109 / 312
第三章 恋愛編
3
しおりを挟むロイドはアルの服を開け広げ険しい顔で睨みつける!
アルの顎を摘んで仰向かせると乳房の回りにも首筋にある物と同じ、無数の赤紫色の斑点が散らばっていた
――クソッ!!
こんなことするのは奴しかいないっ!!!
「っ...レオの奴ッ!」
ギリっと歯を食い縛る!
ロイドはアルの肌けた衣服を直し部屋を出た!
「ティムッ!ティム!!」
ロイドのけたたましい呼び声にティムが驚く
「なっ、なんだ?兄ちゃん添い寝はもうすんだのか!?」
険しい表情のままロイドはティムに聞き返す!
「レオが来たはずだっ!!
いつ来た!?
なんで言わないっ!?」
「えっ…だってルイ兄ちゃんが言うなってっ…」
「ルイスが!?
…っ…あいつっ…
ザドルはいなかったのか!?なんでまたっ.....っ!
やられ放題じゃないかっ!」
…俺のアルにっ──クソッ!!!
激しい剣幕のロイドをなだめようとティムもうろたえながら説明した
「で、でもね…大丈夫だったんだよ!狼の兄ちゃん具合悪くて城に連れていかれたからっ」
「城に!?....わかった...レオは城にいるんだな!?」
・
ロイドは荒ぶる感情の赴くままに黒馬を走らせた
… レオの奴っ!なんで約束破りやがったっ!?
くそっ!!なんで…っ…
堪えられない──
ロイドはアルの白い肌に散りばめられたキスマークに怒りが沸き上がる
大事にしたって結局こうだ!しっかり捕まえてないとすぐに脇から拐われちまう!
ロイドは今まで必死でアルへの気持ちを抑えていたことを後悔した
アルのすべては俺のものだ…
もう‥‥誰にもわたさない!!!
アルへの熱くたぎる想いがロイドを激しくいきり立たせる
荒ぶるオスの猛獣はもう誰にも止められなかった…
「しかし、なんでお前
約束破ったんだ?💧
勝負して負けただろ!?
約束破るのはお前自身が一番嫌いだったじゃないか!?」
「う、…うるへぇ....やくほくは破棄ら💧!」
「・・・💧まぁ、よくわからんがお前、あいつらに命助けてもらってんだぜ💧
義理を徹すのがお前の性分だろ!?
礼くらいはしておけよ!」
ルイスはそう言いながら、レオを繋いでいた鎖をほどく
「なんら・・・もう解放しれくれんのは?」
鎖をほどくルイスにレオは聞いた
・
「あぁ💧お前ならこの程度の鎖は引きちぎって逃げるくらいわけないだろ?
大人しくしてくれたし…
懲罰は十分受けたからな💧」
ルイスはレオの腫れあがった顔を眺めて言った
「俺もいろいろと忙しい…
だから早く帰ってくれ💧」
「‥💧」
ルイスに言われレオは4階の窓から飛びおり瞬く間に姿を消した
… アイツはドアの使い道をしらんのか💧?
脱走するように出ていったレオを見送りふぅーっと一息つきながら机に腰掛けると、今度はドアの外が騒がしい……
「こっ…困ります!
一応、隊長に入っていいか確認を取らせてくだっ…」
「うるさいっ!!!
邪魔だっ!!どけっ!!」
… あの声は......💧
―バタンッ!!!
「ルイスっ!
レオはどこだっ!?」
…やっぱり💧‥
「帰したよ....
取り調べも済んだからな💧」
…この剣幕は...もうバレたってことか💧?
ガタガタッ!!―
「―――っな!?ちょ‥
落ち着けよっ!!」
ロイドはルイスに突然掴みかかる
「落ち着け!?
っざけんな!どうやって落ち着けるんだ!?
なんで黙ってた!?あっ!?
あいつは俺のアルにっ‥!」
・
…おぃおぃ💧いつの間に“俺のアル”になったんだ!?
「ロイド…💧
アルは男だ…。
正気に戻ってくれよ💧頼むから‥」
ルイスはそういいながら、自分の胸元を掴んでいるロイドの手を外しなだめたが、荒ぶる猛獣は中々おさまりがつかない
「レオはなんで約束を破った!?」
「さぁな💧...約束は破棄だ!とか言ってたぜ?
理由は言わなかったけどな💧」
「なんで理由を聞かないんだっ!?」
「それは俺の仕事じゃない──
俺が調べるのは民家に忍び込んだ目的、それだけだ!」
「それなら不法侵入にワイセツ目的だろっ!?
それなりの罸を受けるべきなんじゃないのか!?」
ロイドは自分のしていた事をすっきりキレイに棚に上げていた💧
「罸なら受けたよ💧
義理の父親からたっぷりとね・・・💧」
「......ザドルか?💧」
「あぁ💧・・だからもうイイだろ?」
…ザドルなら馬力がある…
それ相応の事をしたはず..
ロイドは少し落ち着きを取り戻していた💧
そしてホッと息を落ち着けるロイドにルイスは乱れた襟元を正しながら言う
「なんだかひどくなってないか?💧」
「ひどいって?何がだ?」
・
「アルに対してのお前の態度だよ!!
諦める気持ちなんて全然ないだろ?
どうすんだ?アルに彼女でも出来たら…」
「....さない....」
「あ?何だって?」
低くく呟くロイドにルイスは聞き返す
「あいつは..!
アルは誰にも渡さないっ!
あいつは俺のだっ!…っ」
ロイドは拳を握りしめ訴えるように叫ぶ!
‥――――💧
..アル..お前もう、切れ痔決定だな💧
ルイスはとてもアルを哀れんでいた💧
「‥あーもうわかったよ‥(おホモ達になんて付き合ってらんねぇー💧)
俺も仕事があるから帰ってくれ、頼むから💧」
ルイスは険しい顔で立ちすくむロイドを“はぃはぃはぃ”と軽く流して部屋から追い出す
… っとに疲れる💧.....
恋愛でもめるなんてくだらない──
ハッピーな恋愛しか知らない俺にはついて行けん!
いつも思い通りの恋愛しかしたことのないルイスにとって嫉妬なんて感情は不可解なことだった.....
◇◇◇
「おはよう.....
あれ?ザドルどっか行ってきたの?」
アルが部屋から下りて来たのと同時にザドルがちょうど城から帰って来たところだった
「‥なんだお前ぇ今起きたのか💧?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる