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13章 真夜中の逢瀬
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「じゃあこの辺で休憩します。水分は軽く取っておいてね」
バレエ講師の声がレッスン室に響いた。
俺が受けてるのはダンスのレッスンではなくてバレエの基礎。
ゆっくりとした柔軟体操の動きがインナーマッスルにびしびし効いてる気がするのはこの滝のように流れる汗のせいかもしれない…
床が滑らないようにと合間で講師が掃除をしてくれる間に、俺は休憩しながら水分を少し口に含んだ。
喉を潤しながら時計に目を向ける──
晶さんの同窓会がそろそろお開きになる時間だ。
つっても地元の飲み会なら二次会、三次会に流れるだろうけど…
ゲームで飲んだ…か…
朝までコースかもな…
そう思いながら手にしたスポーツドリンクを椅子に置いた。
イマイチ不安が募る…
正直、晶さんは強引な押しに流され易い…
それは毎回晶さんに迫る俺自身が実感している。
久し振りに会う高槻(たかつき)とかいう元彼が一体どういう意図で晶さんに近付いてくるのかも気が気じゃないし──
俺は稽古前に掛けた自分の電話を見つめた──
・
まだ言いたいことあったんだけど……
そう思い、しょうがないからメールを打った。
「……っ…やっぱ帰らせたの間違いかも知んない…っ」
時間が経つにつれ、そんな考えが湧いて一人でしゃがんで頭を掻きむしる。
やっぱりめちゃめちゃ気になる──
元バスケ部のキャプテンなんて言ってたしっ
体育会系なんて強引で押しが強いに決まってるじゃんっ…
的な考えが沸く訳で──
久し振りに会って迫られるとか…
あってもおかしくない訳だし…
てか…
たぶんそれが目的だと大いに予想できるわけで──
すごいモヤモヤしてくる…
元彼は堂々と晶さん目当てで同窓会に出るって宣言してるわけだから…
マーキングが効き目あればいいけど──
「なんかすげー…嫌な予感する…」
「藤沢さん、休憩終るけどいい?」
しゃがんだまま呟く俺にバレエ講師は伺いを立てていた。
バレエ講師の声がレッスン室に響いた。
俺が受けてるのはダンスのレッスンではなくてバレエの基礎。
ゆっくりとした柔軟体操の動きがインナーマッスルにびしびし効いてる気がするのはこの滝のように流れる汗のせいかもしれない…
床が滑らないようにと合間で講師が掃除をしてくれる間に、俺は休憩しながら水分を少し口に含んだ。
喉を潤しながら時計に目を向ける──
晶さんの同窓会がそろそろお開きになる時間だ。
つっても地元の飲み会なら二次会、三次会に流れるだろうけど…
ゲームで飲んだ…か…
朝までコースかもな…
そう思いながら手にしたスポーツドリンクを椅子に置いた。
イマイチ不安が募る…
正直、晶さんは強引な押しに流され易い…
それは毎回晶さんに迫る俺自身が実感している。
久し振りに会う高槻(たかつき)とかいう元彼が一体どういう意図で晶さんに近付いてくるのかも気が気じゃないし──
俺は稽古前に掛けた自分の電話を見つめた──
・
まだ言いたいことあったんだけど……
そう思い、しょうがないからメールを打った。
「……っ…やっぱ帰らせたの間違いかも知んない…っ」
時間が経つにつれ、そんな考えが湧いて一人でしゃがんで頭を掻きむしる。
やっぱりめちゃめちゃ気になる──
元バスケ部のキャプテンなんて言ってたしっ
体育会系なんて強引で押しが強いに決まってるじゃんっ…
的な考えが沸く訳で──
久し振りに会って迫られるとか…
あってもおかしくない訳だし…
てか…
たぶんそれが目的だと大いに予想できるわけで──
すごいモヤモヤしてくる…
元彼は堂々と晶さん目当てで同窓会に出るって宣言してるわけだから…
マーキングが効き目あればいいけど──
「なんかすげー…嫌な予感する…」
「藤沢さん、休憩終るけどいい?」
しゃがんだまま呟く俺にバレエ講師は伺いを立てていた。
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