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1章
2-1話 小さな盾
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人間の大陸は、3つの区域に分かれている。
魔物の大陸に近い、帝区。
中間地点にあり安全地域、都市区。
そして僕の住む何もない、辺境区。
区域は大きな壁で阻まれている。
王様がいるのは帝区であって、僕のような孤児がおいそれといける場所じゃない。
それに僕は…。
「…その頼み事は聞いて上げられないよ。僕はレベルが低いから」
区域を通過するには、レベルが高くないといけない。
ゼリーマンすら倒せない僕じゃ、通らせてもらえないのだ。
イズには悪いけど、断るしかない。
「れべる、とは?」
「魂の強さを表す数字。これが高くないと、王様のいる帝区には行けないんだ」
僕はイズに二の腕を見せる。
そこには「1」という数字が刻まれている。
僕のレベルだ。
魔物の大陸に近い、帝区。
中間地点にあり安全地域、都市区。
そして僕の住む何もない、辺境区。
区域は大きな壁で阻まれている。
王様がいるのは帝区であって、僕のような孤児がおいそれといける場所じゃない。
それに僕は…。
「…その頼み事は聞いて上げられないよ。僕はレベルが低いから」
区域を通過するには、レベルが高くないといけない。
ゼリーマンすら倒せない僕じゃ、通らせてもらえないのだ。
イズには悪いけど、断るしかない。
「れべる、とは?」
「魂の強さを表す数字。これが高くないと、王様のいる帝区には行けないんだ」
僕はイズに二の腕を見せる。
そこには「1」という数字が刻まれている。
僕のレベルだ。
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