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5章 ラブタイム
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「──……
ねえ、克俊‥」
「ああ?」
「一体どこに向かってんの?‥」
東校舎から無事に脱出できた二人は校門の方へと足を向けていた‥
「どこって‥‥//」
知也に聞かれ克俊は頭をポリポリ掻きながら、言葉の語尾を濁す
「僕‥教室に戻らなきゃ」
‥音楽の授業も結局、無断でサボっちゃったしもう、次の授業も始まってるっ
犯されかけて、それどころではなかったのだが、根が真面目な知也は授業をサボったことを気にし始めていた‥
そんな知也に克俊は言う。
「知也‥今日、一日ぐらいサボったって大したことねえって!
俺に無理矢理呼び出されたって言えば大目に見てくれるから‥‥」
克俊にそう言われ知也は仕方なく頷いた‥
‥まぁ、いっか……
先生も言ってたもんな‥
『大江から身を守ることはできないが、これからは大江がお前の身を守ってくれる‥達者で暮らせ‥』
……─っ…いや‥
ちょっと待って‥
“克俊から身を守ることはできない”
‥てことは──
「克俊っ!!」
「ああ?どうした急に?」
知也は自分の肩を抱いて歩く克俊を見上げ、血相変えて呼び止める!
・
「今からどこ行くの!?」
「‥‥‥
──どこって‥//」
‥怪しい!!
なんで目を反らす!?
知也の問いかけに克俊は目を泳がせながら頭を掻く‥そして小さな声でボソッと答えた。
「俺の家‥」
「家!?‥」
「そ。‥俺の家。」
「いえ‥‥」
復唱しながら一点を見つめ足を止める知也の肩を克俊は再び抱いて歩を進める。
‥いえ‥
‥イ‥エ‥
‥イェーイ(*^д')b
‥って高島かよ!?
ちがうっそんなこと言ってる場合じゃない!!!
しかも誰もツッコンでくれないっ
自ボケする知也は克俊に引っ張られるように歩きながら焦りまくる
「待って!克俊‥っ」
そう言って足を止めた瞬間克俊は知也の唇を強引に塞いだ。
‥ぅあ──っ‥//‥ン
ゆっくりと舌先を侵入させ舐めるように知也の口腔を這いまわる‥
そして捕らえるように知也の舌を絡めとり熱い吐息を吐きながら囁いた…
「待って‥だって?
冗談だろ?
‥もう、散々待った‥
これ以上は待てねえよ‥。」
「‥‥っ!‥//」
・
熱を持つ瞳を向けて高揚した視線を投げかける
今までの余裕のある克俊とは明らかに違っていた‥
“もう待つ気はない‥”
瞳がそう語っている‥
「か‥かつ、とし‥//」
戸惑う知也を見つめたまま克俊は携帯を手にして話し始める
「──もしもし‥あぁ、わかった‥。」
‥‥‥?
「迎えが着いたみたいだから行くぞ‥」
‥え?迎え!?
克俊は有無を言わさず知也を学園から拐うように連れ出す──
そして、着いた先には黒塗りのベンツが待っていた‥
「克俊様、お待たせしました。」
車から降りた運転手が後部のドアを開き頭を下げる‥
克俊は軽く挨拶を返すと、知也を後部座席の奥に追いやり逃げ道を塞ぐように自分も後から乗り込んだ。
知也は固まったまま終始無言で車と運転手の後ろ姿と克俊をちらちらと盗み見ている‥
‥もう待てないって‥
もう‥待てないって言った──
どうし‥よう‥っ‥
いやだ
──!!違うっ
嫌じゃない‥///
嫌じゃないけどっ‥
・
心の葛藤を知らせるように手に汗が滲んでくるっ
そして焦りながらも知也の視線はついつい克俊の下半身に集中していた。
‥ど、どうしよう──
知也のそんな焦りをみすかしたように克俊は知也の肩に回した手でグッと自分の方へと引き寄せる
そして座席に腰掛けたまま知也の顔を自分の胸に埋めさせると‥
汗ばむ手を握り自分のブツをズボンの上から掴ませた──
「──!!
克俊!??‥ちょ‥//」
焦る知也の耳に唇を寄せて克俊はボソボソと熱い吐息と同時に熱い言葉を送り込む
「知也‥//
俺、マジにやべー‥
めちゃめちゃ興奮してる」
「──‥!‥//っ
‥ぅ、あ!」
克俊はそういいながら知也の耳に舌を這わし尚も言葉を連ねた
「知也は?‥
興奮してる?‥//」
自分の熱い愛撫から身をよじるように逃げる知也をしっかりと捕まえて、克俊は再び知也の唇を塞ぐと自分の下半身に添えた知也の手を握り上下に律動させ始めた
‥ぅあッッ‥//
克俊デカっ…ちょっと…っ
小さな手の平の中でぐんぐんと春の筍のように成長を始める克俊の下半身に知也は脅えながら徐々に興奮を覚えた
ねえ、克俊‥」
「ああ?」
「一体どこに向かってんの?‥」
東校舎から無事に脱出できた二人は校門の方へと足を向けていた‥
「どこって‥‥//」
知也に聞かれ克俊は頭をポリポリ掻きながら、言葉の語尾を濁す
「僕‥教室に戻らなきゃ」
‥音楽の授業も結局、無断でサボっちゃったしもう、次の授業も始まってるっ
犯されかけて、それどころではなかったのだが、根が真面目な知也は授業をサボったことを気にし始めていた‥
そんな知也に克俊は言う。
「知也‥今日、一日ぐらいサボったって大したことねえって!
俺に無理矢理呼び出されたって言えば大目に見てくれるから‥‥」
克俊にそう言われ知也は仕方なく頷いた‥
‥まぁ、いっか……
先生も言ってたもんな‥
『大江から身を守ることはできないが、これからは大江がお前の身を守ってくれる‥達者で暮らせ‥』
……─っ…いや‥
ちょっと待って‥
“克俊から身を守ることはできない”
‥てことは──
「克俊っ!!」
「ああ?どうした急に?」
知也は自分の肩を抱いて歩く克俊を見上げ、血相変えて呼び止める!
・
「今からどこ行くの!?」
「‥‥‥
──どこって‥//」
‥怪しい!!
なんで目を反らす!?
知也の問いかけに克俊は目を泳がせながら頭を掻く‥そして小さな声でボソッと答えた。
「俺の家‥」
「家!?‥」
「そ。‥俺の家。」
「いえ‥‥」
復唱しながら一点を見つめ足を止める知也の肩を克俊は再び抱いて歩を進める。
‥いえ‥
‥イ‥エ‥
‥イェーイ(*^д')b
‥って高島かよ!?
ちがうっそんなこと言ってる場合じゃない!!!
しかも誰もツッコンでくれないっ
自ボケする知也は克俊に引っ張られるように歩きながら焦りまくる
「待って!克俊‥っ」
そう言って足を止めた瞬間克俊は知也の唇を強引に塞いだ。
‥ぅあ──っ‥//‥ン
ゆっくりと舌先を侵入させ舐めるように知也の口腔を這いまわる‥
そして捕らえるように知也の舌を絡めとり熱い吐息を吐きながら囁いた…
「待って‥だって?
冗談だろ?
‥もう、散々待った‥
これ以上は待てねえよ‥。」
「‥‥っ!‥//」
・
熱を持つ瞳を向けて高揚した視線を投げかける
今までの余裕のある克俊とは明らかに違っていた‥
“もう待つ気はない‥”
瞳がそう語っている‥
「か‥かつ、とし‥//」
戸惑う知也を見つめたまま克俊は携帯を手にして話し始める
「──もしもし‥あぁ、わかった‥。」
‥‥‥?
「迎えが着いたみたいだから行くぞ‥」
‥え?迎え!?
克俊は有無を言わさず知也を学園から拐うように連れ出す──
そして、着いた先には黒塗りのベンツが待っていた‥
「克俊様、お待たせしました。」
車から降りた運転手が後部のドアを開き頭を下げる‥
克俊は軽く挨拶を返すと、知也を後部座席の奥に追いやり逃げ道を塞ぐように自分も後から乗り込んだ。
知也は固まったまま終始無言で車と運転手の後ろ姿と克俊をちらちらと盗み見ている‥
‥もう待てないって‥
もう‥待てないって言った──
どうし‥よう‥っ‥
いやだ
──!!違うっ
嫌じゃない‥///
嫌じゃないけどっ‥
・
心の葛藤を知らせるように手に汗が滲んでくるっ
そして焦りながらも知也の視線はついつい克俊の下半身に集中していた。
‥ど、どうしよう──
知也のそんな焦りをみすかしたように克俊は知也の肩に回した手でグッと自分の方へと引き寄せる
そして座席に腰掛けたまま知也の顔を自分の胸に埋めさせると‥
汗ばむ手を握り自分のブツをズボンの上から掴ませた──
「──!!
克俊!??‥ちょ‥//」
焦る知也の耳に唇を寄せて克俊はボソボソと熱い吐息と同時に熱い言葉を送り込む
「知也‥//
俺、マジにやべー‥
めちゃめちゃ興奮してる」
「──‥!‥//っ
‥ぅ、あ!」
克俊はそういいながら知也の耳に舌を這わし尚も言葉を連ねた
「知也は?‥
興奮してる?‥//」
自分の熱い愛撫から身をよじるように逃げる知也をしっかりと捕まえて、克俊は再び知也の唇を塞ぐと自分の下半身に添えた知也の手を握り上下に律動させ始めた
‥ぅあッッ‥//
克俊デカっ…ちょっと…っ
小さな手の平の中でぐんぐんと春の筍のように成長を始める克俊の下半身に知也は脅えながら徐々に興奮を覚えた
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