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しおりを挟む「…っきもちいいか?晶…っ…」
しがみつくあたしを抱き締めて高槻は息を切らしながら腰を揺らす。
あたしは途切れ途切れに声を漏らしながら喘いだ。
「はあ…あっ…あっ…っ」
ああっ…
夏希ちゃんごめんなさっ…
罪悪感が拭えない。
信用して、なんて言ってこのザマだ──
ああもう、捨てられてもしょうがないっ──
てかもう捨てちゃって──
懺悔の言葉が浮かばない。
見捨てられた方が楽だなんて短絡的な思考に流される。
「ああ…っ…高、槻っ…それだめっ」
「ダメじゃない。もっと感じろよ…」
「あああんっ…ぃやあっ…」
甘い喘ぎが漏れて強い痺れが押し寄せる。
仰向けで抱き合う躰──
高槻は上半身を起こして腰を揺らしながら丸見えになったあたしの粒を親指で刺激しはじめた。
「はあぁっ…ゃばいぃ…それダメっ…」
「はあっ、締まるっ…晶っ…俺もヤバそうっ…」
高槻はそう言うと無我夢中で腰の律動を早めた。
一定のリズムがあたしの躰を揺り動かす。
もう夏希ちゃんへの詫び言葉も飛んで朦朧としてくる。
「あきらっ……あきらっ…やばっイク………ああっ──!っ…」
高槻は男らしいうめき声をあげて大きな躰を奮わせる。
唾を飲む音──
唇を重ねながら深く突いた位置で高槻は猛りを大きく痙攣させる。
治まった疼きに溜め息を吐くと高槻はあたしの首筋に顔を埋めた──
「晶…──三年経ったら連れて帰るから…俺、絶対、諦めない」
「……もう…好きにして…」
あたしは高槻の重みを感じながら途方に暮れた……。
・
「……水…」
まるで砂漠に埋もれた民のように小さく呟いた。
閉め切った窓からは微かに光りが射し込む。
いつの間にか朝を迎え、うつ伏せていたあたしの躰にはまとわりつくように大きな腕が抱き付いている──
背中から抱き込むようにして眠っている高槻の腕をほどくとあたしはラブホテルの冷蔵庫を漁った。
どうせ高槻の払いだ。
そう思いながらミネラルとスポーツドリンクを取って二本を豪快にがぶ飲みする。
「ゲプっ…」
無意識な空気の塊が胃から追い出された──
「ぷっ…お前サイテー…女じゃねー…」
目を覚ましていたらしい高槻が笑いながら伸びをして目を擦る。
「俺にもくれ」
シーツに潜り込みながらそう言った高槻にあたしはショコララテなるジュースを渡した。
「寝起きにこれはキツいだろ?」
「文句言うなら自分で取れ」
「冷たいやつだな」
なんとなく拗ねた口調で言うと高槻は自分で冷蔵庫を開けた。
あたしはベットに座り込む。
あれだけ飲んだのに二日酔いしない自分にカンドーする。
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