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学園編
閑話 赦し 4(部隊長視点)
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その日の夕方、近衛騎士団長に呼び出された。フォロン侯爵家で神獣様に謝罪をした結果の連絡だろう。そう思い、執務室へと向かったが、伝えられたのは思わぬ内容だった。
「神獣様からの伝言です。転属希望が神獣様への償いのためなら、認めないとのことでした。審判は下されて、あの件はもう終わっていると」
「それは……」
「陛下は、神獣様をよく知っているであろう部隊長にすべて任せると仰せでした」
私のネウラへの異動についての、神獣様の反応だった。
「カエルラ、同期として聞きたい。なぜネウラを希望するんだ? ウィオラスと組んでネウラの独立を狙っていると言われれば納得するが、違うだろう?」
「そんなことは考えていません!」
「知っている。おまえがそんな奴なら、家族とともに神罰が下っているだろう。私は、心配しているんだ」
ハイウェルは、貴族学校に同じ学年で通い、騎士見習いとしてともに第一部隊に配属された同期だ。私が第三部隊に異動した翌年にハイウェルも異動したが、数年で近衛騎士団に転属した。
だが、お互い心配するような間柄ではなかったはずだ。
「おまえは相手にもしなかったが、私はおまえをライバルだと思っていたよ。同時に嫉妬した。どうあがいても勝てない、努力では埋められない差があるのだと、現実をたたきつけられたからな」
「……もしかして、近衛騎士団への転属は」
「私の少ない魔力では魔物相手に通用しない。だが人間相手なら、おまえに勝てる。いつか、魔法も込みでお前を打ち負かすことを目標に、鍛錬を積んできた」
そんなふうに思われているなど、今まで知らなかった。水の上級魔法使いとして、何より宰相の息子として、周りの騎士からは遠巻きにされていたから、同期という仲間意識もなかった。剣では決して敵わないハイウェルが、私をライバルと思ってくれていたなど、思いもよらなかった。私の魔法は、ハイウェルの剣のように努力で手に入れたものではない。それに――
「そんなふうに思ってもらう資格はありません。この国に神罰が下るきっかけを作ったのは、私です。私が償わなければならない相手は、神獣様だけでなく、この国です。もちろん、旧ベラガ公爵家の縁者も」
「それを言うなら、第二王子殿下を止められなかった我々近衛にも罪はある」
「ですが貴方は王太子殿下付きでした」
「あのときもし私が第二王子殿下付きだったなら、おそらく止めずに命令に従い、ともに神罰を受けただろうな」
けれど神罰後、ハイウェルが団長になってから、近衛は変わったと聞いている。おかしな命令を下されたときにいさめることもまた主君を守ることにつながるのだと、近衛も守られる王族も、意識を変えたという。
「誰が悪いと言うなら、亡き王子殿下だ。けれど、その状況に異を唱えなかったのだから、王宮にいた人間はみな加担していたとも言える」
「それは……」
「おまえの家の人間もそうだろう。おまえが一人で背負うことではない」
そうなのだろうか。けれど、滅びた公爵家の人間として、私の罪が赦される日は来ない気がする。
そのとき扉がノックされ、騎士からフォロン侯爵の来訪を告げられた。
「カエルラ殿がこちらにいると聞いたから、お邪魔するよ。ルジェくんが落ち込んでいると連絡が来てね。早いうちに屋敷を訪れてくれるかな?」
「落ち込んで……?」
私の異動希望を聞いて、神獣様が自分のせいなのかと落ち込んでいるから、直接説明をするため屋敷を訪れてほしいと、連絡がきたそうだ。
「貴方は複雑だろうけど、貴方との関係と、旧ベラガ公爵家のことは、ルジェくんの中で分かれているんだと思う」
「それは……」
「神獣としてのルジェくんと、飼い狐のルジェくんは、別の存在のように見える。私たちも神獣としてのルジェくんは、一度しか見たことがないけれど」
「それは先日のご降臨ですか?」
「近衛騎士団長、あれは、飼い狐のルジェくんが、ウィオラスを応援しようとして、ちょっとやりすぎただけ」
周りへの影響を考えろとヴィンセントに怒られて、すまなそうにしながらも反省はしていなかった神獣様を思い出す。
ハイウェルは、神獣様が兄に呪いをかけた場にいなかった。異常に気づいてすぐに陛下の避難にあたったから、あの圧倒的なまでの神威を知らない。あれを知っていれば、先日の降臨はただのお遊びだと分かる。
「リュカをベラガ公爵家で引き取るという話を聞いたときだよ。神獣が保護している子どもに手を出すなど、神を軽んじていると怒ってしまって」
「そうだったのですか……」
「ですが、それは公爵家への神罰よりもだいぶ前では?」
「ウィオラスが、リュカの生活が落ち着くまで待ってほしいと願ったからね。だから、公爵には伝えたんだが、結局避けられなかった」
そうだったのか。ならば、神獣を怒らせたと知りながらも、態度を改めなかったことで、さらに怒りを買ったのか。公爵邸にお招きしたときにも一度怒らせているのだから、火魔法の子どもを引き取ると決めた時点でもう避けようがなかったのだろう。
「それでも、ルジェくんは貴方のことが好きだよ。だからちゃんと話してあげてほしい。それがたとえ家族を滅ぼされた恨みであっても、貴方の口から聞きたいんだと思う」
「……業務後に伺います」
「ありがとう。気晴らしに庭を掘っているらしくて、うちの庭がすべて掘り返されなくて済みそうだ」
そう笑うと、侯爵は執務室を後にした。
もやもやした気持ちを発散するために、一心不乱に土をかき出す狐の姿が想像できた。心を乱してしまい申し訳ないと思うと同時に、微笑ましいなとも思ってしまう。
「恨みつらみをぶつけても、狐くんはきっと受け止めてくれるだろう」
「ハイウェルはあの方が怖くはないのか?」
「あのなあ、同僚の半分が神罰を受けたんだぞ? 今さら何を畏れるんだ」
「すまない」
「そうじゃない。我々は常に見られている。かける言葉の一つや二つで変わるわけがないだろう」
神は日々の行いを見ている、と教会で教えられてきた。であるならば、大切なのは対面したときの言動などよりも、日頃の心持ちだ。神罰を下された近衛騎士を見て、そう感じる何かがあったのかもしれない。
きっとハイウェルのこういう潔さが、神獣様に気に入られているのだろう。
「ネウラへは降格なんじゃないかと、心配されていたからな。思うことをすべて話してこい」
「そうする」
そのためにも、まずは仕事を片づけよう。
立ち上がり、近衛騎士団長の執務室を出ようとした私に、背後から声がかかった。
「カエルラ、また手合わせをしてくれ」
「近いうちに」
同期とは、いいものなのかもしれない。もっと早くに気づくべきだった。
「神獣様からの伝言です。転属希望が神獣様への償いのためなら、認めないとのことでした。審判は下されて、あの件はもう終わっていると」
「それは……」
「陛下は、神獣様をよく知っているであろう部隊長にすべて任せると仰せでした」
私のネウラへの異動についての、神獣様の反応だった。
「カエルラ、同期として聞きたい。なぜネウラを希望するんだ? ウィオラスと組んでネウラの独立を狙っていると言われれば納得するが、違うだろう?」
「そんなことは考えていません!」
「知っている。おまえがそんな奴なら、家族とともに神罰が下っているだろう。私は、心配しているんだ」
ハイウェルは、貴族学校に同じ学年で通い、騎士見習いとしてともに第一部隊に配属された同期だ。私が第三部隊に異動した翌年にハイウェルも異動したが、数年で近衛騎士団に転属した。
だが、お互い心配するような間柄ではなかったはずだ。
「おまえは相手にもしなかったが、私はおまえをライバルだと思っていたよ。同時に嫉妬した。どうあがいても勝てない、努力では埋められない差があるのだと、現実をたたきつけられたからな」
「……もしかして、近衛騎士団への転属は」
「私の少ない魔力では魔物相手に通用しない。だが人間相手なら、おまえに勝てる。いつか、魔法も込みでお前を打ち負かすことを目標に、鍛錬を積んできた」
そんなふうに思われているなど、今まで知らなかった。水の上級魔法使いとして、何より宰相の息子として、周りの騎士からは遠巻きにされていたから、同期という仲間意識もなかった。剣では決して敵わないハイウェルが、私をライバルと思ってくれていたなど、思いもよらなかった。私の魔法は、ハイウェルの剣のように努力で手に入れたものではない。それに――
「そんなふうに思ってもらう資格はありません。この国に神罰が下るきっかけを作ったのは、私です。私が償わなければならない相手は、神獣様だけでなく、この国です。もちろん、旧ベラガ公爵家の縁者も」
「それを言うなら、第二王子殿下を止められなかった我々近衛にも罪はある」
「ですが貴方は王太子殿下付きでした」
「あのときもし私が第二王子殿下付きだったなら、おそらく止めずに命令に従い、ともに神罰を受けただろうな」
けれど神罰後、ハイウェルが団長になってから、近衛は変わったと聞いている。おかしな命令を下されたときにいさめることもまた主君を守ることにつながるのだと、近衛も守られる王族も、意識を変えたという。
「誰が悪いと言うなら、亡き王子殿下だ。けれど、その状況に異を唱えなかったのだから、王宮にいた人間はみな加担していたとも言える」
「それは……」
「おまえの家の人間もそうだろう。おまえが一人で背負うことではない」
そうなのだろうか。けれど、滅びた公爵家の人間として、私の罪が赦される日は来ない気がする。
そのとき扉がノックされ、騎士からフォロン侯爵の来訪を告げられた。
「カエルラ殿がこちらにいると聞いたから、お邪魔するよ。ルジェくんが落ち込んでいると連絡が来てね。早いうちに屋敷を訪れてくれるかな?」
「落ち込んで……?」
私の異動希望を聞いて、神獣様が自分のせいなのかと落ち込んでいるから、直接説明をするため屋敷を訪れてほしいと、連絡がきたそうだ。
「貴方は複雑だろうけど、貴方との関係と、旧ベラガ公爵家のことは、ルジェくんの中で分かれているんだと思う」
「それは……」
「神獣としてのルジェくんと、飼い狐のルジェくんは、別の存在のように見える。私たちも神獣としてのルジェくんは、一度しか見たことがないけれど」
「それは先日のご降臨ですか?」
「近衛騎士団長、あれは、飼い狐のルジェくんが、ウィオラスを応援しようとして、ちょっとやりすぎただけ」
周りへの影響を考えろとヴィンセントに怒られて、すまなそうにしながらも反省はしていなかった神獣様を思い出す。
ハイウェルは、神獣様が兄に呪いをかけた場にいなかった。異常に気づいてすぐに陛下の避難にあたったから、あの圧倒的なまでの神威を知らない。あれを知っていれば、先日の降臨はただのお遊びだと分かる。
「リュカをベラガ公爵家で引き取るという話を聞いたときだよ。神獣が保護している子どもに手を出すなど、神を軽んじていると怒ってしまって」
「そうだったのですか……」
「ですが、それは公爵家への神罰よりもだいぶ前では?」
「ウィオラスが、リュカの生活が落ち着くまで待ってほしいと願ったからね。だから、公爵には伝えたんだが、結局避けられなかった」
そうだったのか。ならば、神獣を怒らせたと知りながらも、態度を改めなかったことで、さらに怒りを買ったのか。公爵邸にお招きしたときにも一度怒らせているのだから、火魔法の子どもを引き取ると決めた時点でもう避けようがなかったのだろう。
「それでも、ルジェくんは貴方のことが好きだよ。だからちゃんと話してあげてほしい。それがたとえ家族を滅ぼされた恨みであっても、貴方の口から聞きたいんだと思う」
「……業務後に伺います」
「ありがとう。気晴らしに庭を掘っているらしくて、うちの庭がすべて掘り返されなくて済みそうだ」
そう笑うと、侯爵は執務室を後にした。
もやもやした気持ちを発散するために、一心不乱に土をかき出す狐の姿が想像できた。心を乱してしまい申し訳ないと思うと同時に、微笑ましいなとも思ってしまう。
「恨みつらみをぶつけても、狐くんはきっと受け止めてくれるだろう」
「ハイウェルはあの方が怖くはないのか?」
「あのなあ、同僚の半分が神罰を受けたんだぞ? 今さら何を畏れるんだ」
「すまない」
「そうじゃない。我々は常に見られている。かける言葉の一つや二つで変わるわけがないだろう」
神は日々の行いを見ている、と教会で教えられてきた。であるならば、大切なのは対面したときの言動などよりも、日頃の心持ちだ。神罰を下された近衛騎士を見て、そう感じる何かがあったのかもしれない。
きっとハイウェルのこういう潔さが、神獣様に気に入られているのだろう。
「ネウラへは降格なんじゃないかと、心配されていたからな。思うことをすべて話してこい」
「そうする」
そのためにも、まずは仕事を片づけよう。
立ち上がり、近衛騎士団長の執務室を出ようとした私に、背後から声がかかった。
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