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第3章:エルフの国と優しい女王編
第24話:シレイドの秘策
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俺の斬撃も、リズのクロスボウも、キアラの槍も効かない。
キングボアの皮膚の硬さは圧倒的だった。
万事休すか……。
火球をとにかくぶつけるか……?
いや、あの体躯から見て体力は相当高い。
ファイアをぶつけても致命傷にはならないだろう。
一か八か、魔剣士になった時に覚えた俺のスキルを使ってみるか……?
そう思っていると、俺の隣にシレイドが立ち並ぶ。
衝撃で血を吐いたのか、口許が赤く滲んでいる。
「シレイド……!? ケガは!?」
「……問題ない、急所は外した。骨が軋むけど動ける……それより、秘策がある」
「秘策……!?」
「……あいつの筋繊維は細かくて硬い……ご主人様の剣やキアラの槍じゃ刃が太すぎて入らない……かといって、リズのクロスボウではパワー不足で中まで攻撃が通らない……」
「あ、ああ……」
「シレイドのダガーだけが……多分通る……それも、急所に刺さなきゃダメ」
あれだけの攻撃を受けたのに、シレイドは冷静に言う。
キングボアに聞こえないような小さな声で。
「五秒……隙を作ってほしい……シレイドがご主人様たちに、まだ見せてないって言ってたスキルを使う……」
考えるまでもないか。
戦う術が無い以上、シレイドの案に乗るしかない。
仲間を信じるしか。
「分かった。任せろ……頼んだぞ、シレイド」
「ん……」
「こそこそ話は終わったか? 人族の弱き戦士よ」
キングボアはギロリとこちらを睨みつける。
「ああ、行くぞ……!! 森の王!!」
「もはや王ではないと……言っておろうが!!」
俺はキングボアに突っ込む。
鋼の剣で顔面を切りつける!
与えた傷は僅かだが、怒らせるには十分だったようだ。
「くっ……猪口才なああああ!!」
キングボアが突進してくる!
それを真正面から受け止める!
ドゴオオオッ!!
「カハアアアッ……!!」
衝撃で胃液をぶちまけそうになる。
かなりのダメージをくらってしまった。
「レオおおおおおお!!」
リズが叫びながら、クロスボウでキングボアを横から狙撃する。
矢がサクサクと何本も突き刺さる!
「ふはははは、小娘!! その矢は効かぬと言っておろうが!!」
キングボアの身体にはノーダメージのようだ。
「……なら、これはどうだ!?」
俺は地面に落ちているクロスボウの矢を手に取り、キングボアの目玉に突き刺す!!
「グアアアアアアアアッ!?」
予想外の攻撃だったのか、キングボアが俺から離れるように仰け反る。
もう、十分だろう。
――五秒経った!!
その直後、真上からシレイドが飛んできて、キングボアに跨る。
「な……!? 貴様!? 一体何を!?」
「この勝負……シレイドたちの勝ち……」
シレイドのダガーが、濁った紫色に光っている。
「貴様……!? 離れろ!! 離れろおおお!!」
禍々しい異様な空気に、キングボアも慌てている。
「……『デスエッジ』!!」
ザクン!!
シレイドのダガーがキングボアの頭に突き刺さる!!
「なるほどな……筋繊維が薄いところなら刃が通る……『頭』か」
感心していると、シレイドのダガーの紫色の光が、キングボアに移っていく!
「ガ……ガガガ……小娘ええええ、何をおおおお!?」
「この技は『暗殺者』が覚えるスキル……『死の刃』で、敵を斬る技……闇の魔力がお前の身体を蝕み……死に至らしめる……消費MPが高く、急所に当てないといけない……使い勝手が悪い技だけど、どんな相手でも一撃必殺……」
「ぐぞおおおおおおお……!!」
キングボアの身体が濁った紫色に光る。
猪の王はその場でドシンと地に伏して、ぶるぶると震えだす。
そして、その震えは弱くなり、やがて動かなくなる。
なんて技を隠し持っているんだ。
シレイド……怖い女の子だ。
「むふー……♪」
キングボアを見下ろし、満足げに微笑むシレイド。
「やった……のか?」
キアラがよろよろと歩いてくる。
「いえ……まだよ!」
リズが遮るように言う。
「ふ……ふはは……案ずるな……そちらの勝ちだ……我はもう……動けん……刃に込められた死の呪いをもろに受けたようだ……おそらく、あと僅かの命だ……」
キングボアは息も絶え絶えに話し出す。
「その前に、そちらに言いたいことがある……めでたい事に、そちらは我を倒せば戦いは終わりと思っておるのだろうなぁ……」
雲行きが怪しくなってきた。
「おい、猪の王。お前、確か……『自分はもうこの森の王ではない』と言ってたな。それって、まさか……」
「フハハハハ……そのまさかよ……」
背筋が凍る感覚がした。
「リズ! シレイド! キアラ! すぐにエルフの国に戻るぞ!!」
「どういうことだ……!?」
「こいつは囮だ!! いや、こいつだけじゃない!! ジャイアントコブラもゴブリンマージも……全部、エルフの国を滅ぼすための駒の一つだったんだ!!」
「な、なんだと!? ガラテアを!?」
戸惑うキアラに俺は言い放つ。
「いかにも……我に知恵を与えたもうた『主』が今頃、ガラテアに侵攻しているところであろう……もっとも、我らと蛇共、小鬼共と共に進軍する予定だったが、貴様らに倒されてしまい少々、予定が狂ってな……我が危険な貴様らをおびき寄せて相手することになったというわけだ。蛇共と小鬼共がやられたのは知っておったからな……動かずにいれば必ず来ると思っておった。これで、まあ、エルフの国の掌握に支障は出るまい」
最後の仕返しのつもりか、キングボアがペラペラと喋りだす。
「せいぜい足掻くがいい……人族の『弱い』戦士よ……! フハハハハ……ハハ……ハ……」
そう言うと、キングボアは動かなくなった。
「エネミーカウント……! 絶命確認……!」
リズがキングボアの討伐を確認する。
「そんな……ガラテアが……滅ぼされてしまう……!?」
俺は震えるキアラの両肩を掴む。
「しっかりしろ!! ガラテアは今まさに襲撃を受けているんだ!! 今すぐ戻るぞ!!」
「あ、ああ……そうだ……! そうだな……! 戻らねば……!!」
何とか持ち直してくれたようだ。
「レオ……!! キングボアとシルバーウルフの素材、剥ぎ取ったよ!」
「ん……」
リズとシレイドが手早く作業してくれたようだ。
相変わらず、できる仲間で助かる。
「ここから最短の道は!? 来た道を戻るしかないのか!?」
「いや……!! エルフしか知らない転移魔法がかかった場所が近くにある!! 本来は使ってはいけないが、そんなことは言っておられん……! 案内する!!」
俺たちはキアラの後をついていく。
鬱蒼とした森の中を駆けること十分ほど、白く輝く空間が木の根っこにあった。
最初にガラテアに来た時に入ったものと同じだ……!!
そのままの勢いで、キアラが白い空間に飛び込む。
「続くぞ!! リズ、シレイド!! おそらく、すぐに戦いになる! 気合入れろ!」
「うん!!」
「ん……りょーかい……!」
俺たちもキアラに続いて白い空間に飛び込んだ。
キングボアの皮膚の硬さは圧倒的だった。
万事休すか……。
火球をとにかくぶつけるか……?
いや、あの体躯から見て体力は相当高い。
ファイアをぶつけても致命傷にはならないだろう。
一か八か、魔剣士になった時に覚えた俺のスキルを使ってみるか……?
そう思っていると、俺の隣にシレイドが立ち並ぶ。
衝撃で血を吐いたのか、口許が赤く滲んでいる。
「シレイド……!? ケガは!?」
「……問題ない、急所は外した。骨が軋むけど動ける……それより、秘策がある」
「秘策……!?」
「……あいつの筋繊維は細かくて硬い……ご主人様の剣やキアラの槍じゃ刃が太すぎて入らない……かといって、リズのクロスボウではパワー不足で中まで攻撃が通らない……」
「あ、ああ……」
「シレイドのダガーだけが……多分通る……それも、急所に刺さなきゃダメ」
あれだけの攻撃を受けたのに、シレイドは冷静に言う。
キングボアに聞こえないような小さな声で。
「五秒……隙を作ってほしい……シレイドがご主人様たちに、まだ見せてないって言ってたスキルを使う……」
考えるまでもないか。
戦う術が無い以上、シレイドの案に乗るしかない。
仲間を信じるしか。
「分かった。任せろ……頼んだぞ、シレイド」
「ん……」
「こそこそ話は終わったか? 人族の弱き戦士よ」
キングボアはギロリとこちらを睨みつける。
「ああ、行くぞ……!! 森の王!!」
「もはや王ではないと……言っておろうが!!」
俺はキングボアに突っ込む。
鋼の剣で顔面を切りつける!
与えた傷は僅かだが、怒らせるには十分だったようだ。
「くっ……猪口才なああああ!!」
キングボアが突進してくる!
それを真正面から受け止める!
ドゴオオオッ!!
「カハアアアッ……!!」
衝撃で胃液をぶちまけそうになる。
かなりのダメージをくらってしまった。
「レオおおおおおお!!」
リズが叫びながら、クロスボウでキングボアを横から狙撃する。
矢がサクサクと何本も突き刺さる!
「ふはははは、小娘!! その矢は効かぬと言っておろうが!!」
キングボアの身体にはノーダメージのようだ。
「……なら、これはどうだ!?」
俺は地面に落ちているクロスボウの矢を手に取り、キングボアの目玉に突き刺す!!
「グアアアアアアアアッ!?」
予想外の攻撃だったのか、キングボアが俺から離れるように仰け反る。
もう、十分だろう。
――五秒経った!!
その直後、真上からシレイドが飛んできて、キングボアに跨る。
「な……!? 貴様!? 一体何を!?」
「この勝負……シレイドたちの勝ち……」
シレイドのダガーが、濁った紫色に光っている。
「貴様……!? 離れろ!! 離れろおおお!!」
禍々しい異様な空気に、キングボアも慌てている。
「……『デスエッジ』!!」
ザクン!!
シレイドのダガーがキングボアの頭に突き刺さる!!
「なるほどな……筋繊維が薄いところなら刃が通る……『頭』か」
感心していると、シレイドのダガーの紫色の光が、キングボアに移っていく!
「ガ……ガガガ……小娘ええええ、何をおおおお!?」
「この技は『暗殺者』が覚えるスキル……『死の刃』で、敵を斬る技……闇の魔力がお前の身体を蝕み……死に至らしめる……消費MPが高く、急所に当てないといけない……使い勝手が悪い技だけど、どんな相手でも一撃必殺……」
「ぐぞおおおおおおお……!!」
キングボアの身体が濁った紫色に光る。
猪の王はその場でドシンと地に伏して、ぶるぶると震えだす。
そして、その震えは弱くなり、やがて動かなくなる。
なんて技を隠し持っているんだ。
シレイド……怖い女の子だ。
「むふー……♪」
キングボアを見下ろし、満足げに微笑むシレイド。
「やった……のか?」
キアラがよろよろと歩いてくる。
「いえ……まだよ!」
リズが遮るように言う。
「ふ……ふはは……案ずるな……そちらの勝ちだ……我はもう……動けん……刃に込められた死の呪いをもろに受けたようだ……おそらく、あと僅かの命だ……」
キングボアは息も絶え絶えに話し出す。
「その前に、そちらに言いたいことがある……めでたい事に、そちらは我を倒せば戦いは終わりと思っておるのだろうなぁ……」
雲行きが怪しくなってきた。
「おい、猪の王。お前、確か……『自分はもうこの森の王ではない』と言ってたな。それって、まさか……」
「フハハハハ……そのまさかよ……」
背筋が凍る感覚がした。
「リズ! シレイド! キアラ! すぐにエルフの国に戻るぞ!!」
「どういうことだ……!?」
「こいつは囮だ!! いや、こいつだけじゃない!! ジャイアントコブラもゴブリンマージも……全部、エルフの国を滅ぼすための駒の一つだったんだ!!」
「な、なんだと!? ガラテアを!?」
戸惑うキアラに俺は言い放つ。
「いかにも……我に知恵を与えたもうた『主』が今頃、ガラテアに侵攻しているところであろう……もっとも、我らと蛇共、小鬼共と共に進軍する予定だったが、貴様らに倒されてしまい少々、予定が狂ってな……我が危険な貴様らをおびき寄せて相手することになったというわけだ。蛇共と小鬼共がやられたのは知っておったからな……動かずにいれば必ず来ると思っておった。これで、まあ、エルフの国の掌握に支障は出るまい」
最後の仕返しのつもりか、キングボアがペラペラと喋りだす。
「せいぜい足掻くがいい……人族の『弱い』戦士よ……! フハハハハ……ハハ……ハ……」
そう言うと、キングボアは動かなくなった。
「エネミーカウント……! 絶命確認……!」
リズがキングボアの討伐を確認する。
「そんな……ガラテアが……滅ぼされてしまう……!?」
俺は震えるキアラの両肩を掴む。
「しっかりしろ!! ガラテアは今まさに襲撃を受けているんだ!! 今すぐ戻るぞ!!」
「あ、ああ……そうだ……! そうだな……! 戻らねば……!!」
何とか持ち直してくれたようだ。
「レオ……!! キングボアとシルバーウルフの素材、剥ぎ取ったよ!」
「ん……」
リズとシレイドが手早く作業してくれたようだ。
相変わらず、できる仲間で助かる。
「ここから最短の道は!? 来た道を戻るしかないのか!?」
「いや……!! エルフしか知らない転移魔法がかかった場所が近くにある!! 本来は使ってはいけないが、そんなことは言っておられん……! 案内する!!」
俺たちはキアラの後をついていく。
鬱蒼とした森の中を駆けること十分ほど、白く輝く空間が木の根っこにあった。
最初にガラテアに来た時に入ったものと同じだ……!!
そのままの勢いで、キアラが白い空間に飛び込む。
「続くぞ!! リズ、シレイド!! おそらく、すぐに戦いになる! 気合入れろ!」
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