意地悪な君【BL】

水月 花音

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「そう!将司くんが好き!」

 自暴自棄になった旭は、将司に叫んだ。もうヤケクソだ。

「へぇ?じゃあ、旭が俺の上で腰振ってくれたら、返事聞かせてやるよ」

 最低!それが将司クオリティ。
 そんな最低な将司の言葉に、慣らされた旭はキュンキュンする。

 将司を自分のベッドに寝かせると、好きな人が自分のベッドに寝転んでる事実にドキドキしてきた。
 旭は、将司のベルトを外すと、ズボンとパンツを下ろす。ブルンッと大きなモノが出て来て、喉が鳴った。慣れたようにそれを咥えると、頭を上下に動かす。

「旭ちゃん、マジで淫乱」

 目的は濡らすことだったので、早々に口から離すと、旭は自分の下半身を露わにして、将司の上にまたがった。
 毎日の情事で解さなくても柔らかくなったそこは、将司の大きい楔を難なく飲み込む。

「将司くん、好き」

 旭は、初めて自分から腰を振りながら、将司に告白する。その顔はトロトロに蕩けており、将司の楔が一段と大きさを増した。

「あ、おっきくなったぁ」

 ビクンビクンしながら、旭は必死に腰を振る。

「あ、っ、あん、あはっ」

 感じすぎて、返事をしてくれることも、旭は忘れていた。そんな旭の腰を掴むと、下から将司がガンガン突き始める。

「あ、あん、は、やっ」

 旭は、そんな将司のガン突きに力が入らなくなって、ペタリと将司の上にしなだれかかった。
 ぐるっと将司は、旭と体勢を入れ替えると、旭の耳を優しく噛んだ。

「こんな淫乱、経験したら他じゃ満足できねーだろ」

 こんな時も意地悪で、それにキュンキュンしてしまう旭は、自分でも病気だと思う。

「あの、キスしてた子は?」

「良いだろ、あれくらい」

「良くない!」

「もう、しねーよ。必要ないし」

「ホントに?したら、お兄ちゃんとキスする」

「お前!ホント!したら太陽の前で公開セックスな」

 太陽もいい迷惑である。

「将司くんは、ぼくのこと好き?」

「好きじゃなかったら、他の子とも遊んでるわ」

 おでこを指で軽く弾かれる。

(これは好きってこと?)

 この意地悪でどうしようもない人が、旭は好きでたまらない。将司とエッチをすると、どうしようもなく満たされて、これでいいかという気分にさせられた。






FIN
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