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しおりを挟む近付くマリオのシャツの胸元から異国を思わせる褐色の肌が覗いている…
驚くあたしを無視したまま、レンズはあたしの足の甲に唇を押し充てるマリオに向けられる。
今回の撮影、顔は写らないからと言われたあたしの形相はマリオの大胆なポージングに驚きと焦りを浮かべまくっていた。
「いいよマリオ!そのままソファから床に行ってみようか!」
「OK」
「きゃあっ!」
足を捕まれて床に牽きづり下ろされる──
「ちょっ…!?」
ちょっとちょっとっ!?
色んなとこ触ってるんですけどこの人っ!?──…
ふくらはぎから下だけに触れていた手は太ももの内股に回り鷲掴むように撫で回す。
まるで獣。
床で絡み合うように羽交い締めで抱き締められて内股まさぐられるってどうよっ!?
「いいねマリオ!コンセプトピッタリだよ!写真止めてそのままCM撮りに入るから続けて」
ストッキングのCMになるのこれっ!?
慌てるあたしをよそにマリオは床に転がりながらも次々にポーズをとっていく……
・
「よし、テーブル使ってみようか!」
「了解」
指示で隅にあったヨーロッパ調のドシッとしたテーブルが真ん中に運ばれるとマリオはあたしを向かい合わせで抱き上げた。
驚きながら足が落ちないように咄嗟にマリオの腰に巻き付く。
「ははっ!倉田さんけっこう大胆だね」
「──…っ…」
誰でもそうなるってばこんな急に抱き上げられたらっ…
立位で抱えられたままテーブルの上に押し倒されるとまた片脚を抱えられる。
「マリオ、もう少しセクシーにいけるっ?」
「ラジャー」
そう答えたマリオは妖しい瞳をあたしに向ける。
ふっと笑みを浮かべると突然自分のシャツのボタンを引きちぎるように開けてあたの目の前で強引に肌けた。
「きゃあっ!」
もう悲鳴しかでなかった。
激しいマリオのポージングに驚きの連発で息が切れる。
マリオは驚くあたしの腕を掴むと自分の胸に触れさせながらあたしの腰を手前に引き寄せた。
「ちょ…っ」
布越しに密着するお互いの大事なヵ所。
まるでセックスと変わらない──
そこを擦り付けてはこないものの、密着すればどうしても当たってしまう。
テーブルの上で真っ赤なピンヒールを履いたまま、真っ直ぐに伸ばした脚の膝の裏にマリオはまた唇を押し宛てていた──
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