SOBE

秋本シラキ

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第17話 セカンドシングル発売とテレビ初登場

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2010年4月、ぴなが主演の連ドラが始まった。話の内容は、ぴなが高校の英語教師になり、クラスで1番のイケメンに恋に落ちるとゆう話だった。そのイケメンは、KAT-TUNの亀梨もビックリのイケメンである。

莉緒「わ~~始まった~~!!」

セオス「俺達の曲はどこで流れるんだろう?」



この日メンバーは莉緒の家に集まって、みんなでテレビを見ていた。

ヨウマ「ぴなさん、やっぱ綺麗だな~、こんな人に英語教えてもらいたかった・・・」

さいち「それにしてもすごい演技うまいわね」



ドラマが始まって30分が経った。

真澄「まだ流れないな~、ってことは、エンディング!?」

ヨウマ「エンディングまで待てないね~」

セオス「てか、このドラマ、おもしろい(笑)」



そして、ドラマが終わった。

莉緒「さ~~流れるわよ!」



 そして、SOBEの「泣きたくなったら」が流れた。

SOBE一同「ひゅ~~~~~!!!!!」

メンバー達は踊りだした。バラードの曲に合わせて踊りだすとは変な話だが・・・・・



真澄「きたね~~!!」

さいち「マジ興奮!!」

莉緒「てか、ちょっと恥ずいかも(笑)」



そして翌日、メガネと赤い蝶ネクタイを付けた人が出てるニュース番組では、視聴率が発表された。

セオス「第1話で32%!?」

ヨウマ「やばくないこれ!?」

真澄「これで一気に認知度が上がるかな・・・」



そしてテレビ局には「あの曲を歌ってるバンドについていろいろと教えてくれ」などの問い合わせが殺到した。

莉緒「嬉しいことだね~~!」

さいち「ぴなさんにも感謝だね」



 また、この曲を聴いたぴなも、雑誌の記者にこう語っている。

ぴな「初め、この曲を聴いた時鳥肌が立ちました。それに、このドラマにぴったりの曲だと思いました。私ファンになりました。発売が待ち遠しいですね」


これを見たSOBEは・・・

真澄「マッジで!?」

莉緒「超褒めちゃってんじゃん!」

セオス「これでオリコントップ10に入れば最高だな」

と言っていた。



また、この曲の着うたは先行配信された。バラエティ番組に出演したぴなはこう語っている。

ぴな「私の着信音ですか?私が出演してるドラマの主題歌ですよ~。SOBEさんの「泣きたくなったら」ですよ」



これを見たSOBEは鳥肌が立った。

SOBE「ひゅ~~~~~!!!!!」

メンバーはまたしても踊りだした。



ヨウマ「こりゃいい宣伝(?)になったね!」

さいち「人生で嬉しかった事の3本の指に入ったわ!」



これには社長の幸希も喜んでいた。

幸希「私って、天才・・・キャハ!(笑)」



ドラマも第4話まで進み、ついにCDの発売日がやってきた。この時には、すでに莉緒の顔の怪我も治っていた。

真澄「どんぐらい売れるかな~?」

莉緒「最低でも10位以内には入りたいわね」

セオス「ただ、今日は強敵が多いから、10位に入るのがきつそう・・・みんな売れてる人達ばっかだし・・・」



そう、この日は不運にもCDを出すアーティストが多い日であった。

幸希「あ~~やっちゃった・・・」



翌日、デイリーチャートを調べた。



チャートを見た真澄は、微妙な反応を起こした。

真澄「あ~~あった!!・・・けど・・・じゅ・・・15位・・・か・・・」

セオス「15位!?う、う~ん、まぁまぁいいんじゃないの?」

ヨウマ「もし先週か来週に出してたら、もうちょっと順位がよかったかもね・・・」



やはり世の中そんなに甘くなかった。

莉緒「まぁ、今度テレビ出るし、それでまた興味を示してくれる人がいれば・・・」

さいち「そうね~~。とにかく頑張ろう!」

メンバーは開き直った。



そして、初登場となるテレビに出演する日がやってきた。この番組は生放送で、グラサンをかけたおじさんが司会の番組である。

真澄「あ~~緊張するね!」

ヨウマ「てか司会の人すごいよね!昼間も生放送に出て、夜も生放送だよ!」

さいち「体力ありまくりだね(笑)」



メンバーは司会に感心していた。


莉緒「そういや今日は、やっぱりチャートに初登場した先輩さん達が多いわね」

ヨウマ「確かに・・・みんな大物だね!」

真澄「よし!みんなこれから楽屋に挨拶周りしに行こうぜ!」

セオス「友達を作るチャンスかもな!」

さいち「いいね!行こう行こう!」



メンバーは挨拶周りを始めた。まずは、ボーカルとアフロのピアノの二人組の楽屋に行き、続いて名字が二人とも同じジャニーズのユニット、続いて大人なのに子供のような名前のバンド、続いて犬の名前のバンド、続いてあだ名が魚の名前みたいな超大物女性歌手、そして最後に、出すシングル・アルバムが毎回1位になる超超超大物ユニットの楽屋に訪れた。



真澄「いや~いろんな人達と挨拶したね~」

セオス「汗かきまくりなんだけど(笑)」

さいち「私達の名前、覚えてもらえたかな」



そして、本番がやってきた。

グラサンの司会「初登場SOBEです、よろしくお願いしま~す」

SOBE一同「よろしくお願いしま~す!」

グラサンの司会「なんとSOBEは、テレビに出るのも初めてなんですね」

莉緒「はい~、すごく緊張してます」

グラサンの司会「今日1発目ですが、大丈夫ですか?」

莉緒「いや~もう大変ですよ~(笑)」

グラサンの司会「では頑張ってくださ~い」

SOBE一同「よろしくお願いしま~す!」



メンバーはスタンバイに向かった。

ヨウマ「やっぱうちらは1発目なんだね(笑)」

莉緒「てか、「髪切った?」って聞いてこなかったね」

セオス「当たり前だろ(笑)初対面でいきなり聞いてきたらウケるけど」



そして、演奏が始まった。



 莉緒は力強い声で歌いあげた。他のメンバーも莉緒の声を聴き、自然と力のある演奏ができた。だが、やはり緊張はしていた。

真澄「(あ~~、早く演奏終わって(泣))」

莉緒「(歌詞間違えないようにしなきゃ!)」

セオス「(やべぇ、足が震えてるよ・・・)」

さいち「(あ!間違えちゃった!)」

ヨウマ「(し・・・心臓が苦しい・・・)」



そして、彼らの演奏が終わった。拍手が沸き起こった。

真澄「あ~~!!やっと終わった!!」

さいち「ね~みんな!私間違えちゃったの気付いた?」

セオス「え?緊張しすぎちゃって気付かなかった(笑)」

莉緒「ごめん、実は私も一箇所歌詞間違えちゃった(笑)」

ヨウマ「本当~??気付かなかったわ!」



メンバーの緊張は相当高かったようだ。


その後、メンバーは他の人達の演奏を聴いていた。

ヨウマ「やっぱ大物は違うよな~」

さいち「みんなすごい人達ばっかよね」

真澄「早くあの人達に追いつければいいな!」



番組が終わり、メンバーは打ち上げに向かった。

真澄「今日はみんなお疲れさん。緊張しまくりだったけど、よく頑張ったよ」

莉緒「今度からは気を付けます」

セオス「またあの番組に出られるように頑張らないとな」



そして、CD発売から1週間が経ち、オリコンウィークリーチャートが発表された。

真澄「初登場・・・13位!!」

さいち「お~~!!すごいじゃん!ま、次のシングルだね」

ヨウマ「あ!デイリーチャート見ると、何回か上がってる日があるよ!」

セオス「あ~~~!!!あの番組に出た次の日なんか、10位に入ってるし!!」

莉緒「すごいね~~!!」



6月に入り、ぴなのドラマも最終回が近づいてきた。

セオス「あ~~、イケメン君との恋はどうなっちゃんだか・・・」



そして、最終回が近づくに連れ、「泣きたくなったら」の売れ行きも上がっていた。

真澄「すごくない!?13位から始まって、気付けば・・・・・・・・・・5位!!!!!」

ヨウマ「わ~~~~~お!!!!!」

さいち「マジブラボーじゃん!!」

莉緒「マジ嬉しいんだけど!!」



SOBEに奇跡が起きた。

幸希「うふっ。やはり私の目は本物ね」

幸希は自画自賛した。



真澄「この勢いがあるなら、1位も夢じゃないぜ!」



7月にはサードシングル「未来へ続く虹」が発売されるSOBE。果たして、夢の1位獲得なるか!?



第18話へ続く

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