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八頁 愛国のナスタチウム
116話 アストラの供述
「ヴェント伯爵子息殺害事件の黒幕である、アストラ・ディ・アーダ第一王子殿下?」
アストラは微動だにせず、ただただ笑っている。だけど目だけはどこか面白そうに仄かな色を纏っていた。こいつもこいつでなかなか食えない人間なんだよな。ゲームではすぐに認めて答え合わせを楽しんでいたけど、どう出るか。
「ふふふっ……よく、私が黒幕だと気づきましたね?」
「認めるのか?」
アウルの声が鋭く響く。対してアストラは笑みを深めるだけだった。
「ええ。アクナイト公爵子息のことはエヴェイユから聞いていましたから何となく彼なら辿り着くだろうと。それに……不用意に同盟国の王族を人殺しの黒幕呼ばわりすることの危険性も理解していないとは思えません。にも関わらずこう言っているのです。私であるという確信があるのでしょうから……ね?」
世間話のような感覚で話すアストラにアウルの顔が微かに歪む。その通りだけどさ、もうちょいなんかあるだろと思わなくもないが……。
「それでアクナイト公子? 私が黒幕だと判断した理由についてお教えいただけませんか?」
「……あの日殿下を襲撃させたのがヴェント伯爵子息であることはオルニス公子にお教えいただきました。あれは貴方が彼に流した情報ですよね」
「ええ。その通りです」
「その知らせがもたらされてから殺されたのはすぐでした。しかも場所は精霊の泉のすぐそば。たとえ殺されるにしても本来なら彼は騎士団の詰め所の中にある拘置所に鎖に繋がれた状態でいるはずです。王族暗殺未遂をしたのですから。それなのに彼はなぜ外に出ていたのか。……自力では不可能です。ですが……聖騎士の中の誰かが連れ出したのであればそれも可能です」
「そんなことをすればその聖騎士が咎められますよね? 拘置所から外に出るまでの間に大勢の聖騎士に見られることになります。そんな状況下でどうやって連れ出すと?」
「通常であればそうでしょう。しかし……誰にも見とがめられずに外へ出られる道が一つだけあります」
そこまで言うとアウルがはっとして俺を見た。そう、王侯貴族のなかでも国家に絶対的な忠誠があると判断された家もしくは個人のみが知っていること。それは拘置所の中にはわざと逃がすために作られた特別な抜け道があるということだ。その用途は王族承認の亡命だ。冤罪にかけられた大罪人や命が脅かされている真っ当な人間をあえて捕らえて拘置所内にて一時保護を行い、亡命の手筈が整い次第王族の息がかかった者が密かに連れ出すというもの。その抜け道のことを『忘罪の救道』と呼ぶ。
「忘罪の救道を使えば密かに連れ出すなど造作もありません。その道を使わせて泉の傍に連れ出し彼を殺そうと、いえ不要になったお荷物を始末しに来る者たちを利用して王族である自分を殺そうとした愚か者を排除なさったのでしょう。私たちのすぐ後にやってきた者たちこそが本来の第一発見者になるはずだった。そして異様に早い聖騎士たちの到着。私たちの事情聴取を行ったあの聖騎士こそが貴方の息がかかった者なのでしょう。いくら詰所が近いからと言ってもあの場所まで来るのにどれ程急ごうが最低でも十五分ほどかかります。ですがあらかじめ巡回の時間に合わせていれば時間短縮は可能です」
「……なるほど、確かにそれならば貴方が私を疑うのも無理はありませんね。ですがそれを裏付けるものはあるのでしょうか?」
おそらくあの泉の傍に救道があるんだろう。それを裏付けるのはティアが俺に送った待ち合わせの合図。……帰路の花弁の一部が黒で塗りつぶされていたナスタチウムの花が木の枝に括りつけられていた。この教会の周辺にはナスタチウムの花が多いし色も様々だけどあの泉の周辺だけ、ほかのところより色がごちゃ混ぜにも関わらず黄色のナスタチウムがなかった。だけど昼間に俺たちをこの場所へ案内しようと歩き出したとき、僅かだがアストラの服の裾が花に触れて揺れた一瞬、ほかに隠れるようにして黄色のナスタチウムが咲いているのが見えた。一部が黒くなったものがあったからティアがあの場で細工をしたんだろう。
「ティアが私を呼び出す合図として使った黄色のナスタチウム。その花弁の一部が黒で塗りつぶされていました。おそらくインクか何がでしょうが、細工をして間もなかったんでしょうね。乾ききっていないインクの一部が貴方の服の裾についていますよ」
俺の言葉に一瞬だけ目を見開き裾を捲るとそこには確かにインクの染みとも思しきものが付着していた。しかもその形は僅かながら花びらのような形をしている。
「黄色のナスタチウム自体は他の場所にもありますが、あの泉の傍に隠れるように咲いていたあの花だけは種類が違う。照合を行えばすぐにわかるかと」
「……なるほど、花ですか。やはり花に関しては貴方のほうに一日の長があるようですね。参りましたね。ほぼ完璧な推察お見事です」
「…………お戯れはほどほどになさった方がよいかと。私に気づかせること前提に行動していらしたでしょうに」
「……ああ、やっぱりそうなのか」
頭が痛いとばかりに顔をしかめるアウルに思わず同情した。俺なんかよりもはるかにこいつの性格を知っているからアウルも違和感を覚えていたんだろうよ。アストラの性質を考えると今回の方法はいくらなんでも穴がありすぎる。やろうと思えばいくらでも完全犯罪ができたのにその手段を取らずに面倒なやり方をして、わざわざ隙があるように振舞っていれば嫌でも気づくってーの。多分というか確実にティアも協力者だろう。
「……気づいていただけたようでなによりです。エヴェイユには悪いことをしたと思いますが彼ならば必要事項だと思っていただけるでしょう。それにわざわざ彼にティアと話す時間も差し上げたんですから見逃してくれないと、ね……?」
……ゲームの時も思っていたけどこいつ微妙にサイコパスなんだよな。目的のためには手段を選ばず罪悪感のかけらも抱かないところが。権力者っていうのは大概そういうものだとは思うがこいつは比較的その傾向が強い。
「…………なぜこのようなことをしたのかお聞きしてもよろしいでしょうか」
今まで黙っていたリヒトが剣呑な様子で口を開く。まあリヒトはエヴェイユに忠誠誓っているからさっきの言い方は腹立つわな。風車の一番のお気に入りもエヴェイユだったし、リヒトとしても風車としても苛ついたんだろう。でもそんなのはアストラには関係ないんだろう。
「テストですよ、今後協力関係を結ぶに値するかどうかの」
「…………どういう意味でしょうか」
「クレマチス公子は素直な方ですね。そういきり立たないでください」
火に油注いでやんの。こんな状況でニコニコ笑えるとかほんとこいつ怖いわ。もはやリヒトの反応見て楽しんでいるだろうとすら思う。いや実際楽しんでいるんだろうな。
「まず、そもそもヴェント伯爵子息の殺害についてですが、これはすでに王家の中で決定されていたことなのですよ。本来他国の人間である貴方方に話す内容ではないのですが、どうやら共通の敵ができたようなのでね」
「…………あのペンダント」
「正解です。あの悪趣味極まりない紋様の集団が我が国でも活動しているようで、ヴェント伯爵子息どころかヴェント伯爵家そのものがあの集団のお仲間になったようでして……国賊として排除することにしたんです。その計画を立てている矢先にエヴェイユからツヴィトーク王国でも同様の連中が動いているらしいと報告をいただきまして」
……そういうことか。アーダへ行くメンバーにどうして俺が選ばれたのか疑問だったが連中の手先と接触した回数が把握している中で最も多いから、だったんだな。
「エヴェイユから貴方のことを聞いていると言いましたがこの件を踏まえた上でのことだったんです。しかしいくら解決に導いているからとは言え、協力者足り得るかは別問題。そんな時にヴェント伯爵子息が私の命を狙っているという情報を耳にしまして。ちょうどいいので彼の始末ついでに貴方の力量を試してみようと思ったんですよ」
天気の話をするようにとんでもない事実を平然と話しているアストラに寒気を覚える。アストラは笑みを深めゆったりとこちらに歩み寄り、俺の耳元に口を寄せ——
「貴方の働きは充分でした。私を咄嗟に庇ったことと言いその後の働きと言い——実に有能な駒ですね」
冷たく甘い毒を囁いた。
アストラは微動だにせず、ただただ笑っている。だけど目だけはどこか面白そうに仄かな色を纏っていた。こいつもこいつでなかなか食えない人間なんだよな。ゲームではすぐに認めて答え合わせを楽しんでいたけど、どう出るか。
「ふふふっ……よく、私が黒幕だと気づきましたね?」
「認めるのか?」
アウルの声が鋭く響く。対してアストラは笑みを深めるだけだった。
「ええ。アクナイト公爵子息のことはエヴェイユから聞いていましたから何となく彼なら辿り着くだろうと。それに……不用意に同盟国の王族を人殺しの黒幕呼ばわりすることの危険性も理解していないとは思えません。にも関わらずこう言っているのです。私であるという確信があるのでしょうから……ね?」
世間話のような感覚で話すアストラにアウルの顔が微かに歪む。その通りだけどさ、もうちょいなんかあるだろと思わなくもないが……。
「それでアクナイト公子? 私が黒幕だと判断した理由についてお教えいただけませんか?」
「……あの日殿下を襲撃させたのがヴェント伯爵子息であることはオルニス公子にお教えいただきました。あれは貴方が彼に流した情報ですよね」
「ええ。その通りです」
「その知らせがもたらされてから殺されたのはすぐでした。しかも場所は精霊の泉のすぐそば。たとえ殺されるにしても本来なら彼は騎士団の詰め所の中にある拘置所に鎖に繋がれた状態でいるはずです。王族暗殺未遂をしたのですから。それなのに彼はなぜ外に出ていたのか。……自力では不可能です。ですが……聖騎士の中の誰かが連れ出したのであればそれも可能です」
「そんなことをすればその聖騎士が咎められますよね? 拘置所から外に出るまでの間に大勢の聖騎士に見られることになります。そんな状況下でどうやって連れ出すと?」
「通常であればそうでしょう。しかし……誰にも見とがめられずに外へ出られる道が一つだけあります」
そこまで言うとアウルがはっとして俺を見た。そう、王侯貴族のなかでも国家に絶対的な忠誠があると判断された家もしくは個人のみが知っていること。それは拘置所の中にはわざと逃がすために作られた特別な抜け道があるということだ。その用途は王族承認の亡命だ。冤罪にかけられた大罪人や命が脅かされている真っ当な人間をあえて捕らえて拘置所内にて一時保護を行い、亡命の手筈が整い次第王族の息がかかった者が密かに連れ出すというもの。その抜け道のことを『忘罪の救道』と呼ぶ。
「忘罪の救道を使えば密かに連れ出すなど造作もありません。その道を使わせて泉の傍に連れ出し彼を殺そうと、いえ不要になったお荷物を始末しに来る者たちを利用して王族である自分を殺そうとした愚か者を排除なさったのでしょう。私たちのすぐ後にやってきた者たちこそが本来の第一発見者になるはずだった。そして異様に早い聖騎士たちの到着。私たちの事情聴取を行ったあの聖騎士こそが貴方の息がかかった者なのでしょう。いくら詰所が近いからと言ってもあの場所まで来るのにどれ程急ごうが最低でも十五分ほどかかります。ですがあらかじめ巡回の時間に合わせていれば時間短縮は可能です」
「……なるほど、確かにそれならば貴方が私を疑うのも無理はありませんね。ですがそれを裏付けるものはあるのでしょうか?」
おそらくあの泉の傍に救道があるんだろう。それを裏付けるのはティアが俺に送った待ち合わせの合図。……帰路の花弁の一部が黒で塗りつぶされていたナスタチウムの花が木の枝に括りつけられていた。この教会の周辺にはナスタチウムの花が多いし色も様々だけどあの泉の周辺だけ、ほかのところより色がごちゃ混ぜにも関わらず黄色のナスタチウムがなかった。だけど昼間に俺たちをこの場所へ案内しようと歩き出したとき、僅かだがアストラの服の裾が花に触れて揺れた一瞬、ほかに隠れるようにして黄色のナスタチウムが咲いているのが見えた。一部が黒くなったものがあったからティアがあの場で細工をしたんだろう。
「ティアが私を呼び出す合図として使った黄色のナスタチウム。その花弁の一部が黒で塗りつぶされていました。おそらくインクか何がでしょうが、細工をして間もなかったんでしょうね。乾ききっていないインクの一部が貴方の服の裾についていますよ」
俺の言葉に一瞬だけ目を見開き裾を捲るとそこには確かにインクの染みとも思しきものが付着していた。しかもその形は僅かながら花びらのような形をしている。
「黄色のナスタチウム自体は他の場所にもありますが、あの泉の傍に隠れるように咲いていたあの花だけは種類が違う。照合を行えばすぐにわかるかと」
「……なるほど、花ですか。やはり花に関しては貴方のほうに一日の長があるようですね。参りましたね。ほぼ完璧な推察お見事です」
「…………お戯れはほどほどになさった方がよいかと。私に気づかせること前提に行動していらしたでしょうに」
「……ああ、やっぱりそうなのか」
頭が痛いとばかりに顔をしかめるアウルに思わず同情した。俺なんかよりもはるかにこいつの性格を知っているからアウルも違和感を覚えていたんだろうよ。アストラの性質を考えると今回の方法はいくらなんでも穴がありすぎる。やろうと思えばいくらでも完全犯罪ができたのにその手段を取らずに面倒なやり方をして、わざわざ隙があるように振舞っていれば嫌でも気づくってーの。多分というか確実にティアも協力者だろう。
「……気づいていただけたようでなによりです。エヴェイユには悪いことをしたと思いますが彼ならば必要事項だと思っていただけるでしょう。それにわざわざ彼にティアと話す時間も差し上げたんですから見逃してくれないと、ね……?」
……ゲームの時も思っていたけどこいつ微妙にサイコパスなんだよな。目的のためには手段を選ばず罪悪感のかけらも抱かないところが。権力者っていうのは大概そういうものだとは思うがこいつは比較的その傾向が強い。
「…………なぜこのようなことをしたのかお聞きしてもよろしいでしょうか」
今まで黙っていたリヒトが剣呑な様子で口を開く。まあリヒトはエヴェイユに忠誠誓っているからさっきの言い方は腹立つわな。風車の一番のお気に入りもエヴェイユだったし、リヒトとしても風車としても苛ついたんだろう。でもそんなのはアストラには関係ないんだろう。
「テストですよ、今後協力関係を結ぶに値するかどうかの」
「…………どういう意味でしょうか」
「クレマチス公子は素直な方ですね。そういきり立たないでください」
火に油注いでやんの。こんな状況でニコニコ笑えるとかほんとこいつ怖いわ。もはやリヒトの反応見て楽しんでいるだろうとすら思う。いや実際楽しんでいるんだろうな。
「まず、そもそもヴェント伯爵子息の殺害についてですが、これはすでに王家の中で決定されていたことなのですよ。本来他国の人間である貴方方に話す内容ではないのですが、どうやら共通の敵ができたようなのでね」
「…………あのペンダント」
「正解です。あの悪趣味極まりない紋様の集団が我が国でも活動しているようで、ヴェント伯爵子息どころかヴェント伯爵家そのものがあの集団のお仲間になったようでして……国賊として排除することにしたんです。その計画を立てている矢先にエヴェイユからツヴィトーク王国でも同様の連中が動いているらしいと報告をいただきまして」
……そういうことか。アーダへ行くメンバーにどうして俺が選ばれたのか疑問だったが連中の手先と接触した回数が把握している中で最も多いから、だったんだな。
「エヴェイユから貴方のことを聞いていると言いましたがこの件を踏まえた上でのことだったんです。しかしいくら解決に導いているからとは言え、協力者足り得るかは別問題。そんな時にヴェント伯爵子息が私の命を狙っているという情報を耳にしまして。ちょうどいいので彼の始末ついでに貴方の力量を試してみようと思ったんですよ」
天気の話をするようにとんでもない事実を平然と話しているアストラに寒気を覚える。アストラは笑みを深めゆったりとこちらに歩み寄り、俺の耳元に口を寄せ——
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