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4章 鍛冶屋とパーティー
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そして数日の月日が経ち・・・。4人の姿は森の入り口にあった。
加治屋「・・・それじゃあ3人共・・・。手筈通りにやれよ?一手でも間違えれば命取りになる事を覚えておけ?」
3人「おうっ!」
加治屋の合図と共に3人は、お互いバラバラに別れ森に入って行った。
加治屋「見せてやれ。チートでは味わえないお前等のギリギリの戦いって奴を!」
そう言って加治屋も、自分の持ち場に付くために移動を開始した。
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格闘家「全くよぉ・・・いつもご丁寧に待ち構えやがって・・・!俺はもう見飽きてんだよ!」
通常の始まりの森には生息していないはずの魔物・ゴーレム。
体は様々な鉱石が集まって出来た人型の魔物で、防御・攻撃に関して序盤の冒険家達には圧倒的な実力を誇る。
ただ、俊敏性等の動きに関してはとても低く、攻撃は当てやすく、回避も十分気を付ければ可能。
格闘家「こいつには、今まで何発当てても効かなかった。だが今度は・・・違う。」
そう言って格闘家は、加治屋に渡されていたグローブをはめた。
加治屋『そのグローブは少々特殊でな、相手に当たれば必ず一定のダメージを相手に与える事が出来る。
まぁ、それでもダメージはかなり小さい、いわゆる初心者向けの装備だ。だがな、魔物の体力も無限じゃない。
それならどうするか・・・?お前はただ相手にダメージを与える事だけを考えろ!
お前がこのパーティーのメインウエポンだ!ただし攻撃は受けるなよ。ゴーレムの一撃はお前にとっては致命傷だ。
だから攻略にはお前の力が必要になる。だが安心しろ、残りの2人にお前を全力でサポートさせる!』
格闘家「よし・・・!行くぞ!!お前とはここで決着をつける!」
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