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第12章:砂の国オラシア王国と砂漠の女王編
第11話:砂の要塞
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そうして、リズ、キアラ、ベオウルフと共に集合場所に到着する。
そこには、すでに冒険者やギルド職員が行軍態勢で集まっており、ゼルフィア団長の姿もあった。
オラシア王国王都カルメンへ来る際に、怪我を負った者たちの姿はなく、文字通り『戦える者』のみが集められたという印象だ。
まあ、怪我を負った者たちはS級との戦闘のために配属された戦士たちの世話係として帯同していた戦えない者たちだったから、戦闘にはあまり影響はないだろう。
しばらくすると、予定していた全員が集まったようでゼルフィア団長が挨拶を行う。
「皆の者! 予定通り、これから我らはS級の魔物『ジェネラルファルコン』を討ち取るべく、砂漠の果てにある奴らの住処へと進軍する!! 二日の移動を行い、十分な休息を取り、ジェネラルファルコンとの戦闘を行い、オラシア王国に帰還し女王と面談。その後、エルゼリアへと帰還する!! 反乱軍との抗争予定の一週間後までに全てを終わらせて、必ず生きて帰るぞ!! 気合を入れろ!!」
「「「「「おおおおおおぉぉぉぉーーーー!!」」」」」
地鳴りのような返事をする冒険者とギルドの戦闘隊員。
そんな俺たちのことを、大臣のセガールが目を細めながら見ていた。
「……心強いですな。ゼルフィア団長殿」
「ええ。援軍要請を受けたからには必ずやり遂げます。期待していてください。女王にもそうお伝えを……セガール殿」
ゼルフィア団長の言葉にセガールが恭しくお辞儀をし「かしこまりました」と返す。
そうして、ジェネラルファルコンがいる砂の要塞へと俺たちは進軍を始めたのだった。
砂漠を進みながら遭遇した魔物たちと戦い、目的地を目指す。
慣れない砂漠での戦いだが、そこはS級を相手取れるほどの冒険者たち。
その場その場で見事な適応をし、魔物たちを撃破していく。
氷冷石の影響も大きい。
この鉱石のおかげで、砂漠の暑さというデバフがかなりマシになっているのだ。
やはり、この国の鉱石の力はすごいのだと改めて感じる。
こうなってくると、女王が言っていた『リビアンライト』は、どれほどの力が得られるのだろうかと、単純な興味が湧いてくる。
時折休憩を挟みつつ、斥候部隊先導の下で砂漠をずんずんと進んでいく。
皆、本戦のために力は温存しているみたいだが、一部冒険者はすでに鼻息荒く興奮していた。
冒険者としての血が疼くのだろう。
謂わば『ジェネラルファルコン』を誰が討ち取るのかの競争の様でもあるしな。
討ち取ることができた者は、それこそアルバイン王国オルフィア女王陛下から、何か褒美が出るかもしれない。
まあ、俺に関しては特に欲しいものは無いのだが……。
名声を得て、より冒険者として高みに上れたら、それで充分だ。
今生の目標は『幸せに生きる』だからな。
俺にとっての幸せはドカッと大きなものでなくていい。
リズたちとの愛情や、皆との絆を深めていき、働いた分の贅沢ができればそれが最高の幸せだと思う。
転生前の堕ちた生活を体験した身としては、基本的な健康の欠乏や、そういった人との情の不足こそ『不幸』だと思ってしまうのだ。
そんな事を考えながら、何もない砂漠を歩き、魔物を倒し、休憩し、また砂漠を歩きを繰り返す。
そうして、二日が経った頃、遂に砂漠の要塞が見え出した。
「ゼルフィア団長。あれだ」
長髪の斥候部隊長が先頭を行くゼルフィア団長に言う。
「よし。皆の者! 見えたぞ! あれが件の魔物『ジェネラルファルコン』が構えるアジトだ! 行軍ご苦労だった!」
団長の言葉に、冒険者とギルド職員たちがホッと息を吐く。
皆、冒険慣れしているとはいえ、砂漠を二日も歩き通しは流石に堪えているようだ。
「本来ならすぐにでも奇襲をかけて任務を完遂したいところだが、皆疲れているだろう。少し休んで——」
ドビュゥゥゥゥン!!
そう言いかけたところで、鋭い音と共に団長のすぐ隣を歩いていた冒険者の肩に風穴があく。
「ぐあああああああっ!?」
冒険者はたまらず倒れこみ、血が噴き出る肩を押さえる。
「な、なんだ!? 何が起こった!?」
「い、いきなり肩に穴が!? ひえぇっ!?」
突然の出来事に阿鼻叫喚となる冒険者たち。
ゼルフィア団長は、上空を見てギリッと歯噛みする。
「ジェネラル……ファルコン……!!」
砂漠の太陽が揺れる青い空に浮かぶ一つの影。
大きな翼を羽ばたかせて、こちらを見て怪しい笑みを浮かべる人型の魔物。
隼の頭に、羽毛に覆われた筋骨隆々な身体。
こちらに突き付けられた指先には小さな魔方陣が浮かび、先ほどの出来事が奴の魔法によるものだと分かった。
「おや……もう気づいたか。このまま、一匹一匹風穴を開けて殺してやろうと思っていたのだが……」
怪しい笑みを崩さないまま、愉快そうに言う隼の鳥人。
俺はすぐさま鑑定を行う。
名前:ジェネラルファルコン
危険度:S
説明:砂漠を守る隼が魔物化し、邪悪な力を持った姿。風を操る力を持っており、非常に危険。
素材:『将軍隼の羽毛』
レア素材:『銀風のくちばし』
間違いない。目的の魔物『ジェネラルファルコン』だ。
報告通り、言葉を話す『高知能種』のようである。
「敵襲だ!! 戦闘準備!! 構えろ!!」
ゼルフィア団長の号令に、俺たち冒険者たちが一斉に構える。
「ははは……怖い怖い……私よりも、後ろの光景を見た方がいいのでは?」
ジェネラルファルコンの言葉を受け、後方に目をやると、そこには要塞から進軍してくるおびただしい魔物の群れ。
「なぜだ!? なぜ、俺たちがここに来ることがバレていた!?」
「まさか、俺たちの調査に気づいて……!?」
苦虫を噛み潰したような顔をする斥候部隊長。
金髪の斥候隊員も焦っている。
「名誉のために言っておくが、貴様たちの調査は完璧だったよ。それこそ、いつこの場所を突き止めたのか分からないくらい。ただ……私たちが少し上手だっただけだ」
そう言い放ち、魔物の群れの方に飛んでいくジェネラルファルコン。
「待て!! 逃げるのか!?」
「逃げるなんてとんでもない。あの群れの後ろで貴様たちを待っている。魔物たちを倒し、私の元まで来ることができれば……その時、全力でお相手しよう」
ニタリと笑みを残して飛び去るジェネラルファルコン。
「団長!! 魔物たちが、もうすぐそこまで来ています!!」
ギルド職員が焦りながら、ゼルフィア団長に報告する。
「やむをえまい……!! 皆の者、戦闘だ!! 魔物の軍と交戦を開始する!!」
不意を突かれた俺たちは、そのまま戦闘に突入した。
そこには、すでに冒険者やギルド職員が行軍態勢で集まっており、ゼルフィア団長の姿もあった。
オラシア王国王都カルメンへ来る際に、怪我を負った者たちの姿はなく、文字通り『戦える者』のみが集められたという印象だ。
まあ、怪我を負った者たちはS級との戦闘のために配属された戦士たちの世話係として帯同していた戦えない者たちだったから、戦闘にはあまり影響はないだろう。
しばらくすると、予定していた全員が集まったようでゼルフィア団長が挨拶を行う。
「皆の者! 予定通り、これから我らはS級の魔物『ジェネラルファルコン』を討ち取るべく、砂漠の果てにある奴らの住処へと進軍する!! 二日の移動を行い、十分な休息を取り、ジェネラルファルコンとの戦闘を行い、オラシア王国に帰還し女王と面談。その後、エルゼリアへと帰還する!! 反乱軍との抗争予定の一週間後までに全てを終わらせて、必ず生きて帰るぞ!! 気合を入れろ!!」
「「「「「おおおおおおぉぉぉぉーーーー!!」」」」」
地鳴りのような返事をする冒険者とギルドの戦闘隊員。
そんな俺たちのことを、大臣のセガールが目を細めながら見ていた。
「……心強いですな。ゼルフィア団長殿」
「ええ。援軍要請を受けたからには必ずやり遂げます。期待していてください。女王にもそうお伝えを……セガール殿」
ゼルフィア団長の言葉にセガールが恭しくお辞儀をし「かしこまりました」と返す。
そうして、ジェネラルファルコンがいる砂の要塞へと俺たちは進軍を始めたのだった。
砂漠を進みながら遭遇した魔物たちと戦い、目的地を目指す。
慣れない砂漠での戦いだが、そこはS級を相手取れるほどの冒険者たち。
その場その場で見事な適応をし、魔物たちを撃破していく。
氷冷石の影響も大きい。
この鉱石のおかげで、砂漠の暑さというデバフがかなりマシになっているのだ。
やはり、この国の鉱石の力はすごいのだと改めて感じる。
こうなってくると、女王が言っていた『リビアンライト』は、どれほどの力が得られるのだろうかと、単純な興味が湧いてくる。
時折休憩を挟みつつ、斥候部隊先導の下で砂漠をずんずんと進んでいく。
皆、本戦のために力は温存しているみたいだが、一部冒険者はすでに鼻息荒く興奮していた。
冒険者としての血が疼くのだろう。
謂わば『ジェネラルファルコン』を誰が討ち取るのかの競争の様でもあるしな。
討ち取ることができた者は、それこそアルバイン王国オルフィア女王陛下から、何か褒美が出るかもしれない。
まあ、俺に関しては特に欲しいものは無いのだが……。
名声を得て、より冒険者として高みに上れたら、それで充分だ。
今生の目標は『幸せに生きる』だからな。
俺にとっての幸せはドカッと大きなものでなくていい。
リズたちとの愛情や、皆との絆を深めていき、働いた分の贅沢ができればそれが最高の幸せだと思う。
転生前の堕ちた生活を体験した身としては、基本的な健康の欠乏や、そういった人との情の不足こそ『不幸』だと思ってしまうのだ。
そんな事を考えながら、何もない砂漠を歩き、魔物を倒し、休憩し、また砂漠を歩きを繰り返す。
そうして、二日が経った頃、遂に砂漠の要塞が見え出した。
「ゼルフィア団長。あれだ」
長髪の斥候部隊長が先頭を行くゼルフィア団長に言う。
「よし。皆の者! 見えたぞ! あれが件の魔物『ジェネラルファルコン』が構えるアジトだ! 行軍ご苦労だった!」
団長の言葉に、冒険者とギルド職員たちがホッと息を吐く。
皆、冒険慣れしているとはいえ、砂漠を二日も歩き通しは流石に堪えているようだ。
「本来ならすぐにでも奇襲をかけて任務を完遂したいところだが、皆疲れているだろう。少し休んで——」
ドビュゥゥゥゥン!!
そう言いかけたところで、鋭い音と共に団長のすぐ隣を歩いていた冒険者の肩に風穴があく。
「ぐあああああああっ!?」
冒険者はたまらず倒れこみ、血が噴き出る肩を押さえる。
「な、なんだ!? 何が起こった!?」
「い、いきなり肩に穴が!? ひえぇっ!?」
突然の出来事に阿鼻叫喚となる冒険者たち。
ゼルフィア団長は、上空を見てギリッと歯噛みする。
「ジェネラル……ファルコン……!!」
砂漠の太陽が揺れる青い空に浮かぶ一つの影。
大きな翼を羽ばたかせて、こちらを見て怪しい笑みを浮かべる人型の魔物。
隼の頭に、羽毛に覆われた筋骨隆々な身体。
こちらに突き付けられた指先には小さな魔方陣が浮かび、先ほどの出来事が奴の魔法によるものだと分かった。
「おや……もう気づいたか。このまま、一匹一匹風穴を開けて殺してやろうと思っていたのだが……」
怪しい笑みを崩さないまま、愉快そうに言う隼の鳥人。
俺はすぐさま鑑定を行う。
名前:ジェネラルファルコン
危険度:S
説明:砂漠を守る隼が魔物化し、邪悪な力を持った姿。風を操る力を持っており、非常に危険。
素材:『将軍隼の羽毛』
レア素材:『銀風のくちばし』
間違いない。目的の魔物『ジェネラルファルコン』だ。
報告通り、言葉を話す『高知能種』のようである。
「敵襲だ!! 戦闘準備!! 構えろ!!」
ゼルフィア団長の号令に、俺たち冒険者たちが一斉に構える。
「ははは……怖い怖い……私よりも、後ろの光景を見た方がいいのでは?」
ジェネラルファルコンの言葉を受け、後方に目をやると、そこには要塞から進軍してくるおびただしい魔物の群れ。
「なぜだ!? なぜ、俺たちがここに来ることがバレていた!?」
「まさか、俺たちの調査に気づいて……!?」
苦虫を噛み潰したような顔をする斥候部隊長。
金髪の斥候隊員も焦っている。
「名誉のために言っておくが、貴様たちの調査は完璧だったよ。それこそ、いつこの場所を突き止めたのか分からないくらい。ただ……私たちが少し上手だっただけだ」
そう言い放ち、魔物の群れの方に飛んでいくジェネラルファルコン。
「待て!! 逃げるのか!?」
「逃げるなんてとんでもない。あの群れの後ろで貴様たちを待っている。魔物たちを倒し、私の元まで来ることができれば……その時、全力でお相手しよう」
ニタリと笑みを残して飛び去るジェネラルファルコン。
「団長!! 魔物たちが、もうすぐそこまで来ています!!」
ギルド職員が焦りながら、ゼルフィア団長に報告する。
「やむをえまい……!! 皆の者、戦闘だ!! 魔物の軍と交戦を開始する!!」
不意を突かれた俺たちは、そのまま戦闘に突入した。
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コメント頂きありがとうございますm(_ _)m
そうでございますね。
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コメント頂きありがとうございますm(_ _)m
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お話にも書いたように元使用人に対して申し訳ないという気持ちが大きかったので贖罪の気持ちというのが答えでしょう。
レオの彼女たちに関しては、各々埋もれないように閑話という形で登場させていく予定です。
レオくんは彼女にした女性は満遍なく愛しておりますので。。。