1 / 23
指南前半戦 身体を鍛え、足固めをせよ
第1話 師範は勇者に懐かれている
しおりを挟む
「わきが甘い! 攻めばかりに集中するな!」
道場中にパァン! という音が鳴り響く。
弟子の竹刀が宙に舞い、彼女は両手をあげて降参のポーズを取った。
「あう。先生、相変わらず容赦ない」
「全く……久しぶりに顔を出したかと思えば、また悪癖をつくってきたな! それを止めろと何回言えば、止めるんだよ!」
「じゃあ、先生がつきっきりで指導して?」
「断る! 君は半年前に免許皆伝した身だろ! さっさと魔王を殴ってこい!」
「やだぁ。先生と一緒になるまで魔王倒さないから」
床の上で大の字になって、駄々をこねる弟子。
俺はそんな彼女に頭を抱えていた。
実の所、彼女がこんな風になるのは今日がはじめてではない。
目の前の駄々っ子は道場に顔を出してこうして軽く揉んでやると、わざと悪癖を出しては俺に注意される。そして今のように、俺を彼女のパーティーに加入させようとしてくるのだ。
もうこのやり取りは10に差し掛かろうとしている。
「だから言っているだろ、クレア。俺はこの道場の師範で、ここへ来る者たちに剣術を叩き込まねばならないの。ここを離れてはいけない身分なの、お分かり?」
「うぅ。どうしてボク、勇者に選ばれたんだろう? 勇者代理でもつくってボクの代わりに魔王を殴ってもらおうかな」
「……今の発言は聞かなかったことにするから、早くお風呂に入ってこい。今日は泊まりに来たんだろ?」
「わーい。先生のそういう所、大好き。だから明日からボクと2人で魔王城に行こ?」
「止めなさい! お仲間がそれを聞くと涙目になるから!」
勇者もといクレアは眼を輝かせ、足早に道場の奥へとかけていく。道場の奥には温泉があり、ここで俺の指南を受けた弟子は必ずこの温泉で汗を流していく。
そんないつもの風景を感じつつ、俺は道場の奥へと進み、温泉へと続く右の反対方向へと向かった。
◇ ◇ ◇
夕食をつくり終えて、風呂上がりのクレアが畳の上でゴロゴロしていた。
この畳は極東にある島『ジパング』でつくられたものだ。また機会があれば行きたい名所の1つでもある。
それはともかく、クレアよ。はしたない格好するな。寝間着がはだけているぞ。
「おーい、そろそろ飯だぞ。飯抜きにされたくなければ着崩れを直してさっさと座布団に座れ」
「はーい。座った。座ったから飯抜きは勘弁して。模擬戦した後だから、お腹ぺこぺこなの」
目の前のクレアは年相応の女の子だった。
そんな彼女が勇者で魔王と戦うために日々、激闘を繰り広げている。そんなふうに想像すると、こうして俺の所に転がり込んでくるのはある意味、仕方がないだろう。
実際、夕食での会話は魔族との戦いだったり、強力な魔物をパーティーで討伐したという話ばかりだったりする。
だからせめて、ここではなるべくクレアの自由にさせてあげたいのだ。
俺としては元気な娘が帰省したように感じるし、クレアもクレアで我が家のようにくつろいでいる。
戦いについての話題を俺からふることはしないし、そうした方がクレアも気を休められるだろう。
2人で夕食を食べていると、2階から1匹の小ドラゴンが飛んできた。
白い体毛に覆われ、背中の羽をピコピコと動かしている。確かメスだった気がする。
「シン~。ご飯」
「だと思って、そこの桶に炊き込みご飯を盛りつけているから残さず食べろよ」
「はぁ~い」
小ドラゴンはそう言うとそのまま桶に顔を突っ込んで、むしゃむしゃと食べ始めた。
クレアは……ものすごいびっくりしているし、詠唱を唱えようとしていた。
「待て、クレア。食事中に魔法を使おうとするな。キューが怖がるだろ」
「先生はどうしてそんなに呑気なんですか? そもそもどうしてここにドラゴンがいるんですか?」
「ああ。ちょうど1カ月前に、この道場の前で倒れていた所を保護した。それ以来、ここで暮らしているぞ。というか、なにをそんなに驚いている。普通のドラゴンだろ?」
「普通のドラゴンだったらしゃべったりしないんですよ。しかもその個体、ドラゴンの中でも最強の部類に入る『天使竜』じゃないですか。討伐ランクでいえばSS級ですよ」
キューってそんなにすごいドラゴンなのか。
保護したらとても大人しくしていたし、正座をしていると太ももの上に飛び乗って体を丸くして寝るからもう普通にペットとして迎えていたんだが……。
「一応は仲良くしてやってくれ。ここ1カ月に訪ねて来た弟子たちとも遊んでもらったりしているから」
「……先生がそう言うなら、ボクもこれ以上手は出さないよ。でも……なんか納得しないなぁ」
我が道場のペットに嫉妬してやるな、クレアよ。キューは移動やら、魔石に魔力をチャージするとかで大助かりしているんだからよ。
「早く大きくなってシンを番にしたいな~」
「先生。やっぱりそれ、討伐する必要がありますね。放っておいたら、いつか先生が襲われるから」
「クレア。そんな冗談を真に受けてやるな。子供がただ背伸びをしているだけじゃないか」
「絶対本気で言ってますよ。機が熟したら、必ず先生の体を貪り食おうとする意志がそいつにはある」
コラコラ。クレアもそんなことを言うのかよ。他の弟子たちも何故かそう言って、キューと遊び始めるし。
結局その後、クレアとキューはそのまま道場の外に出て食後の運動をした。
俺は食器を洗いつつ、彼女たちを遠目に眺めていた。
道場中にパァン! という音が鳴り響く。
弟子の竹刀が宙に舞い、彼女は両手をあげて降参のポーズを取った。
「あう。先生、相変わらず容赦ない」
「全く……久しぶりに顔を出したかと思えば、また悪癖をつくってきたな! それを止めろと何回言えば、止めるんだよ!」
「じゃあ、先生がつきっきりで指導して?」
「断る! 君は半年前に免許皆伝した身だろ! さっさと魔王を殴ってこい!」
「やだぁ。先生と一緒になるまで魔王倒さないから」
床の上で大の字になって、駄々をこねる弟子。
俺はそんな彼女に頭を抱えていた。
実の所、彼女がこんな風になるのは今日がはじめてではない。
目の前の駄々っ子は道場に顔を出してこうして軽く揉んでやると、わざと悪癖を出しては俺に注意される。そして今のように、俺を彼女のパーティーに加入させようとしてくるのだ。
もうこのやり取りは10に差し掛かろうとしている。
「だから言っているだろ、クレア。俺はこの道場の師範で、ここへ来る者たちに剣術を叩き込まねばならないの。ここを離れてはいけない身分なの、お分かり?」
「うぅ。どうしてボク、勇者に選ばれたんだろう? 勇者代理でもつくってボクの代わりに魔王を殴ってもらおうかな」
「……今の発言は聞かなかったことにするから、早くお風呂に入ってこい。今日は泊まりに来たんだろ?」
「わーい。先生のそういう所、大好き。だから明日からボクと2人で魔王城に行こ?」
「止めなさい! お仲間がそれを聞くと涙目になるから!」
勇者もといクレアは眼を輝かせ、足早に道場の奥へとかけていく。道場の奥には温泉があり、ここで俺の指南を受けた弟子は必ずこの温泉で汗を流していく。
そんないつもの風景を感じつつ、俺は道場の奥へと進み、温泉へと続く右の反対方向へと向かった。
◇ ◇ ◇
夕食をつくり終えて、風呂上がりのクレアが畳の上でゴロゴロしていた。
この畳は極東にある島『ジパング』でつくられたものだ。また機会があれば行きたい名所の1つでもある。
それはともかく、クレアよ。はしたない格好するな。寝間着がはだけているぞ。
「おーい、そろそろ飯だぞ。飯抜きにされたくなければ着崩れを直してさっさと座布団に座れ」
「はーい。座った。座ったから飯抜きは勘弁して。模擬戦した後だから、お腹ぺこぺこなの」
目の前のクレアは年相応の女の子だった。
そんな彼女が勇者で魔王と戦うために日々、激闘を繰り広げている。そんなふうに想像すると、こうして俺の所に転がり込んでくるのはある意味、仕方がないだろう。
実際、夕食での会話は魔族との戦いだったり、強力な魔物をパーティーで討伐したという話ばかりだったりする。
だからせめて、ここではなるべくクレアの自由にさせてあげたいのだ。
俺としては元気な娘が帰省したように感じるし、クレアもクレアで我が家のようにくつろいでいる。
戦いについての話題を俺からふることはしないし、そうした方がクレアも気を休められるだろう。
2人で夕食を食べていると、2階から1匹の小ドラゴンが飛んできた。
白い体毛に覆われ、背中の羽をピコピコと動かしている。確かメスだった気がする。
「シン~。ご飯」
「だと思って、そこの桶に炊き込みご飯を盛りつけているから残さず食べろよ」
「はぁ~い」
小ドラゴンはそう言うとそのまま桶に顔を突っ込んで、むしゃむしゃと食べ始めた。
クレアは……ものすごいびっくりしているし、詠唱を唱えようとしていた。
「待て、クレア。食事中に魔法を使おうとするな。キューが怖がるだろ」
「先生はどうしてそんなに呑気なんですか? そもそもどうしてここにドラゴンがいるんですか?」
「ああ。ちょうど1カ月前に、この道場の前で倒れていた所を保護した。それ以来、ここで暮らしているぞ。というか、なにをそんなに驚いている。普通のドラゴンだろ?」
「普通のドラゴンだったらしゃべったりしないんですよ。しかもその個体、ドラゴンの中でも最強の部類に入る『天使竜』じゃないですか。討伐ランクでいえばSS級ですよ」
キューってそんなにすごいドラゴンなのか。
保護したらとても大人しくしていたし、正座をしていると太ももの上に飛び乗って体を丸くして寝るからもう普通にペットとして迎えていたんだが……。
「一応は仲良くしてやってくれ。ここ1カ月に訪ねて来た弟子たちとも遊んでもらったりしているから」
「……先生がそう言うなら、ボクもこれ以上手は出さないよ。でも……なんか納得しないなぁ」
我が道場のペットに嫉妬してやるな、クレアよ。キューは移動やら、魔石に魔力をチャージするとかで大助かりしているんだからよ。
「早く大きくなってシンを番にしたいな~」
「先生。やっぱりそれ、討伐する必要がありますね。放っておいたら、いつか先生が襲われるから」
「クレア。そんな冗談を真に受けてやるな。子供がただ背伸びをしているだけじゃないか」
「絶対本気で言ってますよ。機が熟したら、必ず先生の体を貪り食おうとする意志がそいつにはある」
コラコラ。クレアもそんなことを言うのかよ。他の弟子たちも何故かそう言って、キューと遊び始めるし。
結局その後、クレアとキューはそのまま道場の外に出て食後の運動をした。
俺は食器を洗いつつ、彼女たちを遠目に眺めていた。
78
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
主人公に殺されるゲームの中ボスに転生した僕は主人公とは関わらず、自身の闇落ちフラグは叩き折って平穏に勝ち組貴族ライフを満喫したいと思います
リヒト
ファンタジー
不幸な事故の結果、死んでしまった少年、秋谷和人が転生したのは闇落ちし、ゲームの中ボスとして主人公の前に立ちふさがる貴族の子であるアレス・フォーエンス!?
「いや、本来あるべき未来のために死ぬとかごめんだから」
ゲームの中ボスであり、最終的には主人公によって殺されてしまうキャラに生まれ変わった彼であるが、ゲームのストーリーにおける闇落ちの運命を受け入れず、たとえ本来あるべき未来を捻じ曲げてても自身の未来を変えることを決意する。
何の対策もしなければ闇落ちし、主人公に殺されるという未来が待ち受けているようなキャラではあるが、それさえなければ生まれながらの勝ち組たる権力者にして金持ちたる貴族の子である。
生まれながらにして自分の人生が苦労なく楽しく暮らせることが確定している転生先である。なんとしてでも自身の闇落ちをフラグを折るしかないだろう。
果たしてアレスは自身の闇落ちフラグを折り、自身の未来を変えることが出来るのか!?
「欲張らず、謙虚に……だが、平穏で楽しい最高の暮らしを!」
そして、アレスは自身の望む平穏ライフを手にすることが出来るのか!?
自身の未来を変えようと奮起する少年の異世界転生譚が今始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる