旅路魔王討伐

みかん

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十話

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 四人は雷鳴の湖があるとされる場所の付近に着いた。
 目の前に広がる、更地の中央に湖があるのを見つけた。その場所に向かうにつれ天気はだんだん悪くなっていく。雨が降り、カリハラのガード魔法で雨から守りながら進む。激しい雷の音も聞こえてきた。
 湖に到着した。
 すると、湖に雷が落下した。
 すごく激しい音と衝撃が四人に襲った。
 四人の前に黄金の龍が出現した。
 龍は四人に向かって、黄色のビームのような攻撃をした。そのビームには電気が帯びてるのが、見た目で確認できた。ガード魔法でビームをガードする。電気に氷魔法を当てた。
 すると氷に出来が帯びていく。氷魔法に電気が蓄積されているのだ。
 カイレンが炎魔法を放った瞬間、大きな爆発が起こった。
 氷、電気、炎が融合したのだ。
 黄金の龍はチリヂリになって消えた。
 四人も爆発に巻き込まれたものの、大きなケガをすることはなかった。すると消えた龍の場所から巻物が落ちてきた。カイレンは巻物を拾い、開く。三人も巻物を覗き込んだ。
 巻物には文字が書かれてあった。
「雷鳴の湖」
「ケバスボシティ」
「荒廃の地」
「炎火山」
「毒の海」
「魔王手下」
「魔王」……と。
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