『皮肉』

あとがき

というお話でした。
※決して人を馬鹿になどしていません。

後出しですがタイトルは『価値観』か『皮肉』かで悩みました。
人にはそれぞれ満たしたい何かがあり、それが満たせない事は幾ら相対的に見て幸福だとしても、
当人にはなんの恩恵もないのではないかと思いました。
思春期の反抗期に然り、死にたいと嘆くメンヘラに然り、
または僕から見た順風満帆そうな顔をした世間を闊歩する誰某然り、

僕とあなたは違う人間であり、あなたと誰かもまた違う人間の中、
どれだけ分かり合える誰かと生涯出会う事ができるのか
そして、それは喜ばしい関係なのか、ひた隠す間柄なのか
何が幸福で何が不幸かなど当人以外の価値観を押し付けたところで、突っ撥ね、溝は深まるばかりと、思いました。

この作品にはそんな意味が込められているとかいないとか
どうでも良いことなのでうな重たべたい。