかりに‼︎」
「私は大丈夫!ほら、まだまだ気を休めないよ!ヘイスト!」
サナエは直ぐに立ち上がり、自身とハウンにヘイストをかける。
「えっ、大丈夫って…⁉︎」
もちろん、代わり代わりに来る蛇頭の猛攻で余裕は無いが、ハウンはサナエの姿が心配で堪らなかった。何故なら、着ていた服はドロドロに溶けてきているからだ。
「サナエ様、その、肌は痛くありませんか⁉︎」
「大丈夫よ…って、何よ⁉︎コレ‼︎」
やっと、ほぼ全裸に近い状態な事に気付いた様だ。
「ふざけんじゃないわよーーっ‼︎‼︎」
怒ったサナエは両手を突き出し、ダブル魔法でトルネードとエアカッターの2属性合成魔法、粉砕の渦を放った。
「きゃあっ⁉︎」
突然巻き起こった竜巻が、近くにあった2つの蛇頭の外皮を斬り刻みながら剥がしていく。
『何かあった⁉︎』
心配するアラヤのコールが届き、サナエは我に返る。彼女はフゥーと一呼吸してからそれに応えた。
『溶解する噛み付きを受けてしまい、戦闘服が溶けてしまったの』
『ええっ⁉︎体は大丈夫なの⁈』
『大丈夫。被害はお気に入りの服だけよ』
どうやら、溶解耐性により助かった様だね。それが無ければ、サナエが白骨化していたかもしれなかった。
『次の地点の準備も終わってるよ。サナエさん、クララ、そのままナーガラージャを引き付けて来て』
『分かりました!』
彼女には、こちらに着いてから着替えてもらう事にしよう。
クララが導くルートはやがて、アラヤ達がいる場所へとやって来た。
そこは、アースクラウドにより雪面よりも上に、通路や舞台が用意された手作りの闘技場だった。
クララ達を追うナーガラージャは、雪面から這い出た事で冷静さを取り戻した。
辺りには高さ違いの通路や舞台があり、そこに幾つかの熱を感知する。ここでようやく、自分が待ち伏せされた事に気付いたのだ。
「さぁ、みんな!1狩り行こうぜ⁉︎」
1番高い舞台から見下ろす人間の子供に、ナーガラージャは怒りの眼差しを向ける。
「キシャァーッ!(丸呑みしてやる!)」
既にダメージは回復しているナーガラージャは、この時、未だ自分が優位な立場であると、信じて疑わなかったのだ。
「じゃあ、手筈通りに」
「「「はい」」」
アラヤは、羅刹鳥に背中を掴ませて空へと上がる。アヤコとカオリは馬車に乗り、目的地を目指す。リアムとハウンの犬ソリは、クララの背に乗るサナエの後をついていく。
各自が下準備へと取り掛かる中、アラヤは昨日ナーガラージャを確認した場所へと向かっていた。
上空から、望遠眼・魔導感知・熱感知で、雪面を調べていく。肉眼では見つけるのは困難だな。
長い事辺りを飛んでいると、視界の隅で突然雪煙りが上がる。
「ようやく見つけた」
熱感知にもはっきりとナーガラージャの姿が映る。どうやらとぐろを巻いて寝ていたらしく、頭が次々と起き上がり出した。
アラヤは、皆んなへとコールを繋ぐ。
『目標発見。そっちの準備はどう?』
『こちらは準備万端です』
『こっちも準備いいよ』
『じゃあ、少し早いけど始めるよ』
『『『了解』』』
アラヤは、わざとナーガラージャに気づかれる様に飛び注意を引き付けると、亜空間収納から手作り感たっぷりの木彫りのウサギを取り出した。
『ほら、餌の時間だぞ~』
木彫りのウサギには、ヒートアップの魔鉱石と誘爆性付与された魔導電池が分けて内蔵してある。アラヤはそれを上空から次々と投下していく。
「「「シャ、シャーーッ⁉︎(ワーイ、餌だーっ⁉︎)」」」
何の疑いも無く、次々と熱感知を頼りに雪に落ちた木彫りウサギを全ての蛇頭が咥え込んだ。
口内で押し潰されたウサギは、接触した事により爆発を引き起こした。
「ギシャーッ⁉︎(痛ーっ⁉︎)」
口内で爆発が起こったのにも関わらず、ダメージは出血と舌を火傷した程度で終わった。
「ん~、火属性耐性が内部にもあったか」
一つの頭が被害にあったのに、他の頭は気にせず咥え込み、同様の爆発を引き起こした。
学ばないとは、首毎に脳と痛覚が違うのだろうか?まぁ、それなりにダメージになったから良いかと思ったら、一つの頭の目が光る。
「シャー(ヒール)」
己が傷をヒールで回復した。そのまま、他の頭も回復していく。
「今のが光属性魔法持ちの頭か。早くも発見!」
その蛇頭に、アラヤは魔力粘糸の紐を巻き付けて輪にする。その糸の色はジャミングで白くしてある。光属性持ちの頭と分かる目印だ。
「ギシャーシャー!(あの鳥を追うぞ!)」
餌で騙した犯人を見つけたナーガラージャは、逃げるアラヤの後を追いかける。
その際に、アイスやフレイム、エアカッターと魔法を使ってアラヤを落としに掛かる。
アラヤは即席の魔力粘糸のシールドで魔法を逸らしては、蛇頭に属性の色を付けた粘糸の輪を付けていく。
左から順に、頭1は水属性、頭2は風属性、頭3は光属性、頭5は火属性、頭4・6・7は不明。
属性分けは予定通り順調だが、土・闇・無属性が判明する前に次の地点まで来てしまった。
『アラヤ、準備いいよ!』
アラヤが進む先に、リアムの犬ソリがスタンバイしてる。ソリは、後部座席が大幅に改造されている。
リアムが座る御者席はそのままに、両サイドに2つの舞台を作ってあり、そこにサナエとハウンが武装して立っている。
『それじゃあ、サナエさん、クララ、気をつけて頼むよ!』
『任せて!』
『お任せを!』
クララが先頭を走り、スノードッグが走る道の雪を溶かして走る。もちろん、ムーブヘイストとグラビティによる速度上げは完璧だ。
速度で落ちない様に、舞台に立つ2人は腰にステージと繋ぐ紐が繋げてある。慣れれば不要だろうけどね。
『今から始めるから、くれぐれも皆んなは私を見ない様にね!…いくよ!魅惑の艶舞!』
依然としてアラヤを追いかけていたナーガラージャの注意が、突如としてサナエへと切り替わる。
少し横目で見たリアムがフラついたので、ハウンが蹴りを入れて正気に戻す。
無事に囮が入れ替り、アラヤはソリを追い越して次の地点に向かう。
「さぁ、気合いを入れて乗り切るわよ!」
「ハイッ!」
凄い速さで走るリアム達に、ナーガラージャの蛇頭が牙を剥く。
アラヤの目印により、蛇頭の属性は大半は分かっている。故に、相手が使用するであろう魔法を想定しながら戦う事ができる。
「シャー!(凍れ!)」
「フレイム!」
アイスをいきなり相殺された蛇頭は、驚き違う蛇頭と入れ替わる。
言語理解により、自分達の言葉を知られている事は分からないだろう。
赤の蛇頭が魔法ではなく噛み付きによる攻撃に出た。サナエはチャクラムによる突き上げと払いで、直撃を逸らす。
今、サナエのチャクラムに装着している魔鉱石は、どちらもグラビティである。もちろん、重量増加を斬撃と共に付与させるつもりだ。
『ベヒモスに比べれば外皮に斬撃は入るよ!あと、傷口に魔法の効果は有効!ただ、回復されたらグラビティも解除されたみたい』
戦闘中に得た新情報は、直ぐに皆に連絡される。
思う様に近付けないナーガラージャは、自身にもヘイストを掛けた。
「⁉︎無属性の頭、分かった!」
その光に気付いたサナエは、グレーの魔力粘糸を直ぐ様作成するが、その間が無くなった事に一瞬遅れて気付く。
「ーーぶない‼︎」
ハウンの右側に迫る蛇頭の牙に気付いた瞬間、サナエは隣の舞台に飛んでいた。
牙から溢れ出る液体が、ハウンの体に触れる直前で彼女の腕を引き寄せる。
しかし、一つの舞台に2人が乗った事でソリのバランスが崩れてしまい、サナエがその蛇頭に激突した。
「サンダーランス‼︎」
咄嗟に触れた手から魔法を放ち、蛇頭を突き放した。しかし、先程の液体を全身に浴びてしまった。
「ああっ‼︎すみません‼︎私がトロいばっかりに‼︎」
「私は大丈夫!ほら、まだまだ気を休めないよ!ヘイスト!」
サナエは直ぐに立ち上がり、自身とハウンにヘイストをかける。
「えっ、大丈夫って…⁉︎」
もちろん、代わり代わりに来る蛇頭の猛攻で余裕は無いが、ハウンはサナエの姿が心配で堪らなかった。何故なら、着ていた服はドロドロに溶けてきているからだ。
「サナエ様、その、肌は痛くありませんか⁉︎」
「大丈夫よ…って、何よ⁉︎コレ‼︎」
やっと、ほぼ全裸に近い状態な事に気付いた様だ。
「ふざけんじゃないわよーーっ‼︎‼︎」
怒ったサナエは両手を突き出し、ダブル魔法でトルネードとエアカッターの2属性合成魔法、粉砕の渦を放った。
「きゃあっ⁉︎」
突然巻き起こった竜巻が、近くにあった2つの蛇頭の外皮を斬り刻みながら剥がしていく。
『何かあった⁉︎』
心配するアラヤのコールが届き、サナエは我に返る。彼女はフゥーと一呼吸してからそれに応えた。
『溶解する噛み付きを受けてしまい、戦闘服が溶けてしまったの』
『ええっ⁉︎体は大丈夫なの⁈』
『大丈夫。被害はお気に入りの服だけよ』
どうやら、溶解耐性により助かった様だね。それが無ければ、サナエが白骨化していたかもしれなかった。
『次の地点の準備も終わってるよ。サナエさん、クララ、そのままナーガラージャを引き付けて来て』
『分かりました!』
彼女には、こちらに着いてから着替えてもらう事にしよう。
クララが導くルートはやがて、アラヤ達がいる場所へとやって来た。
そこは、アースクラウドにより雪面よりも上に、通路や舞台が用意された手作りの闘技場だった。
クララ達を追うナーガラージャは、雪面から這い出た事で冷静さを取り戻した。
辺りには高さ違いの通路や舞台があり、そこに幾つかの熱を感知する。ここでようやく、自分が待ち伏せされた事に気付いたのだ。
「さぁ、みんな!1狩り行こうぜ⁉︎」
1番高い舞台から見下ろす人間の子供に、ナーガラージャは怒りの眼差しを向ける。
「キシャァーッ!(丸呑みしてやる!)」
既にダメージは回復しているナーガラージャは、この時、未だ自分が優位な立場であると、信じて疑わなかったのだ。
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よろしくお願いします!
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