男装バレてイケメン達に狙われてます【逆ハーラブコメファンタジー】

中村 心響

文字の大きさ
151 / 312
第三章 恋愛編

4

しおりを挟む


意気揚々とした眼差しで宣言されアルは疲れを感じた‥‥





兄貴分には体を狙われ弟分には命を狙われる‥‥💧




アルの心休まる場所は皆無だった‥‥‥




「しょうがない💧
お前は何かしら、狙われる運命なんだよ‥‥」

「‥‥‥💧」



ルイスは労(ねぎら)う様にアルの肩を叩いた‥













―ギィイイイ


大きな扉が開かれ屋敷を出たルイス達にレバンは声をかける‥


「何かあったらまた来るがえぇ‥‥」

「行くか!!
二度と来んわ!こんなトコ!」

「‥ゥグ‥💧」


アルはキレていた💧













「はぁ‥

せっかく、久しぶりに早く終わったのに‥」


深くため息をつくアルをモニカは気にしていた。



「ごめんなさい‥

あたしのせいでこんな事に巻きこんじゃって‥」


「あぁ、違うよ !モニカのせいじゃないから‥‥‥


自分で進んでやったことなんだし‥!」


「‥‥///‥」



優しく微笑むアルにモニカは顔を赤らめた‥



そして、その様子をルイスはニヤニヤしながら見ている💧


「まぁ、なにはともあれ‥残金も帳消しにしてくれたし‥良かったんじゃねぇか?」



ルイスの言葉に皆で頷く、そしてアル達はモニカを家まで送っていった‥‥


「じゃぁ、これでっ‥」

「待って――!」



帰ろうと振り返ったアルの手をモニカは掴みながら必死になって口を開く


「あの、‥‥‥//‥





ありがとう‥‥‥――」

「――ぇ💧‥//‥」




そぅ言った瞬間、モニカは小柄な体で背伸びし、首に抱きつくように腕を回すとアルの唇にキスをした



そして、耳元で囁く‥


「助けてくれたのがあなたで良かった‥‥//‥」



そして、いつまでも放心状態のアルに

「おやすみなさぃ!!‥///」


その一言を叫び、モニカは照れた勢いで逃げるように扉を閉めた💧




そしてルイスはニヤニヤからニタニタとした笑いに変わっていた‥‥‥


「なに!?その笑い方っ///」



「べっつにぃ~♪



いぃもん見せて貰ったなと思ってね‥‥プフッ」


「〰〰〰💧」


ルイスは言いながら吹き出している💧


「やっぱさすがだよお前!!ロイにレオにさっきの親方だろ?んで‥モニカときた!!
モテる男は辛いねぇ♪

なあ?俺が教えてやろうか?
‥女の可愛がり方」


「〰〰///‥」




赤面しながら怒るアルを、ルイスは楽しそうに茶化していた💧



「あ、ちょっと待ってくれ‥ロイのところで馬を借りて行くから‥」



ロイドの家の側まで来た時にルイスが言った。


ルイスはアルとモニカ二人を連れていた為に、自分も城から歩きで来ていた。

そして、周り道してアルも送ってもらう途中だったのだ‥‥


家を覗いて語り、承諾を得ると裏の馬小屋から一頭の赤毛の馬を引いてきた‥


そしてその馬に乗りアルに手を差し延べる


「ありがとう‥」


アルは素直に礼を言い馬に乗せて貰った‥‥


「ロイのヤツまだ帰って来てないらしいぜ?」


「‥‥へぇ💧‥///‥」


ロイドの話題を出され密かにアルは焦った💧


そぅ‥‥思い出したくなくても思い出してしまう💧


アルは2日続けてロイドと体を重ねてしまっていた‥


‥次にあったらどんな顔すればいいの!?💦



熱烈に愛を囁かれそして激しく優しいキスをした‥



‥あたしは‥‥


ロイドをどう思ってるんだろう‥‥‥




自分で答えが見つけ出せない‥‥‥



重すぎる程の情熱的な愛情に飲み込まれそうな自分がいる‥


解らない‥‥



答えは探せない‥



ただ‥夕べは周りの雰囲気に流されそのままに身を任せてしまった‥‥



あの雰囲気‥‥‥



そして‥




あの声…





ずっと呼びかけられて‥


それでも、なんて言ってるのか聞き取れなかった…








でも、あの時はっきりとわかった‥‥‥



〔選ばれし者‥


神の従者よ―――!


皆が待っています‥‥‥


我らの元へ参られよ―!〕







何を言ってるかはっきりとはわかっても、結局は意味が解らない‥‥‥





寝てたわけでもないから‥


あれってやっぱり‥‥


夢じゃないよね‥‥‥?







アルはいまいち考えがまとまらない‥






もう一度、‥‥‥



行ってみようか‥‥‥

あの場所へ―――


今度は一人で💧‥



誰か連れが居ちゃうと、またあんな、変な感じになったら恥ずかしい///💦 



アルは一人でオタオタしていた‥



「あれ?‥」


「‥?」


ルイスの声にアルも顔を上げた‥
周りを見るといつの間にか家の前に辿り着いていたらしい‥‥

そして、家の庭には‥
自分の主人と同じ瞳の色を持つ、漆黒の馬が💧



「ロイのヤツ💧
お前ん家に寄ってたんだな‥‥‥」


‥‥‥ゴクッ💧‥

どうしよう―――


そうだ💧二人きりにならないようにすれば大丈夫だよね?!



アルはそう思いたつとルイスに言った。


「隊長サン!!せっかくだから夕食一緒にどうかな!?💧」


「――?!‥‥夕‥食💧


あぁ、まぁ‥腹も減ってきてるし‥誘ってくれるんなら有り難いけどな‥」


‥良かった…っ…

これで、上手いこと、隊長サンと一緒に帰ってもらえばいいし‥‥‥💧



アルは策を練っていた。













―カチャ!

「ただいま!」

「あ、アル!!お帰り。

遅かったな?ロイ兄ちゃんも来てるっ‥て、あれ?ルイ兄ちゃん!?」


「よぉ!」


ティムがアルを出迎えながら後ろから入ってきたルイスに気づいた


「ロイが来てるだろ?
どこいる?」


居間を見渡しても居ないロイドを捜しながらルイスが聞いた


「ロイ兄ちゃんなら今、父ちゃんとアルの部屋に入るよ!」


「?‥あた、……僕の部屋に!?」


家に戻るとつい、気が抜けて“あたし”と言いかけたアルは慌てて言い直した

しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

処理中です...