私立繚蘭学園男子校~克俊&知也編

中村 心響

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3章 触れたら最後

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「知、先に音楽室行ってて!
僕トイレ行ってくるから!」


昼休みも終わり午後の音楽の授業の為に移動する‥

知也は途中でトイレに行った優に手を振ると音楽室に足を向けた


三年の校舎の前を通り過ぎながら屋上へ通じる階段に目が行ってしまう

‥克俊はいるかな‥‥



完全に自分から遠ざかってしまった克俊に知也は寂しさを感じていた‥


‥会いたい‥‥


──っ!‥‥うぅん!!会いたくなんかないっ!!

これで、僕には普通の春が訪れるんだ、きっと!!






・・・・克俊なんか‥


あんなやつ‥







―ドン!!

「うわッッ‥っ‥とすいません!!大丈夫ですか!??」


ボーッとうつ向き考え事をしていた知也は、急に曲がり角から出てきた男子生徒と衝突してしまっていた


勢いで倒れた男子生徒の周りには授業で使う資料らしき物が散乱している


「ご、ごめんなさい!!」

知也は慌ててその資料を拾い始めた


‥やばい‥
二年だこの人っ


しゃがんで資料を拾う知也の目に二年のバッチが映る

「ごめんなさい、ホントに!!」

「いや、いいよ。
僕も良く前を見ていなかったから‥」


「───ッ‥ゴクッ!!‥//」 

“気にしないで‥”そう言って顔を上げた男子生徒に知也は息を飲んだ‥


‥う‥わ、‥‥

綺麗な人っ‥//

男?‥だよね?
うち(男子高)にいるんだから……


軽く微笑み白く華奢な手で資料を拾い始めた男子をチラチラと盗み見しながら知也はドキドキしていた‥


‥こんな人が二年に居たんだ‥//‥

‥‥モテるだろうな‥//

誰に??──男に?



知也は自分で自問自答をしていた



「ありがとう。助かったよ」


積み重ねた沢山の資料を重そうに抱え、微笑みながら礼をいう男子生徒に知也は言った

「あの!
よかったら僕も運びます!!迷惑かけたお詫びに‥//」

「ほんと?」

「はい!重そうだし。
一人で持つよりは‥」

「そう、じゃあお願いしようかな!確かに僕一人で持つには重くてさ‥」


そう言った男子生徒の手から知也はいそいそと資料を半分取る

「ありがとう‥

ほんと‥助かるよ‥クス‥」


にこにこと自分に向けて笑顔で答える知也に男子生徒は一瞬、不敵な笑みを溢す──



‥そんな無邪気な顔して笑ってられるのも今のうちだよ‥泣けばいいさ!!
ボロボロになってっ!



「先輩は二年ですよねっ?」

「うん、そうだよ。

君は一年だね。学校はもうなれた?‥
すごくいいところだから学園生活楽しんでね」


くったくのない子犬のような可愛い笑顔で話しかけてくる知也に理央は作り笑いで答えていた


‥たっぷり楽しませてやるから‥

もう二度とここに来たいって思えなくなるくらいにっ!












‥あれ、知のやつどこ行くんだ?


「トモーーー!!
どこ行くの!?もうすぐ授業始まっちゃうよー!!」


トイレを済ませ後から来た優が音楽室とは違う方へ歩いて行く知也を見つけ声をかけた。

「ごめ~ん!
ちょっと用事済ませてくるから先に行ってて!!」


‥用事?

「わかった!!」


そう返事を返しながら優は知也の小さくなっていく後ろ姿を見送っていた‥
が‥

‥あれ、あの隣にいた人ってたしか‥‥


優は自分の呼びかけに一瞬振り向いた綺麗な男子生徒に見覚えがあった‥



学園の入学手続きにきた日に、憧れの克俊を見て帰ろうと思った優は、克俊に肩を抱かれ、艶っぽく微笑む一年の生徒の顔を覚えていた──



‥大江先輩の元、恋人だ‥
知り合いなのかな?
いや、聞いたことないしって!??──



いろいろ考えながら消えていく知也の姿を見送った瞬間、優は絶叫する!!!



「うぎゃ???!!

知のやつ危険地区に入ってった???!!!」


渡り廊下の先の土木、建築科と札が書かれた重工な扉を押しあけバタンと占める‥


ムンクの叫びのような表情で固まっていた優はハッと我に返った

‥なんで知のやつ!??
──っ‥こうしちゃいられない!!
大江先輩に知らせなきゃっ!


優は大急ぎで克俊を探し始めた













「ところでこの資料は何に使うんですかっ?」


相変わらず自分の置かれている状況を把握出来ない知也に理央はクスッと笑みを溢し答える


「あぁ、もうこの資料の役目は終わったかな‥

目的地にもついたし‥」


「‥‥?」


ふふっと笑い、意味のわからない事を言う理央の後を知也は不思議そうに眺めながらついて行く。


周りの雰囲気が変わったのも気づかずに知也は危険地区の奥深くへとどんどん足を踏み入れていた。














「せんぱーい!!

大江せんぱーいっ!!」


バタンと屋上の扉を勢いよく開けて、優は克俊達の溜まりを目指す。


「はぁっ‥あのっ!

大江先輩はっ!??」

「た、ぶん‥音楽室‥」


「えっ?
音楽室!??」



その場にいなかった克俊のことを不良仲間に聞いた優‥
目を見開く優に仲間は説明して上げた


「お前達、次の授業たしか音楽だったろっ?」

「はい‥」

‥なんで知ってんだろ?


「たぶんキング、うさぎちゃん見に行ってるはずだぜ‥」


「‥えっ?」


そう、克俊はつかず離れずの距離を保ちながら常に知也の側に居たのだ


これ以上嫌われない為に触れたいのを我慢しながら、距離を置いて克俊は毎日のように知也を見にきていた‥


「音楽室?
じゃあ‥急いで戻らなきゃ!!」

「何があったんだ?」


青ざめる優を見て仲間が聞き返す

「知がっ‥大江先輩の前の恋人と一緒にッッ──東校舎に入ってったんです!!」


・・・・


──……っ!!



なにっ!!?


ぬぁーーんてぇー

こったあぁぁーーっ!!




眠れる獅子──


獣王が起きちまうツツ!!!




屋上でムンクの叫びがこだまする!!


「こうしちゃいらんねぇっ!早くキングにッッ!!」



仲間の一人がそう言って駆けて行くっ


「ちょっと手頃な武器集めろっ!!あと人数も揃えろよ!」


バタバタと慌ただしくなった屋上で優はどうしていいかわからずに右往左往している


「よし、行くぞ!!──」


一人の掛け声でその場の皆が屋上から一斉に出て行ってしまった‥‥‥


「あ、あれ…」

・・・・‥はっ!

こうしちゃいられないっ
僕も行かなきゃ!!


呆然と皆を見送り立ちすくんでいた優も慌てて先輩達の後を追った
















‥ん──…あ、れ‥


なんか‥雰囲気が…


・・・・‥?



「ひょーっ!

うさぎちゃ~んいらしゃ~いっ!」


「はは‥ども…?」
うさぎちゃんて…僕のことっ!?



理央の後ろを着いて行く知也に廊下でたむろっているジャッカル達が声を掛けてくる‥

そんな輩達に、知也はとりあえず愛想笑いを返していた。

‥ファック・ミー……──っ!?


廊下に落書きされた文字を読みながら密かに知也は脅えている。



「あ、あのー……」


「なに?」


知也の問いかけに理央は天使の微笑みで返した。


「重い? ごめんね‥もうすぐそこだから」


理央はそう言って一際、違う雰囲気の教室を顎でしゃくりながら教えてくる


あそこに持って行けばいいのかな?
でも、なんだろココ…

学校?…だよね?



落書きだらけの廊下。

蛍光灯はところどころ破損し、そして窓には有棘鉄線…



至るところに釘貫やノコギリが散乱している‥


‥ど、土木建築科だからあってもおかしくないよねっ…


知也は自分にそう言いきかせる。


‥はっ!
じゃ、あれはっ!?…


知也は廊下の片隅に立掛けられたバットらしき物に目が止まった


木製バットに釘が何本も打ち付けられ、まるで棘付きの棍棒のようにも見える‥
そしてそれは微かにうっすらと赤く染まっていた‥


ゴクッ‥き、き、きっとっ…
釘を打つ練習に使ったんだな!
うん、そだそだっ!!

あの赤いのもきっとドジな奴が自分の手を打って怪我したんだよっ!!きっとそうだっ!!!

──…っ…

知也はゴクリと唾を飲み、必死になって自己暗示をかけている…



何故なら──


知也は知りたくないことを知ってしまったから‥




さっき通過した廊下に設置されていた消火器‥


それには“東校舎専用”

そんなプレートが貼られていたのだ──






―ガシャ──ン!!


‥ビクッ!‥
‥ひっ!?


今から向かおうとしてる奥の教室から何か割れる音がする。そして何やら争う声も‥


「んだっテメッッざけんじゃねぇ!!
俺が先だっつってんだろ!?」

「バカヤロっざけてんのはテメーだ!!
お前この間、ボスのおこぼれに一人でがっついただろ!??」


「なに!?その前はテメーが一人でいい思いしただろうがッッ!!」


―ガルルルル?・・・‥



「‥‥チッ、睨みあってもしょうがねぇ!!ジャンケンで決めよぜ」


‥な‥何をジャンケンで決めるんだよ!?



教室の近くまで来て脅えてる知也の耳に“最初はグー!!” と威勢のいい掛け声が聞こえてくる


‥ポンっ

「‥!!‥
‥っきしょ?
負けたっっ!?」


「よっしゃぁ??!!
俺が先な!!
安心しろって後でちゃんと回してやっからっ」



どうやら勝負がついたようだった。


‥何を争ってたんだろ?





「ねぇ、ドア開けて!」


教室のドアの向こう側に呼びかける理央の後ろで知也はビクビクしながら中の様子を伺っている‥

そしてドアが開くと理央は知也ににっこり微笑みかけた。


「お先にどうぞ‥」

「…ぇ、あ、じゃあ…っ…」

‥これ置いてとっとと帰ろうっ 


そう思い、教室に足を一歩踏み入れた途端、背後からいきなり口を押さえられる。

羽交い締めにされとっさに暴れた知也の手にしていた資料の束が、床一面に勢いよく散らばった。


「ふっ‥フグッ‥!?‥」

‥な、なに!?


「おほーっ
写真で見るより可愛いじゃん!!」

‥へ!? 写真っ!?



羽交い締めにされた自分を妙な目つきで眺める奴と、ちょっと悔し気に見つめる奴…

そしてそれを取り囲むように立っている男達。


「よぉ! 見て見ろよ!
こいつイイ肌してるぜ!!」


知也を羽交い締めにして、口を塞いでいた男が後ろから知也のほっぺに頬擦りを繰り返す。


‥ぅぅッ、ヒゲが痛いっ!!


知也の不精髭も何も生えていない柔らかい肌に“おいちゃん”のようなお髭がチクチクと刺激を与えてくる


「早くヤレよ!!
お前が済んだら俺だからな!!」


‥へ!??‥や、殺る!??


なんだか悔しそうに自分を見つめる奴の言葉に知也は大いに焦る!!


‥しゅ‥集団リンチ!?

なんで!??僕が何したっていうんだよ!!!


そんな、青ざめ脅え始める知也の耳にせせら笑いが聞こえてくる!


「ははは!!‥‥大丈夫だよ‥クスッ‥
最初に“すごく痛い”だけだから──
でも、直ぐによくなるよ‥初めてでこれだけの人数相手にしたら淫乱になっちゃうかもね。」


‥‥‥イン‥ラン?


冷たい笑みを浮かべ突き放すように言ってくる理央に目をやると、理央は教室の前の方で教卓の上にドカッと腰掛けている男に擦り寄るように抱きついていた‥

知也の前に立ちはだかる奴がその男に言う

「ボス!ホントに俺らだけで楽しんでいいんですよね?」

‥ボス!?

「ああ、この我儘な王子様の頼みだ‥思いっきり楽しんでるとこが見たいんだと‥な、理央。」

「うん‥早くヤっちゃってよ‥」


理央はそう言いながらボスと呼ばれた男の首に腕を回しディープなキスを見せつける


‥な‥‥んでっ!?
やるって何を!?
なんで‥


僕が──?



知也は愕然としながら絡み合う教卓の上の二人を見つめた‥




頭の中ではぐるぐると様々な思考が交差する‥



僕‥


資料運ぶの手伝っただけなのに‥


音楽の授業‥おしてまで‥運ぶの手伝っただけなのに‥


この学校で‥楽しい学園ライフを送りたかっただけなのに‥っ‥




克俊と‥




お弁当食べれればよかった‥だけなのに──ッッ!






「お、お、なんだ急に威勢がよくなりだしたぞ?」


羽交い締めにしていた男が急にもがき始めた知也を押さえ込みながら言う


「大丈夫だってっ!理央のはほんの脅しだから‥そんな痛くしないから‥な‥//」



そう言って知也の前に立ちはだかっていた男が知也のネクタイをほどくと、それを羽交い締めしていた奴に手渡す


「俺が抑えとくからそれで手を縛れ!
‥お前らは、足捕まえとけよ!」


回りで眺めていた数人にも指示している!


「やっ‥‥やめろよ‥」


塞がれていた口を解放された知也は弱々しい抵抗の言葉を発する‥


「んな‥可愛い顔していうなよ‥//」



そんな涙ぐむ知也の表情にジャッカルは余計に興奮していた‥



「キングっ!!

キング──っ!!!」



「‥──っ!?
バカっ!……んなデカイ声で呼ぶなッッ知也にバレんだろうがっ」




音楽室の前をうろうろしていた自分を、いきなり遠くからけたたましく呼びながら駆け込んでくる仲間に克俊は慌てて言う!

だが、その克俊以上に仲間の方は慌てていた



「なにッッ──」



「ハァッ――‥っだから、

理央がうさぎちゃん連れて東校舎に入ってったらしいんすよ!!!」




息を切らしながら事を説明する仲間に克俊は再度聞き返した!




‥理央が──……?




・・・・


‥‥‥あのっ



──クソがきッッ!!





まさか、英二と組んでこんんなことするとはっ‥



「今、行ってすぐか!?」

「はい、たぶん!!
うさぎちゃんのダチが東校舎入って行くの見たって言ってきてすぐ俺もっ‥」


仲間のその言葉を聞いた瞬間、克俊は東校舎向けて全力疾走で駆けて行く!!


「待っ、キング待って下さい!!

武器を持ってかなきゃっ!!」


仲間は克俊の後を追いながら言ってくる!

そんな仲間を克俊は突き放すように言って退けた──



「ああ!?
なに言ってやがんだテメぇ!!武器は向こうに腐るほどあんだろうがっ!

奪やぁいいんだよ!!簡単な話しだ!
恐いならついてくるんじゃねぇ!!!」




「‥そ、そんな」


──‥奪えばいいって‥あんた強いからいいけど敵の陣地に攻め込むのに‥‥‥

っ……──えぇぃクソっ!なるようになれってんだ!!


キングの言葉に覚悟を決めた仲間もひたすら東校舎向けて全力で走る!!

‥クソッ!‥知也‥っ間に合ってくれよっ…

東校舎入り口のドアを蹴り開け克俊は奥を目指して突き進んで行った──

「なっ…!?キングめちゃ早えぇっ──…」

「いた!! 
お ー ぃ!!キングはどうしたぁ!?」


後ろからの仲間の呼びかけに振り返る!

「ああ!!今、あっちの陣地に乗り込んでったぜ!!」



見ると武器を手にした仲間達が勢いよくこちら向けて猛突進してくる!


「武器も持たずに行ったのか!?」

「ああ、武器はアイツらから奪えばいいっつって──」


近くまできた仲間から武器を受け取りながら説明する‥


「さすが‥‥キングだな──

敵陣に武器無しで乗り込んだか・・・
こうしちゃいらんねぇ!!
眠れる獅子が目覚める前にうさぎちゃんを救い出すぞ!!」


「ああ!何がなんでも眠れる獅子を起こすんじゃねぇ!!」

『おおぉーーーー!!!』



妙な気合いが入り乱れながら仲間達もぞろぞろと東校舎に乗り込んで行った!




「うぉ
見てみろよ!すげっピンク色だぜっ?」


「ぅ‥あッッ‥//‥見るなよぉ!!」


「かぁ?たまんねっ‥//
すぐ気持ちよくしてやっからなっ」



ネクタイで縛り上げられシャツの前をはだけ露になった知也の桜色の乳首を飢えたジャッカルの舌が撫であげる‥


「──‥ぁッッ‥//‥」


「‥//‥おい聞いたかよ今の声っ
めちゃめちゃ可愛いな」

「いいから早くしろって!!こっちは限界なんだよっ」


知也の声に興奮したジャッカル達が口々に急かし始める


‥うぅ‥ッッいやだ!
気持ち悪いよ!!


声とは裏腹に感情は悪寒極まりない‥

初めての感触に翻弄されながら知也は涙を溢していた


「おぃ泣いてるぜコイツ‥可愛いな‥//
理央のタカビーな泣き方と全然違うなっ」


知也の手を縛り上げた奴が顔を覗き込みながら涙を舐める‥


そしてそいつの言った言葉にタカビー理央は怒っていた。


「──なっ!?‥僕の泣き顔の方が可愛いに決まってるだろ!
英二!!あいつ今、あんなこと言った!!
あいつの目、くり抜いてやってよ!!」


「‥あぁ、わかったって、お前の泣き顔が一番可愛いから‥」


ふてくされ自分の広い胸に顔を埋める理央を英二はなだめながら頭を撫でる‥
そして早く続きをやれと目で仲間達に合図を返した




ボスの命令を受けジャッカル達は再び知也の肌に舌を這わす‥


一人は知也の乳首を舌先でつつき、知也の泣き顔を褒めた奴は薄い唇に吸い付きながら、粘る唾液を絡めた舌を知也の口腔に強引に挿入した

ぐちゅと口の中を這い回る舌に吐き気が沸いてくるッ

‥うぅあっやだよ!
ぐちゃぐちゃしてやだよ!!

こんなキス嫌だよ!!

克俊ッッ──!


全然ちがうっ!


克俊のしてくれたキスと全然違うッッ──!!



克俊のは全然こんなんじゃない!!!




こんなんじゃ勃たないもん!!


こんなんじゃッッ──


僕のチンコは勃たないもん!!!




「うあっ‥ッッ‥あっ‥

──ッッ‥はぁっ‥//」



心で叫ぶ知也の口から突如、快楽に翻弄された声が漏れる!!


‥あぁぁ僕のチンコがぁ!!


「ぁうっ──‥ッ

やめっ‥//‥あッ‥」


小さな桜の蕾を柔く噛みながらジャッカルのゴツゴツとした手はいつの間にか知也のズボンのベルトを外し奥深くへと潜り込む‥


知也の小さな可愛いお尻へと回りこんだその手は執拗な程に割れ目の奥深いすぼみを探していた‥

荒い指先が上下に行ったり来たりする度に知也の堅く閉ざしたすぼみに触れる‥

知也はその度に逃げるように身をよじった──


「堅いな‥まだ、全然使ってねぇみたいだぜ?」


「初モンか?…//
痛いと可哀想だからじっくりほぐしてやれよ。」


歯を食い縛りながらキスを避けようとする知也の顔を押さえ、尚も強引に舌を入れ可愛い唇を責めながら男は言う。

そんな男の頭をさっきから悔しい気に知也を見ていた奴がはたいた!


「てめぇ!?…次の順番は俺だろ!?なんでテメェまで責めてんだよ!!ちょっと代われよ!!」


奴はそう言うと仲間を突きとばし知也の唇を陣取った!!

そして獲物の味を確かめるように首筋に舌をゆっくりと這わす‥


「あ‥//‥っ‥
くっ‥ぅぅ‥」

‥あぁもう、ダメ‥だ‥
僕のチンコが‥‥‥//




「お、こいつ耳の後ろ感じるみたいだぜ‥//
もうビンビンだな!」



気持ちの悪いキスに萎えていた知也のチンコはお尻に与えられる微妙な疼きと耳を愛撫されたダブル攻撃でしっかりと直立し始めていた。


‥ぅあッッ‥くっそ‥なんでこんな奴らに勃つんだよ!!

「あぁっ!‥」

心で叫ぶ知也の躰に再び違う疼きが走る!!


首筋に舌を滑らせながらジャッカルは知也の桜の蕾を摘み、そしてもう一匹のジャッカルは知也の直立した先っぽからにじみ出す透明な液体を指先に取り、それを知也のお尻のすぼみにゆっくりと撫で付けた‥


「あ、っ‥な!?
なに!?‥何するの!?」


‥怖い!‥怖いよ克俊!!



「クスッ‥何するの!?‥だってよっ
可愛いな‥なにっ‥て‥

‥‥‥“ナニ”するに決まってんだろ?…//」



ジャッカルはそう言うとニヤニヤしながら知也のモノをシゴキはじめる


「ちゃんと気持ち良くしてやるから力抜いてろよ」


「──!?‥うぁッッやだ!!
やだっ‥‥」


‥やだよ!!
克俊っ‥ 


克俊じゃなきゃやだっ──!!


知也は捕まれた足をバタバタと振りほどこうと必死にもがいた



「チッ‥おっ勃たせてるくせにここまできて、もがくんじゃねぇ!!」


ジャッカルはそう言うと知也をうつ伏せに押さえ付け机に手をつかせた!

縛りつけられた両手はしっかりと回りの仲間達に押さえられ、両足はがっつりと開かれ捕らえられている。


完全に動きを封じ込められ知也は必死で泣き叫んだ!

「いやだぁ!!!」


「ははッッ!お前なんかもっと泣けばいいさ!
早くもっとすごいことヤっちゃってよ!!」


「──っ!‥」


またしても理央の言葉に耳を疑う


「悪いな‥ボスの王子様があんな言ってからよ。」


ジャッカルはそう言うとカチャっとズボンのベルトを外す‥

「──っ‥!‥うう‥なんでッッ!?

僕が何したってんだよ!!
資料運ぶの手伝ったじゃないか!!ひどいよッッこんな‥こんなことするなんて!!」

憤るように膨らんだ自分のモノを手に握り近づいてくるジャッカルに怯えながら知也は叫ぶ


それを理央は鼻でせせら笑い言って退けた

「ふん‥ひどいだって?

お前の方がよっぽどひどい奴だよ!!」

‥僕だけを愛してくれたのに──
僕がいいってっ‥
僕だけがいいって‥っ‥


理央は目に涙をためて知也を激しく睨んだ



辛そうに綺麗な顔を歪め、涙を溢す理央を英二は抱き寄せ自分の胸に顔を埋めさせる‥

小さな頭を男らしい手で包み込むとヒステリックな王子様をあやすように低く優しい声で言った


「理央‥お前、落ち着けよ‥ちょっとおかしいぞ。いったいあのガキに何されたんだ?」

様子を伺うように耳元で囁き、肩を震わせて泣く理央の頭を撫でる。



「英二には関係ない!」

「──……‥

人に頼み事してそれかよ?」


泣いていても相変わらずのタカビー口調の理央に英二はため息をつきながら呆れていた


‥こいつのことだ‥

勝手にバカにされたとかで腹立てたんだろうが‥
そんなに腹を立てることするようなガキには見えねぇし‥


英二は押さえ込まれ泣いて抵抗する知也を眺め考え込む‥



そして英二は行為を中断していた仲間に指示を出した──

「まぁ、いいから‥とっととヤっちまえ。あんまジラして怯えさせるのも可哀想だしな」

「可哀想っ!?──…あんな奴のどこが可哀想なのさ!??
英二もっ……英二も克俊も…っ…みんなあんな奴のどこがいいのさっ!?」
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