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第二章 闘技会編
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・
アルは喜びにうつつを抜かしてる場合じゃないっ!
と気持ちを引き締め、悶々とした表情のレオをキッと見据えると突然踵を返してコーナーの角の隅に向かって走った!
「えっ!?あ、ちょっ…
待てっ!逃げんじゃねぇ!その剣の秘密をっ──」
レオは走り出したアルを本能的に追い駆けた💧
… よしっ!思った通りっ追い駆けてきたっ──
作戦Bは既に実行されていた・・・
… もう少し‥ギリギリまで引き寄せないと・・・
貴重な一発・・外したら、後はない!
アルはレオと程よい距離を保ちながら走り、コーナーの角ギリギリのラインまできた所で突然、再び踵を返し地面を蹴りつけてレオの方に勢いよく飛び込んだっ!!!
… おぉっなんだっ──
覚悟を決めて俺様の胸に飛び込んでくるつもりだったのか!?♪
手の込んだ芝居うちやがってっラブリーな奴めっ──
レオは喜びに顔をほころばせ、キラキラとした表情でアルを抱き留めるために両手を大きく広げた!
一方アルは勢いに乗ったまま体制を低くし肘を構えるっ!!!
… お願いっ!
うまく入って!!!
・
アルはレオの鳩尾(みぞおち)をしっかりと狙っていた!
筋肉隆々のレオをこの一発で仕留めるにはレオの気を削ぐ事と相当の勢いをつけて肘鉄を打ち込む事は必要不可欠である。
そしてその勢いであわよくば、コーナー外に飛び出してくれれば‥と、コーナーギリギリの角までレオをおびき寄せる策をアルは練ったのだ。
野獣の本能として、逃げれば追ってくるのは初戦のシドの時にも確認済みだ。ただシドの場合は詰めが甘かった・・・
強靭な体のレオ相手に剣一降りで勝てるはずがない・・・
ならば、一撃で失格にする方法を。そっちを選んだほうが勝てるチャンスはあるはずっ!
アルはそう考えたのだった‥
アルはもっと加速度をつけるためにもう一度地面を勢いよく蹴った!
「おおおっ!
よっしゃっこ〰〰〰ぃ」
気合いを入れ、仁王立ちでアルを受け止める準備をするレオ!!
「‥あ!‥」
だが、力み過ぎたアルはバランスを失いよろけながらレオに突っ込んでいく!!!
──!?っ…しまったっ…
貴重な一発がぁ〰〰っ
顔面蒼白になるアルの体は構えていたレオの腕を擦り抜けるっ!
・
「……!っ…おょょっ!?」
アルの為にスタンバった両腕をスカスカと交差させるレオの間抜けな表情が突如
ぐにょぉ~
という効果音とともに業火を纏った鬼の形相に変化した!!!
…あ...れっ!?
会場の女性観客達は息を飲み口元を押さえ、男達は何故か己の股間をかばう!!
スローモーションで倒れ込むアル目には屈折してうずくまる狂犬レオの姿が映っていた……‥
主賓席でも男衆全員が股間をかばっている💧
「・・・・ぁちゃ〰💧
やっちゃったかぃ???」
「・・・・ああ💧・・・
ストライクだ・・・💧
ありゃ、復活すんのは難しいぞ…
へたすりゃ再起不能だなぁ💧
ルイス、後で見舞状でも送ってやれ‥そんぐらいやってもバチは当たんねぇだろ?💧」
二人は屈折した姿のまま担架で運ばれるレオに手を合わせた💧
周りから屈強な体格の男達が担架で運ばれるレオに走り寄り必死に声をかけている‥
― お頭ぁ!しっかりしてくだせぇっ
― お頭ぁ!!せっかく明日から縄張り拡大するってぇのにっ──!
― お頭ぁ俺達ぁど〰すりゃい〰んすかっ!?
・
さすが山岳一の大山賊の頭だけあって、人望が厚いレオだったのだが──‥
その日、白眼を剥いて泡を吹く気を失ったレオにかわいい舎弟達の声が届くことはなかったのだ……
ピ〰〰〰〰〰!
「勝者っ !
ディアノル・J・バートン!」
―ワァーーーー!
レオを見送り、自分の股間をかばいながら審判員がアルの勝利を宣告するとら静まり返っていた場内が再び沸き上がり始めていた💧
アルは喜びにうつつを抜かしてる場合じゃないっ!
と気持ちを引き締め、悶々とした表情のレオをキッと見据えると突然踵を返してコーナーの角の隅に向かって走った!
「えっ!?あ、ちょっ…
待てっ!逃げんじゃねぇ!その剣の秘密をっ──」
レオは走り出したアルを本能的に追い駆けた💧
… よしっ!思った通りっ追い駆けてきたっ──
作戦Bは既に実行されていた・・・
… もう少し‥ギリギリまで引き寄せないと・・・
貴重な一発・・外したら、後はない!
アルはレオと程よい距離を保ちながら走り、コーナーの角ギリギリのラインまできた所で突然、再び踵を返し地面を蹴りつけてレオの方に勢いよく飛び込んだっ!!!
… おぉっなんだっ──
覚悟を決めて俺様の胸に飛び込んでくるつもりだったのか!?♪
手の込んだ芝居うちやがってっラブリーな奴めっ──
レオは喜びに顔をほころばせ、キラキラとした表情でアルを抱き留めるために両手を大きく広げた!
一方アルは勢いに乗ったまま体制を低くし肘を構えるっ!!!
… お願いっ!
うまく入って!!!
・
アルはレオの鳩尾(みぞおち)をしっかりと狙っていた!
筋肉隆々のレオをこの一発で仕留めるにはレオの気を削ぐ事と相当の勢いをつけて肘鉄を打ち込む事は必要不可欠である。
そしてその勢いであわよくば、コーナー外に飛び出してくれれば‥と、コーナーギリギリの角までレオをおびき寄せる策をアルは練ったのだ。
野獣の本能として、逃げれば追ってくるのは初戦のシドの時にも確認済みだ。ただシドの場合は詰めが甘かった・・・
強靭な体のレオ相手に剣一降りで勝てるはずがない・・・
ならば、一撃で失格にする方法を。そっちを選んだほうが勝てるチャンスはあるはずっ!
アルはそう考えたのだった‥
アルはもっと加速度をつけるためにもう一度地面を勢いよく蹴った!
「おおおっ!
よっしゃっこ〰〰〰ぃ」
気合いを入れ、仁王立ちでアルを受け止める準備をするレオ!!
「‥あ!‥」
だが、力み過ぎたアルはバランスを失いよろけながらレオに突っ込んでいく!!!
──!?っ…しまったっ…
貴重な一発がぁ〰〰っ
顔面蒼白になるアルの体は構えていたレオの腕を擦り抜けるっ!
・
「……!っ…おょょっ!?」
アルの為にスタンバった両腕をスカスカと交差させるレオの間抜けな表情が突如
ぐにょぉ~
という効果音とともに業火を纏った鬼の形相に変化した!!!
…あ...れっ!?
会場の女性観客達は息を飲み口元を押さえ、男達は何故か己の股間をかばう!!
スローモーションで倒れ込むアル目には屈折してうずくまる狂犬レオの姿が映っていた……‥
主賓席でも男衆全員が股間をかばっている💧
「・・・・ぁちゃ〰💧
やっちゃったかぃ???」
「・・・・ああ💧・・・
ストライクだ・・・💧
ありゃ、復活すんのは難しいぞ…
へたすりゃ再起不能だなぁ💧
ルイス、後で見舞状でも送ってやれ‥そんぐらいやってもバチは当たんねぇだろ?💧」
二人は屈折した姿のまま担架で運ばれるレオに手を合わせた💧
周りから屈強な体格の男達が担架で運ばれるレオに走り寄り必死に声をかけている‥
― お頭ぁ!しっかりしてくだせぇっ
― お頭ぁ!!せっかく明日から縄張り拡大するってぇのにっ──!
― お頭ぁ俺達ぁど〰すりゃい〰んすかっ!?
・
さすが山岳一の大山賊の頭だけあって、人望が厚いレオだったのだが──‥
その日、白眼を剥いて泡を吹く気を失ったレオにかわいい舎弟達の声が届くことはなかったのだ……
ピ〰〰〰〰〰!
「勝者っ !
ディアノル・J・バートン!」
―ワァーーーー!
レオを見送り、自分の股間をかばいながら審判員がアルの勝利を宣告するとら静まり返っていた場内が再び沸き上がり始めていた💧
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