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第一章 出会い編
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〔頑固親父VS未来の花婿〕
「──…あらあら、やっと来たと思ったら揃いも揃ってどうしちまったんだい?」
食堂に現れたその姿を眺め、エバは腰に手を当て半ば呆れたため息を吐いた。
アルとユリアを待っていたエバ達は、オマケが増えてくるとは思わなかったのだ。
しかも、様子が何だかおかしい。
ルイスは片頬が赤く腫れ、唇が切れている。
…ロイドと喧嘩でもしたのかね?でも、ロイドは無傷みたいだし…
そう思いながらアルを見ると、なんだかこの上なく機嫌が悪そうだ。
…さっきは楽しそうにお茶飲んでたのにねえ…
そしてユリアを見ると。
…おやおやっ?まあた鼻血が出ちゃったのかい!?
驚きながら、エバは一番まともそうなロイドにコソッと話掛けた。
「一体、何があったんだい?」
「それが……」
ロイドがエバに耳打ちしようとした瞬間、鬼畜の目が鋭く光った。
「あ…いや、なんでもない…はは…」
ロイドは慌てて誤魔化して頭を掻く。
「そうかい…ルイスにとって都合の悪い事なんだね?」
感のいいエバは雰囲気を察っしてそれ以上は聞かない事にした。
「あ、エバ! これを届けに来たんだった。サンキュー!」
「あらあら、洗濯までしてくれたのかい!そのままでよかったのに。ありがとねえ」
ロイドは場を繕うように声を上げ、あひるちゃんかっぽう着をエバに返す。
・
そのエバとロイドの会話に機嫌の悪いルイスが椅子に腰掛けながら割り込んだ。
「エバ!氷をくれっ…顔が痛くてどうしようもない!」
アルがそんなルイスに顔を上げる。
アルは先に席に着いていた。
「ねえちょっと。そこ、エバの席だから座らないでくれる?」
「…っ…」
ルイスは舌打ちしながら席を隣に移動する。
「あ、そこはロイドが座るんだよね。ねえロイド、ここ座りなよっ皆でお茶しよっ!」
アルはルイスを睨み、ロイドににっこりと笑みを向けた。
…ひぃっ俺を巻き込むのはやめてくれっ!?
優しくされるロイドに鬼畜の視線が突き刺さる。
「早くどいてよっ…」
「──…わっ…ちょ、何する!?」
そばに来て、ガタガタっと椅子を揺らし一向に席を譲らないルイスを無理矢理退かす。アルはルイスから取り上げた椅子にロイドを腰掛けさせていた。
その席の向かい側がユリアだったからだ。
床に突き飛ばされたルイスは渋々とロイドの隣に腰掛けていた。
「あっ、そうだ!ユリア。今日、家に来てくれたんだって?わざわざありがとう!ごめんな、ちょっと疲れてたから……」
何となく気まずい空気を変えようとロイドはユリアに話掛けた。ロイドに礼を言われ、ユリアは嬉しそうに笑顔を見せる。
「おい、“ちゃん”付けで呼ばないと殴られるぞっ…そこの舅に!」
「あ、ああ…そうだったな…っ…」
背を向けたまま、ルイスは嫌味を口にする。
「ロイドはいいんだよねえ~。ね、ユリア!」
「なに…っ…!?」
…こいつっ…
ロイドを庇い、すぐにアルが応戦していた……。
・
「なあ、こいつら何があったんだ?」
「わからないけど……アルが怒ってるのは確かだよ」
顔を近づけて尋ねたザドルにティムも小さな声で答えていた。
マークはおろおろしながらその様子を見ている。
「あ、あのっ…甘い物好き?嫌い?これおいしいよっ」
マークはのけ者にされたルイスを気使い、街で買ってきたロールケーキを勧めた。
冷たくされている分、マークの優しさが身に染みる。
「お前、優しいな……やっぱ、血が繋がってないだけあるよっ あいつと大違いだ」
ルイスはアルに聞こえるように口にする。
「マークっ!」
アルの呼び掛けにマークがびくりと肩を竦めた。
眉間にシワを寄せ、明らかに怒った表情だ。そんなアルに怯えながらもマークは口を開く。
「でもっ…おやつはみんなで分けて食べなさいって村でも…っ…」
「それはいい子にしてた時だけ! 悪い事したらおやつは抜きだった筈っ!」
アルの言葉を聞いてマークはルイスを見た。
「悪い……ことしちゃったの?」
「……っ……」
純粋な瞳がルイスを覗き込む。ルイスはそんなマークからゆっくり視線を反らした。
「…ごめんね……」
ケーキの乗った小皿をゆっくり引き寄せる。否定しないルイスからマークは詫びながら仕方なしにおやつを取り上げていた。
「マーク、もう話掛けちゃダメだよ…エロウィルスに感染したら困るから」
「な…っ…」
ルイスはムキになってアルを見る。
この言葉にさすがのルイスも抑えがきかない。
・
「…っ…お前なあ、おでこにキスしただけだろ!? 何そんなにキレてんだよっ」
えっ、キスっ?誰にしたんだ?
状況を読めないみんながルイスの話を聞いて目をキョロキョロさせる。
アルはケーキを食べ終わった口を静かに拭きながらゆっくりと応えた。
「嫁入り前の──…しかも7才だ……それを可愛いからキスするなんて……変態以外の何者でもない…」
「──…っ…」
「精鋭部隊隊長はただの…っ…変態長だっ!! 」
ブブーーーッ…
この発言にはみんながお茶を吹きこぼしてしまった。
ルイスは思いきり焦りを浮かべる。
「…ほ、本人が嫌がったわけじゃないだろっ!?…なっユリアっ…ちゃんっ…」
ルイスは機嫌を窺う様に間近でユリアの顔を覗き込む。ユリアは頬を染めながらこくんと小さく頷いた。
「ほらっ見てみろ!同意の上だっ!」
ルイスは何やら勝ち誇っている。そのついでに一言付け足した。
「そこまでキスしたのが気に入らないんなら俺が責任取って嫁にもらってやるっ!10年待てばいいんだろっ!」
「──…えっ…」
ユリアは真っ赤になった両頬を手で押さえた。。
…きゃ!…白いお馬さんのお嫁さんもいいかもぉ!
そんなユリアに反してアルは怒りも露に叫んだ。
「ダメだっ!許さないっ!ユリアっ──…こんな変態長は絶対ダメっ!!」
「何をっ!? これでも一応俺は王子様だぞっ!!」
「…っ…駄目だっ絶対渡さないっ! 苦労するのが目に見えてるっ絶体にいろんなとこに愛人作って養育費やら遺産相続で揉めるに決まってるっ!」
この意見には周りのみんなも無言で頷く。
ルイスは悔し気な表情を浮かべた。
「くっそ!…俺は今まで愛人はたくさん作っても妊(はら)ましたことは一度もないぞっ! 遊ぶんならその辺のルールぐらい守るに決まってるだろっ!!」
なんのルールだよ……
半ば呆れながらみんなが思った。
アルは待ってましたとばかりにルイスを指差す。
「ほらっ聞いたかユリア!結婚しても“遊ぶ”宣言を堂々としやがったっ!!
これが本性だっ!男の一番悪い例だっ!!
こんな奴と結婚は絶対認めんっ!!」
「──…っ…てめっ…どこの頑固親父だよっ!?
お前みたいなのがくっついてたらユリアは一生嫁に行けねぇぞっ」
「黙れ!うちのユリアを呼び捨てにするなっこのエロリンがっ!!」
「なにっ──!?…新しいあだ名勝手に増やすんじゃねぇっ!!」
「うるさいっ!!早くエロリン星に帰れっ!!」
「ほっとけっ!!
帰りたくても帰れないんだよっ!!」
「・・・・・・・・・」
言い合う内容がズレてきている気がする……
もはや止めるまい…
そう思う一同であった……。
「──…あらあら、やっと来たと思ったら揃いも揃ってどうしちまったんだい?」
食堂に現れたその姿を眺め、エバは腰に手を当て半ば呆れたため息を吐いた。
アルとユリアを待っていたエバ達は、オマケが増えてくるとは思わなかったのだ。
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「一体、何があったんだい?」
「それが……」
ロイドがエバに耳打ちしようとした瞬間、鬼畜の目が鋭く光った。
「あ…いや、なんでもない…はは…」
ロイドは慌てて誤魔化して頭を掻く。
「そうかい…ルイスにとって都合の悪い事なんだね?」
感のいいエバは雰囲気を察っしてそれ以上は聞かない事にした。
「あ、エバ! これを届けに来たんだった。サンキュー!」
「あらあら、洗濯までしてくれたのかい!そのままでよかったのに。ありがとねえ」
ロイドは場を繕うように声を上げ、あひるちゃんかっぽう着をエバに返す。
・
そのエバとロイドの会話に機嫌の悪いルイスが椅子に腰掛けながら割り込んだ。
「エバ!氷をくれっ…顔が痛くてどうしようもない!」
アルがそんなルイスに顔を上げる。
アルは先に席に着いていた。
「ねえちょっと。そこ、エバの席だから座らないでくれる?」
「…っ…」
ルイスは舌打ちしながら席を隣に移動する。
「あ、そこはロイドが座るんだよね。ねえロイド、ここ座りなよっ皆でお茶しよっ!」
アルはルイスを睨み、ロイドににっこりと笑みを向けた。
…ひぃっ俺を巻き込むのはやめてくれっ!?
優しくされるロイドに鬼畜の視線が突き刺さる。
「早くどいてよっ…」
「──…わっ…ちょ、何する!?」
そばに来て、ガタガタっと椅子を揺らし一向に席を譲らないルイスを無理矢理退かす。アルはルイスから取り上げた椅子にロイドを腰掛けさせていた。
その席の向かい側がユリアだったからだ。
床に突き飛ばされたルイスは渋々とロイドの隣に腰掛けていた。
「あっ、そうだ!ユリア。今日、家に来てくれたんだって?わざわざありがとう!ごめんな、ちょっと疲れてたから……」
何となく気まずい空気を変えようとロイドはユリアに話掛けた。ロイドに礼を言われ、ユリアは嬉しそうに笑顔を見せる。
「おい、“ちゃん”付けで呼ばないと殴られるぞっ…そこの舅に!」
「あ、ああ…そうだったな…っ…」
背を向けたまま、ルイスは嫌味を口にする。
「ロイドはいいんだよねえ~。ね、ユリア!」
「なに…っ…!?」
…こいつっ…
ロイドを庇い、すぐにアルが応戦していた……。
・
「なあ、こいつら何があったんだ?」
「わからないけど……アルが怒ってるのは確かだよ」
顔を近づけて尋ねたザドルにティムも小さな声で答えていた。
マークはおろおろしながらその様子を見ている。
「あ、あのっ…甘い物好き?嫌い?これおいしいよっ」
マークはのけ者にされたルイスを気使い、街で買ってきたロールケーキを勧めた。
冷たくされている分、マークの優しさが身に染みる。
「お前、優しいな……やっぱ、血が繋がってないだけあるよっ あいつと大違いだ」
ルイスはアルに聞こえるように口にする。
「マークっ!」
アルの呼び掛けにマークがびくりと肩を竦めた。
眉間にシワを寄せ、明らかに怒った表情だ。そんなアルに怯えながらもマークは口を開く。
「でもっ…おやつはみんなで分けて食べなさいって村でも…っ…」
「それはいい子にしてた時だけ! 悪い事したらおやつは抜きだった筈っ!」
アルの言葉を聞いてマークはルイスを見た。
「悪い……ことしちゃったの?」
「……っ……」
純粋な瞳がルイスを覗き込む。ルイスはそんなマークからゆっくり視線を反らした。
「…ごめんね……」
ケーキの乗った小皿をゆっくり引き寄せる。否定しないルイスからマークは詫びながら仕方なしにおやつを取り上げていた。
「マーク、もう話掛けちゃダメだよ…エロウィルスに感染したら困るから」
「な…っ…」
ルイスはムキになってアルを見る。
この言葉にさすがのルイスも抑えがきかない。
・
「…っ…お前なあ、おでこにキスしただけだろ!? 何そんなにキレてんだよっ」
えっ、キスっ?誰にしたんだ?
状況を読めないみんながルイスの話を聞いて目をキョロキョロさせる。
アルはケーキを食べ終わった口を静かに拭きながらゆっくりと応えた。
「嫁入り前の──…しかも7才だ……それを可愛いからキスするなんて……変態以外の何者でもない…」
「──…っ…」
「精鋭部隊隊長はただの…っ…変態長だっ!! 」
ブブーーーッ…
この発言にはみんながお茶を吹きこぼしてしまった。
ルイスは思いきり焦りを浮かべる。
「…ほ、本人が嫌がったわけじゃないだろっ!?…なっユリアっ…ちゃんっ…」
ルイスは機嫌を窺う様に間近でユリアの顔を覗き込む。ユリアは頬を染めながらこくんと小さく頷いた。
「ほらっ見てみろ!同意の上だっ!」
ルイスは何やら勝ち誇っている。そのついでに一言付け足した。
「そこまでキスしたのが気に入らないんなら俺が責任取って嫁にもらってやるっ!10年待てばいいんだろっ!」
「──…えっ…」
ユリアは真っ赤になった両頬を手で押さえた。。
…きゃ!…白いお馬さんのお嫁さんもいいかもぉ!
そんなユリアに反してアルは怒りも露に叫んだ。
「ダメだっ!許さないっ!ユリアっ──…こんな変態長は絶対ダメっ!!」
「何をっ!? これでも一応俺は王子様だぞっ!!」
「…っ…駄目だっ絶対渡さないっ! 苦労するのが目に見えてるっ絶体にいろんなとこに愛人作って養育費やら遺産相続で揉めるに決まってるっ!」
この意見には周りのみんなも無言で頷く。
ルイスは悔し気な表情を浮かべた。
「くっそ!…俺は今まで愛人はたくさん作っても妊(はら)ましたことは一度もないぞっ! 遊ぶんならその辺のルールぐらい守るに決まってるだろっ!!」
なんのルールだよ……
半ば呆れながらみんなが思った。
アルは待ってましたとばかりにルイスを指差す。
「ほらっ聞いたかユリア!結婚しても“遊ぶ”宣言を堂々としやがったっ!!
これが本性だっ!男の一番悪い例だっ!!
こんな奴と結婚は絶対認めんっ!!」
「──…っ…てめっ…どこの頑固親父だよっ!?
お前みたいなのがくっついてたらユリアは一生嫁に行けねぇぞっ」
「黙れ!うちのユリアを呼び捨てにするなっこのエロリンがっ!!」
「なにっ──!?…新しいあだ名勝手に増やすんじゃねぇっ!!」
「うるさいっ!!早くエロリン星に帰れっ!!」
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