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本物の証明
お茶会後すぐに部屋に戻りパパ達に手紙を書き、明日にでも商会の者を寄越すよう頼む。
ちなみに部屋には本物の緑茶ならあるので未開封品をラッピングしておく。
『コンコン』
部屋に入ってきたのはセリナさん。
彼女だけは取次ぎ無しで基本的には通して良いと護衛君には言ってある。
「リオさん大丈夫?」
「セリナさん、心配かけてしまってごめんなさい。」
「ううん、いいの、あのケーキが偽物だって私も分かっていたしお茶は淹れ方が違うのかとも思ったけれどもそうでは無いのよね?」
セリナさんって結構色々気がつくタイプよね。
仕事させたらバリキャリ系になりそう。
「そうね、茶葉が紅茶向けのものを使用しているから味が違うのよ。」
「そういう違いなの?」
「ええ、やはり向き不向きがあって色々試飲した時の味だったので気づいたの。」
「あぁ、この味が一番美味しいわ。」
護衛君の淹れるお茶は結構美味しいのよ。
「ふふ、気に入ってもらえてなによりよ。」
「それにしても、リオさんの事を成金と呼んでいたけれどもあの方たち自分の着ているドレスショップがリオさんのお家の商会の傘下なのを知らないのね。」
あー、それもね。偽物の方がインパクト強いから触れなかったけれども、そっちは本物のドレスショップのものだったし。
もちろん2人に関係する人からの注文もお断りするように伝えてあるよ?
というか、言わなくてもパパたちそうしていそうだけどね。
あードレスショップにも私の欲しいものをよく作ってもらってたから最近の流行は私の希望デザインのドレスも少なくない。
それもデザイナーは未だに誰か分からないって女性の間では直接デザイナーに会わせて欲しいという問い合わせは多い。
「そういえば……言ってなかったっけ?」
「え?」
セリナさんとパパの婚約が確定したのでいいかな。
「パパの商会で流行を生み出す謎の人物は聞いた事ある?」
「もちろん!あの家にいた時のお姉様もなんで会えないのよ!って叫んでいたもの。」
うん、ちなみにそれ商会に押しかけてきて叫ぶ女性もいたらしいよ。
「私なんだよねぇ……」
てへ♡とちょっとぶりっ子しつつ言ってみる。
「…………え?」
おっとセリナさん固まってますよー
「びっくりした?」
「ぇぇええええ!?」
「ナイショだよ!」
「う、うん。」
しばらくして我に返ったのか、根掘り葉掘り聞かれたけど、
「だから商会の人達リオの事崇めていたのね……」
と言われてしまったよ。
確かにここに呼び寄せてる商会の人間はほぼ私の希望を形に変えてくれる人ばかりだもんね。
酷いと女神とか言うんだもん、恥ずかしいからやめて!ってしてるけどね。
「お嬢様」
話に夢中になっているとセリナさん付きのユージンが部屋に入ってきた。手には手紙を持っている。
「公爵令嬢から?」
「はい、中身を確認致しますか?」
「うん、お願い。」
子供の頃にお世話になってたユージンだと私も気が楽だし、つい頼み事しちゃうわ。
「なるほど、お返事を書くわ。」
「私部屋に戻るね。」
セリナさんが気を使ってくれるけど、
「うーんちょっとここにいて欲しいかなー」
この手紙を届けてくれている間この部屋に一人でいるのはなんとなく危険な気がしてる。
「セリナお嬢様、よろしければもう少しこちらでアリサリオお嬢様のおそばにいて差し上げてください。」
ユージンもなんとなく気が付いているかも。
「わかったわ。」
「ありがとう!セリナさん。ユージン、この手紙を公爵令嬢へお届けしてきてくれるかしら。」
「お任せ下さい。」
さぁて、どんな事仕掛けてくるかねー。
ちなみに部屋には本物の緑茶ならあるので未開封品をラッピングしておく。
『コンコン』
部屋に入ってきたのはセリナさん。
彼女だけは取次ぎ無しで基本的には通して良いと護衛君には言ってある。
「リオさん大丈夫?」
「セリナさん、心配かけてしまってごめんなさい。」
「ううん、いいの、あのケーキが偽物だって私も分かっていたしお茶は淹れ方が違うのかとも思ったけれどもそうでは無いのよね?」
セリナさんって結構色々気がつくタイプよね。
仕事させたらバリキャリ系になりそう。
「そうね、茶葉が紅茶向けのものを使用しているから味が違うのよ。」
「そういう違いなの?」
「ええ、やはり向き不向きがあって色々試飲した時の味だったので気づいたの。」
「あぁ、この味が一番美味しいわ。」
護衛君の淹れるお茶は結構美味しいのよ。
「ふふ、気に入ってもらえてなによりよ。」
「それにしても、リオさんの事を成金と呼んでいたけれどもあの方たち自分の着ているドレスショップがリオさんのお家の商会の傘下なのを知らないのね。」
あー、それもね。偽物の方がインパクト強いから触れなかったけれども、そっちは本物のドレスショップのものだったし。
もちろん2人に関係する人からの注文もお断りするように伝えてあるよ?
というか、言わなくてもパパたちそうしていそうだけどね。
あードレスショップにも私の欲しいものをよく作ってもらってたから最近の流行は私の希望デザインのドレスも少なくない。
それもデザイナーは未だに誰か分からないって女性の間では直接デザイナーに会わせて欲しいという問い合わせは多い。
「そういえば……言ってなかったっけ?」
「え?」
セリナさんとパパの婚約が確定したのでいいかな。
「パパの商会で流行を生み出す謎の人物は聞いた事ある?」
「もちろん!あの家にいた時のお姉様もなんで会えないのよ!って叫んでいたもの。」
うん、ちなみにそれ商会に押しかけてきて叫ぶ女性もいたらしいよ。
「私なんだよねぇ……」
てへ♡とちょっとぶりっ子しつつ言ってみる。
「…………え?」
おっとセリナさん固まってますよー
「びっくりした?」
「ぇぇええええ!?」
「ナイショだよ!」
「う、うん。」
しばらくして我に返ったのか、根掘り葉掘り聞かれたけど、
「だから商会の人達リオの事崇めていたのね……」
と言われてしまったよ。
確かにここに呼び寄せてる商会の人間はほぼ私の希望を形に変えてくれる人ばかりだもんね。
酷いと女神とか言うんだもん、恥ずかしいからやめて!ってしてるけどね。
「お嬢様」
話に夢中になっているとセリナさん付きのユージンが部屋に入ってきた。手には手紙を持っている。
「公爵令嬢から?」
「はい、中身を確認致しますか?」
「うん、お願い。」
子供の頃にお世話になってたユージンだと私も気が楽だし、つい頼み事しちゃうわ。
「なるほど、お返事を書くわ。」
「私部屋に戻るね。」
セリナさんが気を使ってくれるけど、
「うーんちょっとここにいて欲しいかなー」
この手紙を届けてくれている間この部屋に一人でいるのはなんとなく危険な気がしてる。
「セリナお嬢様、よろしければもう少しこちらでアリサリオお嬢様のおそばにいて差し上げてください。」
ユージンもなんとなく気が付いているかも。
「わかったわ。」
「ありがとう!セリナさん。ユージン、この手紙を公爵令嬢へお届けしてきてくれるかしら。」
「お任せ下さい。」
さぁて、どんな事仕掛けてくるかねー。
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お話自体は凄く楽しみなのでご無理のない更新を楽しみにしてます!
コメントありがとうございます!
釣書の山 に関しては上手く書けなくてすみません🙇♀️
ルーナリアに関してはセル様の妹でもしルク様の妹と書いてあるのがあれば(どこが該当箇所か見つけられずすみません)セル様の間違えです。
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なので先に女学校を卒業して結婚しているという感じです。
財布に関しては…… リオを溺愛してないのと、商会でやらかして追い出されたとでも思って頂ければ、かな?チャンスがあればその事もいつか書くかもです。
またなにかあれば教えてください🙏