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これが恋なんて信じません!
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あれからどれくらい時間が経ったのだろう。
ずっと身体を揺さぶられていて、絶え間なく与えられる刺激に頭がおかしくなりそう。
お腹のなかに注がれるのも四回目までは数えていたけれどそこから先はもう覚えていない。
喉が枯れて、それなのに何度も果てるのを抑えきれない。
背中を撫でられただけで大袈裟に反応してしまう。
「ぁっ、あっ、ううっ……ひぁ……もう、だ、め……」
「さずがにそろそろ辛いですか?」
もうずっと果てるか喘ぐかの二択で、苦しい。上を向いているのか下を向いているのかさえ分からない。
生理的な涙が溢れて睫毛を震わせるとアルフォンスはなぜか愛しげに私の頬を撫でた。その手はゆっくりと頭に移動して髪を梳いていく。
「昔、こうしてあなたが私の頭を撫でてくださったのですよ。……ようやくあなたが手に入った」
アルフォンスがなかから引き抜かれる。もう自分の身体の一部と勘違いするくらい繋がっていたから喪失感すら感じてしまう。
「む、かし――……?」
アルフォンスがなにか含みのあることを口にして、聞き返そうとしたけれど開放感と安堵から意識が遠のく方が速かった。
◇◇
翌朝。私とアルフォンスは何事もなかったかのように一緒に朝食を取った。
人払いをしてふたりきり。向かい合ったまま沈黙が続く。
普段は行為が終わればすぐに帰ってしまうからこうして朝まで一緒にいることははじめてだけれど。
「リリィ、その……体調はどうですか?」
「アルフォンス様のおかげで食欲もありますわ。ありがとうございます」
気を失った後、アルフォンスが献身的にケアをしてくれたらしく、あれだけの行為の後だというのに身体が少し気怠い程度だ。
目の前のアルフォンスを見てみれば、食事が一向に進んでいなかった。
なにか言いたげなようにも思えて声をかけようとすると、目が合う。
「リリィ」
「はい」
「昨日私に飲ませたのは『真の姿をさらけ出す薬』で間違いないですよね?」
「いえ。超強力な精力剤です……裏ルートで入手しました。その、アルフォンス様の国では恋人同士が飲むという……ご存じだったのですよね?」
真実の姿をさらけ出す薬、なんて聞いたこともない。それに超強力な精力剤でもなければ昨日のあれは説明がつかない。
アルフォンスはなるほど、と納得したように少し考える素振りをして、ふはっと吹き出した。
「どうりで話が噛み合わないわけですね。正式ルートではないといえ王族を騙したんだ。国民にも当然被害がでているはずですし……すぐに捕まりますよ」
するとまるでタイミングを計ったようにアルフォンスの側近がノックをしてはいってくる。
ドアの向こうから一瞬聞こえた声は確かに私が精力剤を買った老婆だった。
『アルフォンス様。例の魔法薬売りの詐欺集団を捕らえました。治癒薬や精力剤として粗悪な真の姿をさらけ出す薬を売っていたようです。これがその品の一部です』
そうして側近が見せてきたのは昨晩アルフォンスに飲ませた精力剤と同じだ。私は確かに、間抜けに騙されたのだ。
「よくやった。相変わらず仕事が速いな」
『恐れ入ります』
側近はそう頭を下げてすぐに部屋を退出する。またアルフォンスと二人だけになってしまった。
騙されて精力剤ではないものを婚約者に飲ませた。までは私にも理解できた。
でも、でもそうなると――……。
「さて……情けないですが、昨晩のあれが僕の真の姿です」
「で、で、でも今までは……」
「今まではリリィに会う前に七回は自己処理していました。できるだけ我を失わないよう早く終わるように……昨日もそうだったのですが……薬の効果で処理前の状態に戻ったのかと」
「な、七回……!?」
つまり、いままで早漏だったのは意図的に、だったというのだ。
私に合う前に自己処理をしてわざと浅く……ここまで考えて昨晩の行為が蘇る。
とても朝食時にする話ではない。
顔を赤くして俯く私にアルフォンスが訝るようにいう。
「今更婚約破棄なんて言わせませんよ」
その声は圧があるのにどこか不安げにも聞こえる。それはこちらの台詞だ。
「それは……アルフォンス様に薬を盛ったのは私です……どうしてアルフォンス様は私なんかにそこまで……」
引く手あまたの第一王子が自分にここまで固執する意味が分からない。
小国の婚約破棄を何度も繰り返された嫁き遅れの姫。
寧ろこれを理由に婚約破棄に持ち込めば我が国ごと支配下に置くことも難しくはないだろう。それに利点があるかどうかは不明だけれど。
「覚えていらっしゃらないのも同然ですね。あの場には沢山の方がいらっしゃいましたし……昔、僕はリリィに会っているんですよ」
――アルフォンスはそう微笑むとゆっくり紐解くように大切な記憶を語ってくれた。
……あまりに長くて、そのうえ興奮気味だったから、要約するとこうだ。
今から十六年前。まだ私が八歳、アルフォンスが五歳の頃。
近隣国交流の舞踏会で出会っていたのだという。暇を持て余していたアルフォンスが私にぶつかり、持っていた玩具を私のドレスに引っかけてしまった。だがドレスのやぶれた私は笑って「このドレスシンプルすぎると思っていたの!これで刺繍をする口実ができたわ。ありがとう!」
とアルフォンスの頭を撫でたらしい。それがアルフォンスの初恋だった――と。
言われてみればとても可愛くて小さな男の子にぶつかってしまった気がする。その後の刺繍が楽しかったことは覚えているから本当にあったことなのだろう。
まさかそんなことが……あれから十六年だ。その間私のことを忘れなかったという。
もはや狂気だ。恐ろしいはずなのに。
――それなのに、なんで私の胸はこんなに高鳴っているの。
「そ、それはアルフォンス様の本心からのお言葉ですか……?」
「ええ。もちろんです。私にはあなただけです。ずっと」
知りたいと思っていたアルフォンスの本音。こんな展開になるとは思ってもみなかったから現実味が全く湧いてこない。
一通り思い出話を語ったアルフォンスが一息ついて続ける。
「我が国では妾を持たず結婚できるのが二十三歳からなのです。私にはあなた以外など必要ありません。それまでは貴方に求婚する不相応な輩を蹴散らすのに心血を注いでまいりましたがもう必要な……でもそうしたら急に怖くなって。貴方に嫌われたくない、と」
なるほど。それでそっけなく振る舞うあまり圧倒的淡泊早漏のふりを……え?
「待ってください、その求婚者を蹴散らすというのは……」
「あなたの元に八人もの不届き者がやってきたでしょう? それも恋人が他にいるだの妾の数が片手で足りてないやつだの、僕のリリィに失礼極まりないやつらばかり」
さりげなく僕のもの呼ばわりだがそんなことよりも衝撃のほうが大きい。いままで繰り返されてきた婚約破棄の数々の裏にはこの男がいたというのか。
あり得ない。最低。もう訳が分からない。のに、なんで私の心臓は締め付けられるの!
「あ、あなたって人は……!」
「愛していますよ。ずっとあなただけを。今夜からはありのままの姿で会いに行きますね」
「今夜も!?」
「ええ。あ、ドレスもリリィ好みのを誂えましょう。本当はもっと淡い色が好きなのでしょう?」
「どうしてそんなことまで!? 誰にも言ったことないのに……!」
「愛しのリリィのことならなんでも知っていますよ」
本当になんでも知られていそう。こんな人を相手に薬を盛ったなんて……!
綺麗な顔で嬉しそうに微笑まれて、なにも言えなくなる。
圧倒的淡泊早漏で悩んでいたことが懐かしい。というより羨ましい。
狂気的な愛で押してくるこの婚約者に恋をしかけているなんて、私はまだ信じたくない。
(了)
ずっと身体を揺さぶられていて、絶え間なく与えられる刺激に頭がおかしくなりそう。
お腹のなかに注がれるのも四回目までは数えていたけれどそこから先はもう覚えていない。
喉が枯れて、それなのに何度も果てるのを抑えきれない。
背中を撫でられただけで大袈裟に反応してしまう。
「ぁっ、あっ、ううっ……ひぁ……もう、だ、め……」
「さずがにそろそろ辛いですか?」
もうずっと果てるか喘ぐかの二択で、苦しい。上を向いているのか下を向いているのかさえ分からない。
生理的な涙が溢れて睫毛を震わせるとアルフォンスはなぜか愛しげに私の頬を撫でた。その手はゆっくりと頭に移動して髪を梳いていく。
「昔、こうしてあなたが私の頭を撫でてくださったのですよ。……ようやくあなたが手に入った」
アルフォンスがなかから引き抜かれる。もう自分の身体の一部と勘違いするくらい繋がっていたから喪失感すら感じてしまう。
「む、かし――……?」
アルフォンスがなにか含みのあることを口にして、聞き返そうとしたけれど開放感と安堵から意識が遠のく方が速かった。
◇◇
翌朝。私とアルフォンスは何事もなかったかのように一緒に朝食を取った。
人払いをしてふたりきり。向かい合ったまま沈黙が続く。
普段は行為が終わればすぐに帰ってしまうからこうして朝まで一緒にいることははじめてだけれど。
「リリィ、その……体調はどうですか?」
「アルフォンス様のおかげで食欲もありますわ。ありがとうございます」
気を失った後、アルフォンスが献身的にケアをしてくれたらしく、あれだけの行為の後だというのに身体が少し気怠い程度だ。
目の前のアルフォンスを見てみれば、食事が一向に進んでいなかった。
なにか言いたげなようにも思えて声をかけようとすると、目が合う。
「リリィ」
「はい」
「昨日私に飲ませたのは『真の姿をさらけ出す薬』で間違いないですよね?」
「いえ。超強力な精力剤です……裏ルートで入手しました。その、アルフォンス様の国では恋人同士が飲むという……ご存じだったのですよね?」
真実の姿をさらけ出す薬、なんて聞いたこともない。それに超強力な精力剤でもなければ昨日のあれは説明がつかない。
アルフォンスはなるほど、と納得したように少し考える素振りをして、ふはっと吹き出した。
「どうりで話が噛み合わないわけですね。正式ルートではないといえ王族を騙したんだ。国民にも当然被害がでているはずですし……すぐに捕まりますよ」
するとまるでタイミングを計ったようにアルフォンスの側近がノックをしてはいってくる。
ドアの向こうから一瞬聞こえた声は確かに私が精力剤を買った老婆だった。
『アルフォンス様。例の魔法薬売りの詐欺集団を捕らえました。治癒薬や精力剤として粗悪な真の姿をさらけ出す薬を売っていたようです。これがその品の一部です』
そうして側近が見せてきたのは昨晩アルフォンスに飲ませた精力剤と同じだ。私は確かに、間抜けに騙されたのだ。
「よくやった。相変わらず仕事が速いな」
『恐れ入ります』
側近はそう頭を下げてすぐに部屋を退出する。またアルフォンスと二人だけになってしまった。
騙されて精力剤ではないものを婚約者に飲ませた。までは私にも理解できた。
でも、でもそうなると――……。
「さて……情けないですが、昨晩のあれが僕の真の姿です」
「で、で、でも今までは……」
「今まではリリィに会う前に七回は自己処理していました。できるだけ我を失わないよう早く終わるように……昨日もそうだったのですが……薬の効果で処理前の状態に戻ったのかと」
「な、七回……!?」
つまり、いままで早漏だったのは意図的に、だったというのだ。
私に合う前に自己処理をしてわざと浅く……ここまで考えて昨晩の行為が蘇る。
とても朝食時にする話ではない。
顔を赤くして俯く私にアルフォンスが訝るようにいう。
「今更婚約破棄なんて言わせませんよ」
その声は圧があるのにどこか不安げにも聞こえる。それはこちらの台詞だ。
「それは……アルフォンス様に薬を盛ったのは私です……どうしてアルフォンス様は私なんかにそこまで……」
引く手あまたの第一王子が自分にここまで固執する意味が分からない。
小国の婚約破棄を何度も繰り返された嫁き遅れの姫。
寧ろこれを理由に婚約破棄に持ち込めば我が国ごと支配下に置くことも難しくはないだろう。それに利点があるかどうかは不明だけれど。
「覚えていらっしゃらないのも同然ですね。あの場には沢山の方がいらっしゃいましたし……昔、僕はリリィに会っているんですよ」
――アルフォンスはそう微笑むとゆっくり紐解くように大切な記憶を語ってくれた。
……あまりに長くて、そのうえ興奮気味だったから、要約するとこうだ。
今から十六年前。まだ私が八歳、アルフォンスが五歳の頃。
近隣国交流の舞踏会で出会っていたのだという。暇を持て余していたアルフォンスが私にぶつかり、持っていた玩具を私のドレスに引っかけてしまった。だがドレスのやぶれた私は笑って「このドレスシンプルすぎると思っていたの!これで刺繍をする口実ができたわ。ありがとう!」
とアルフォンスの頭を撫でたらしい。それがアルフォンスの初恋だった――と。
言われてみればとても可愛くて小さな男の子にぶつかってしまった気がする。その後の刺繍が楽しかったことは覚えているから本当にあったことなのだろう。
まさかそんなことが……あれから十六年だ。その間私のことを忘れなかったという。
もはや狂気だ。恐ろしいはずなのに。
――それなのに、なんで私の胸はこんなに高鳴っているの。
「そ、それはアルフォンス様の本心からのお言葉ですか……?」
「ええ。もちろんです。私にはあなただけです。ずっと」
知りたいと思っていたアルフォンスの本音。こんな展開になるとは思ってもみなかったから現実味が全く湧いてこない。
一通り思い出話を語ったアルフォンスが一息ついて続ける。
「我が国では妾を持たず結婚できるのが二十三歳からなのです。私にはあなた以外など必要ありません。それまでは貴方に求婚する不相応な輩を蹴散らすのに心血を注いでまいりましたがもう必要な……でもそうしたら急に怖くなって。貴方に嫌われたくない、と」
なるほど。それでそっけなく振る舞うあまり圧倒的淡泊早漏のふりを……え?
「待ってください、その求婚者を蹴散らすというのは……」
「あなたの元に八人もの不届き者がやってきたでしょう? それも恋人が他にいるだの妾の数が片手で足りてないやつだの、僕のリリィに失礼極まりないやつらばかり」
さりげなく僕のもの呼ばわりだがそんなことよりも衝撃のほうが大きい。いままで繰り返されてきた婚約破棄の数々の裏にはこの男がいたというのか。
あり得ない。最低。もう訳が分からない。のに、なんで私の心臓は締め付けられるの!
「あ、あなたって人は……!」
「愛していますよ。ずっとあなただけを。今夜からはありのままの姿で会いに行きますね」
「今夜も!?」
「ええ。あ、ドレスもリリィ好みのを誂えましょう。本当はもっと淡い色が好きなのでしょう?」
「どうしてそんなことまで!? 誰にも言ったことないのに……!」
「愛しのリリィのことならなんでも知っていますよ」
本当になんでも知られていそう。こんな人を相手に薬を盛ったなんて……!
綺麗な顔で嬉しそうに微笑まれて、なにも言えなくなる。
圧倒的淡泊早漏で悩んでいたことが懐かしい。というより羨ましい。
狂気的な愛で押してくるこの婚約者に恋をしかけているなんて、私はまだ信じたくない。
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