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#発情
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ベッドのサイドボードのライトだけが点けられた暖の部屋で、笙悧はマスクを引きむしり、もどかしく服を脱ぎ捨てた。
息苦しくて、マスクなんて着けていられなかった。
体が溶ろけるように熱くて、服なんて着ていられなかった。
うなじにキスされただけなのに、もう、勃起していた。
ケーキを冷蔵庫に入れてから、部屋に来た暖は、裸の笙悧に抱きつかれる。
「お兄ちゃん」
笙悧は、セックスの時さえ、αのフェロモンを嫌な臭いと感じる。
汗や唾液や愛液や精液の臭いで、紛れるだけだった。
笙悧は、暖の唇に貪りつく。
暖の唇を押し開き、舌に舌を絡める。暖の舌に押し返され、逆に、笙悧は自分の口の中に入り込まれる。
暖の舌が、笙悧の舌を舐め上げる。
「ぁふっ、」
重ね合わせた唇と唇の隙間から、笙悧の声がこぼれる。
そして、暖の舌は、ずるゅゅゅと、笙悧の上顎を舐ぶる。
触れられてるのは、口の中なのに、笙悧は、まるで背筋を舐ぶられているような感覚が、ぞくぞくと、這い昇る。
暖の舌が笙悧の舌に絡み付き、ぬちゅぬちゅ、濡れた音が響く。
ぬるく垂れ落ちるよだれが、顎を伝って、くすぐったい。
笙悧の腰は、勝手に動き、勃起した自分の物を、暖に擦り付けている。
暖の唇が離れた。舌と舌の間、透き通ったよだれの糸が長く引いて、途切れた。
だらしなく開いて、よだれを垂らす、濡れた笙悧の唇を、乱れた暖の熱い呼吸が撫でる。
「頭、溶ける…」
つぶやいて暖は、前髪をかきあげた。じっとりと、額は汗をかいている。
笙悧は、暖のシャツのボタンを外す。
ボタンを3つ、外されただけで、暖は焦れて、シャツを脱いだ。タンクトップも脱いだ。
笙悧は、床に座り込んだ。
ぬゅりゅっと、お尻の下に感じる、生温いものは、もうアナルから浸み出しているΩの愛液だ。
暖のズボンは、擦り付けられた笙悧の勃起した物の先端から滴る雫に濡れて、染みが広がっていた。
笙悧は、暖のズボンのボタンを外し、ファスナーを下ろす。
暖に頭を掴まれた、両手のひらで包み込むように。
「舐めちゃダメだよ。キスできなくなるから…」
笙悧は、暖に頭を掴まれたまま、暖のズボンを引き下ろし、パンツも引き下ろした。
「っ…」
パンツを引き下ろした時、擦れて、暖は微かに声を上げた。
けれど、露わにした暖の物は、垂れ下がり、勃起していない。
笙悧は、暖の両手のひらに引き止められた。
「『舐めちゃダメ』って、言ったよね?」
暖に叱られる、やさしい声で。
息苦しくて、マスクなんて着けていられなかった。
体が溶ろけるように熱くて、服なんて着ていられなかった。
うなじにキスされただけなのに、もう、勃起していた。
ケーキを冷蔵庫に入れてから、部屋に来た暖は、裸の笙悧に抱きつかれる。
「お兄ちゃん」
笙悧は、セックスの時さえ、αのフェロモンを嫌な臭いと感じる。
汗や唾液や愛液や精液の臭いで、紛れるだけだった。
笙悧は、暖の唇に貪りつく。
暖の唇を押し開き、舌に舌を絡める。暖の舌に押し返され、逆に、笙悧は自分の口の中に入り込まれる。
暖の舌が、笙悧の舌を舐め上げる。
「ぁふっ、」
重ね合わせた唇と唇の隙間から、笙悧の声がこぼれる。
そして、暖の舌は、ずるゅゅゅと、笙悧の上顎を舐ぶる。
触れられてるのは、口の中なのに、笙悧は、まるで背筋を舐ぶられているような感覚が、ぞくぞくと、這い昇る。
暖の舌が笙悧の舌に絡み付き、ぬちゅぬちゅ、濡れた音が響く。
ぬるく垂れ落ちるよだれが、顎を伝って、くすぐったい。
笙悧の腰は、勝手に動き、勃起した自分の物を、暖に擦り付けている。
暖の唇が離れた。舌と舌の間、透き通ったよだれの糸が長く引いて、途切れた。
だらしなく開いて、よだれを垂らす、濡れた笙悧の唇を、乱れた暖の熱い呼吸が撫でる。
「頭、溶ける…」
つぶやいて暖は、前髪をかきあげた。じっとりと、額は汗をかいている。
笙悧は、暖のシャツのボタンを外す。
ボタンを3つ、外されただけで、暖は焦れて、シャツを脱いだ。タンクトップも脱いだ。
笙悧は、床に座り込んだ。
ぬゅりゅっと、お尻の下に感じる、生温いものは、もうアナルから浸み出しているΩの愛液だ。
暖のズボンは、擦り付けられた笙悧の勃起した物の先端から滴る雫に濡れて、染みが広がっていた。
笙悧は、暖のズボンのボタンを外し、ファスナーを下ろす。
暖に頭を掴まれた、両手のひらで包み込むように。
「舐めちゃダメだよ。キスできなくなるから…」
笙悧は、暖に頭を掴まれたまま、暖のズボンを引き下ろし、パンツも引き下ろした。
「っ…」
パンツを引き下ろした時、擦れて、暖は微かに声を上げた。
けれど、露わにした暖の物は、垂れ下がり、勃起していない。
笙悧は、暖の両手のひらに引き止められた。
「『舐めちゃダメ』って、言ったよね?」
暖に叱られる、やさしい声で。
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