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── 1章 アルト編 ──
002.聖霊に間違えられた?
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「もしかしてあなたは聖霊様ですか?」
えっ。多分違うよね?
いや、そもそも聖霊ってなんだろう?
『聖霊って何かな?』
「えーっと。聖霊は聖属性を司る神様の使い、だと言われているんですけど。すみません。ぼくもそこまで詳しくは知らなくて」
思わぬところでアルトがぼくっ子であることが判明した。
それにしても聖霊かー。
うーん、多分違うと思うけど……確証はないんだよね。ここは正直に言おう。
『多分違うと思うよ』
「そう、ですか」
え、なに? その悲しそうな目? すごい罪悪感なんですけど。
『いや、自分でもちょっとまだわかってないというかー。いや、もしかすると聖霊かもしれない可能性も微レ存というか』
「そうですか! やっぱり聖霊様なんですね!」
『いや、可能性だよ。可能性』
「はい! 可能性ですね!」
絶対わかってないな。いやまあ、罪悪感に負けてそう誘導してしまったわたしも悪いんだけど。
でも、わたしに対するアルトの好感度はそんなに悪くないみたい? わたしの話術が火を吹いたか! えっ、聖霊と間違われてるから? ですよね。
まあでも、好感度が良いことは良いことだ?
この際アルトのことをいろいろ調べさせてもらおうかな? 多分わたしに関係あるし。……ケイも流石にヒントくらいは残してるよね?
『アルトのことを教えてもらってもいい?』
「もちろん、いいですよ。あ、でも移動しながらでもいいですか? 流石に魔物の死体の近くでぼーっと立ってるのは危険なので」
『それもそうだね。あっ、魔物の死体を放置してもいいのかな?』
「ここは結構深いところなので放置しても大丈夫だと思います」
さっきも言ったとおりここは森の中。
きっと、人が住んでるようなところじゃないから死体が荒らされたりしても問題ないということなんだろう。
『そっか。じゃあ行こうか』
「はい!」
そこからは歩きながらアルトの話を聞くことにした。
アルトはここから一番近い街エーテルウッドでパーティーを組んで冒険者として活動しているそうだ。パーティー名は〈アークライト〉。槍術士のセイソン、剣士のノーア、魔法使いのアリア、そしてアルト。4人組のパーティーらしい。
やっぱり冒険者とかあるんだなーと思いながらアルトの話を聞いていく。
アルトはパーティに入ってまだ1ヶ月弱しか経っていないらしい。そのちょっと前くらいに教会で〈祝福〉を受け、〈アークライト〉に拾われてパーティーに入ったそうだ。
祝福とは〈技能〉と〈魔法〉を神様から授かる儀式みたいなものみたい。12歳になると全員が祝福を受け、技能と魔法を授かるそうだ。
あれ? そうするとアルトはまだ12歳ってこと? それにしては大人びてるなぁ。
今日はパーティとしての活動は休みの日で、アルトは訓練のために一人で探索をしていたみたいだ。
なお、今は帰る途中で森を抜けた街道を目指しているらしい。私に会う少し前に、ここら辺んではあまりみない大きめの魔物に遭遇して逃げてきたそうだ。
えっ、それって大丈夫なの?と思ったけど足の早くない魔物だったのと、アルトも逃げるくらいの能力は持ってるから大丈夫だったみたい。というよりも短剣だとトドメをさせないから仕方なく逃げてきたとか。
キラーラビットの時もそうだけどちょっとアルトって戦意高めなのかな?
そして今は、魔物の報告とパーティーメンバーとの相談のために街へ戻っているところらしい。
「他に聞きたいことはありますか?」
『うーん。特にないかなー』
強いていえば、大きめの魔物がどんな感じだったのかは気にはなったけど、今の自分を知ることには関係ない。それよりやってみたいことがあるんだよね。
『それより、アルトのことを調べてみてもいい?』
「調べる、ですか?」
アルトは手を少し上げて自分の腕を右、左へと眺めはじめた。
うん。可愛いけど違うからね。そんな身体検査みたいなことはしませんとも。
『そうじゃなくて、何だろう。説明するのが難しいんだけど、わたし、「調べたい」って思って見たものを調べることができるみたいなんだよね。それをアルトにしたいんだけど、いいかな?』
こういうのは許可をとらなきゃね。個人情報保護だよ。えっもう見てるだろって? それは意図したものじゃないからノーカンってことにしてもろて。
「なるほど。聖霊様は〈鑑定〉が使えるんですね。すごいです」
『〈鑑定〉?』
「ぼくのステータスを見るってことですよね?」
『多分そうなのかな?』
「それが〈鑑定〉です。技能の一つですね」
へー。あれって〈鑑定〉っていうのか。普通に知られてるのね。
ちなみに、冒険者ギルドには支部に一人くらい〈鑑定〉持ちがいるとアルトに教えてもらった。冒険者ギルドもやっぱりあるんだーって、ちょっと思ったけど、あんまりあれこれ聞きすぎると怪しまれるかもしれないから聞きすぎないことにする。もう遅い気もするけど。というかあの窓、チートスキルじゃないんかい! ケイよ。チートスキルを早くください。
ともあれ、アルトから許可はもらったので〈鑑定〉を使ってみることにする。
────────────────────
名前:アルト
種族:人族
────────────────────
うん。それは知ってる。もうちょい詳しく。
────────────────────
名前:アルト
種族:人族(?)
技能:全剣技
天の声
魔法:冥
聖
恩恵:自由神の勇者の種
────────────────────
そうそう。欲しかったのは多分そういうの。
調べるのにちょうどいいくらいの分量だ。
……なんというかいろいろツッコミどころがあるね。種族に(?)がついてるし。技能の〈全剣技〉てなに? 全ての剣術ができるってか? チートじゃない? あと〈恩恵〉は何だかわからないけど〈自由神の勇者の種〉って絶対やばいやつだと思う。
まあいろいろあったけど一番気になったことが、アルトのもう一つの技能だ。すごく嫌な予感がする。
突然に思うかもしれないが、ケイにも暴露されたようにわたしの前世の名前は天野セイだ。で、わたしが中学生の時に「存在感がなくて声だけみたい」、と陰で言われていた時のあだ名がある。そう。天の声だ。もちろん、天野と天の、セイと声、とをかけている。嫌な陰口である。そしてアルトの技能のなかに〈天の声〉というスキルがある。
もう一度言おう。嫌な予感がする。
「どうかしましたか?」
『聞きたいんだけど』
「はい」
『〈天の声〉っていう技能に聞き覚えは?』
「ないですね。初めて聞きました」
『ちなみにアルトが覚えてる技能は〈全剣技〉?』
「やっぱりわかるんですね。はい。わたしの技能は〈全剣技〉です」
『それだけ?』
「見てもらった通りそれだけです」
はい。わたしのあだ名と被ってることと、アルトが「知らない、持ってない」発言でツーストライク。もう一つでアウトなんだけど、〈天の声〉って調べられないかな?
────────────────────
技能:天の声(アマノセイ)
副技:天啓
天眼
天授
??
天声ポイント:101pt
天命 ★★★
────────────────────
あー調べられるのね。〈鑑定〉で調べた文字をさらに調べることができるってことかな?
そしてかっこ書きでわたしの名前が書いてあります。スリーストライクです。どうもありがとうございました。
……転生したら天声でしたってか? 面白くないわ! わたしの黒歴史をほじくりかえしやがって!
ケイめ。今度会ったら覚えておけよ!
えっ。多分違うよね?
いや、そもそも聖霊ってなんだろう?
『聖霊って何かな?』
「えーっと。聖霊は聖属性を司る神様の使い、だと言われているんですけど。すみません。ぼくもそこまで詳しくは知らなくて」
思わぬところでアルトがぼくっ子であることが判明した。
それにしても聖霊かー。
うーん、多分違うと思うけど……確証はないんだよね。ここは正直に言おう。
『多分違うと思うよ』
「そう、ですか」
え、なに? その悲しそうな目? すごい罪悪感なんですけど。
『いや、自分でもちょっとまだわかってないというかー。いや、もしかすると聖霊かもしれない可能性も微レ存というか』
「そうですか! やっぱり聖霊様なんですね!」
『いや、可能性だよ。可能性』
「はい! 可能性ですね!」
絶対わかってないな。いやまあ、罪悪感に負けてそう誘導してしまったわたしも悪いんだけど。
でも、わたしに対するアルトの好感度はそんなに悪くないみたい? わたしの話術が火を吹いたか! えっ、聖霊と間違われてるから? ですよね。
まあでも、好感度が良いことは良いことだ?
この際アルトのことをいろいろ調べさせてもらおうかな? 多分わたしに関係あるし。……ケイも流石にヒントくらいは残してるよね?
『アルトのことを教えてもらってもいい?』
「もちろん、いいですよ。あ、でも移動しながらでもいいですか? 流石に魔物の死体の近くでぼーっと立ってるのは危険なので」
『それもそうだね。あっ、魔物の死体を放置してもいいのかな?』
「ここは結構深いところなので放置しても大丈夫だと思います」
さっきも言ったとおりここは森の中。
きっと、人が住んでるようなところじゃないから死体が荒らされたりしても問題ないということなんだろう。
『そっか。じゃあ行こうか』
「はい!」
そこからは歩きながらアルトの話を聞くことにした。
アルトはここから一番近い街エーテルウッドでパーティーを組んで冒険者として活動しているそうだ。パーティー名は〈アークライト〉。槍術士のセイソン、剣士のノーア、魔法使いのアリア、そしてアルト。4人組のパーティーらしい。
やっぱり冒険者とかあるんだなーと思いながらアルトの話を聞いていく。
アルトはパーティに入ってまだ1ヶ月弱しか経っていないらしい。そのちょっと前くらいに教会で〈祝福〉を受け、〈アークライト〉に拾われてパーティーに入ったそうだ。
祝福とは〈技能〉と〈魔法〉を神様から授かる儀式みたいなものみたい。12歳になると全員が祝福を受け、技能と魔法を授かるそうだ。
あれ? そうするとアルトはまだ12歳ってこと? それにしては大人びてるなぁ。
今日はパーティとしての活動は休みの日で、アルトは訓練のために一人で探索をしていたみたいだ。
なお、今は帰る途中で森を抜けた街道を目指しているらしい。私に会う少し前に、ここら辺んではあまりみない大きめの魔物に遭遇して逃げてきたそうだ。
えっ、それって大丈夫なの?と思ったけど足の早くない魔物だったのと、アルトも逃げるくらいの能力は持ってるから大丈夫だったみたい。というよりも短剣だとトドメをさせないから仕方なく逃げてきたとか。
キラーラビットの時もそうだけどちょっとアルトって戦意高めなのかな?
そして今は、魔物の報告とパーティーメンバーとの相談のために街へ戻っているところらしい。
「他に聞きたいことはありますか?」
『うーん。特にないかなー』
強いていえば、大きめの魔物がどんな感じだったのかは気にはなったけど、今の自分を知ることには関係ない。それよりやってみたいことがあるんだよね。
『それより、アルトのことを調べてみてもいい?』
「調べる、ですか?」
アルトは手を少し上げて自分の腕を右、左へと眺めはじめた。
うん。可愛いけど違うからね。そんな身体検査みたいなことはしませんとも。
『そうじゃなくて、何だろう。説明するのが難しいんだけど、わたし、「調べたい」って思って見たものを調べることができるみたいなんだよね。それをアルトにしたいんだけど、いいかな?』
こういうのは許可をとらなきゃね。個人情報保護だよ。えっもう見てるだろって? それは意図したものじゃないからノーカンってことにしてもろて。
「なるほど。聖霊様は〈鑑定〉が使えるんですね。すごいです」
『〈鑑定〉?』
「ぼくのステータスを見るってことですよね?」
『多分そうなのかな?』
「それが〈鑑定〉です。技能の一つですね」
へー。あれって〈鑑定〉っていうのか。普通に知られてるのね。
ちなみに、冒険者ギルドには支部に一人くらい〈鑑定〉持ちがいるとアルトに教えてもらった。冒険者ギルドもやっぱりあるんだーって、ちょっと思ったけど、あんまりあれこれ聞きすぎると怪しまれるかもしれないから聞きすぎないことにする。もう遅い気もするけど。というかあの窓、チートスキルじゃないんかい! ケイよ。チートスキルを早くください。
ともあれ、アルトから許可はもらったので〈鑑定〉を使ってみることにする。
────────────────────
名前:アルト
種族:人族
────────────────────
うん。それは知ってる。もうちょい詳しく。
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名前:アルト
種族:人族(?)
技能:全剣技
天の声
魔法:冥
聖
恩恵:自由神の勇者の種
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そうそう。欲しかったのは多分そういうの。
調べるのにちょうどいいくらいの分量だ。
……なんというかいろいろツッコミどころがあるね。種族に(?)がついてるし。技能の〈全剣技〉てなに? 全ての剣術ができるってか? チートじゃない? あと〈恩恵〉は何だかわからないけど〈自由神の勇者の種〉って絶対やばいやつだと思う。
まあいろいろあったけど一番気になったことが、アルトのもう一つの技能だ。すごく嫌な予感がする。
突然に思うかもしれないが、ケイにも暴露されたようにわたしの前世の名前は天野セイだ。で、わたしが中学生の時に「存在感がなくて声だけみたい」、と陰で言われていた時のあだ名がある。そう。天の声だ。もちろん、天野と天の、セイと声、とをかけている。嫌な陰口である。そしてアルトの技能のなかに〈天の声〉というスキルがある。
もう一度言おう。嫌な予感がする。
「どうかしましたか?」
『聞きたいんだけど』
「はい」
『〈天の声〉っていう技能に聞き覚えは?』
「ないですね。初めて聞きました」
『ちなみにアルトが覚えてる技能は〈全剣技〉?』
「やっぱりわかるんですね。はい。わたしの技能は〈全剣技〉です」
『それだけ?』
「見てもらった通りそれだけです」
はい。わたしのあだ名と被ってることと、アルトが「知らない、持ってない」発言でツーストライク。もう一つでアウトなんだけど、〈天の声〉って調べられないかな?
────────────────────
技能:天の声(アマノセイ)
副技:天啓
天眼
天授
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天声ポイント:101pt
天命 ★★★
────────────────────
あー調べられるのね。〈鑑定〉で調べた文字をさらに調べることができるってことかな?
そしてかっこ書きでわたしの名前が書いてあります。スリーストライクです。どうもありがとうございました。
……転生したら天声でしたってか? 面白くないわ! わたしの黒歴史をほじくりかえしやがって!
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