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第10章:ルクシアの町と女を忘れたギルド団長編
第11話:ルクシアの二傑
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魔物たちを狩りながら、ルクシアの街を突き進む。
二〇分ほどかかって、ようやく教会が見えてくる。
すでに、おびただしいほどの魔物に囲まれていた。
嫌な汗が噴き出る。
と、その時、教会周辺の魔物たちが一斉に吹き飛ぶ。
どうやら、教会の前を陣取って、交戦している人がいるらしい。
俺たちは、急いで援護に向かう。
そこにいたのは……。
ロースシュタイン家の当主カーネルと、その息子スタークだった。
「か、カーネルさん……!! スタークさん……!!」
「おや……君は、レオくんだったね。ウルスの策は見事に成功したようだ」
「大丈夫ですか!?」
「はっはっは、何の問題もないよ。老いたとはいえ、これくらいの魔物に後れは取らないさ」
朗らかな笑みを浮かべるカーネル。
傍らには、魔法で屠ったとみられる魔物の死骸が山積みになっている。
「ちっ、ウザったい魔物どもだ。弱いくせに数だけは多い」
燕尾服を返り血でぐしゃぐしゃに濡らしたスタークが長剣を構えて呟く。
「町の人たちは!?」
「生きている者は、この教会に避難してもらっている。私と倅がいる限り、ここが一番安全だからね」
「そうですか……では、微力ながら援護します!!」
カーネルの言葉を受けて、俺たちも教会の前に陣取る。
とりあえず、この町にいる彼女たちは全員無事のようだからな。
ひと段落ついた後で、ちゃんと会えばいい。
そうこうしている間に、軍隊のように整列しながら近づいてくる魔物たち。
リズ、セーラ、シレイド、そしてカーネルが遠距離で敵を削っていく。
俺、キアラ、ロウナ、スタークは前線に立ち、交戦の準備をする。
「……敵の毛色が変わった……油断するなよ……」
スタークが、俺たちにそっと囁いた。
注意してみると、スライムやゴブリンといった危険度の低い魔物から、レッドオークやキングボアといったこの辺りではなかなかお目にかからない魔物に種類が変わっている。
敵の本陣といったところだろうか。
「いくぞ!!」
スタークの掛け声とともに、敵陣に突っ込む俺たち。
「ルーンブレード!!」
「グギャアアアアアア!?」
「ギョエエエエエエエッ!!」
長く伸ばした剣の光線を薙ぎ払いの要領で放ち、まとめて敵を討ち取っていく。
「せい! はぁ! とぉ!!」
「グゲヒイイイイイイッ!!」
キアラも『精霊砲突』や『シルフ・アタック』を駆使しながら、多数の敵を倒している。
「おっ!? お前、強そうだな!! おらあああああっ!!」
「ぶべらぁっ!?」
ロウナは、多対一用の技を持っていないため、巨大個体とみられる魔物や、危険度が高そうな魔物を中心に一撃を浴びせて、屠っていく。
そして、スタークは……。
「…………!!」
「ぶぎゃあああああああああああああっ!!」
無言で、俺たち三人が受け持っている分の数を相手取り、斬り伏せていた。
以前、ハルカが言っていた異名『剣神・スターク卿』。
その意味をまざまざと理解した。
「ははは……若い者たちばかりには頼ってられんな……」
そう言うと、後方でカーネルが空に手をあげて唱える。
「……『メテオ』」
次から次に進軍してくる敵の軍隊に、突如、上空から巨大な岩石が降り注ぐ。
なす術なく潰れていく魔物たち。
これが『暁の賢者・カーネル卿』の力……。
二人とも、ジョブだけで言ったら上級職以上と前にジュリアが言っていた。
だが、それだけではない。
戦闘における落ち着きが、一般の冒険者とは比にならない。
おそらく、戦闘経験自体がすさまじく多いのだろう。
本物の一流との差を痛いほど感じるのだった。
戦闘を初めて三〇分ほど経ち、敵の侵攻が止まる。
「はぁ……はぁ……ようやく、落ち着いたか……」
「はっはっは。少し、数が多かったからね。なかなか体力を使うだろう? 次の侵攻に備えて、教会の中で休むといい」
俺たちが肩で息をしていると、カーネルが言ってくる。
「ふん、最近の冒険者は軟弱で困るな……早く、中に入れ」
「ははは……面目ないです」
スタークに答えて、お言葉に甘えさせてもらう。
教会の中に入ると、俺たちの姿を立ち上がって見る住人たち。
その表情は、突然の魔物の出現による恐怖と怯えが見て取れた。
俺たちが味方だと解ると、息をついて再び腰を下ろす。
その時——。
「レオぉー!!」
「レオさん!!」
「レオくん!!」
飛び込んできた三つの影に抱きしめられる。
サマンサ、ラズベリー、ミレーユだ。
「よかった。三人とも無事だったか」
「うへえぇぇん! 怖かったよぉ!!」
「心細かったです、レオさん……」
「あぁ……会いたかったわ……レオくん」
三人とも、相当参っていたようで、俺を見るや否や涙ぐんで離れない。
「あはは……レオ、相変わらず愛されてるねー……」
「ん……天然ジゴロ爆発……」
「むぅ……仕方ないが、複雑な気持ちだ」
「うふふ、私の彼氏さんはモテますね」
「ご主人様ぁ、あとで、あたしも抱きしめてくれよなぁ」
パーティメンバーからも生温かい目を向けられている。
「そうだ。エルフの国ガラテアはどうなっているんだ!?」
「分かりません……情報が入ってこないので。ただ、ガラテアは森の深くにあります。ルクシア周辺で魔物の大量発生(スタンピード)が起こったとしても、まだ影響は少ないかと……ですが、瘴気が濃くなっているので無事である確証はありません……」
俺の問いかけに、ラズベリーが答えてくれる。
影響は少ない……か。ルーティアや他のエルフたちは大丈夫だろうか……。
とにかく、ここが落ち着いたら必ず会いに行くとしよう。
そうして、彼女たちと共に教会内でしばらく休む。
だが……三〇分ほど経ったころだろうか……雰囲気の異変を感じる。
「レオ……気づいているか?」
キアラが静かに耳打ちしてくる。
「……ああ。空気が変だ……瘴気の質といったものだろうか……三〇分前と変わっている気がする」
「ああ……嫌な気分だ……」
「き、キアラ……?」
キアラは冷や汗をかき、なにやら苦しそうに胸を押さえる。
俺の呼びかけに答える余裕もないらしい。
「レオ……教会の外……なんか、すごいのが近づいてきてる……これまでのボスモンスターなんか比じゃないくらいの……ヤバい奴が……」
リズもうずくまって苦しそうだ。
シレイド、セーラ、ロウナも同じような表情で震えている。
「だ、大丈夫ですか?」
「み、水飲む?」
「こっちにシーツを敷くから、そこに寝かせて」
ラズベリー、サマンサ、ミレーユが彼女たちに声をかけて処置してくれる。
無事なのは、俺と瘴気を感じない普通の住民たちくらいか。
「何が起こっている……?」
その時——!!
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアズ!!」
凄まじい轟音が町中に響き渡る!!
これは……魔物の鳴き声!?
俺は、思わず教会の外に飛び出した!!
二〇分ほどかかって、ようやく教会が見えてくる。
すでに、おびただしいほどの魔物に囲まれていた。
嫌な汗が噴き出る。
と、その時、教会周辺の魔物たちが一斉に吹き飛ぶ。
どうやら、教会の前を陣取って、交戦している人がいるらしい。
俺たちは、急いで援護に向かう。
そこにいたのは……。
ロースシュタイン家の当主カーネルと、その息子スタークだった。
「か、カーネルさん……!! スタークさん……!!」
「おや……君は、レオくんだったね。ウルスの策は見事に成功したようだ」
「大丈夫ですか!?」
「はっはっは、何の問題もないよ。老いたとはいえ、これくらいの魔物に後れは取らないさ」
朗らかな笑みを浮かべるカーネル。
傍らには、魔法で屠ったとみられる魔物の死骸が山積みになっている。
「ちっ、ウザったい魔物どもだ。弱いくせに数だけは多い」
燕尾服を返り血でぐしゃぐしゃに濡らしたスタークが長剣を構えて呟く。
「町の人たちは!?」
「生きている者は、この教会に避難してもらっている。私と倅がいる限り、ここが一番安全だからね」
「そうですか……では、微力ながら援護します!!」
カーネルの言葉を受けて、俺たちも教会の前に陣取る。
とりあえず、この町にいる彼女たちは全員無事のようだからな。
ひと段落ついた後で、ちゃんと会えばいい。
そうこうしている間に、軍隊のように整列しながら近づいてくる魔物たち。
リズ、セーラ、シレイド、そしてカーネルが遠距離で敵を削っていく。
俺、キアラ、ロウナ、スタークは前線に立ち、交戦の準備をする。
「……敵の毛色が変わった……油断するなよ……」
スタークが、俺たちにそっと囁いた。
注意してみると、スライムやゴブリンといった危険度の低い魔物から、レッドオークやキングボアといったこの辺りではなかなかお目にかからない魔物に種類が変わっている。
敵の本陣といったところだろうか。
「いくぞ!!」
スタークの掛け声とともに、敵陣に突っ込む俺たち。
「ルーンブレード!!」
「グギャアアアアアア!?」
「ギョエエエエエエエッ!!」
長く伸ばした剣の光線を薙ぎ払いの要領で放ち、まとめて敵を討ち取っていく。
「せい! はぁ! とぉ!!」
「グゲヒイイイイイイッ!!」
キアラも『精霊砲突』や『シルフ・アタック』を駆使しながら、多数の敵を倒している。
「おっ!? お前、強そうだな!! おらあああああっ!!」
「ぶべらぁっ!?」
ロウナは、多対一用の技を持っていないため、巨大個体とみられる魔物や、危険度が高そうな魔物を中心に一撃を浴びせて、屠っていく。
そして、スタークは……。
「…………!!」
「ぶぎゃあああああああああああああっ!!」
無言で、俺たち三人が受け持っている分の数を相手取り、斬り伏せていた。
以前、ハルカが言っていた異名『剣神・スターク卿』。
その意味をまざまざと理解した。
「ははは……若い者たちばかりには頼ってられんな……」
そう言うと、後方でカーネルが空に手をあげて唱える。
「……『メテオ』」
次から次に進軍してくる敵の軍隊に、突如、上空から巨大な岩石が降り注ぐ。
なす術なく潰れていく魔物たち。
これが『暁の賢者・カーネル卿』の力……。
二人とも、ジョブだけで言ったら上級職以上と前にジュリアが言っていた。
だが、それだけではない。
戦闘における落ち着きが、一般の冒険者とは比にならない。
おそらく、戦闘経験自体がすさまじく多いのだろう。
本物の一流との差を痛いほど感じるのだった。
戦闘を初めて三〇分ほど経ち、敵の侵攻が止まる。
「はぁ……はぁ……ようやく、落ち着いたか……」
「はっはっは。少し、数が多かったからね。なかなか体力を使うだろう? 次の侵攻に備えて、教会の中で休むといい」
俺たちが肩で息をしていると、カーネルが言ってくる。
「ふん、最近の冒険者は軟弱で困るな……早く、中に入れ」
「ははは……面目ないです」
スタークに答えて、お言葉に甘えさせてもらう。
教会の中に入ると、俺たちの姿を立ち上がって見る住人たち。
その表情は、突然の魔物の出現による恐怖と怯えが見て取れた。
俺たちが味方だと解ると、息をついて再び腰を下ろす。
その時——。
「レオぉー!!」
「レオさん!!」
「レオくん!!」
飛び込んできた三つの影に抱きしめられる。
サマンサ、ラズベリー、ミレーユだ。
「よかった。三人とも無事だったか」
「うへえぇぇん! 怖かったよぉ!!」
「心細かったです、レオさん……」
「あぁ……会いたかったわ……レオくん」
三人とも、相当参っていたようで、俺を見るや否や涙ぐんで離れない。
「あはは……レオ、相変わらず愛されてるねー……」
「ん……天然ジゴロ爆発……」
「むぅ……仕方ないが、複雑な気持ちだ」
「うふふ、私の彼氏さんはモテますね」
「ご主人様ぁ、あとで、あたしも抱きしめてくれよなぁ」
パーティメンバーからも生温かい目を向けられている。
「そうだ。エルフの国ガラテアはどうなっているんだ!?」
「分かりません……情報が入ってこないので。ただ、ガラテアは森の深くにあります。ルクシア周辺で魔物の大量発生(スタンピード)が起こったとしても、まだ影響は少ないかと……ですが、瘴気が濃くなっているので無事である確証はありません……」
俺の問いかけに、ラズベリーが答えてくれる。
影響は少ない……か。ルーティアや他のエルフたちは大丈夫だろうか……。
とにかく、ここが落ち着いたら必ず会いに行くとしよう。
そうして、彼女たちと共に教会内でしばらく休む。
だが……三〇分ほど経ったころだろうか……雰囲気の異変を感じる。
「レオ……気づいているか?」
キアラが静かに耳打ちしてくる。
「……ああ。空気が変だ……瘴気の質といったものだろうか……三〇分前と変わっている気がする」
「ああ……嫌な気分だ……」
「き、キアラ……?」
キアラは冷や汗をかき、なにやら苦しそうに胸を押さえる。
俺の呼びかけに答える余裕もないらしい。
「レオ……教会の外……なんか、すごいのが近づいてきてる……これまでのボスモンスターなんか比じゃないくらいの……ヤバい奴が……」
リズもうずくまって苦しそうだ。
シレイド、セーラ、ロウナも同じような表情で震えている。
「だ、大丈夫ですか?」
「み、水飲む?」
「こっちにシーツを敷くから、そこに寝かせて」
ラズベリー、サマンサ、ミレーユが彼女たちに声をかけて処置してくれる。
無事なのは、俺と瘴気を感じない普通の住民たちくらいか。
「何が起こっている……?」
その時——!!
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアズ!!」
凄まじい轟音が町中に響き渡る!!
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