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九頁 愛憎のヒガンバナ
124話 ナニモワカラナイ
自宅での謹慎を命じられたシュヴァリエはその日のうちに迎えに来たアクナイト公爵家の馬車に押し込められ王都の公爵邸へと戻ってきた。邸に着くなりすでに情報を受け取っていたらしい専属侍従であるサリクスが飛んできてシュヴァリエの傍に来るやその場で泣きながら頭を下げる。
「シュヴァリエ様! ご無事でよかったです!!! 行方不明になっていたと聞いていたので……」
「……お前は相変わらずだな。主の前で無様な泣き顔を見せている暇があるのならさっさと入浴の準備でもしろ」
「あ、それでしたらすでに完了しております! 絶対お疲れになって帰ってくると思っていたので!」
「……ならばこんなところで泣いていないで早く案内しろ」
「かしこまりました!」
涙を拭い嬉しそうに歩き出したサリクスをシュヴァリエは感情のない目で見つめていた。
♦♦♦♦♦♦♦
一方その頃、学園の生徒会長室。
「それで、なぜあんな処置になったのですか?」
「流石にあの状態のシュヴァリエ公子を学園に置いておくのは危険だと判断したためです。言っていたのでしょう? 今の彼が正気でないことは明白です。本人は隠しているつもりのようですが、彼が花好きであることは私たちの中では周知の事実。そんな彼が花を踏みつけるなど……行方不明になっている間に何かがあったことは明白ですが今の彼の場合、醜いと感じたものすべてを排除に動きかねませんから、ある程度抑えのきくご自宅に置くのが最善と判断いたしました」
「そういうことでしたか」
納得の理由にリヒトも険しい顔で同意を示した。今のシュヴァリエ・アクナイトが外に出るのは危険だと誰もがわかっていた。もちろんそれは学園の生徒とシュヴァリエ・アクナイト双方を守るためでもあるが。他にも理由があった。
社交界でのシュヴァリエ・アクナイトの評判である。
以前はあまりよくない噂ばかりが流れていた彼だが、ここ最近の評判は真逆になりつつある。コランバイン元伯爵の逮捕及びローダンセ一族の救助、ファルカタの町のテロ防止、アベリア山の眷属の救済、複数の貴族子息失踪事件の解決、そしてつい先日は同盟国の王族の守護。短期間にこれだけの功績を上げた人物が社交界で話題にならないわけがない。本人は知らないだろうし知っていたところで興味を持たないかもしれないが彼に婚姻を申し込みたい者が圧倒的に増えているのが現状だ。
せっかく良い評判になってきた彼が再び悪評に塗れるのは避けたい、と考えたのである。もちろんそちらの方が王族に利点があるからでもあるが、エヴェイユ個人が純粋に案じていた部分もあった。憎い相手であるがそれでも一時期は友となれたかもしれない相手である。少しばかりの情は確かにあったのだから。
……そしてエヴェイユには最近シュヴァリエを案じる理由がひとつ増えていた。エヴェイユはその理由へ意味深な視線を向ける。
「……それに、シュヴァリエ公子が悪評に塗れてしまっていては貴方が彼を娶る際に面倒なことになるでしょうから……ね? そうは思いませんかアウル?」
突然の不意打ちに紅茶を飲んでいたアウルが思い切りむせた。そのわかりやすい姿に仕掛けた本人は楽しそうに笑い、その側近ははジト目を向ける。
「エヴィー……君な」
「ふふっ…………すみません。最近の貴方は実に面白くて、つい……」
「まったく……」
「こう言ってはなんですがいささか趣味が悪いかと」
「……君は面倒だな。シュヴァリエのことは嫌いじゃないだろう? 俺もエヴィーも気づいているのだからもう彼のことを嫌う演技はしなくていい」
「……なんのことでしょう?」
「私に遠慮する必要はないのですよ? あの一件以来貴方と彼の空気は変わりましたから。言い合いも剣呑さはなく正直ただのじゃれあいになっていましたよ」
「むしろお互いに楽しんでいたな」
「……」
二人に揶揄われ顔を引きつらせて固まったリヒトをエヴェイユとアウルは面白そうに眺めていた。この二人の話が本当ならあの一件の直後くらいにはすでに気づいていたということになる。その事実にリヒト、いや風車は内心で舌打ちをした。
「ああ、話が逸れましたね。アウルの恋心についてですが」
「わざわざその話題に戻る必要はないだろ!」
「いいではないですか。それに……もとより逃がすつもりはないのでしょう? 取り繕ったところで無意味ですので諦めてください」
「……本当にいい性格をしているな君は」
「なんとでも。それより貴方は今後どう動くおつもりですか?」
つい先ほどまでの揶揄い交じりの表情から一変し真剣な表情で問うエヴェイユをアウルは真剣な面持ちで見つめ返した。
「…………決まっている。彼がこれまでのことを忘れてしまったのなら、また一から築き上げていけばいい。……盛大な邪魔が入るだろうがな」
「……そうですね。私たちがこのような決定を下すことも相手が予想している可能性は大いにありますし、すでになにかしらの仕込みをしているでしょう」
「……思い通りにはさせないさ」
そう言ってシュヴァリエから贈られたバングルを握りしめるアウルの目には強い決意が宿っていた。
♦♦♦♦♦♦♦
ところ変わって、アクナイト公爵邸ではすっかり入浴を終えたシュヴァリエが食事を取っていた。
「それにしてもいきなり公的休学だなんて……」
「その意図は理解できるが、不愉快なのは確かだ」
「そうですよね。……シュヴァリエ様、お聞きしてもいいですか?」
「……なんだ?」
「…………リコリス家の者に攫われたと旦那様から伺いました。一体、何があったのですか?」
あまりに突然の内容にシュヴァリエは食事の手を止めて、己の侍従を見上げた。その眼差しに温度はなく、サリクスは一瞬言葉を飲み込んだ。
「…………なぜ、お前がそんなことを聞く?」
「なぜ、ですか。それは僕が貴方の侍従だからです。主が害されたというのになにもしないでいられるわけないじゃないですか」
「…………本当に理由はそれだけか?」
「はい、もちろんです」
冷たい目で己を見つめる主に息を飲みながらも視線を逸らすことなく対峙する。これまでシュヴァリエがサリクスに対してこれほど懐疑的な視線を向けるようなことはアクナイト公爵邸に来たばかりの頃以来だった。しばらくじっと侍従を見つめたシュヴァリエは興味がなくなったとばかりに視線を逸らし、一言。
「なにもない」
「…………そうですか」
すっかり変わった……いや、アクナイト元公爵夫人がいた頃のシュヴァリエにサリクスは俯き無言で給仕に戻った。
食事を終えてベッドへ寝転がったシュヴァリエはここに来るまでのことを思い出していた。自分を見て信じられない者を見るような目に意味不明な発言の数々。なぜかいる眷属という子蜘蛛、そして——
「アウル・オルニス……ただの留学生だろうに、なぜ俺に対してあんな目をする?」
あの男のことなど知らないしどうでもよかったはずだ。少なくともあんな目で見られるような関係を築いた覚えなどシュヴァリエにはない。他の者たちも反応がおかしい。特にリヒトはシュヴァリエのことを毛嫌いしていたはずだった。
「ヒイラギ、コウカ……」
リヒトがシュヴァリエに問うてきたこの名前がなぜか棘のようにずっと引っかかっている。その名前を言った時のリヒトの表情も口調もリヒトではなかったように思う。あれは一体誰なのだろうか。
「…………なぜ、俺はリヒトじゃないと思った? …………なぜ、これほど違和感がある?」
思い出すのはついさっきのサリクスの言葉。ここまでの違和感があるのに俺は何も知らないということが、ほかの者たちやサリクスの言葉に現実味を帯びさせる。…………ああ、わからない。…………本当に何もわからない。それなら……………………わからないままでいい。
「…………ああ、そうだ。いつもの薬を飲まないと」
そう言って小さな小瓶を取り出すシュヴァリエの目には——なにも映っていなかった。
「シュヴァリエ様! ご無事でよかったです!!! 行方不明になっていたと聞いていたので……」
「……お前は相変わらずだな。主の前で無様な泣き顔を見せている暇があるのならさっさと入浴の準備でもしろ」
「あ、それでしたらすでに完了しております! 絶対お疲れになって帰ってくると思っていたので!」
「……ならばこんなところで泣いていないで早く案内しろ」
「かしこまりました!」
涙を拭い嬉しそうに歩き出したサリクスをシュヴァリエは感情のない目で見つめていた。
♦♦♦♦♦♦♦
一方その頃、学園の生徒会長室。
「それで、なぜあんな処置になったのですか?」
「流石にあの状態のシュヴァリエ公子を学園に置いておくのは危険だと判断したためです。言っていたのでしょう? 今の彼が正気でないことは明白です。本人は隠しているつもりのようですが、彼が花好きであることは私たちの中では周知の事実。そんな彼が花を踏みつけるなど……行方不明になっている間に何かがあったことは明白ですが今の彼の場合、醜いと感じたものすべてを排除に動きかねませんから、ある程度抑えのきくご自宅に置くのが最善と判断いたしました」
「そういうことでしたか」
納得の理由にリヒトも険しい顔で同意を示した。今のシュヴァリエ・アクナイトが外に出るのは危険だと誰もがわかっていた。もちろんそれは学園の生徒とシュヴァリエ・アクナイト双方を守るためでもあるが。他にも理由があった。
社交界でのシュヴァリエ・アクナイトの評判である。
以前はあまりよくない噂ばかりが流れていた彼だが、ここ最近の評判は真逆になりつつある。コランバイン元伯爵の逮捕及びローダンセ一族の救助、ファルカタの町のテロ防止、アベリア山の眷属の救済、複数の貴族子息失踪事件の解決、そしてつい先日は同盟国の王族の守護。短期間にこれだけの功績を上げた人物が社交界で話題にならないわけがない。本人は知らないだろうし知っていたところで興味を持たないかもしれないが彼に婚姻を申し込みたい者が圧倒的に増えているのが現状だ。
せっかく良い評判になってきた彼が再び悪評に塗れるのは避けたい、と考えたのである。もちろんそちらの方が王族に利点があるからでもあるが、エヴェイユ個人が純粋に案じていた部分もあった。憎い相手であるがそれでも一時期は友となれたかもしれない相手である。少しばかりの情は確かにあったのだから。
……そしてエヴェイユには最近シュヴァリエを案じる理由がひとつ増えていた。エヴェイユはその理由へ意味深な視線を向ける。
「……それに、シュヴァリエ公子が悪評に塗れてしまっていては貴方が彼を娶る際に面倒なことになるでしょうから……ね? そうは思いませんかアウル?」
突然の不意打ちに紅茶を飲んでいたアウルが思い切りむせた。そのわかりやすい姿に仕掛けた本人は楽しそうに笑い、その側近ははジト目を向ける。
「エヴィー……君な」
「ふふっ…………すみません。最近の貴方は実に面白くて、つい……」
「まったく……」
「こう言ってはなんですがいささか趣味が悪いかと」
「……君は面倒だな。シュヴァリエのことは嫌いじゃないだろう? 俺もエヴィーも気づいているのだからもう彼のことを嫌う演技はしなくていい」
「……なんのことでしょう?」
「私に遠慮する必要はないのですよ? あの一件以来貴方と彼の空気は変わりましたから。言い合いも剣呑さはなく正直ただのじゃれあいになっていましたよ」
「むしろお互いに楽しんでいたな」
「……」
二人に揶揄われ顔を引きつらせて固まったリヒトをエヴェイユとアウルは面白そうに眺めていた。この二人の話が本当ならあの一件の直後くらいにはすでに気づいていたということになる。その事実にリヒト、いや風車は内心で舌打ちをした。
「ああ、話が逸れましたね。アウルの恋心についてですが」
「わざわざその話題に戻る必要はないだろ!」
「いいではないですか。それに……もとより逃がすつもりはないのでしょう? 取り繕ったところで無意味ですので諦めてください」
「……本当にいい性格をしているな君は」
「なんとでも。それより貴方は今後どう動くおつもりですか?」
つい先ほどまでの揶揄い交じりの表情から一変し真剣な表情で問うエヴェイユをアウルは真剣な面持ちで見つめ返した。
「…………決まっている。彼がこれまでのことを忘れてしまったのなら、また一から築き上げていけばいい。……盛大な邪魔が入るだろうがな」
「……そうですね。私たちがこのような決定を下すことも相手が予想している可能性は大いにありますし、すでになにかしらの仕込みをしているでしょう」
「……思い通りにはさせないさ」
そう言ってシュヴァリエから贈られたバングルを握りしめるアウルの目には強い決意が宿っていた。
♦♦♦♦♦♦♦
ところ変わって、アクナイト公爵邸ではすっかり入浴を終えたシュヴァリエが食事を取っていた。
「それにしてもいきなり公的休学だなんて……」
「その意図は理解できるが、不愉快なのは確かだ」
「そうですよね。……シュヴァリエ様、お聞きしてもいいですか?」
「……なんだ?」
「…………リコリス家の者に攫われたと旦那様から伺いました。一体、何があったのですか?」
あまりに突然の内容にシュヴァリエは食事の手を止めて、己の侍従を見上げた。その眼差しに温度はなく、サリクスは一瞬言葉を飲み込んだ。
「…………なぜ、お前がそんなことを聞く?」
「なぜ、ですか。それは僕が貴方の侍従だからです。主が害されたというのになにもしないでいられるわけないじゃないですか」
「…………本当に理由はそれだけか?」
「はい、もちろんです」
冷たい目で己を見つめる主に息を飲みながらも視線を逸らすことなく対峙する。これまでシュヴァリエがサリクスに対してこれほど懐疑的な視線を向けるようなことはアクナイト公爵邸に来たばかりの頃以来だった。しばらくじっと侍従を見つめたシュヴァリエは興味がなくなったとばかりに視線を逸らし、一言。
「なにもない」
「…………そうですか」
すっかり変わった……いや、アクナイト元公爵夫人がいた頃のシュヴァリエにサリクスは俯き無言で給仕に戻った。
食事を終えてベッドへ寝転がったシュヴァリエはここに来るまでのことを思い出していた。自分を見て信じられない者を見るような目に意味不明な発言の数々。なぜかいる眷属という子蜘蛛、そして——
「アウル・オルニス……ただの留学生だろうに、なぜ俺に対してあんな目をする?」
あの男のことなど知らないしどうでもよかったはずだ。少なくともあんな目で見られるような関係を築いた覚えなどシュヴァリエにはない。他の者たちも反応がおかしい。特にリヒトはシュヴァリエのことを毛嫌いしていたはずだった。
「ヒイラギ、コウカ……」
リヒトがシュヴァリエに問うてきたこの名前がなぜか棘のようにずっと引っかかっている。その名前を言った時のリヒトの表情も口調もリヒトではなかったように思う。あれは一体誰なのだろうか。
「…………なぜ、俺はリヒトじゃないと思った? …………なぜ、これほど違和感がある?」
思い出すのはついさっきのサリクスの言葉。ここまでの違和感があるのに俺は何も知らないということが、ほかの者たちやサリクスの言葉に現実味を帯びさせる。…………ああ、わからない。…………本当に何もわからない。それなら……………………わからないままでいい。
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