君と歩む人生

freewifinosekai

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第3話 楽しい日課

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 ニュース速報が終わり、俺たちはゲームをする事になった。
 家に帰り、パソコンを付ける。
 ただ今日は調子が悪いのか30分くらい付かなかった。
 途中で七羽と真舞が参加し、寝るのは日付が変わってからになるのだった。

 それから日は経ち、今日は待ちに待った休日、土曜日だ。
 4人でカラオケに行く事にした。
 俺は特別上手いと言うわけでは無いが七羽はこの中でも、いや今のクラスの中でもダントツで歌が上手い。
 七羽の平均点はだいたいだが95点はある。
 圧倒的美声で繰り広げられる歌は無料で聞いてて良いのかなと思ってしまうほどだ。
 とにかく素晴らしい歌声なのだ。
 カラオケとは時間が経つ速度が異常なので気が付けば3時間が経っていた。
 現在の時間は12時30分。
 ここは持ち込みが許可されているので店の外にある牛丼を買い、それを食べる。
 突然だが、俺たちはオタクだ。
 アニメ大好きゲーム大好き2次元最高の4人だ。
 つまり昼ご飯を食べて力が湧いてきた今、やることは決まっている。
「アニソン祭だー!」
 夢唯のその一言で俺たちは一斉にアニソンだったりゲームの歌を入れ始める。
 特に盛り上がったのは俺たちが小3位の頃に世界的に有名なアニメのOP。
 そのアニメをリアタイで見ていた俺達にはその曲は脳裏にこびりついており、カッコイイし盛り上がれる曲なのでテンション爆上げだ。

 17時、店が混んできたのか退出してくれと言われた為今日はここまでだ。
 少しゲーセンで時間を潰し、晩ご飯を食べに行くことが決まった。
 安くて美味しい、そんなチェーン店に行く事にした。
 一通り注文し、俺達は雑談を始める。
「にしても七羽は本当に歌声綺麗だよなー、テレビに出ろよ」
「褒めてくれるのは嬉しいけどテレビは…恥ずかしいよ」
 俺と夢唯は知っている。
 七羽は真舞に行為を抱いている。
 褒めてくれるのが嬉しいのか顔を赤くしている。
 ただ、真舞はその好意に気が付いていない。
 真舞も七羽の事が好きだ。
 ただ、七羽はその好意に気が付いていない、いわゆる両片思いと言うやつだ。
「早く付き合えよな。見てるこっちが恥ずいわ」
「ほんとにね、応援してるのに…」
 小さな声で夢唯とそんなやり取りをした。
「どうしたんだよ2人とも。コソコソ話しか?俺にも聞かせろよー」
「何もねえよ。。それよりもう届くんだから早く食べようぜ」

 晩ご飯を食べ終え、それぞれ家に帰る。
 やることが終わり次第4人でゲームをする。
 最近では学校から帰ってゲーム、遊んでからゲームというのがほぼ日課みたいになってきている。
 そんな生活が俺はとても楽しい。
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