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様子がおかしいです
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ささやかな楽しみだったネット小説のテンプレのように転生したらしい。
という事は生まれて半年も経てば理解する。
何がおかしいのか?と言われたら私の面倒を見てくれる人が全て男の人なのだ。
家具とかを見るに裕福な家庭なのが窺えるけど、とにかく誰一人として女の人を見ないのだ。
もちろん母親も居ないわけでいくらなんでもおかしいよね?
アリサリオとよく呼ばれているので多分私の名前かなとか、異世界転生の言語理解とかスキル無いのはちょっとガッカリしたけど覚えないと生きていけないし、自分のいる部屋の家具を見る限りそれなりに裕福な家庭ぽいのでしっかりと教育をうけさせてもらえると思うので今はのんびり赤ちゃんライフを楽し…… めるわけないし!
お世話してくれるの全部男の人!しかもイケメンばかりよ?
中身オトナとしては羞恥心しかない……
将来この人達にお嬢様のオムツ替えをしたのは私たちですよ、とかイケメンキラキラスマイルで言われた日には穴に入りたくなるわ。
でも、お嬢様ライフはとっても快適だったりする。
中身オトナじゃなかったら勘違いなワガママ姫になるだろってくらい大事にされすぎてる。
あ、そうそうこの世界には魔法は無かった(残念)
異世界転生の定番じゃないんかい!と思ったけど無いもんは仕方がない。無いものにこだわっても時間の無駄という若干ドライな思考回路は前世からのものだろう。
これでも一応結婚もして子供居たのよ?
来年から社会人で内定もらったってお祝いもしたし親の役目も終わって早くから子育てしてたし、夫の亭主関白に耐えきったと思ったら過労と栄養失調でポックリよ。
(令和の今に何故栄養失調かは義母の嫁いびりのせいだけどね。)
でも、子供にコッソリ教えてもらって読んでたネット小説で異世界転生の予習はバッチリよ!と子供とふざけて話していたのに何の役にも立たないのはちょっと悔しいけど。
「アリサリオお嬢様」
3歳になった私に筆頭お世話係のユージンが声をかけてくる。
「なぁーに?」
子供らしくするって難しい。
「お食事のお時間ですよ。」
子供らしく遊具で遊んでいるふりもラクじゃない……と言いたい!なんせ遊具の種類も少ないのだからひたすら積み木したりお絵描きしたりするだけなのだから。
そして食事!
異世界転生あるあるかもだけど味が薄いのよ!
子供向けの味付けかなと思ってたけれども一向に味付けが変わらないから作り方を聞いてみたらそもそも出汁文化がない上に調味料は塩と胡椒のみ。
胡椒以外の香辛料は無いのかい……
飽食の時代を生きた日本人としては物足りないのよ。
とにかく、少しずつこの世界の事を知る事が出来てきたけどいまだに私以外の女性はあった事が無いんだよね。
ちなみに父親は月に数回会いに来て私を溺愛してくれている。
家族の生活を支えるためにとても忙しくてなかなか会えないと泣いていた。(イケメンパパは泣き顔もイケメンでした。)
5歳になりました。
家庭教師(当たり前のようにイケメン)が付きました。
ほぼわかっていたことだけど、この世界女がほとんど生まれない世界でした。
えーネット小説でこの手のネタあんまり読んでなかったしなー。
とりあえず蝶よ花よと育てられたけどワガママになっていないことにお世話をしてくれる人が毎度感激するってそろそろめんどくさいわ。
「アリサリオ様も5歳になられたのでお茶会にお呼ばれされた時のマナーについてお勉強いたしましょう。」
お茶会?食事マナーとなにか違うの?とは思ったけど話を聞くにバチバチな女の陰湿なマウント合戦を生き抜く為の練習をするらしい。
なにそのチョーゼツめんどくさいやつ。
ママ友マウントとかと似たような感じかな?それならひたすら無視するに限るんだけど。
ちなみに私のパパは大きな商会の社長さんだった。
なのにあくせく働いているのは浪費癖のある母親に貢ぐ為みたい。
私が物を欲しがらないのを病気か!?と医師の診察を受けさせられた事もあったわ。
母親には5人の夫がいるみたいで誰の子かは生まれた直後の親子鑑定で判明してその父親の元で育てられるという何気にハイテクな世界なのである。
お風呂やトイレに車とかあったし電気があるから家電も充実しているので異世界の不衛生あるあるにはならずに済んだのは良かったよ。
という事は生まれて半年も経てば理解する。
何がおかしいのか?と言われたら私の面倒を見てくれる人が全て男の人なのだ。
家具とかを見るに裕福な家庭なのが窺えるけど、とにかく誰一人として女の人を見ないのだ。
もちろん母親も居ないわけでいくらなんでもおかしいよね?
アリサリオとよく呼ばれているので多分私の名前かなとか、異世界転生の言語理解とかスキル無いのはちょっとガッカリしたけど覚えないと生きていけないし、自分のいる部屋の家具を見る限りそれなりに裕福な家庭ぽいのでしっかりと教育をうけさせてもらえると思うので今はのんびり赤ちゃんライフを楽し…… めるわけないし!
お世話してくれるの全部男の人!しかもイケメンばかりよ?
中身オトナとしては羞恥心しかない……
将来この人達にお嬢様のオムツ替えをしたのは私たちですよ、とかイケメンキラキラスマイルで言われた日には穴に入りたくなるわ。
でも、お嬢様ライフはとっても快適だったりする。
中身オトナじゃなかったら勘違いなワガママ姫になるだろってくらい大事にされすぎてる。
あ、そうそうこの世界には魔法は無かった(残念)
異世界転生の定番じゃないんかい!と思ったけど無いもんは仕方がない。無いものにこだわっても時間の無駄という若干ドライな思考回路は前世からのものだろう。
これでも一応結婚もして子供居たのよ?
来年から社会人で内定もらったってお祝いもしたし親の役目も終わって早くから子育てしてたし、夫の亭主関白に耐えきったと思ったら過労と栄養失調でポックリよ。
(令和の今に何故栄養失調かは義母の嫁いびりのせいだけどね。)
でも、子供にコッソリ教えてもらって読んでたネット小説で異世界転生の予習はバッチリよ!と子供とふざけて話していたのに何の役にも立たないのはちょっと悔しいけど。
「アリサリオお嬢様」
3歳になった私に筆頭お世話係のユージンが声をかけてくる。
「なぁーに?」
子供らしくするって難しい。
「お食事のお時間ですよ。」
子供らしく遊具で遊んでいるふりもラクじゃない……と言いたい!なんせ遊具の種類も少ないのだからひたすら積み木したりお絵描きしたりするだけなのだから。
そして食事!
異世界転生あるあるかもだけど味が薄いのよ!
子供向けの味付けかなと思ってたけれども一向に味付けが変わらないから作り方を聞いてみたらそもそも出汁文化がない上に調味料は塩と胡椒のみ。
胡椒以外の香辛料は無いのかい……
飽食の時代を生きた日本人としては物足りないのよ。
とにかく、少しずつこの世界の事を知る事が出来てきたけどいまだに私以外の女性はあった事が無いんだよね。
ちなみに父親は月に数回会いに来て私を溺愛してくれている。
家族の生活を支えるためにとても忙しくてなかなか会えないと泣いていた。(イケメンパパは泣き顔もイケメンでした。)
5歳になりました。
家庭教師(当たり前のようにイケメン)が付きました。
ほぼわかっていたことだけど、この世界女がほとんど生まれない世界でした。
えーネット小説でこの手のネタあんまり読んでなかったしなー。
とりあえず蝶よ花よと育てられたけどワガママになっていないことにお世話をしてくれる人が毎度感激するってそろそろめんどくさいわ。
「アリサリオ様も5歳になられたのでお茶会にお呼ばれされた時のマナーについてお勉強いたしましょう。」
お茶会?食事マナーとなにか違うの?とは思ったけど話を聞くにバチバチな女の陰湿なマウント合戦を生き抜く為の練習をするらしい。
なにそのチョーゼツめんどくさいやつ。
ママ友マウントとかと似たような感じかな?それならひたすら無視するに限るんだけど。
ちなみに私のパパは大きな商会の社長さんだった。
なのにあくせく働いているのは浪費癖のある母親に貢ぐ為みたい。
私が物を欲しがらないのを病気か!?と医師の診察を受けさせられた事もあったわ。
母親には5人の夫がいるみたいで誰の子かは生まれた直後の親子鑑定で判明してその父親の元で育てられるという何気にハイテクな世界なのである。
お風呂やトイレに車とかあったし電気があるから家電も充実しているので異世界の不衛生あるあるにはならずに済んだのは良かったよ。
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