打倒!魔物討伐

みかん

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六話

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「ハーライって、困ったとき相談する人って誰かいるの?」
 セテチーは興味津々に聞く。
「うーん……いない……かな?」
 ハーライはいう。
「親は?」
「小さい頃に亡くなったんだ」
 ハーライは少し俯きながら答える。
「そ……そうなんだ……」
「魔物に殺されたんだ……魔物に襲われそうになった僕をかばってね。お父さんに魔物の牙があたってその後動かなくなった。その後お母さんが僕のもとに駆け寄って覆い被ってきた。その後耳をつんざくくらいの大きな悲鳴が聞こえて覆いかぶさったままお母さんも動かなくなった。何が起こったのか理解できなくて、その後気絶したみたいで、通りかかった誰かが僕を病院まで運んでくれたんだ。でも誰が運んでくれたのか、わからなくて……それで僕は、魔物を殺さなくてはいけない……そう思ってこの学校に入ったんだ……」
「そうだったんだ……」
 セテチーは呟く。
「実は僕も両親がいないんだ。お母さんは小さい頃、病にかかってなくなった。お父さんは魔物と戦う戦士だった。だけど戦ってるときに魔物に殺された。僕はお父さんみたいになるのが夢だった。はじめは落ち込んでばかりだったけど、それでお父さん、お母さんは喜ばないと思った。だから魔物と戦うことを決心したんだ……」
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