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遥か彼方の街:Vol.1 生と死《Chapter 1:消えたアンタ》Episode 2【街と来訪者】
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「おい」
「…?」
…なんだこの男は
ここの住人だろうか。随分と個性的な服装だが。…何かしてくるのだろうか?
「ここではあまり見ない顔だな。…多分あの少女と同じ様に…所謂"外部世界"から来たのか…?」
外部世界…?何を言ってるのだこの男は。頭でもやられてるのか?
だが、確かにこの街は少しおかしい雰囲気はある。…もしかして『そういう場所』なのか?
「君、名前はなんて言うんだ?」
今度は名前を聞いてきた…。チッ…いきなり初対面で何も分からない人に名前なんか教えるわけないだろ
「…うるせえ。お前が知る権利があるか」
こいつみたいに初対面から名前を聞いてくるやつはろくな奴がいない
それで友達になろうと言われてから何度も裏切られてきた。…"アイツ"以外は
「…まぁ、勝手に名前聞くのは申し訳なかったね。ごめんな」
…言いすぎたか?いや、こんなものだ。本当にろくな奴がいない
それのせいで変に縁が出来て、虐められてきた。教えなければ良かったと後悔することが多い。そんなものだ
…だが、この街はどうなっているのかは気になる
いや、この街についてはどうせいつか分かるだろう。そもそも、助けて貰ったのなら駅から帰れるだろ
「帰る」
そして、駅の中へと歩き始める
…いや、待てよ。確か本来は死ぬ予定だったから金は置いてきてしまった。はぁ…やらかした
これじゃあなんも買えねえし、公共交通機関とかも全く利用できねえな。ははは
「ねぇ」
「は?」
男が再び声をかけてきた。なんなんだこいつは。一度あんなこと言われたのに再び話しかけてくるとは、バカなのか余程のお人好しか
「いや、あの。多分帰ろうとしてる所悪いんだけどね…」
「ここ、電車っていうんだっけ?それ動かないよ。切符っていうのも売られてない」
?…は?
「は?何言ってんの?」
待て、どういうことだ。つまり、ここの電車は全く動いてなくて、そもそも切符すらない…。は?じゃあこの駅みたいな建物はなんなんだ?
「あー…多分君のいた世界で言う。所謂『駅』?は、この街ではほぼデパートみたいなもの。だから人の出入りはあるんだけど、案内板とか一切ないんだよね」
は?なんだそれ…。じゃあただの公共施設ってことかよ…。てか、なんなんだよこの場所。この街、歩いてる人はこの男除いて全員半透明だし。意味がわからない
…こんなんだったら、死んだ方がマシだ
「それにしても、また来訪者か…。以前も来たな。ちょっと前に」
「そうかい。じゃあ私は"来訪者"ということだな。勝手に来訪してすみませんでした」(棒読み)
来訪者…。この街に住んでおらず、初めて来た人のことだろうか?だとしたら私も来訪者に入るな
多分歓迎はされてないな。まぁ、私みてえなやつなんか歓迎してるやついたら脳の何処かがぶっ壊れてるようなやつだな。"アイツ"みたいな…
…"アイツ"…?
…待てよ?
「…はっ…」
いや、有り得ない。普通に考えて、ここが死後の世界なら、三途の川とかがあって、そこを通って私は閻魔のところに行って判決地獄行き食らってるはずだ
死後の世界はどんな世界か不明だが、こんな街のような形は見たことがない
…だが、ここが死後の世界なら
「…なぁ、ひとつ聞くんだが」
「その来訪者ってさ、どんな見た目?」
"アイツ"がいるはずだ
「あ?えーと…確か白い長い髪で、青い目してる、白いパーカーを来た少女だったな」
…!
To Be Continued
「…?」
…なんだこの男は
ここの住人だろうか。随分と個性的な服装だが。…何かしてくるのだろうか?
「ここではあまり見ない顔だな。…多分あの少女と同じ様に…所謂"外部世界"から来たのか…?」
外部世界…?何を言ってるのだこの男は。頭でもやられてるのか?
だが、確かにこの街は少しおかしい雰囲気はある。…もしかして『そういう場所』なのか?
「君、名前はなんて言うんだ?」
今度は名前を聞いてきた…。チッ…いきなり初対面で何も分からない人に名前なんか教えるわけないだろ
「…うるせえ。お前が知る権利があるか」
こいつみたいに初対面から名前を聞いてくるやつはろくな奴がいない
それで友達になろうと言われてから何度も裏切られてきた。…"アイツ"以外は
「…まぁ、勝手に名前聞くのは申し訳なかったね。ごめんな」
…言いすぎたか?いや、こんなものだ。本当にろくな奴がいない
それのせいで変に縁が出来て、虐められてきた。教えなければ良かったと後悔することが多い。そんなものだ
…だが、この街はどうなっているのかは気になる
いや、この街についてはどうせいつか分かるだろう。そもそも、助けて貰ったのなら駅から帰れるだろ
「帰る」
そして、駅の中へと歩き始める
…いや、待てよ。確か本来は死ぬ予定だったから金は置いてきてしまった。はぁ…やらかした
これじゃあなんも買えねえし、公共交通機関とかも全く利用できねえな。ははは
「ねぇ」
「は?」
男が再び声をかけてきた。なんなんだこいつは。一度あんなこと言われたのに再び話しかけてくるとは、バカなのか余程のお人好しか
「いや、あの。多分帰ろうとしてる所悪いんだけどね…」
「ここ、電車っていうんだっけ?それ動かないよ。切符っていうのも売られてない」
?…は?
「は?何言ってんの?」
待て、どういうことだ。つまり、ここの電車は全く動いてなくて、そもそも切符すらない…。は?じゃあこの駅みたいな建物はなんなんだ?
「あー…多分君のいた世界で言う。所謂『駅』?は、この街ではほぼデパートみたいなもの。だから人の出入りはあるんだけど、案内板とか一切ないんだよね」
は?なんだそれ…。じゃあただの公共施設ってことかよ…。てか、なんなんだよこの場所。この街、歩いてる人はこの男除いて全員半透明だし。意味がわからない
…こんなんだったら、死んだ方がマシだ
「それにしても、また来訪者か…。以前も来たな。ちょっと前に」
「そうかい。じゃあ私は"来訪者"ということだな。勝手に来訪してすみませんでした」(棒読み)
来訪者…。この街に住んでおらず、初めて来た人のことだろうか?だとしたら私も来訪者に入るな
多分歓迎はされてないな。まぁ、私みてえなやつなんか歓迎してるやついたら脳の何処かがぶっ壊れてるようなやつだな。"アイツ"みたいな…
…"アイツ"…?
…待てよ?
「…はっ…」
いや、有り得ない。普通に考えて、ここが死後の世界なら、三途の川とかがあって、そこを通って私は閻魔のところに行って判決地獄行き食らってるはずだ
死後の世界はどんな世界か不明だが、こんな街のような形は見たことがない
…だが、ここが死後の世界なら
「…なぁ、ひとつ聞くんだが」
「その来訪者ってさ、どんな見た目?」
"アイツ"がいるはずだ
「あ?えーと…確か白い長い髪で、青い目してる、白いパーカーを来た少女だったな」
…!
To Be Continued
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