初心者女子

nim

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第一章  吸収期女子編

第五話  女子の嗜み

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「ちっがぁ~う!何回言ったらわかるのよ!?足は揃えてって言ったよね?!」

怒ってるところにボクが反抗したら逆ギレされる・・

ボクも頑張ってるよ?

「わかったから・・怒んなくてもいいじゃん?」

あ~・・うるさい・・小姑め・・いつかその減らず口を黙らせてやるぞ!

そう誓い、自然に緩んでガニ股になった脚を揃えてやる

別に誰も気にしないだろ・・?ボクが股開いたって・・・

ブツブツ文句を言ってると、紗良に追い打ちをかけられる

「千秋?別に股開いても誰も気にしないとか思ってたりする?女子は頭の上から足の爪先まで気を使って動かないと駄目だよ?わからんちんの千秋には、とりあえずスカート履いてもう一回やってもらうから」

ことある事にスカート、スカート・・

着けてないも同然の布、男の時は目の保養になったが、女の子になると保養どころの話ではない、股間がスースー保護されてる気が全くしない

あぁ・・またかよ・・スカート嫌いなんだよな・・スカスカのカスカスで男の為の布じゃないか

はぁ、無理やり着替えさせられるのもしゃくだから、着替えるか・・

仕方なく新調した高校の制服のスカートを着用してやる
嫌々な割に、着替えに抵抗がなくなってきている自分にビックリしてそんな自分にイラッとくる

「着替えた?じゃあもう一回ベッドに座って」

紗良の命令で仕方なくベッドに腰掛ける
スカートの下側がおしりの方へと勝手にずれ込みスカスカのスカートの中身が見えそうになった
チャンスとばかりに命令してきた紗良に文句を言ってやる

「ほらっ!見た!?紗良見た!?これ!これだよ!?履く意味全くないじゃん?!勝手にめくれるじゃん?服として機能してないじゃん!!」

ボクがスカートを嫌いな理由を紗良に熱弁してやった

よしっ!言ってやったわ!

ニヤッと不敵な笑みをして、向いにいる紗良を見下す眼差しを送ってやった
ここまで言えば紗良も諦めるだろう、ボクにだってプライドはあるからな、あんなヒラヒラに屈するわけにはいかないのだよ
無駄に勝ち誇った気でいるところに、疾風のごとく紗良が目の前に現れる

なっ・・なにっ!?いつの間に!

ドンッ!

何故か紗良に突き倒されてしまうボク
なんだか目がこわい気がする
紗良に「わかった!そこまで言うならスカートはなし!」を頭で想像して期待してたのに、無理やり押し倒され紗良に手をホールドされる

動けない・・

やだ・・やめて・・

「ち~あ~き~っ!反抗的だね?もう怒った!」

無理くりモミモミ、胸をもまれ始めるボク

右に左に両手でこねくり回してくる

何という攻撃・・容赦がない

んっ・・なんで・・女に揉まれるなんて
あっ・・もう生きていけないよぉ・・・

なすがまま、揉まれて変な気分になってしまう

ヤバい・・男の時となんか違うぞ・・
このまま紗良に屈服するのは・・いやだ

力の抜ける身体に目一杯力を込めて紗良を押し退け、上体を起こす

よしっ!元男の荒行!思い知ったか!

逆転サヨナラホームランでこのまま逃げ切ってやる!
優位に立っていると錯覚しているボクの背後から急に腕が伸びてくる
完全に油断していたボクは、衝撃で目を瞑ってしまい変な声も出てしまった、そしてまた紗良の餌食になる

恐る恐る目を開けると、まさかの服の上からの胸を鷲掴み

やだ・・この体勢・・男の願望そのものじゃん・・
男は喜ぶが、やられてる方は気が気じゃない、なにをされるか・・
考えても見てほしい、紗良なら100歩譲ってされても納得できるが、この相手が男なら・・・
ザワッと寒気が襲い、胸の先端が着ているシャツに擦れて気が飛びそうになった

そんなおぞましい発想をしていた刹那、無意識にボクの女子の部分が紗良の指に反応して更に勝手に声が出てしまう

はう・・んっ・・あっ・・!

身体に力が入らない・・
ボクはもう・・ダメみたいだ・・

証拠に鷲掴みされて先をいじられているのに、胸の鼓動が収まらなくなっている

それを手で感じたのか、紗良がボクの耳元で囁く

「ダメじゃん千秋?ブラつけてないでしょ?無防備だと男にこうやってされちゃうよ?」

それはボクのプライドが・・許さないぞ
男に揉まれるくらいなら・・引き籠もってやる!

そんなちょっとアホな妄想に、こんな状況なのにニヤけて右手を口元に軽くつける仕草をしてしまうボクがいる

どのくらい経ったのだろうか、揉まれて突かれて、もう頭が回らなくなって久しい、紗良にされるがまま身体に力を入れるのを放棄していると、ようやく紗良は手を離してくれた

ハアハアと変な声と、異様な疲労感がボクの身体を襲う

「ちょっとやりすぎたかな?千秋はそこが弱いからちゃんとブラつけなね、後着けないと色々擦れて痛いよ?」

当たり前のように言われて、着けない恐ろしさを身を持って体験してしまった

ブラは忘れるな・・忘れるな・・揉まれるぞ・・

半ばトラウマを植え込まれ、意気消沈するボク

そんなボクに追い打ちをかけるように、脱力したボクの目の前で紗良が命令してくる

「さっ?千秋には選択肢をあげるね!また胸を揉まれるか・・女の子の嗜みの練習をするか・・選んで?」

獲物を狙う肉食獣のような目つきだ・・
逆らったら喰われる・・!

ボクはフルフルと身体を震わせ、小動物のようなつぶらな目で降参を合図する
意味が伝わったようで、机の椅子に座れと指示された

仕方なく椅子に座ろうとかがむと、紗良に
「ストップ!」と声をかけられた

この体勢で・・拷問だ・・さっきのモミモミで脚に力が入りづらいんだぞ?ボクをいたぶって楽しんでやがる・・!
絶対そのうち、けちょんけちょんのギタンギタンにしてやるからな!見てろよ・・!

無駄な発想だけは負けない哀れなボク

そんなやり取りを頭の中でしていると、紗良がなにか言っているのに気づく

「聞いてる?座る直前にお尻の下に手を滑らせてスカートがめくれるのを直せって言ってるの?早くやって!」

スパルタ紗良め・・女王様気取りか?紗良のSはSっ気のSだな・・!絶対そうだ!

言葉に出すと何されるかわからないから、とりあえず胸の片隅に保管しておく
従順なフリをして紗良の言った通りに座ってやることにした

「あっ・・キレイに座れた・・スゴっ!これ見たことあるわ!女子これやってたわ!すごいすごい!」

単純なボクは手をパチパチして喜ぶが、それを見て紗良の目の色が変わるのがわかった

「そんなことで喜ばないで?それと千秋?言葉遣いがなってないわね・・そんな事いつ誰がやっていいって言ったの?またお仕置きする?」

えっ・・?頭の中覗けるの?どこの言葉遣い?
目が怖いよ・・
お仕置きやだよぉ・・
ボク女の子だよ?優しくしてよ・・

都合よく男と女を使い分けるボク
紗良とのやり取りで自然に身についてしまった副産物

でもこれはなかなかボクに合ってるみたいで、使い分けると心がなんか落ち着く

女である事を少し受け入れ、見えない所は男のプライドで固めておく
そうすることで、身体のバランスが取れてる気がする


でもこれはSの紗良には秘密だ、これ以上ズタズタにされたらボク立ち直れないし・・

それから3日間、ボクはみっちりと紗良に女子の嗜みを植え付けられた
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