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石に願いを
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地獄のあーん事件を俺だけ満身創痍で乗り越え、俺たちは街中へと歩みを進めた。正直まだ甘さにやられて気持ちが悪く、テンションも上がらない。
しかし鍛冶屋を、そう、今日は絶対に鍛冶屋を見つけて帰りたい。拠点から出発して二日目。もうすでにいろいろありすぎて、ゆっくりと休める拠点が恋しくなっている。
(もう鍛冶屋は見つかりませんでしたって言って帰りたい……)
俺がそんなこと思っているなんて知らない仲間たちは、朝食バイキングがよほど楽しかったのかすごいテンションで歩いていた。
「シンティア的にはねー、やっぱタバコを咥えて……帽子で顔を隠すっ! そして決め台詞! 『まーた謎を解いちまったか……。』ってね!」
「それっぽい~!」
「やるじゃない。」
「ちなみに狙ってる女の子には、『おまえさんのハートも解き明かせたらな……。』とか言う!」
「絶妙に恥ずかしくなるセリフがまたいい! 今回の探偵ごっこ優勝者はシンティアだな!」
いや待て何をしているんだこいつらは。俺が吐きそうになっているときに一体何が始まって終わったというのか。
こいつらと出会って数日だが、非常に濃い日々を過ごしてきた。だからわかる。どう考えてもくだらないことをして盛り上がっているのは間違いない。
いつもならここでツッコんで終わらせるが、甘いものでやられている今の俺にそんな気力はなかった。とりあえずうるさい以外に害はないし、放っておいてもいいかもしれない。
俺は少しでも気を紛らわせようと、立ち止まって辺りを見渡した。昨日は暗くてよく見えなかったが、運河には小さな商船がたくさん停泊している様子が見える。
一体どこの国の船があるのか気になって近くまで歩こうとすると、そのとき後ろから急に腕を引っ張られた。
「おいおいおい、そっちは行かない方がいいぜ。」
「なんでだよ。人もたくさんいるし、鍛冶できる人だっているかもしれないだろ。」
「シンティアもそっちはやめた方がいいと思うなー。あの一番目立つ大きな船、あれヒンメルの軍船だよ。」
「軍船だと?」
ほら、とシンティアが指差す方を見ると、他と比べて一際大きい船が目に入った。銀色で統一されたその船は、確かに商船というには大きすぎる気がする。
しかしヒンメルの軍船と言われても、どこにもヒンメルの紋章や大砲などが見当たらない。ただ銀色で、大きいだけの船に見える。
「考えすぎじゃないのか? ヒンメル軍も見当たらないし。」
「いいや確実にアレはヒンメルの軍船だぜ。と言っても補給船だと思うけどな。」
「主砲が見えないのはそういうことか……。だが何故あれがヒンメルのだってわかるんだ? 紋章も見た感じどこにもなさそうだが。」
俺はもう一度よく目をこらしてその船を見た。しかしどう見てもヒンメルの紋章は見当たらない。
普通なら旗や側面にデカデカと描かれているものだが、紋章どころか文字の一つも書かれていないようだ。
「何もないからアレはヒンメルの軍船なんだよ。全身銀色ってのが目印ってわけ。それにどういう意図があるかは知らないけどな。」
「そうか……。あれが本当にヒンメルの軍船なら迂闊に近づけないな。別の道を探すしかないか。」
せっかく人通りが多く店もたくさんある道に行けないのは残念だが、こればかりは仕方がない。補給船とは言え、乗組員は俺が指名手配犯だと気づくだろう。
アドラーや軍の偉い人は騙せなくても、せめて末端の兵士の目を掻い潜れるような変装とかできればいいのだが。
「そうだ、変装しよう。サングラスとかかけたら俺だとわからないだろ。」
俺がそう言うと、みんなして俺の顔をジッと見つめてきた。そんなに見つめられると流石に恥ずかしいものがあるが、何がキツイって怪訝そうな顔をして見つめてきていることだ。
そんなに変なことを言っただろうか、と不安になっていると、沈黙を破ってリーナが言いにくそうに話し出した。
「サングラスは、その……、やめた方がいいと思う……。」
「なんでだよ。」
「お姉さんもそう思うわ~……。だってフィン、服が上下とも真っ黒じゃない? それにサングラスまでしたら……。」
「シンティアのフィンが完全にただの不審者になっちゃう!」
シンティアのものになった覚えはないが、みんなの言葉に自分の服を改めて見てみる。下は黒のパンツに上は黒いTシャツに黒いジャケット。柄は一切なく、まぁ控えめに言って我ながらダサい服装だと思う。
だが着るものにお金を出したいと思わないし、着られればそれでよかった。だが確かにこれにサングラスはただの不審者だ。
おまけに髪色も青が少し混ざっているとはいえ黒い。言うまでもなく靴も黒だ。別に好んで黒で揃えた記憶はないのだが、まさかそのせいでここで困ることになるとは思わなかった。
「でもサングラス以外何かあるか?」
「サングラスじゃなくてメガネとかでも雰囲気変わんじゃね? 残念ながら持ってないけど。」
「ふむ……。そういう服飾雑貨系の店もあの道沿いっぽいんだよな、昨日ザッと見た感じ。」
いっそ見つかってもいいやと気にせず歩かないと無理ではないか。大体ここまで変装せずにきているし、意外となんとかなるものだ。
見つかったらそのとき、と再び歩き出そうとすると、ソフィアが不意に横道に向かって歩き始めた。
「どうした?」
「そこにあるお店、もうやってるみたいよ~。道具屋っぽいけど何かないかしら~?」
そう言いながら歩いて行くソフィアに続いて店内に入ると、見たこともないような品物があちこちに飾られていた。さすが貿易の街だけあって、売っているものもあちこちから取り寄せたものなのだろう。
思っていたよりもいろいろあるその空間に、みんなそれぞれ気になるものを物色し始めていた。俺も少し見てみるか、と近くにあった棚を見ていると、小さくて黒い丸い石が目に入った。
(なんか最近見た気がする……)
なんだっけ、とそれを見つめていると、横にいたシンティアがそれを手に取りこちらにグイッと差し出してきた。
「これあの子が持ってたやつだよ! フィンこれ買おうよ!」
「それか!」
本当にあの少年が持っていたものと同じなら、これほどラッキーなことはない。
俺は期待に胸を膨らませながらその石についている商品名と値段を見た。そこには、ワープできるっぽい石10エール、とだけ書かれている。
「いやこれ絶対商品名じゃないし安すぎるだろ。あの少年これは珍しいものって言ってたし。」
「えー、でも安いし買うだけ買ってみようよー!」
絶対偽物だろ、と言うこちらの声を聞くこともせずシンティアはそのままレジへと向かっていく。まぁ10エールだし最悪加工して売れば元は取れるかもしれない。
そう考えている間にもシンティアは会計を済ませたようで、早速使ってみようよと店の外に引っ張り出された。
「で、どうやって使うんだよこれ。」
どこからどう見てもただの黒い石であるそれは、ボタンなどもないし指に反応して光るとかいうこともない。
シンティアも手の上に乗せてみたものの、ここからどうしていいかわからないようだった。
「あの少年みたいに手をかざしたらなんか出てワープ地点が登録されて……とかじゃね? ソイッ!」
そう言ってルキが手をかざしてみるものの、特にこれといった反応は見られない。ただ黒くて丸い石に手をかざしている男がいるだけである。
「やっぱこういうのは呪文が必要に違いないわ!」
貸してみなさい、と石を自分の手の上に乗せてなんかそれっぽいことを言い始めるリーナ。呪文ってなんだよ、と思いながらその様子を見ていると、キッとした表情をしながら口を開いた。
「我が真紅の瞳に宿りし空間転移の紋章よ、我が力に道を示すがいい!」
「……おまえの瞳は青だよ。」
呪文と言うより恥ずかしい宣言みたいになったリーナを、生暖かい目で見る仲間たち。当然そんなので何か反応があるわけがなく、ただ厨二病を抑えられなかった痛い人になっていた。
それにしてもこれは本当にただの石かもな、とリーナの手から石を取る。どこにも仕掛けはなさそうだが、うまいこと本物でここの街をワープポイントに設定できたらなぁ、と思った瞬間、何処からか機械音声が流れてきた。
「コリエンテヲ登録シマス。」
「なんか言ったか、フィン。」
「いや俺の声に聞こえたか今の。どう考えてもこの石だろ。俺ただ手に乗せただけだけど……。」
よくわからないうちにコリエンテがワープポイントに設定され、俺たちは困惑していた。何がキーだったのかもわからない。
とりあえずワープポイントの設定という目的は達成したし、良かったということにしておこう。
「なんかわかんないけど、これでこの街にはすぐ来れるね!」
「そうね。というか、フィンの変装グッズ探してたのすっかり忘れてたわ今。」
「石に気を取られたわね~。ここの街は登録したし、一回リベラシオンに戻ってもいいかもしれないわ。マクシムさんならなんかそういうの持ってそうだし~。」
「確かにああいうヤツは抜かりねえからな! 一旦帰って聞いてみようぜ、徒歩で。」
徒歩で。わかってはいるが登録されていないところにワープできるはずもなく、どこかで一回は歩いて帰らなければならない。
またあの山道を登るのか、と少し気が遠くなったが、一回マクシムに相談するのはありだろう。それに先に着いている道具屋の少年に、この石の使い方を教えてもらった方がこの先絶対に助かる。
道具屋と鍛冶屋を探してこいと言われて片方しか探せてないことを突っ込まれたら辛いものがあるが。
「じゃあ帰るか、ヒンメルに見つからないように祈りながら。」
「アドラーだけには会いませんように!」
「できれば鍛冶屋に出逢いますように!」
それぞれの勝手な願いは砂埃とともに消えていった。
リベラシオンに着くまであと半日。
しかし鍛冶屋を、そう、今日は絶対に鍛冶屋を見つけて帰りたい。拠点から出発して二日目。もうすでにいろいろありすぎて、ゆっくりと休める拠点が恋しくなっている。
(もう鍛冶屋は見つかりませんでしたって言って帰りたい……)
俺がそんなこと思っているなんて知らない仲間たちは、朝食バイキングがよほど楽しかったのかすごいテンションで歩いていた。
「シンティア的にはねー、やっぱタバコを咥えて……帽子で顔を隠すっ! そして決め台詞! 『まーた謎を解いちまったか……。』ってね!」
「それっぽい~!」
「やるじゃない。」
「ちなみに狙ってる女の子には、『おまえさんのハートも解き明かせたらな……。』とか言う!」
「絶妙に恥ずかしくなるセリフがまたいい! 今回の探偵ごっこ優勝者はシンティアだな!」
いや待て何をしているんだこいつらは。俺が吐きそうになっているときに一体何が始まって終わったというのか。
こいつらと出会って数日だが、非常に濃い日々を過ごしてきた。だからわかる。どう考えてもくだらないことをして盛り上がっているのは間違いない。
いつもならここでツッコんで終わらせるが、甘いものでやられている今の俺にそんな気力はなかった。とりあえずうるさい以外に害はないし、放っておいてもいいかもしれない。
俺は少しでも気を紛らわせようと、立ち止まって辺りを見渡した。昨日は暗くてよく見えなかったが、運河には小さな商船がたくさん停泊している様子が見える。
一体どこの国の船があるのか気になって近くまで歩こうとすると、そのとき後ろから急に腕を引っ張られた。
「おいおいおい、そっちは行かない方がいいぜ。」
「なんでだよ。人もたくさんいるし、鍛冶できる人だっているかもしれないだろ。」
「シンティアもそっちはやめた方がいいと思うなー。あの一番目立つ大きな船、あれヒンメルの軍船だよ。」
「軍船だと?」
ほら、とシンティアが指差す方を見ると、他と比べて一際大きい船が目に入った。銀色で統一されたその船は、確かに商船というには大きすぎる気がする。
しかしヒンメルの軍船と言われても、どこにもヒンメルの紋章や大砲などが見当たらない。ただ銀色で、大きいだけの船に見える。
「考えすぎじゃないのか? ヒンメル軍も見当たらないし。」
「いいや確実にアレはヒンメルの軍船だぜ。と言っても補給船だと思うけどな。」
「主砲が見えないのはそういうことか……。だが何故あれがヒンメルのだってわかるんだ? 紋章も見た感じどこにもなさそうだが。」
俺はもう一度よく目をこらしてその船を見た。しかしどう見てもヒンメルの紋章は見当たらない。
普通なら旗や側面にデカデカと描かれているものだが、紋章どころか文字の一つも書かれていないようだ。
「何もないからアレはヒンメルの軍船なんだよ。全身銀色ってのが目印ってわけ。それにどういう意図があるかは知らないけどな。」
「そうか……。あれが本当にヒンメルの軍船なら迂闊に近づけないな。別の道を探すしかないか。」
せっかく人通りが多く店もたくさんある道に行けないのは残念だが、こればかりは仕方がない。補給船とは言え、乗組員は俺が指名手配犯だと気づくだろう。
アドラーや軍の偉い人は騙せなくても、せめて末端の兵士の目を掻い潜れるような変装とかできればいいのだが。
「そうだ、変装しよう。サングラスとかかけたら俺だとわからないだろ。」
俺がそう言うと、みんなして俺の顔をジッと見つめてきた。そんなに見つめられると流石に恥ずかしいものがあるが、何がキツイって怪訝そうな顔をして見つめてきていることだ。
そんなに変なことを言っただろうか、と不安になっていると、沈黙を破ってリーナが言いにくそうに話し出した。
「サングラスは、その……、やめた方がいいと思う……。」
「なんでだよ。」
「お姉さんもそう思うわ~……。だってフィン、服が上下とも真っ黒じゃない? それにサングラスまでしたら……。」
「シンティアのフィンが完全にただの不審者になっちゃう!」
シンティアのものになった覚えはないが、みんなの言葉に自分の服を改めて見てみる。下は黒のパンツに上は黒いTシャツに黒いジャケット。柄は一切なく、まぁ控えめに言って我ながらダサい服装だと思う。
だが着るものにお金を出したいと思わないし、着られればそれでよかった。だが確かにこれにサングラスはただの不審者だ。
おまけに髪色も青が少し混ざっているとはいえ黒い。言うまでもなく靴も黒だ。別に好んで黒で揃えた記憶はないのだが、まさかそのせいでここで困ることになるとは思わなかった。
「でもサングラス以外何かあるか?」
「サングラスじゃなくてメガネとかでも雰囲気変わんじゃね? 残念ながら持ってないけど。」
「ふむ……。そういう服飾雑貨系の店もあの道沿いっぽいんだよな、昨日ザッと見た感じ。」
いっそ見つかってもいいやと気にせず歩かないと無理ではないか。大体ここまで変装せずにきているし、意外となんとかなるものだ。
見つかったらそのとき、と再び歩き出そうとすると、ソフィアが不意に横道に向かって歩き始めた。
「どうした?」
「そこにあるお店、もうやってるみたいよ~。道具屋っぽいけど何かないかしら~?」
そう言いながら歩いて行くソフィアに続いて店内に入ると、見たこともないような品物があちこちに飾られていた。さすが貿易の街だけあって、売っているものもあちこちから取り寄せたものなのだろう。
思っていたよりもいろいろあるその空間に、みんなそれぞれ気になるものを物色し始めていた。俺も少し見てみるか、と近くにあった棚を見ていると、小さくて黒い丸い石が目に入った。
(なんか最近見た気がする……)
なんだっけ、とそれを見つめていると、横にいたシンティアがそれを手に取りこちらにグイッと差し出してきた。
「これあの子が持ってたやつだよ! フィンこれ買おうよ!」
「それか!」
本当にあの少年が持っていたものと同じなら、これほどラッキーなことはない。
俺は期待に胸を膨らませながらその石についている商品名と値段を見た。そこには、ワープできるっぽい石10エール、とだけ書かれている。
「いやこれ絶対商品名じゃないし安すぎるだろ。あの少年これは珍しいものって言ってたし。」
「えー、でも安いし買うだけ買ってみようよー!」
絶対偽物だろ、と言うこちらの声を聞くこともせずシンティアはそのままレジへと向かっていく。まぁ10エールだし最悪加工して売れば元は取れるかもしれない。
そう考えている間にもシンティアは会計を済ませたようで、早速使ってみようよと店の外に引っ張り出された。
「で、どうやって使うんだよこれ。」
どこからどう見てもただの黒い石であるそれは、ボタンなどもないし指に反応して光るとかいうこともない。
シンティアも手の上に乗せてみたものの、ここからどうしていいかわからないようだった。
「あの少年みたいに手をかざしたらなんか出てワープ地点が登録されて……とかじゃね? ソイッ!」
そう言ってルキが手をかざしてみるものの、特にこれといった反応は見られない。ただ黒くて丸い石に手をかざしている男がいるだけである。
「やっぱこういうのは呪文が必要に違いないわ!」
貸してみなさい、と石を自分の手の上に乗せてなんかそれっぽいことを言い始めるリーナ。呪文ってなんだよ、と思いながらその様子を見ていると、キッとした表情をしながら口を開いた。
「我が真紅の瞳に宿りし空間転移の紋章よ、我が力に道を示すがいい!」
「……おまえの瞳は青だよ。」
呪文と言うより恥ずかしい宣言みたいになったリーナを、生暖かい目で見る仲間たち。当然そんなので何か反応があるわけがなく、ただ厨二病を抑えられなかった痛い人になっていた。
それにしてもこれは本当にただの石かもな、とリーナの手から石を取る。どこにも仕掛けはなさそうだが、うまいこと本物でここの街をワープポイントに設定できたらなぁ、と思った瞬間、何処からか機械音声が流れてきた。
「コリエンテヲ登録シマス。」
「なんか言ったか、フィン。」
「いや俺の声に聞こえたか今の。どう考えてもこの石だろ。俺ただ手に乗せただけだけど……。」
よくわからないうちにコリエンテがワープポイントに設定され、俺たちは困惑していた。何がキーだったのかもわからない。
とりあえずワープポイントの設定という目的は達成したし、良かったということにしておこう。
「なんかわかんないけど、これでこの街にはすぐ来れるね!」
「そうね。というか、フィンの変装グッズ探してたのすっかり忘れてたわ今。」
「石に気を取られたわね~。ここの街は登録したし、一回リベラシオンに戻ってもいいかもしれないわ。マクシムさんならなんかそういうの持ってそうだし~。」
「確かにああいうヤツは抜かりねえからな! 一旦帰って聞いてみようぜ、徒歩で。」
徒歩で。わかってはいるが登録されていないところにワープできるはずもなく、どこかで一回は歩いて帰らなければならない。
またあの山道を登るのか、と少し気が遠くなったが、一回マクシムに相談するのはありだろう。それに先に着いている道具屋の少年に、この石の使い方を教えてもらった方がこの先絶対に助かる。
道具屋と鍛冶屋を探してこいと言われて片方しか探せてないことを突っ込まれたら辛いものがあるが。
「じゃあ帰るか、ヒンメルに見つからないように祈りながら。」
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