異世界の鍛治屋さん~お店の裏は裏ダンジョン!?~

ホージー

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3章 鉱石と鍛冶屋

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加治屋「この鉱石は下手したらこの世界を壊しかねない。それに装飾品として売るにしても、

この効果の事は敢えて伏せておこう。裏ダンジョンにいなければ効果すらわからないだろうからな。

効果は威嚇無効とかにしておけば充分だろ。」


徳井「そう言えば・・・、それは鑑定士も言ってたな。この効果は公表しない方が良いって。

あいつもここまで予測してたのか?何かお前等どこか似てんじゃねぇのか?」


加治屋「だが・・・、あの鉱石は恐らく最後まで採りつくされるだろう。そしてその先に裏ダンジョンがある。

それが何時になるかはわからないが・・・、何も知らない者の前にダンジョンが現れると・・・厄介だな。」


徳井「・・・で、どうする?店に置くにしてもかなりの量になるだろ?それにそんなに作る暇はあるのか?」


再び深刻そうに考え込み始めた加治屋を見かねて、徳井が販売の方へと話題を変え始めた。


加治屋「あぁ・・・そうだな・・・。それなら町の方にでも置いて貰うか。ただ・・・、

提供するにしても条件を付けて貰おう。それが飲めないなら提供する事は出来ない。」


徳井「条件・・・?買う時の条件とかか?」


加治屋「あぁ・・・、この鉱石が付いた装飾品を購入出来る者は、ある程度のレベルに達している事を条件とする。

そうでない者には、まず見せない、それが条件だ。」


徳井「まず見せないって・・・随分慎重なんだな?って言うか、ある程度のレベルって・・・どれ位の事だ?」


加治屋「そうだな・・・、最低でも魔王軍の四天王に匹敵する程度かな・・・?」


徳井「四天王って・・・それってかなりハードル高くねぇか?それにそんな奴がこの町に戻ってくると思うか?」


加治屋「いや思わないな。だが・・・、だからこそ良いんだ。ある程度の経験を積んだ者なら、

この世界のレベルを把握しているはずだし、その先の事も予測出来る頭であると信じたい。」


徳井「・・・確かに、魔王に挑戦する為には何故かあの町を経由しないといけない訳だし、

もしかしたら宿泊や装備の準備を整えるかもしれないな。」


加治屋「・・・もしくは、魔王を倒した場合に提供するかだな。それだったら問題無いだろう。

まぁ、そんな事はよっぽどの事が無い限り起こり得ないだろうけどな?」


その様なあるか無いかの会話を2人がしていたその数か月後、それは少しずつ動き出し変化を始め、

そして誰もが予測しない事態にまで発展して行ってしまう事になる!


 3章 鉱石と鍛冶屋 終

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