295 / 354
第10章:ルクシアの町と女を忘れたギルド団長編
第10話:スタンピード
しおりを挟む
翌日、朝飯を食べた俺たちは、何か簡単なクエストや攻略に適したダンジョンがないか確認するため、ギルドを訪れた。
「ふあぁああぁ~」
「なぁに、レオ? 寝不足?」
俺の欠伸を見て、リズが尋ねてくる。
「ん? まぁそんなところだ」
チラリとセーラを見ると、視線を合わせてニッコリと微笑んでくれる。
彼女も昨日の情事を思い出したのか、少し頬が赤い。
まあ、幸せな疲れだし。こんな気怠さなら大歓迎である。
早速、クエスト掲示板を覗いていると、ギルドの入り口から兵士らしき男が飛び込んでくる。
「た、たたた、大変だぁー!!!!」
「ど、どうしたんですか? 一体!?」
そばにいたギルド職員が、息をあげながら飛び込んできた兵士に尋ねる。
「ルクシアで『魔物の大量発生(スタンピード)』が起こった!! 被害規模は不明だが、町が今まさに襲われてる!!」
「な、なんだって!!!?」
ギルド内の空気が凍り、一気に張り詰めた。
俺はたまらず兵士の肩をつかむ。
「ど、どういうことだ!? 今、どういう状況なんだ!?」
「わ、分からねぇ……!! 平原や森の魔物たちが一斉に町に向かってきて……!! 危険度は低い魔物たちだが、あんなに大量に来られたら……初心者しかいねえあの町は持つかどうか……!! 俺はギルドのウルスさんに命じられて、グリフォンを飛ばしてきたんだ……!!」
思わず嫌な汗が噴き出る。
あそこには、俺の彼女がたくさんいる。
早く助けに行かないと!!
「リズ、シレイド、キアラ、セーラ、ロウナ! すぐに戦えるか!?」
「もちろんだよ!!」
「ん……!!」
「ああ!」
「はいっ!」
「あったりまえだ!!」
五人が首肯する。
早速、ワープをルクシアに繋ごうとする……が。
「繋がらない……!?」
「おそらく、町に瘴気が立ち込めてしまっているのだろう」
ギルドの奥から、エルゼリアギルド団長のゼルフィアが出てくる。
「レオ、とりあえず町から離れた平原を探って繋げ。どこかしら瘴気の隙間があるはずだ。チェリー、ギルド内にいる冒険者を緊急招集しろ。酒場で酔っているやつも引っ張ってこい。緊急事態だ。できるだけ大人数をルクシアに送り込むぞ」
「ああ!!」
「は、はいぃ!!」
みんな、無事でいてくれ……!!
彼女たちの無事を願いながら、必死で瘴気の隙間を探す。
それから一〇分、俺はなんとかワープが繋がりそうな場所を探している。
グリフォンでは小人数しか移動できない上、時間がかかる。
とにかく、死に物狂いで俺のワープを使うしかなかった。
ギルドでは、屈強で頼もしい冒険者たちが俺のワープを待ってくれている。
「レオ君、頑張って……!!」
その中には、ハルカたち『赤の女王』もいた。
「焦るな。平原のどこかに穴はないか、慎重に探査するんだ。すべてはお前にかかっている」
ゼルフィアさんも優しく応援してくれる。
「お願い、繋がって……!!」
リズたちも祈るように固唾を飲んでいた。
「ゼルフィア団長……とりあえずぅ、今集められるだけの冒険者は集めましたぁ。町の騎士団もいくらか協力してくれるようですぅ」
「そうか……『流星の王』と『黒い死神』のメンバーが遠征中なのは痛いな」
チェリーの言葉にゼルフィアがギリッと歯噛みする。
「……見えた!! ワープ、繋がります!!」
白い空間がぼわっと広がり、ルクシアへと繋がる。
「よし!! 皆の者、急いで中に入れ!! 入った瞬間戦闘もあり得る!! 油断するな!!」
「「「「「「うおおおおおっ!! 行くぞ、野郎ども!!」」」」」」
ゼルフィアの号令で、冒険者と騎士たちが続々とワープの中に突撃していく。
「私たちもいくよ!!」
ハルカたちも突入した。
「よし! 全員入ったぜ!! ご主人様!! あたしらも行こう!!」
「ああ!!」
ロウナの力強い発言に頷く。
皆がワープ空間に入った後、俺たちも急いでルクシアへと向かった。
ワープが繋がった先は、ルクシア平原の外れ。
おびただしい数の魔物たちが、町に向かって進行している。
町の方は、すでに火の手が回っているようだ。
予想以上に魔物の数が多く、先に入った冒険者たちは早速、魔物との戦闘に身を投じている。
「わわわ、すごい数!!」
「ん……平原なのに森の魔物もたくさんいる」
「危険度がそんなに高そうじゃないのが救いですね……」
リズ、シレイド、セーラが言う。
見える魔物はスライム、ゴブリンが多い。
イエロービー、レッドビー、オークなどの森の魔物も目に付く。
「皆!! ルクシアの町に急ぐぞ!!」
ゼルフィアが号令をかけると、地鳴りのような返事をしながら冒険者たちは魔物を撃破して進軍する。
「レオ君!! 町に急ぐよ!!」
「後れを取るなよ!!」
「やれやれ、雑魚魔物が沢山いますね。さっさと燃えてもらいましょう!!」
ハルカ、カリーナ、ケイティが特攻していく。
「はあああっ!!」
「おらあああああっ!!」
キアラとロウナが先行して魔物を倒し、道を作ってくれている。
「よし!! 行くぞ!!」
俺は五人に声をかけながら、戦火の中に飛び込んでいく。
魔物を狩って進んで、狩って進んでを繰り返す。
通常、一五分もあれば町に着くのに、到着するのに三倍の時間がかかってしまった。
怪我こそないものの、戦闘回数がこうも多ければ疲弊してしまう。
ルクシアの町に入ると、すでに町は様変わりしていた。
壊れている建物、あらゆるところから火の手が上がっている。
魔物の数は平原よりも多く、町の中なのに瘴気もビンビン感じる。
やはり、魔物たちの狙いはルクシアだったようだ。
村の住人や冒険者らしき人たちも何人か、倒れて動かなくなっている。
ゼルフィアの指揮のもと、懸命に周辺の魔物とエルゼリアの冒険者や騎士たちが戦っている。
「……サマンサ、ラズベリー、ミレーユ、ルーティア……みんな無事でいてくれ……!!」
彼女たちの名前を呟き、無事を祈る。
「レオ君!!」
聞き覚えがある声に呼ばれる。
「ウルス副団長!!」
「来てくれたか……賭けだったがやはり、グリフォンで部下をエルゼリアに飛ばして正解だった。君がワープを使えることは知っていたからね……望みをかけて良かった」
大斧を持ち、全身傷だらけのウルス団長が駆け寄ってきてくれる。
「おお!! レオじゃねえか!! お仲間いっぱい引き連れてきてくれて……たーっはっは!! これで戦況をひっくり返せるぜ!!」
ウルスの隣でグレゴが豪快に笑う。
「良かった……二人とも無事で……!! そうだ!! ラズベリーたちは!?」
「町の奥にある教会に避難している。町の住人もだ……そうだ、君の恋人の平原の外れの牧場主サマンサも一緒だ。なんでも、商品を卸しに来て巻き込まれたらしい」
「そうですか……!! 生きているならそれでいいです!! すぐに向かいます!!」
ウルス副団長の言葉に思わず胸を撫でおろす。
「ん……ご主人様、教会に急ぐ……!!」
「うん! レオ、その方がいいよ!! 教会の周辺に沢山の魔物反応がある!!」
シレイドとリズが言う。
「行きたまえ、レオ君。ここは私たちが引き受ける!」
「あそこには俺のかあちゃんと娘もいるはずだ。頼むぜ、レオ」
「ああ、分かった!! ありがとう、二人とも!!」
ウルスとグレゴにお礼を言い、俺たちはルクシアの町の教会へと向かった。
「ふあぁああぁ~」
「なぁに、レオ? 寝不足?」
俺の欠伸を見て、リズが尋ねてくる。
「ん? まぁそんなところだ」
チラリとセーラを見ると、視線を合わせてニッコリと微笑んでくれる。
彼女も昨日の情事を思い出したのか、少し頬が赤い。
まあ、幸せな疲れだし。こんな気怠さなら大歓迎である。
早速、クエスト掲示板を覗いていると、ギルドの入り口から兵士らしき男が飛び込んでくる。
「た、たたた、大変だぁー!!!!」
「ど、どうしたんですか? 一体!?」
そばにいたギルド職員が、息をあげながら飛び込んできた兵士に尋ねる。
「ルクシアで『魔物の大量発生(スタンピード)』が起こった!! 被害規模は不明だが、町が今まさに襲われてる!!」
「な、なんだって!!!?」
ギルド内の空気が凍り、一気に張り詰めた。
俺はたまらず兵士の肩をつかむ。
「ど、どういうことだ!? 今、どういう状況なんだ!?」
「わ、分からねぇ……!! 平原や森の魔物たちが一斉に町に向かってきて……!! 危険度は低い魔物たちだが、あんなに大量に来られたら……初心者しかいねえあの町は持つかどうか……!! 俺はギルドのウルスさんに命じられて、グリフォンを飛ばしてきたんだ……!!」
思わず嫌な汗が噴き出る。
あそこには、俺の彼女がたくさんいる。
早く助けに行かないと!!
「リズ、シレイド、キアラ、セーラ、ロウナ! すぐに戦えるか!?」
「もちろんだよ!!」
「ん……!!」
「ああ!」
「はいっ!」
「あったりまえだ!!」
五人が首肯する。
早速、ワープをルクシアに繋ごうとする……が。
「繋がらない……!?」
「おそらく、町に瘴気が立ち込めてしまっているのだろう」
ギルドの奥から、エルゼリアギルド団長のゼルフィアが出てくる。
「レオ、とりあえず町から離れた平原を探って繋げ。どこかしら瘴気の隙間があるはずだ。チェリー、ギルド内にいる冒険者を緊急招集しろ。酒場で酔っているやつも引っ張ってこい。緊急事態だ。できるだけ大人数をルクシアに送り込むぞ」
「ああ!!」
「は、はいぃ!!」
みんな、無事でいてくれ……!!
彼女たちの無事を願いながら、必死で瘴気の隙間を探す。
それから一〇分、俺はなんとかワープが繋がりそうな場所を探している。
グリフォンでは小人数しか移動できない上、時間がかかる。
とにかく、死に物狂いで俺のワープを使うしかなかった。
ギルドでは、屈強で頼もしい冒険者たちが俺のワープを待ってくれている。
「レオ君、頑張って……!!」
その中には、ハルカたち『赤の女王』もいた。
「焦るな。平原のどこかに穴はないか、慎重に探査するんだ。すべてはお前にかかっている」
ゼルフィアさんも優しく応援してくれる。
「お願い、繋がって……!!」
リズたちも祈るように固唾を飲んでいた。
「ゼルフィア団長……とりあえずぅ、今集められるだけの冒険者は集めましたぁ。町の騎士団もいくらか協力してくれるようですぅ」
「そうか……『流星の王』と『黒い死神』のメンバーが遠征中なのは痛いな」
チェリーの言葉にゼルフィアがギリッと歯噛みする。
「……見えた!! ワープ、繋がります!!」
白い空間がぼわっと広がり、ルクシアへと繋がる。
「よし!! 皆の者、急いで中に入れ!! 入った瞬間戦闘もあり得る!! 油断するな!!」
「「「「「「うおおおおおっ!! 行くぞ、野郎ども!!」」」」」」
ゼルフィアの号令で、冒険者と騎士たちが続々とワープの中に突撃していく。
「私たちもいくよ!!」
ハルカたちも突入した。
「よし! 全員入ったぜ!! ご主人様!! あたしらも行こう!!」
「ああ!!」
ロウナの力強い発言に頷く。
皆がワープ空間に入った後、俺たちも急いでルクシアへと向かった。
ワープが繋がった先は、ルクシア平原の外れ。
おびただしい数の魔物たちが、町に向かって進行している。
町の方は、すでに火の手が回っているようだ。
予想以上に魔物の数が多く、先に入った冒険者たちは早速、魔物との戦闘に身を投じている。
「わわわ、すごい数!!」
「ん……平原なのに森の魔物もたくさんいる」
「危険度がそんなに高そうじゃないのが救いですね……」
リズ、シレイド、セーラが言う。
見える魔物はスライム、ゴブリンが多い。
イエロービー、レッドビー、オークなどの森の魔物も目に付く。
「皆!! ルクシアの町に急ぐぞ!!」
ゼルフィアが号令をかけると、地鳴りのような返事をしながら冒険者たちは魔物を撃破して進軍する。
「レオ君!! 町に急ぐよ!!」
「後れを取るなよ!!」
「やれやれ、雑魚魔物が沢山いますね。さっさと燃えてもらいましょう!!」
ハルカ、カリーナ、ケイティが特攻していく。
「はあああっ!!」
「おらあああああっ!!」
キアラとロウナが先行して魔物を倒し、道を作ってくれている。
「よし!! 行くぞ!!」
俺は五人に声をかけながら、戦火の中に飛び込んでいく。
魔物を狩って進んで、狩って進んでを繰り返す。
通常、一五分もあれば町に着くのに、到着するのに三倍の時間がかかってしまった。
怪我こそないものの、戦闘回数がこうも多ければ疲弊してしまう。
ルクシアの町に入ると、すでに町は様変わりしていた。
壊れている建物、あらゆるところから火の手が上がっている。
魔物の数は平原よりも多く、町の中なのに瘴気もビンビン感じる。
やはり、魔物たちの狙いはルクシアだったようだ。
村の住人や冒険者らしき人たちも何人か、倒れて動かなくなっている。
ゼルフィアの指揮のもと、懸命に周辺の魔物とエルゼリアの冒険者や騎士たちが戦っている。
「……サマンサ、ラズベリー、ミレーユ、ルーティア……みんな無事でいてくれ……!!」
彼女たちの名前を呟き、無事を祈る。
「レオ君!!」
聞き覚えがある声に呼ばれる。
「ウルス副団長!!」
「来てくれたか……賭けだったがやはり、グリフォンで部下をエルゼリアに飛ばして正解だった。君がワープを使えることは知っていたからね……望みをかけて良かった」
大斧を持ち、全身傷だらけのウルス団長が駆け寄ってきてくれる。
「おお!! レオじゃねえか!! お仲間いっぱい引き連れてきてくれて……たーっはっは!! これで戦況をひっくり返せるぜ!!」
ウルスの隣でグレゴが豪快に笑う。
「良かった……二人とも無事で……!! そうだ!! ラズベリーたちは!?」
「町の奥にある教会に避難している。町の住人もだ……そうだ、君の恋人の平原の外れの牧場主サマンサも一緒だ。なんでも、商品を卸しに来て巻き込まれたらしい」
「そうですか……!! 生きているならそれでいいです!! すぐに向かいます!!」
ウルス副団長の言葉に思わず胸を撫でおろす。
「ん……ご主人様、教会に急ぐ……!!」
「うん! レオ、その方がいいよ!! 教会の周辺に沢山の魔物反応がある!!」
シレイドとリズが言う。
「行きたまえ、レオ君。ここは私たちが引き受ける!」
「あそこには俺のかあちゃんと娘もいるはずだ。頼むぜ、レオ」
「ああ、分かった!! ありがとう、二人とも!!」
ウルスとグレゴにお礼を言い、俺たちはルクシアの町の教会へと向かった。
153
あなたにおすすめの小説
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる