REGAIN OUR PARADISE!

秋本シラキ

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story12 救世主現る!?

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こちらに向かってる人物も、サキータ達が目に入った。



マスミール「・・・ん?向こうに誰かいるぞ!?」



彼の名はマスミール(真澄)。楽園の住人だったが、サキータ同様フェチアス同盟によって地上に落とされた。落ちた場所がこの雪山だったのだ。



炎を操り、馬を乗りこなす少年である。馬の名前は「ジャック」。馬といっても、ペガサスである。



マスミール「あ・・・あれは・・・サキータ様じゃないか!おいジャック!ダッシュだ!」



「パチン!」



マスミールはジャックに鞭を入れた。



「タカタッタカタッタカタッタカタッ・・・」



ジャックは走り出した。



マスミール「なんだかサキータ様が、弱ってるように見えるぞ?仲間らしき人が2人倒れてるし、こりゃ助けなきゃ!」



そしてマスミールはイソス侯爵の背後から、「火炎玉」を喰らわせた!



マスミール「はっ!」



「ポーーン!!」



イソス「あぢぢぢぢぢ!!!!」



イソス侯爵に85のダメージ!相手は雪女なので効果は抜群に良かった!



イソス「な、なんだお前は!?」



サキータ「マ、マスミールさん!!」



マスミール「サキータ様!!」



イソス「お、お前ら、知り合いか!?くそっ!」



続いてジャックの踏みつける攻撃!



ジャック「ヒヒーーン!!」



「ドスッ!」



イソス「ぷぎゃっ!」



イソス侯爵に60のダメージ!!



イソス侯爵は追い込まれた!



イソス「やばい・・・やばい・・・」



マスミール「さぁ、後はサキータ様がトドメを!」



サキータ「はい!!」



そしてサキータはトドメを刺した!サキータの「剣で斬る」!



サキータ「はーーー!!!!」



イソス「ぐわーーーー!!!!!」



イソス侯爵に56のダメージ!!



イソス「もう・・・駄目だ・・・」


「バタン!」



イソス侯爵は倒れた!



サキータ「やったーーー!!!」



コウイチーノ「あ~~助かった~~!!」



シマコスキー「どうなるかと思ったわね・・・」



 戦闘終了後、マスミールはコウイチーノとシマコスキーに挨拶をし、サキータから虹の欠片を集めているとゆう話も聞いた。



シマコスキー「へ~~、あなたも楽園の住人だったの~」



マスミール「そう。こいつ(ジャック)が地上に落とされて、飛べなくなってしまったから、楽園に戻れなくなってしまったんだよ。そんで落ちたところがこんな雪山で、どこ行けばいいのかよくわからなくてね。そんでさっきたまたまサキータ様を見つけたわけですよ」



そしてサキータは、マスミールにお願いをした。



サキータ「マスミールさん、僕達と一緒に、虹の欠片を集めるのを手伝ってくれませんか!?僕らには、あなたのような炎を操れるすごい人が必要です!お願いします!」



コウイチーノ・シマコスキー「お願いします!」



コウイチーノとシマコスキーからもお願いした。果たしてマスミールは何と答えたのか・・・・・



マスミール「もちろんいいですよ!」



即答だった!



サキータ「ほ、本当ですか!?」



マスミール「あぁ、あいつ名前なんつったっけ?フェチ何とかとかゆう変態みたいなやつ。あいつ俺とジャックの事を思いっきり地上に突き落としやがったからね、復讐したい気持ちでいっぱいなんだよ。それに楽園に帰りたいし。なので俺とジャックをよろしく!」



サキータ・コウイチーノ・シマコスキー「ありがとうございます!!」



炎を操る少年マスミールと、同じく炎を操るペガサスのジャックが仲間になった。



マスミールの現在のレベルは14で、HP60、攻撃力51、防御50、素早さ38となっており、素早さ以外は平均より高めである。



使える技は「火炎玉」と「炎の体当たり」。どちらも威力は同じで何度でも使える。



ジャックはレベル14で、HP75、攻撃力35、防御40、素早さ60となっている。



使える技は「踏みつける」と「火を吐く」。「踏みつける」は何度でも使え、「火を吐く」は「踏みつける」より威力は高いが、1回のバトルで使用できるのは3回までである。



なお、イソス侯爵を倒した事により、コウイチーノとシマコスキーのレベルが上がった。



コウイチーノはHPが5、攻撃力が6、防御が4、素早さが4上がった。



シマコスキーはHPが9、攻撃力が4、防御が8、素早さが4上がった。



そしてサキータ達は雪山を下山し、サキータは次に向かうべき場所をピナクシーに聞いた。



サキータ「(次はどこへ行けばいいの?)」



ピナクシー「(次はーーー・・・・・教会よ!ここから北にまっすぐ進んだところにあるわ!)」



サキータ「(教会か~~。教会に緑の欠片があるのね!オッケー!)」



一行は教会へ向かうことになった。



一方、宮殿では・・・・・



フェチアス「おのれ~~~イソス!!お前までやられちまったか!!この馬鹿モンが!!」



アダーチク「参ったな、1人プラス1匹が仲間に加わっちゃったし・・・次は教会に向かって歩きだしたな」



フェチアス「教会か・・・教会にはヒョージュン教祖がいるが・・・まぁいい、一人投入しよう!おいオサナイト公爵!」



オサナイト「はい!」



彼女もまた、インバーシ伯爵のような巨体の女である。



フェチアス「やつらが教会に向かった!ヒョージュン教祖と協力してやつらをつぶしにかかれ!」



オサナイト「了解です!総帥!」



オサナイト公爵は地上に投入された。



フェチアス「今度こそ頼むぞ~~・・・」



一方その頃、調理室では・・・


龍王「いや~~閣下って馬鹿だよね~~!!」



華菌「ね~~!ケーキにゴミが入ってることに気付かずに食べちゃうんだもんね~~!!あいつ猿以下だよ猿以下!」



龍王「だねだね!猿以下猿以下!!(爆)」



本当にゴミ入りのケーキを出していた(笑)そして話題は龍王の故郷について・・・



華菌「そういやさ、あんたが産まれた北京ってどんなとこなの?私行ったこと無いからよくわかんなくて」



すると龍王は、思いもよらない事を言い出した。



龍王「え?私上海生まれだけど??」



華菌「え!?上海!?場所全然違うじゃん!(笑)あんたついこの前北京って言ってたじゃん!」



実は龍王には、生まれた場所がコロコロ変わるとゆう摩訶不思議な噂があった・・・・・



龍王「何言ってんの!?上海だってば!北京で生まれたなんて、私一言も言ってないよ!?」



華菌「ウッソだ~~!!てか自分が生まれた場所を忘れるなんて、あんたも猿以下じゃん!猿以下!(笑)」



龍王「何よ~~~!!!」



くだらないことで二人の喧嘩が始まった(汗)・・・



一方その頃地上では、サキータ達がジャックの背中に乗って教会に向かっていた。



サキータ「こんな人4人も乗せて、重くないの?」



マスミール「大丈夫だよ♪ジャックはかつては5人乗せて空も飛べたんだから。でも今は、飛ぶ力を失ってしまったけどね・・・」



サキータ「・・・そっかぁ・・・」



と、ここで突然、コウイチーノが口を開いた!



コウイチーノ「あ、あの、みさなん、ちょっといいですか?」



シマコスキー「ん?」



サキータ「何?どうしたの?」



一体、彼は何を言おうとしているのか!?




次回へ続く



story12

サキータ レベル14 HP70 攻撃力48 防御29 素早さ63



コウイチーノ レベル14 HP65 攻撃力69 防御40 素早さ38



シマコスキー レベル14 HP82 攻撃力29 防御68 素早さ49



マスミール レベル14 HP60 攻撃力51 防御50 素早さ38



ジャック レベル14 HP75 攻撃力35 防御40 素早さ60
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