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story13 コウイチーノの決断
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コウイチーノはみんなに話さなければならない事を話すことにした。
サキータ「何?どうしたの?」
コウイチーノ「えっと・・・その・・・」
中々きりだせないでいる。
シマコスキー「何??」
そしてコウイチーノは、話した。
コウイチーノ「あのさ、俺、電気技はヤスアーキ仙人から伝授されなきゃ、技覚えられないのよ。んで、今俺が使える技って、まだ2つしかないし、みんなはどんどん技を覚えていくことを考えると、このまま行くとみんなに迷惑かけちゃうし、技2つだけじゃフェチアスに勝てるわけがないと思うんだ。だから、マスミールとジャックも入ったことだし、ちょっと俺、一旦ヤスアーキ仙人のところに戻ってもいいかな?絶対強くなって帰ってくるからさ!」
コウイチーノは新しい技を覚えるために、ヤスアーキ仙人の元に戻りたいと話した。
サキータ「(・・・・・・・ピナクシーの言った通りね・・・・・)」
ピナクシー「(・・・・・ね、私もビックリ・・・)」
突然の発言で一同は驚いた。
ここでマスミールが口を開いた。
マスミール「そっかぁ・・・せっかく仲間になれたばっかりだったのになぁ・・・わかった!君がそうゆうなら、戻りなよ♪でも、絶対に今以上に強くなって帰ってこいよ!」
コウイチーノ「あ、ありがとう!!」
サキータとシマコスキーも賛成した。
サキータ「頑張ってきてね!」
シマコスキー「強くなるのよ!」
コウイチーノ「おう!」
そしてコウイチーノは、雲を出した。
コウイチーノ「ほーー!!」
「ポン!」
サキータ「え!?あんた、雲なんか出す力持ってたの!?」
コウイチーノ「あぁ、これも仙人から教わった魔法だよ」
そしてコウイチーノは雲に乗った。
コウイチーノ「じゃあみんな、俺、行って来るよ。いつ戻ってこれるかわからないけど、絶対に帰ってくるから!」
サキータ「なるべく早く帰ってきてね!」
マスミール「頑張れよ!」
シマコスキー「また会う日まで~~」
と、ここでコウイチーノが、あるものを取り出した。
コウイチーノ「あぁそうそう、忘れるとこだった!実は、これ・・・」
コウイチーノはなんと!イソス侯爵が使っていた冷凍ブーメランを取り出した。
サキータ「え!?これいつの間に!?」
コウイチーノ「さっきこっそりと拾ったんだよ。これを武器にしようかなと思ってさ。んで~、これを誰かに託そうと思うんだけど~・・・どうしよう・・・」
ここでサキータが口を開いた。
サキータ「シマコスキーが使いなよ」
シマコスキー「え!?私でいいの!?」
サキータ「いつも私に水の壁を作ってくれるからさ、あなたが使いなよ」
シマコスキー「い、いいの??あ、ありがとう・・・」
こうして冷凍ブーメランは、シマコスキーの手に渡った。冷凍ブーメランは、1回のバトルにつき1回まで使用可能。
コウイチーノ「・・・じゃあ、俺、そろそろ行くね」
サキータ「・・・・うん(泣)」
サキータの目に涙が浮かんだ。
コウイチーノ「じゃーなー!!」
コウイチーノは雲に乗ってヤスアーキ仙人の元へ帰っていった。サキータ達はずっと手を振り続けていた。
サキータ「早く、帰ってきてね・・・」
一方その頃、宮殿では・・・
T-ハラー「総帥!閣下!」
フェチアス「ん?」
アダーチク「どうした?」
T-ハラー「あの電気少年が、離脱しました!」
フェチアス・アダーチク「何ーーー!!!???」
ヨウマ「(え?何で??)」
リオス「(どうして??)」
フェチアス「そうか、冒険を続ける自信が無くなったか!」
T-ハラー「そうかもしれないですね!」
アダーチク「一人抜けたことにより、戦力ダウンだな!」
3人は喜んでいた。
そこでフェチアス総帥は、二人の料理人にバナナケーキを作ってくれと頼む。
フェチアス「龍王と華菌ちゃ~ん!いつもの!」
龍王・華菌「は~い!」
アダーチク「あ~あと俺もいつもの!バレンタインチョコ5個分の想いをこめて作ってくれ!」
龍王・華菌「は~い!(・・・・・・はっ!!??)」
そして二人は調理室に向かった。
華菌「ねぇねぇなんなの閣下のやつ!」
龍王「あいつマジウザイんだけど!閣下の財布からお金盗んじゃおうか!」
華菌「賛成~~!!(爆)」
龍王はとんでもないことを言い出した。さらに・・・
華菌「あ~あとさ!閣下のチョコケーキにだけ腐った油でも入れておこうか!!」
龍王「マジうけるんですけど~~~!!!(爆)やっちゃおっか~~!!!(爆)」
閣下は最低な料理人を持った。
そしてアダーチク閣下は、ケーキができるまでの間、バイクで出かけると言い出す。
アダーチク「んじゃあちょっくらバイクででかけてくるわ!」
フェチアス「あいよ~~」
これを聞いたヨウマ国王は、黙ってはいられなかった。
ヨウマ「ま、待て!!」
アダーチク「・・・あ?」
ヨウマ「あんた、バイクででかけるの、これで何回目だ!?いい加減にしてくれ!バイクは本当は法律では乗っちゃいけないことになってるんだから!」
これを聞いたアダーチク閣下はヨウマ国王に近づき、ヨウマ国王に嫌がらせとも言える質問をした。
アダーチク「なぁ国王さんよ・・・」
ヨウマ「・・・な、なんだ?・・・」
アダーチク「・・・因数分解に興味あるか?」
ヨウマ「・・・・・・・わかった、行ってよろしい・・・」
アダーチク「ぷっ!あんたわかりやすいな(笑)まぁこの前サイン・コサイン・タンジェントの謎について3時間ぐらい話された時は相当参った顔をしていたからな!つーことで、んじゃな!」
アダーチク閣下はそう言って宮殿を出ていった。
ヨウマ「(・・・あいつの数学ネタは、マジで疲れる・・・(汗))」
その頃、地上では・・・
サキータ「あぁあ、コウイチーノ、行っちゃったなぁ・・・」
マスミール「まぁ、今は3人プラス1匹で頑張っていこうぜ!」
そして、目的地である教会が見えてきた。
サキータ「あ~!あれだ!」
シマコスキー「お~~!!」
マスミールはジャックに鞭を入れた。
マスミール「よし!ジャック、急げ!」
「パチン!」
「タカタッタカタッタカタッタカタッタカタ・・・」
そして、教会に辿り着いた。
サキータ「ここに緑の欠片があるのね!」
マスミール「早速中へ入ろう!」
3人はジャックから降り、サキータが扉を開けようとした、その時・・・
サキータ「・・・ん???中でなんか、変なお経みたいな唱えごとをしてる声が聞こえるんだけど??」
シマコスキー「・・・何て言ってるんだろう??」
サキータは扉を開けた!!・・・・・
「サキータヲコロセ!サキータヲコロセ!サキータヲコロセ!」
サキータ「・・・・な・・・・何?・・・これ?・・・」
一体、彼らは何者なのか!?
次回へ続く
story13
サキータ レベル14 HP70 攻撃力48 防御29 素早さ63
シマコスキー レベル14 HP82 攻撃力29 防御68 素早さ49
マスミール レベル14 HP60 攻撃力51 防御50 素早さ38
ジャック レベル14 HP75 攻撃力35 防御40 素早さ60
サキータ「何?どうしたの?」
コウイチーノ「えっと・・・その・・・」
中々きりだせないでいる。
シマコスキー「何??」
そしてコウイチーノは、話した。
コウイチーノ「あのさ、俺、電気技はヤスアーキ仙人から伝授されなきゃ、技覚えられないのよ。んで、今俺が使える技って、まだ2つしかないし、みんなはどんどん技を覚えていくことを考えると、このまま行くとみんなに迷惑かけちゃうし、技2つだけじゃフェチアスに勝てるわけがないと思うんだ。だから、マスミールとジャックも入ったことだし、ちょっと俺、一旦ヤスアーキ仙人のところに戻ってもいいかな?絶対強くなって帰ってくるからさ!」
コウイチーノは新しい技を覚えるために、ヤスアーキ仙人の元に戻りたいと話した。
サキータ「(・・・・・・・ピナクシーの言った通りね・・・・・)」
ピナクシー「(・・・・・ね、私もビックリ・・・)」
突然の発言で一同は驚いた。
ここでマスミールが口を開いた。
マスミール「そっかぁ・・・せっかく仲間になれたばっかりだったのになぁ・・・わかった!君がそうゆうなら、戻りなよ♪でも、絶対に今以上に強くなって帰ってこいよ!」
コウイチーノ「あ、ありがとう!!」
サキータとシマコスキーも賛成した。
サキータ「頑張ってきてね!」
シマコスキー「強くなるのよ!」
コウイチーノ「おう!」
そしてコウイチーノは、雲を出した。
コウイチーノ「ほーー!!」
「ポン!」
サキータ「え!?あんた、雲なんか出す力持ってたの!?」
コウイチーノ「あぁ、これも仙人から教わった魔法だよ」
そしてコウイチーノは雲に乗った。
コウイチーノ「じゃあみんな、俺、行って来るよ。いつ戻ってこれるかわからないけど、絶対に帰ってくるから!」
サキータ「なるべく早く帰ってきてね!」
マスミール「頑張れよ!」
シマコスキー「また会う日まで~~」
と、ここでコウイチーノが、あるものを取り出した。
コウイチーノ「あぁそうそう、忘れるとこだった!実は、これ・・・」
コウイチーノはなんと!イソス侯爵が使っていた冷凍ブーメランを取り出した。
サキータ「え!?これいつの間に!?」
コウイチーノ「さっきこっそりと拾ったんだよ。これを武器にしようかなと思ってさ。んで~、これを誰かに託そうと思うんだけど~・・・どうしよう・・・」
ここでサキータが口を開いた。
サキータ「シマコスキーが使いなよ」
シマコスキー「え!?私でいいの!?」
サキータ「いつも私に水の壁を作ってくれるからさ、あなたが使いなよ」
シマコスキー「い、いいの??あ、ありがとう・・・」
こうして冷凍ブーメランは、シマコスキーの手に渡った。冷凍ブーメランは、1回のバトルにつき1回まで使用可能。
コウイチーノ「・・・じゃあ、俺、そろそろ行くね」
サキータ「・・・・うん(泣)」
サキータの目に涙が浮かんだ。
コウイチーノ「じゃーなー!!」
コウイチーノは雲に乗ってヤスアーキ仙人の元へ帰っていった。サキータ達はずっと手を振り続けていた。
サキータ「早く、帰ってきてね・・・」
一方その頃、宮殿では・・・
T-ハラー「総帥!閣下!」
フェチアス「ん?」
アダーチク「どうした?」
T-ハラー「あの電気少年が、離脱しました!」
フェチアス・アダーチク「何ーーー!!!???」
ヨウマ「(え?何で??)」
リオス「(どうして??)」
フェチアス「そうか、冒険を続ける自信が無くなったか!」
T-ハラー「そうかもしれないですね!」
アダーチク「一人抜けたことにより、戦力ダウンだな!」
3人は喜んでいた。
そこでフェチアス総帥は、二人の料理人にバナナケーキを作ってくれと頼む。
フェチアス「龍王と華菌ちゃ~ん!いつもの!」
龍王・華菌「は~い!」
アダーチク「あ~あと俺もいつもの!バレンタインチョコ5個分の想いをこめて作ってくれ!」
龍王・華菌「は~い!(・・・・・・はっ!!??)」
そして二人は調理室に向かった。
華菌「ねぇねぇなんなの閣下のやつ!」
龍王「あいつマジウザイんだけど!閣下の財布からお金盗んじゃおうか!」
華菌「賛成~~!!(爆)」
龍王はとんでもないことを言い出した。さらに・・・
華菌「あ~あとさ!閣下のチョコケーキにだけ腐った油でも入れておこうか!!」
龍王「マジうけるんですけど~~~!!!(爆)やっちゃおっか~~!!!(爆)」
閣下は最低な料理人を持った。
そしてアダーチク閣下は、ケーキができるまでの間、バイクで出かけると言い出す。
アダーチク「んじゃあちょっくらバイクででかけてくるわ!」
フェチアス「あいよ~~」
これを聞いたヨウマ国王は、黙ってはいられなかった。
ヨウマ「ま、待て!!」
アダーチク「・・・あ?」
ヨウマ「あんた、バイクででかけるの、これで何回目だ!?いい加減にしてくれ!バイクは本当は法律では乗っちゃいけないことになってるんだから!」
これを聞いたアダーチク閣下はヨウマ国王に近づき、ヨウマ国王に嫌がらせとも言える質問をした。
アダーチク「なぁ国王さんよ・・・」
ヨウマ「・・・な、なんだ?・・・」
アダーチク「・・・因数分解に興味あるか?」
ヨウマ「・・・・・・・わかった、行ってよろしい・・・」
アダーチク「ぷっ!あんたわかりやすいな(笑)まぁこの前サイン・コサイン・タンジェントの謎について3時間ぐらい話された時は相当参った顔をしていたからな!つーことで、んじゃな!」
アダーチク閣下はそう言って宮殿を出ていった。
ヨウマ「(・・・あいつの数学ネタは、マジで疲れる・・・(汗))」
その頃、地上では・・・
サキータ「あぁあ、コウイチーノ、行っちゃったなぁ・・・」
マスミール「まぁ、今は3人プラス1匹で頑張っていこうぜ!」
そして、目的地である教会が見えてきた。
サキータ「あ~!あれだ!」
シマコスキー「お~~!!」
マスミールはジャックに鞭を入れた。
マスミール「よし!ジャック、急げ!」
「パチン!」
「タカタッタカタッタカタッタカタッタカタ・・・」
そして、教会に辿り着いた。
サキータ「ここに緑の欠片があるのね!」
マスミール「早速中へ入ろう!」
3人はジャックから降り、サキータが扉を開けようとした、その時・・・
サキータ「・・・ん???中でなんか、変なお経みたいな唱えごとをしてる声が聞こえるんだけど??」
シマコスキー「・・・何て言ってるんだろう??」
サキータは扉を開けた!!・・・・・
「サキータヲコロセ!サキータヲコロセ!サキータヲコロセ!」
サキータ「・・・・な・・・・何?・・・これ?・・・」
一体、彼らは何者なのか!?
次回へ続く
story13
サキータ レベル14 HP70 攻撃力48 防御29 素早さ63
シマコスキー レベル14 HP82 攻撃力29 防御68 素早さ49
マスミール レベル14 HP60 攻撃力51 防御50 素早さ38
ジャック レベル14 HP75 攻撃力35 防御40 素早さ60
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