異世界の鍛治屋さん~お店の裏は裏ダンジョン!?~

ホージー

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4章 鍛冶屋とパーティー

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そして鍛冶屋にて・・・。


加治屋「お陰で助かったよ・・・。普段は中々こう言った素材はこっちでは採れないからな。

これでまた創作の幅が広がるな。」


冒険家「流石・・・鍛冶屋って事か?まぁ、人をこき使う所は感心できないけどな?」


格闘家「助かったのはお互い様だろ?俺達だって援護して貰わなけりゃ、

またゴーレムに負けてたかもしれねぇんだ。それにあの時だって・・・。」


冒険家「あ・・・あぁそう言えば、あんた俺の放った矢に風魔法の類を使わなかったか?

矢の軌道が不自然に変化したんだ。俺以外の2人はそんな事をする暇は無かったし、

姿が見えなかったあんたしか出来そうな奴がいないんだよ。」


加治屋「・・・正確には風の剣技だ、俺は魔法は苦手でな、

それにあれはお前の放った弓が下手で見ていられなかっただけだ。」


魔術師「それでも、あんなに正確に軌道を修正するなんて凄いですよ!

どこから修正したのか見えませんでしたし!」


魔術師は少々興奮気味で加治屋を称賛していた。魔術師にしかわからない物があるのかもしれない。


加治屋「いや、俺が偶然風属性の剣技が得意だっただけだ。それに俺はほんのちょっと手伝っただけだ。

・・・それはそうと、今回お前らに貸した武具なんだがな。お前らにやるよ。

ここでもずっと売れ残ってた物だからな。」


冒険家「え・・・?良いのか?でもお金が払って無いんだぞ?それでも良いのか?」


加治屋「大丈夫だ、いらねぇよ。俺はあの鉱石だけで充分だ。それに装備ってのは人に使われる事で意味を成す。

ただご丁寧に装飾品として飾られているってのは、俺にとっては何の価値も無くなってしまう。」


格闘家「でもよ、俺達もいずれ新しい武器を手に入れるかもしれねぇぞ?そうすれば・・・。」


加治屋「それはそれで良い。その武器は運が良ければまた別の人間に渡り使われていく。

それが必要な人間に必要な時にある、それだけで武器は長く使われていく。

だから今はお前達が必要としている。今は・・・それで良い。」


冒険家「何か・・・深すぎて意味がわかんねぇや・・・。」


加治屋「それって結局わかってねぇんじゃねぇか。もしやさっきから話してた内容すら分かってねぇだろ?」


加治屋が最終的には気まぐれで助ける事にした3人組のパーティー。

そしてこの3人はその後、その絶妙なチームワークで他を寄せ付けない存在となり、

この世界で知らない者はいない存在となる・・・が、それはまだ随分先の話である・・・。


 4章 鍛冶屋とパーティー 終

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