【完結】憧れのスローライフを異世界で?

さくらもち

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学生編

押しに弱かった

私って恋愛に関しては押しに弱かったみたい。
あの日恥ずかしすぎて気絶しちゃうほど自分が繊細だと思わなかったよ。
その後も学校で会うと人目が少ない時は甘々な殿下なのがホント困る!
アンちゃんには後でからかわれるし、とりあえず人目のあるところではやめてくださいと言ったんだけど、元々は私に既成事実を作ってお金を奪うつもりの輩に対する牽制だからと、その代わり皇太子妃の座を狙っている令嬢方に睨まれていて居心地悪いけれども、仕方がないよね。
貞操の危機の方が問題だからそこは諦めます…

その後婚約式があり、あくまで側妃だと知ると今度は嫌味ったらしく、私が皇妃になったら覚えておきなさいね。
と捨て台詞をもらったんだけど、殿下はそんな女は絶対選ばないと思うんだよね。
普通に家柄や派閥で選んでたならとっくに正妃の婚約者が決まってるハズだ。

正妃を別に決めないといけない事に少し心がモヤモヤするけど、私には正妃は無理だし、ってなんでモヤモヤするんだろ。

よし、こんな時は新しいものでも作ろうっと。
作りたいけど保留にしてたリストから選んだのは魔道具。
実は魔道具は付与が必要なんだけど、その付与のやり方が分からなくてずっとやりたいことリストで眠ってたんだよ。
ずっと授業を受けていてやっと原理を理解出来たからなのかスキルが成長して付与について見たら詳しく分かるようになったんだ。
せっかくなので明日も休みだし公爵家に用意してもらった工作室に籠り朝まで熱中してアンちゃんに怒られました。
その後殿下にもバラされて無理はしないと2人きりで顔がめちゃくちゃ近いところで約束させられました。
イケメンドアップには勝てません。
それに殿下ではなくファビアンと呼べとゴリ押しされちゃったんだよね。
もう婚約してるんだから名前しかも敬称もつけちゃダメって、でもでもだってちゃんしてたら言わないと既成事実作る?とかめちゃくちゃいい笑顔で言われつつガッチリホールドされててヘタレた私は名前で呼ぶ事にしたんだけど、ホントまた気絶したかったけど今回はそんなことも無くその日の夜は知恵熱出すんじゃないかってくらい顔が熱かったけどね。

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