94 / 112
78 エミリアと恵杖イェルメス
しおりを挟む
♢♦♢
~ジニ王国・中心街~
ローゼン神父とカルとの戦いを終えた俺達は、ユリマを助けたいと言うはやる気持ちを抑え、当初の予定通りこのジニ王国にいるラグナレクを討伐しに中心街までやって来た。ローロマロ王国に訪れる危機を唯一回避するのが、このラグナレクを討伐する事だとウェスパシア様が言っていたからだ。
中心街に着いた俺達の目と鼻の先には既にお目当てのラグナレクが姿が。
『何ノ様ダ、人間――』
そして、これがラグナレクから放たれた第一声だった。
「おい……。当たり前のようにこっち向いて喋ったぞ」
「フィンスターで見た進化した第5形態のラグナレクとそっくり。って言うか、アレより更に見た目が……」
そう。
俺達の眼前にいるラグナレクは今まさにエミリアが言い掛けたが、フィンスターでヴィルが倒したあのラグナレクよりも更に人に近い姿だ。
人に近いと言うよりもう人だ。
相変わらずあの気持ち悪い質感はそのままだけど、それ以外はもう本当に人。その上溢れ出ている魔力も強ければ、アレが言葉を意志を持って動いていると考えただけでゾッとしてしまう。
唯一の救いと言えるのか定かではないけど、奴も俺達の存在を認識してはいるが何故か直ぐには襲い掛かって来ない。俺達が驚きの余り戦意を発していないからだろうか……。
「ヒッヒッヒッ。いよいよこんな個体が現れる程アビスの力が強まっているみたいだねぇ」
「私達が思っている以上に復活の日が近そう。アビスが完全に目覚める前に、何が何でもグリム達に力を手にしてもらわないと」
珍しくハクとイヴからも緊張感が伝わってきた。俺が森を出てから出会ったノーバディやラグナレクはどれも異質な存在だったが、今目の前にいるコイツはまた更に異次元の空気を纏った存在。
世界に終焉をもたらそうとしている深淵神アビスとは、一体どれ程危険で強大な存在なんだろうか――。
「成程、確かにフィンスターで戦ったラグナレクよりも更に強いみたいだな。あの時は俺も実力不足だったが今は違う。先の水分身では不完全燃焼だったからこの強者は楽しみだ。俺が手合わせして今度こそ奴を倒し切ってやる」
相変わらず切り替えが早いというかなんというか。
フーリンは何の迷いも無くそう言い切ると、瞬時に波動を練り上げて既に戦闘モードに入っていた。だが、そんなやる気満々のフーリンに一切の躊躇なく横槍を入れたのはイヴだった。
「ちょっと待ちなフーリン。アレはエミリアに譲ってもらうよ」
「「……!?」」
突拍子のない事を言い出すイヴは今に始まった事じゃない。だけど今回は些か耳を疑ってしまった。
「エミリアに譲るって、まさかあのラグナレク相手に1人でやるつもりじゃないだろうな?」
まさかと思った俺はストレートにイヴに聞いた。直ぐ横にいたエミリアも右に同じと言わんばかりにイヴを見ている。
「当たり前じゃないか。それ以外に何があると言うんだい」
「えぇぇぇ!? そ、それは幾ら何でも無理だよ!」
「何が無理なんだいエミリア。私が教えてやった精霊魔法を信用していないのかいアンタ」
「い、いや、そういう事じゃなくて! 確かにイヴから精霊魔法と気のコントロールも教えてもらって魔法が使える様にはなったけど、でもだからってあのラグナレクを1人で倒すなんて……」
エミリアの言う通りだ。
確かにこの数日の特訓で1番成長したのはエミリアだろう。まだ不安定みたいだがさっきもローゼン神父を凄い魔法で倒したし。でもいきなりアレを1人で相手にするなんて流石に無謀過ぎるだろ。
イヴのまさかの言葉に皆が戸惑っていると、次の瞬間、何やらイヴの体が神々しい光を放ち始めたのだった。
「アンタは何時までも弱気だねぇエミリア。もっと自分に自信を持ちな。アンタは弱くない。何て言ったって、アンタは私の力に選ばれた世界で1人の人間なんだからねぇ」
「イヴ……」
口調は何時もと変わらない。だけど今のイヴからは底知れないエミリアへの暖かさの様なものを感じる。眩い神々しい光を放ったイヴはその光を両手へと集めるや否や、合わせた両手を勢いよく離した。
すると、突如イヴの前に神々しい光を纏った“杖”が出現した。
「コレがアンタの神器である『恵杖イェルメス』だ。まだまだアンタは実力不足だが、イェルメスを持つだけの最低限の力は手にしただろう。ほら、受け取りなエミリア――」
イヴにそう言われ、エミリアは戸惑いながらもゆっくりと『恵杖イェルメス』に触れた。
「凄い……コレが私の神器『恵杖イェルメス』……」
エミリアが神器を手にした刹那、杖から強烈な光が一瞬放たれた。眩くも神々しい光を纏まった恵杖イェルメスは、まるでエミリアの魔力を感じ取っているか如く呼応している様だ。
「アンタは毎日毎日馬鹿にされ嘲笑されながらも魔法を撃ち続けた。まぁ本来の力を知らず、無駄に使えない魔法を特訓していただけだが、その努力が今のアンタ作り上げたとも言えよう。
いいかいエミリア。アンタは無能でも落ちこぼれでもない。寧ろどの魔法使いよりもポテンシャルが高く魔法に愛されているんだよ。だからこそ運命は私の力をアンタに選んだ。アンタなら普通の人間では扱えない精霊魔法をきっと使いこなせるからねぇ。
アンタはもう精霊魔法の凄さを身をもって理解しているんだ。後はその情けない気持ちをビシっとさせるだけだよ。
そうと分かればやってきなエミリア。
目の前のラグナレクどころか、アビスすらも1人で倒してやるぐらいの強気を持ってねぇ――」
突拍子もないイヴの言葉。それは何時も不思議な事に、聞き終える頃には何故か全てイヴが正しいと思えてしまう説得力があった。ただ口が上手いというだけじゃない。キツイ言葉を発しながらも、イヴの言葉は自然と相手を包み込む包容力みたいなものがある。
そしてそれを感じ取った俺達は勿論の事、イヴから混じり気のない真っ直ぐな言葉を受け取ったエミリアは、俺が彼女と出会った日から今日までの中で、1番力強い瞳を浮かべていた。
「ありがとうイヴ。ここまで誰かに認めてもらったのは初めてだよ私。そうだよね……私はずっと周りの人達に笑われてきたから、いつの間にか自分の事すら認められない様になっていた。
でももう大丈夫。皆と出会ってからずっと勇気を貰ってきた。見ててイヴ、皆。
こんな私でも変われるって、1人で戦えるって事を証明してみせるから――!」
恵杖イェルメスをグッと握り締め、決意を新たにしたエミリアは力強くラグナレクの元へと向かって行くのだった――。
~ジニ王国・中心街~
ローゼン神父とカルとの戦いを終えた俺達は、ユリマを助けたいと言うはやる気持ちを抑え、当初の予定通りこのジニ王国にいるラグナレクを討伐しに中心街までやって来た。ローロマロ王国に訪れる危機を唯一回避するのが、このラグナレクを討伐する事だとウェスパシア様が言っていたからだ。
中心街に着いた俺達の目と鼻の先には既にお目当てのラグナレクが姿が。
『何ノ様ダ、人間――』
そして、これがラグナレクから放たれた第一声だった。
「おい……。当たり前のようにこっち向いて喋ったぞ」
「フィンスターで見た進化した第5形態のラグナレクとそっくり。って言うか、アレより更に見た目が……」
そう。
俺達の眼前にいるラグナレクは今まさにエミリアが言い掛けたが、フィンスターでヴィルが倒したあのラグナレクよりも更に人に近い姿だ。
人に近いと言うよりもう人だ。
相変わらずあの気持ち悪い質感はそのままだけど、それ以外はもう本当に人。その上溢れ出ている魔力も強ければ、アレが言葉を意志を持って動いていると考えただけでゾッとしてしまう。
唯一の救いと言えるのか定かではないけど、奴も俺達の存在を認識してはいるが何故か直ぐには襲い掛かって来ない。俺達が驚きの余り戦意を発していないからだろうか……。
「ヒッヒッヒッ。いよいよこんな個体が現れる程アビスの力が強まっているみたいだねぇ」
「私達が思っている以上に復活の日が近そう。アビスが完全に目覚める前に、何が何でもグリム達に力を手にしてもらわないと」
珍しくハクとイヴからも緊張感が伝わってきた。俺が森を出てから出会ったノーバディやラグナレクはどれも異質な存在だったが、今目の前にいるコイツはまた更に異次元の空気を纏った存在。
世界に終焉をもたらそうとしている深淵神アビスとは、一体どれ程危険で強大な存在なんだろうか――。
「成程、確かにフィンスターで戦ったラグナレクよりも更に強いみたいだな。あの時は俺も実力不足だったが今は違う。先の水分身では不完全燃焼だったからこの強者は楽しみだ。俺が手合わせして今度こそ奴を倒し切ってやる」
相変わらず切り替えが早いというかなんというか。
フーリンは何の迷いも無くそう言い切ると、瞬時に波動を練り上げて既に戦闘モードに入っていた。だが、そんなやる気満々のフーリンに一切の躊躇なく横槍を入れたのはイヴだった。
「ちょっと待ちなフーリン。アレはエミリアに譲ってもらうよ」
「「……!?」」
突拍子のない事を言い出すイヴは今に始まった事じゃない。だけど今回は些か耳を疑ってしまった。
「エミリアに譲るって、まさかあのラグナレク相手に1人でやるつもりじゃないだろうな?」
まさかと思った俺はストレートにイヴに聞いた。直ぐ横にいたエミリアも右に同じと言わんばかりにイヴを見ている。
「当たり前じゃないか。それ以外に何があると言うんだい」
「えぇぇぇ!? そ、それは幾ら何でも無理だよ!」
「何が無理なんだいエミリア。私が教えてやった精霊魔法を信用していないのかいアンタ」
「い、いや、そういう事じゃなくて! 確かにイヴから精霊魔法と気のコントロールも教えてもらって魔法が使える様にはなったけど、でもだからってあのラグナレクを1人で倒すなんて……」
エミリアの言う通りだ。
確かにこの数日の特訓で1番成長したのはエミリアだろう。まだ不安定みたいだがさっきもローゼン神父を凄い魔法で倒したし。でもいきなりアレを1人で相手にするなんて流石に無謀過ぎるだろ。
イヴのまさかの言葉に皆が戸惑っていると、次の瞬間、何やらイヴの体が神々しい光を放ち始めたのだった。
「アンタは何時までも弱気だねぇエミリア。もっと自分に自信を持ちな。アンタは弱くない。何て言ったって、アンタは私の力に選ばれた世界で1人の人間なんだからねぇ」
「イヴ……」
口調は何時もと変わらない。だけど今のイヴからは底知れないエミリアへの暖かさの様なものを感じる。眩い神々しい光を放ったイヴはその光を両手へと集めるや否や、合わせた両手を勢いよく離した。
すると、突如イヴの前に神々しい光を纏った“杖”が出現した。
「コレがアンタの神器である『恵杖イェルメス』だ。まだまだアンタは実力不足だが、イェルメスを持つだけの最低限の力は手にしただろう。ほら、受け取りなエミリア――」
イヴにそう言われ、エミリアは戸惑いながらもゆっくりと『恵杖イェルメス』に触れた。
「凄い……コレが私の神器『恵杖イェルメス』……」
エミリアが神器を手にした刹那、杖から強烈な光が一瞬放たれた。眩くも神々しい光を纏まった恵杖イェルメスは、まるでエミリアの魔力を感じ取っているか如く呼応している様だ。
「アンタは毎日毎日馬鹿にされ嘲笑されながらも魔法を撃ち続けた。まぁ本来の力を知らず、無駄に使えない魔法を特訓していただけだが、その努力が今のアンタ作り上げたとも言えよう。
いいかいエミリア。アンタは無能でも落ちこぼれでもない。寧ろどの魔法使いよりもポテンシャルが高く魔法に愛されているんだよ。だからこそ運命は私の力をアンタに選んだ。アンタなら普通の人間では扱えない精霊魔法をきっと使いこなせるからねぇ。
アンタはもう精霊魔法の凄さを身をもって理解しているんだ。後はその情けない気持ちをビシっとさせるだけだよ。
そうと分かればやってきなエミリア。
目の前のラグナレクどころか、アビスすらも1人で倒してやるぐらいの強気を持ってねぇ――」
突拍子もないイヴの言葉。それは何時も不思議な事に、聞き終える頃には何故か全てイヴが正しいと思えてしまう説得力があった。ただ口が上手いというだけじゃない。キツイ言葉を発しながらも、イヴの言葉は自然と相手を包み込む包容力みたいなものがある。
そしてそれを感じ取った俺達は勿論の事、イヴから混じり気のない真っ直ぐな言葉を受け取ったエミリアは、俺が彼女と出会った日から今日までの中で、1番力強い瞳を浮かべていた。
「ありがとうイヴ。ここまで誰かに認めてもらったのは初めてだよ私。そうだよね……私はずっと周りの人達に笑われてきたから、いつの間にか自分の事すら認められない様になっていた。
でももう大丈夫。皆と出会ってからずっと勇気を貰ってきた。見ててイヴ、皆。
こんな私でも変われるって、1人で戦えるって事を証明してみせるから――!」
恵杖イェルメスをグッと握り締め、決意を新たにしたエミリアは力強くラグナレクの元へと向かって行くのだった――。
16
あなたにおすすめの小説
【状態異常耐性】を手に入れたがパーティーを追い出されたEランク冒険者、危険度SSアルラウネ(美少女)と出会う。そして幸せになる。
シトラス=ライス
ファンタジー
万年Eランクで弓使いの冒険者【クルス】には目標があった。
十数年かけてため込んだ魔力を使って課題魔法を獲得し、冒険者ランクを上げたかったのだ。
そんな大事な魔力を、心優しいクルスは仲間の危機を救うべく"状態異常耐性"として使ってしまう。
おかげで辛くも勝利を収めたが、リーダーの魔法剣士はあろうことか、命の恩人である彼を、嫉妬が原因でパーティーから追放してしまう。
夢も、魔力も、そしてパーティーで唯一慕ってくれていた“魔法使いの後輩の少女”とも引き離され、何もかもをも失ったクルス。
彼は失意を酩酊でごまかし、死を覚悟して禁断の樹海へ足を踏み入れる。そしてそこで彼を待ち受けていたのは、
「獲物、来ましたね……?」
下半身はグロテスクな植物だが、上半身は女神のように美しい危険度SSの魔物:【アルラウネ】
アルラウネとの出会いと、手にした"状態異常耐性"の力が、Eランク冒険者クルスを新しい人生へ導いて行く。
*前作DSS(*パーティーを追い出されたDランク冒険者、声を失ったSSランク魔法使い(美少女)を拾う。そして癒される)と設定を共有する作品です。単体でも十分楽しめますが、前作をご覧いただくとより一層お楽しみいただけます。
また三章より、前作キャラクターが多数登場いたします!
【1/20本編堂々完結!】自力で帰還した錬金術師の爛れた日常
ちょす氏
ファンタジー
「この先は分からないな」
帰れると言っても、時間まで同じかどうかわからない。
さて。
「とりあえず──妹と家族は救わないと」
あと金持ちになって、ニート三昧だな。
こっちは地球と環境が違いすぎるし。
やりたい事が多いな。
「さ、お別れの時間だ」
これは、異世界で全てを手に入れた男の爛れた日常の物語である。
※物語に出てくる組織、人物など全てフィクションです。
※主人公の癖が若干終わっているのは師匠のせいです。
ゆっくり投稿です。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる