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シーツの上に押し倒されて聖夜からすっかり普段着の姿に戻った夏希ちゃんをあたしは見つめた。
「俺すげー、色々聞きたいことあるけどっ!?」
「……っ…」
「セックスしてからにするっ!」
「──…っ!…ちょ…待って」
荒々しく夏希ちゃんの手が這い回る。
熱い呼吸──
首筋に吹きかかる息に肌が痺れる
「あ──待って夏希ちゃんっそこはっ…」
愛撫の順番もなく早急に潜り込んだ夏希ちゃんの手がぬるりとソコを張った──
「──…っ?…」
普段の蜜の感触と違うことに気付いた夏希ちゃんが下着の中から手を抜いて目を見張る──
「なんじゃこりゃあ!?」
「──…うまい」
「名台詞。…ウケた?」
「けっこうイケた」
「生理だったの?……」
「うん」
やり場のない血塗られた手を浮かせたまま夏希ちゃんはキスをしてきた──
「一緒に風呂入ろ?…洗ってあげるから…」
「うん」
「洗いながら確かめてあげる…」
「………」
「浮気してないか──」
「──…っ…」
思いきり動揺してしまうあたしがいた。
「どうしたの?」
「な、なんでもない…」
「………」
夏希ちゃんは探るような視線をあたしに向ける──
おいでと手を伸ばす夏希ちゃんの手を取りながらあたしの額から嫌な汗が吹き出していた……
・
風呂の中で俺は身ぐるみを剥ぎ取るようにして晶さんを裸にした──
目の前の柔肌の感触に興奮しながら脳裏には晶さんの手を握るあの男の顔がチラついてしょうがない──
俺の元へ帰ってくる筈だった晶さんを難なく引き止めた。
悔しくて腹立たしくて苛立ちが募る
今の恋人は確かに俺の筈なのに──
どうしても負けた感が拭えなかった…
「…っ…晶さん…」
キスをしながら囁く。
「なんで約束守らなかったの?」
俺が待ってるって思わなかったんだろうか?──
アイツが隣にいる間、俺のことは考えなかったのだろうか──
四年も前に別れた男に負けるほど、晶さんの中で俺の優先順位は低いのだろうか──
「ねえ…晶さん…」
「……」
「俺ってそんなにどうでもいい存在?…」
「……──」
「もしかして…居ても居なくてもどうでもいい?」
うつ向いて固まったまま晶さんは一切、俺を見ようとしない。
「こんなに好きなのって俺だけ?……」
「……っ」
何一つ否定の言葉も言ってはくれない。
「なんだ…
やっぱ俺だけか……」
「ちが…」
頑なにうつ向いたまま小さく呟いた晶さんを抱き締めた。
「いいよ、もう…」
その場しのぎの言葉は聞きたくない──
そんな気持ちで首筋に顔を埋める俺の目に信じられないものが映った──
「俺すげー、色々聞きたいことあるけどっ!?」
「……っ…」
「セックスしてからにするっ!」
「──…っ!…ちょ…待って」
荒々しく夏希ちゃんの手が這い回る。
熱い呼吸──
首筋に吹きかかる息に肌が痺れる
「あ──待って夏希ちゃんっそこはっ…」
愛撫の順番もなく早急に潜り込んだ夏希ちゃんの手がぬるりとソコを張った──
「──…っ?…」
普段の蜜の感触と違うことに気付いた夏希ちゃんが下着の中から手を抜いて目を見張る──
「なんじゃこりゃあ!?」
「──…うまい」
「名台詞。…ウケた?」
「けっこうイケた」
「生理だったの?……」
「うん」
やり場のない血塗られた手を浮かせたまま夏希ちゃんはキスをしてきた──
「一緒に風呂入ろ?…洗ってあげるから…」
「うん」
「洗いながら確かめてあげる…」
「………」
「浮気してないか──」
「──…っ…」
思いきり動揺してしまうあたしがいた。
「どうしたの?」
「な、なんでもない…」
「………」
夏希ちゃんは探るような視線をあたしに向ける──
おいでと手を伸ばす夏希ちゃんの手を取りながらあたしの額から嫌な汗が吹き出していた……
・
風呂の中で俺は身ぐるみを剥ぎ取るようにして晶さんを裸にした──
目の前の柔肌の感触に興奮しながら脳裏には晶さんの手を握るあの男の顔がチラついてしょうがない──
俺の元へ帰ってくる筈だった晶さんを難なく引き止めた。
悔しくて腹立たしくて苛立ちが募る
今の恋人は確かに俺の筈なのに──
どうしても負けた感が拭えなかった…
「…っ…晶さん…」
キスをしながら囁く。
「なんで約束守らなかったの?」
俺が待ってるって思わなかったんだろうか?──
アイツが隣にいる間、俺のことは考えなかったのだろうか──
四年も前に別れた男に負けるほど、晶さんの中で俺の優先順位は低いのだろうか──
「ねえ…晶さん…」
「……」
「俺ってそんなにどうでもいい存在?…」
「……──」
「もしかして…居ても居なくてもどうでもいい?」
うつ向いて固まったまま晶さんは一切、俺を見ようとしない。
「こんなに好きなのって俺だけ?……」
「……っ」
何一つ否定の言葉も言ってはくれない。
「なんだ…
やっぱ俺だけか……」
「ちが…」
頑なにうつ向いたまま小さく呟いた晶さんを抱き締めた。
「いいよ、もう…」
その場しのぎの言葉は聞きたくない──
そんな気持ちで首筋に顔を埋める俺の目に信じられないものが映った──
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