18 / 24
協力 ~情報提供と目標~
しおりを挟む
これからは、地球温暖化対策とヒロトについて詳しく調べていくことが必要になった。
ユンセルは、ヒロトと共に、タク、カナにもヒロトのことを話した。
「……だからヒロトは、その町前の草原にいたところからの記憶しかないらしいんだ」
タク、カナはユンセルの話を聞き、驚く。
「でも、ヒロトは過去の記憶がないだけでどうして昔のそのヒロトっていう研究者が自分だと、思うんだ?」
タクはヒロトに聞いた。
「そのヒロトという研究者は地球温暖化について研究を始める前、改名して、ヒロトという名前になっている。つまり、改名前は、別の名前があって、今この時代に生きていたヒロトが自分の名前に改名したってことなんだと思う。でも肝心の自分のその改名前の名前は憶えていないんだ」
「な……なるほどな」
タクは少し戸惑ったが理解した。
「これからどうするんだ?」
タクはヒロトに聞いた。
「とりあえず、地球温暖化対策は練っていく必要があると思う。僕のことはまだどうしようか決まってない」
「そうか……」
するとカナが口を開いた。
「あの……ヒロトについて思いついた案があるんだけどいい?」
「なんだ?」
ユンセルは聞いた。
「その、この町の手前の草原にいたってことは、この町に住んでるとは限らないんだよね?だったらこの町にはいないかもしれないけどヒロトの親に会うってのはどうかな?何かその入れ替わる前のヒロトについてわかることがあるんじゃないかなと思ったんだけど……まあまだ何も手掛かりもないけどね……」
「なるほどな」
ヒロトは答えた。
「あと一ついい?」
カナはヒロトに聞いた。
「何だ?」
「その目が覚めて、スライムに会った後、この町に来て、すぐ冒険者として申請したって言ったじゃん?どうしてこうすぐに行動できたの?」
「ああ、それは…………最初目が覚めた時スライムを見た瞬間異世界に来たと思ったんだ。異世界でスライムといえば冒険者じゃん?で、スライムだからってなめてかかったら攻撃が痛すぎてとりあえずこの町に来たらいかにもという建物があって、入ったら冒険者申請できるっていう看板があって、冒険者になったというわけさ……まあでも、まさか核戦争後の復興中の日本の町並みだったとはね……」
「じゃあ、今のヒロトとしての記憶は少しはあるんじゃないか?剣の腕だって人並み以上にはあるんだし……」
ユンセルはヒロトに聞いた。
「うん、自分もそう思う、本を読んでて、自分が生きていたと思われる年から新しくできたものもどういうものか理解できているみたいだし……」
「戦い方もすぐ手馴れてたしね」
タクは言った。
「なるほど……だいたいは理解できたわ」
カナは答えた。
「それじゃあこれからもまた調べるの?」
ユンセルはヒロトに聞いた。
「うん、まあ調べも進めていくけど、同時に魔物問題も解決しなければならない。今はクエストという形で魔物の対策はできていると思うけど、例の馬に乗った魔物などの異変が起こってるからその原因究明も必要だと思う。あと、レベルを上げるためにもクエストにも行こう」
「なるほどな」
ユンセルは答えた。
「確かに、ここで何もしなかったら何の問題も解決しないもんな」
「……分かった、頑張る!」
タクは真剣な顔で答えた。
「もちろん私もできることはたくさんする」
カナも笑顔で答えた。
「みんな……ありがとう……」
ユンセルは、ヒロトと共に、タク、カナにもヒロトのことを話した。
「……だからヒロトは、その町前の草原にいたところからの記憶しかないらしいんだ」
タク、カナはユンセルの話を聞き、驚く。
「でも、ヒロトは過去の記憶がないだけでどうして昔のそのヒロトっていう研究者が自分だと、思うんだ?」
タクはヒロトに聞いた。
「そのヒロトという研究者は地球温暖化について研究を始める前、改名して、ヒロトという名前になっている。つまり、改名前は、別の名前があって、今この時代に生きていたヒロトが自分の名前に改名したってことなんだと思う。でも肝心の自分のその改名前の名前は憶えていないんだ」
「な……なるほどな」
タクは少し戸惑ったが理解した。
「これからどうするんだ?」
タクはヒロトに聞いた。
「とりあえず、地球温暖化対策は練っていく必要があると思う。僕のことはまだどうしようか決まってない」
「そうか……」
するとカナが口を開いた。
「あの……ヒロトについて思いついた案があるんだけどいい?」
「なんだ?」
ユンセルは聞いた。
「その、この町の手前の草原にいたってことは、この町に住んでるとは限らないんだよね?だったらこの町にはいないかもしれないけどヒロトの親に会うってのはどうかな?何かその入れ替わる前のヒロトについてわかることがあるんじゃないかなと思ったんだけど……まあまだ何も手掛かりもないけどね……」
「なるほどな」
ヒロトは答えた。
「あと一ついい?」
カナはヒロトに聞いた。
「何だ?」
「その目が覚めて、スライムに会った後、この町に来て、すぐ冒険者として申請したって言ったじゃん?どうしてこうすぐに行動できたの?」
「ああ、それは…………最初目が覚めた時スライムを見た瞬間異世界に来たと思ったんだ。異世界でスライムといえば冒険者じゃん?で、スライムだからってなめてかかったら攻撃が痛すぎてとりあえずこの町に来たらいかにもという建物があって、入ったら冒険者申請できるっていう看板があって、冒険者になったというわけさ……まあでも、まさか核戦争後の復興中の日本の町並みだったとはね……」
「じゃあ、今のヒロトとしての記憶は少しはあるんじゃないか?剣の腕だって人並み以上にはあるんだし……」
ユンセルはヒロトに聞いた。
「うん、自分もそう思う、本を読んでて、自分が生きていたと思われる年から新しくできたものもどういうものか理解できているみたいだし……」
「戦い方もすぐ手馴れてたしね」
タクは言った。
「なるほど……だいたいは理解できたわ」
カナは答えた。
「それじゃあこれからもまた調べるの?」
ユンセルはヒロトに聞いた。
「うん、まあ調べも進めていくけど、同時に魔物問題も解決しなければならない。今はクエストという形で魔物の対策はできていると思うけど、例の馬に乗った魔物などの異変が起こってるからその原因究明も必要だと思う。あと、レベルを上げるためにもクエストにも行こう」
「なるほどな」
ユンセルは答えた。
「確かに、ここで何もしなかったら何の問題も解決しないもんな」
「……分かった、頑張る!」
タクは真剣な顔で答えた。
「もちろん私もできることはたくさんする」
カナも笑顔で答えた。
「みんな……ありがとう……」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる