SOBE

秋本シラキ

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第19話 レコード大賞に出場

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めでたくレコード大賞への出場が決まったSOBE。メンバーの目標はただ一つ、新人賞の受賞であった。

ヨウマ「新人賞取れたら最高だよね~~!!」

さいち「3位と2位になってるから、可能性としては充分ありえるわよね」



そして、幸希からメッセージが。

幸希「あなた達なら絶対新人賞取れるわよ!自信持って頑張ってきてください!でも、油断は禁物ですよ」

SOBE一同「はい!」



また、今まで応援してきてくれた真澄の親友からも祝福の言葉が届いた。

よこちん「みなさんおめでとうございます!何としても新人賞受賞してください!」

八木っちょ「おめでとう!レコ大の日はバイト休んで、テレビ見ますので(笑)頑張ってください!」



一郎「ノミネートおめでとうございます!並大抵の人じゃ無理な話だと思います。ここまできたら、新人賞獲得してください!」

歩「みんなおめでとう~~!!みんなの晴れ舞台を京都からしっかりと見守ってま~~す」



メンバーは嬉し涙が出た。



真澄「これでやる気が増したな」

莉緒「やるっきゃないっしょ!」

セオス「年末までが待ち遠しいな~」



メンバーは年末までの間は、様々なイベントに参加し、新たなファン拡大に力を注いでいた。これには幸希はとても感心していた。

幸希「みんな頑張ってるわね。こりゃ将来がとても楽しみなバンドだわ」



そして、ファンも段々と増えていった。音楽雑誌のアンケートで、「最近気になるアーティスト」や、「来年大活躍すると思われるアーティスト」など、様々なアンケートでベスト3入りしていた。

真澄「頑張った甲斐があったな」

さいち「そうね!」



そして時は流れ、ついに12月30日、レコード大賞の日がやってきた。


メンバーは赤坂に集結した。

ヨウマ「来たぜ~~」

セオス「ここで俺達演奏するんだな」



メンバーはワクワクしていた。

真澄「でもやっぱ緊張するよな~」

莉緒「早く終わらせたいってのが本音ね」

さいち「でも今後の事考えると、こうゆう大舞台には慣れておかないといけないわね」



メンバーはいつものように楽屋に挨拶周りした。この日レコ大に参加するアーティストには、最後のサビに入る前に「もう一回!」て言う歌手や、「エロかっこいい」と呼ばれてる歌手や、路面電車が好きだから「ロメン」って言葉を使うように、メンバーの好きな言葉をくっつけたバンド名の3人組のバンドや、家に滝が流れてる背の高い歌手などがいた。



真澄「みんな本当に大物アーティストだよな~」

ヨウマ「本当興奮するよね~」



メンバーは本番になるまでの間、楽屋で緊張をほぐしていた。

ヨウマ「ね~~みんなでマリオカートやろうぜ~、俺ヨッシー!」

さいち「私ピーチ!」

真澄「俺ワリオ~!」

莉緒「私キノピオ~!」

セオス「俺ドンキー!」



メンバーはDSのマリオカートを楽しんでいた。

真澄「ワリオ最強~~!!」

さいち「あ~~バナナ!!」

ヨウマ「赤コウラが出ねぇよ~~!!」

セオス「やべ~~おもしれ~~!!」

莉緒「ちょっと~!私最下位なんだけどどうゆうこと~~!!」



と、そこにスタッフが楽屋をノックしにきた。

スタッフ「そろそろ本番で~~す!」

SOBE一同「は~~い!!」



マリオカートでエキサイトし、メンバーの緊張はほぐれていた。


そして、本番が始まった。司会はおなじみ、元日に毎年すごいマジックを披露する人である。

司会「さ~~いよいよ始まりました~~」



SOBEは楽屋で出番を待ちながらテレビを見ていた。

さいち「あ~~始まったわね~~」

セオス「やべぇ、またちょっと緊張してきたよ」

ヨウマ「んじゃあ、またマリオカートやる?」

莉緒「そうだね!今度こそリベンジよ!」

真澄「まだ出番まで時間あるし、よっしゃやるか~~!!」



結局、メンバーはまたマリオカートを始めた。

真澄「ワッハッハ~~!!やはりワリオ速ぇ~~!!」

セオス「負けね~ぞ~!」

ヨウマ「やった~~イナズマゲット~~!!」

さいち「あ~~落ちた!!」

莉緒「は~~!?また最下位なんだけど~~(笑)」



 これにより、メンバーの緊張はまたどこかへ飛んでいった。楽しい時間も終わりを迎え、いよいよ出番がやってきた。

司会「続いてのノミネートは、新人賞です!」

メンバーは階段を降りて現れた。



真澄の親友達はテレビを見ていた。

よこちん「キャーーー!!!きたきた!!」

八木っちょ「楽しみ楽しみ」

一郎「みんな輝いているなぁ」

歩「わお~~~!!!早く歌って歌って!」



司会は質問した。

司会「ノミネートされてどんな気分ですか?」

莉緒「いやぁ、本当に、産んでくれた親や、ファンの方にとても感謝の気持ちでいっぱいです」

司会「緊張されていますか?」

莉緒「あ~~、さっきみんなでマリオカートやってたんで、なんとか、大丈夫です(笑)」

司会「ほ~~、マリオカートやってたんですか~~(笑)それでは頑張ってくださ~い」

SOBE一同「よろしくお願いしま~す」



SOBEはステージに向かった。



司会「はい!それでは歌っていただきましょう。SOBEで、「未来へ続く虹」です。どうぞ!」


いつものように真澄がカウントを取り、莉緒が歌い始めた。いつものように、力のある演奏をこなしている彼らだった。

幸希「いいわよ~~、その調子その調子」

幸希もテレビを見ていた。



また、元マネージャーのしまこも見ていた。

しまこ「私、この人達のマネージャーやってた事は、人生の最大の誇りね」



司会もすっかり聴き入ってた。

司会「すばらしい音楽だ・・・・・」



そして、演奏は無事終わった。客席から多くの拍手を浴びた。

莉緒「ありがとうございま~す!」

真澄「(ふ~~、疲れた~~・・・)」



テレビを見ていた人達も皆、ブラウン管の中のSOBEに拍手を送った。

よこちん「お疲れ~~!!」

八木っちょ「すっごいな~~」

一郎「うまい・・・うますぎる・・・」

歩「これ新人賞間違い無いでしょ!」

しまこ「本当にプロになったんだな~~・・・」

幸希「お疲れ様、SOBEさん」



なお、この他に新人賞にノミネートされたアーティストは2組いた。その2組の演奏も始まった。

真澄「この人達に勝てるかなぁ・・・」

さいち「いけるんじゃない?」

ヨウマ「勝てる気がする・・・」



時間はあっとゆう間に過ぎていき、新人賞の発表となった。SOBEは再びステージ上に上がった。

真澄「あ~~~ドキドキする!!」


司会の元に封筒が届けられた。

司会「じゃあそれでは切りますよ~~。それでは、発表いたします!!!!!新人賞は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



SOBE!!!!SOBEの皆さんです!!!おめでとうございます!!!」



この瞬間、メンバー全員の涙腺が一瞬の内にして崩壊した。

SOBE一同「やったーーー(涙)」



莉緒は賞状と記念品を頂いた。

莉緒「ありがとうございます!(涙)」



司会が質問した。

司会「どうですか今のお気持ちは?」

莉緒「もう・・・何て言ったらいいのか・・・真澄ありがと!ここまでこれたのは真澄のおかげだし」

真澄はこの言葉を聞いてまた泣き出した。



テレビを見ている人達も感動していた

よこちん「すっご~~~い!!(涙)」

八木っちょ「SOBE万歳!!」

一郎「なんてグレートなやつらなんだ!」

歩「すごすぎる!マジ神よ!」

しまこ「みんな、本当におめでとう(涙)」

幸希「こんなに泣いたの、久しぶり・・・(涙)」



 また、レコ大で新人賞・レコード大賞に輝いた場合、もう一回歌うことになっている。

司会「さぁ、それでは、もう一度歌っていただきましょう!よろしいですか?」



莉緒は泣きながら答えた。

莉緒「はい(涙)」

司会「さぁそれでは今年の新人賞受賞曲です!どうぞ!!」



演奏が再び始まった。だが、やはり莉緒は涙でいっぱいだったのでうまく歌えなかった。これを見ていた人達は、みなもらい泣きしてしまった。



莉緒「(もう~~、うまく歌えないよ~~!!)」

莉緒はそう思いながらも、頑張って最後まで歌い続けた。演奏が終わり、メンバーは再び大きな拍手を浴びた。

真澄「生きててよかった・・・(涙)」



見事、新人賞を獲得したSOBE。シングル・アルバムの1位獲得と、紅白出場の夢は2011年に持ち越しとなった。果たして、2011年はこの二つの大きな夢を達成できるのだろうか!?

第20話へ続く
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