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第一章
タラータ 第1章 諸国の反応
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ルディアルド王国
「遂に彼の国に絶対指導者が、しかも『世界征服』を公言するとは。
今すぐ出立の準備をせよ!彼の国へ赴くぞ!」
「なりません!国王直々赴くなど、重要な会談でもない限りあってはなりません!
国家元首同士の会談は特例を除き、第三国にて行うものでございます。
格下ととら…」
「だからなんだ!ルディアルドに再び過去の栄光を取り戻す為の大事な会談だ、自ら赴くのは当然であろう。」
「しかし………」
「くどい!国王の命令だ、従え。」
「仰せのままに、陛下。」
バテゲルイェー帝国
「あの国が、あの国に遂に絶対指導者がうまれてしまった。
ならん!ならん!!
軍を集めろ!あの国に再起されてはならん!」
「しかし、我々には攻め込む大義名分が…」
「愚か者!そんなことはどうだって良い!早くその国を攻め滅ぼせ!」
「では直ぐに宣戦布告を…」
「しなくて良い!」
「はっ!」
ガルシャー藩王国
「彼の国に絶対指導者がのう。う~ん、仲は良い方だし、大丈夫だろう。
しかし、ヘルゴウン帝国本国からどんな御達しが来るか分からんしのう。
ね、どう思う?」
「それを考えてる暇があったら仕事でもしてください。
それとも陛下のそのポンコツ頭にはそれもできないのでしょうかね~。」
「補佐官殿、それは酷くない?俺一応国王なんだけど?そっち一応臣民なんだけど?というかうちの国あまり仕事と言える仕事があまりないんだけど?」
「だけどだけどウルセェ!じゃ草刈りでもしてこい!」
「オレオウサマダヨネ!」
「ウルセェェェ!」
ヘルゴウン帝国
「アッハッハッハ!
全く、いつまで待たせるつもりかと思ったら。やっと絶対指導者ご現れたか。
これは中々楽しませてくれそうだな。」
「ですが陛下、あの国はもう昔とは比べ物になりません。
陛下を愉しませる程の国は北のウェジャド同盟、南の商業連盟くらいかと。
バテゲルイェーは帝国などと言ってますが、所詮は弱国の集まり、取るに足りません。
あの国がそれ程力があるように思えませんが。」く
「いや、余はそうだとは思わん。あの国はやってくれるぞ~。
案外、余が負けるかも知れんな~。」
「陛下…」
「もしかしたら、余の代で帝国は地図から消えてしまうかもしれんな~。」
「陛下!」
「なんだ、耳に響くな~。そんなに大きな声を出すな。」
「陛下は本気でそう思われるのでしょうか?」
「本気だぞ~。面白くなるぞ~。」
「陛下の考えが外れたことなど私は知りません。直ぐにでも対策案を立てましょう。」
「やっと本気になったか~、お前も楽しんだ方がいいぞ~。」
カルッタ聖国
「同志たちよ!偉大なる存在が遂に現れた!」
「神に選ばれし偉大なる存在に服従することこそ、我等が希望にして喜悦である!」
「早速、タラータ様に恭順の意を示そう。」
「一同総員で参りたいところだか、そういう訳にもいかん。」
「ルーデンス氏はどうかな?」
「私にはとても決められませんな、キュリーナ氏は何か良い提案が?」
「くじにしては如何?神の御心のままに従う。」
「それは素晴らしい!
して、誰がそのくじを作るのです?」
「自分がやりましょう。自分は職務上、聖国から離れることは出来ません。」
「すまんな、では宜しく頼んだぞ。」
……………
「では、クイラ同志が今回偉大なる存在の下へ赴くことが決定した。」
「神の意がままに。」
ソルヤー共和国
「あの忌々しい蛮国に邪王が現れたか。まったくもって忌避すべきことだ。」
「しかし、何も対処しないというのもならん。」
「まずは静観すべきだ。バテゲルイェーのアホどもをけしかけよう。」
「そうだな、我々は文明人らしく、野蛮人同士の共喰いでも観よう。」
「全くその通りだな。我等共和国こそこの大陸一の先進国。」
「しかし、いくら野蛮人同士とはいえ同族、死者が大量に出てしまうのは悲しいことだ。」
「その時になったら、先進国としての責任を果たすべく、仲介致しましょう。」
「我等はあくまで人道的秩序を守るために介入したまでだが、相手の国がどうしても謝礼を支払いたいと言うのなら致し方ありませんな。」
ウェジャド同盟
「彼の国は強い。絶対指導者がいる今、再びその力が大陸を席巻するだろう。」
「トゥルム氏族長、ここは相手の地盤が固まる前に攻撃を仕掛けるべきか?」
「ホラダ氏族長、我々は騎兵に特化した陸軍重視国家。
まともな海戦ができる軍団などない。パソン湖を渡ることなど出来やしない。」
「だいだい、うちには軍船がない。
せいぜい漁の船が数隻があるだけだ。」
「しかも、東のヘルゴウン帝国がこちらを虎視眈々と狙っているぞ。」
「じゃあ、ヘルゴウンを牽制しつつ、バテゲルイェーから南下しよう。
その際、彼の国には友好的に接する。
以上の方針でよろしいかな?」
「異義はない。」
「それで構わない。」
カレディー商業連盟
「彼の国には今まで通り、友好関係を保ちたい。」
「そうですね。私たちは商売が出来れば文句はない。」
「他の国が戦争を始めれば、両方とも武器を売るまで。」
「しかし、あの国は中々堅固。
この大陸でうちの商品が一つもない国といえば、そこに限ります。」
「あそこの住民は皆長命です。先代の王はうちの商品を拒んだ。
されど、今代の新王はどうでしょう。」
「ならばわたしがうちの商品の素晴らしさを宣伝してきましょう。」
「ディルダン商会長、良き知らせを心待ちにしております。」
「遂に彼の国に絶対指導者が、しかも『世界征服』を公言するとは。
今すぐ出立の準備をせよ!彼の国へ赴くぞ!」
「なりません!国王直々赴くなど、重要な会談でもない限りあってはなりません!
国家元首同士の会談は特例を除き、第三国にて行うものでございます。
格下ととら…」
「だからなんだ!ルディアルドに再び過去の栄光を取り戻す為の大事な会談だ、自ら赴くのは当然であろう。」
「しかし………」
「くどい!国王の命令だ、従え。」
「仰せのままに、陛下。」
バテゲルイェー帝国
「あの国が、あの国に遂に絶対指導者がうまれてしまった。
ならん!ならん!!
軍を集めろ!あの国に再起されてはならん!」
「しかし、我々には攻め込む大義名分が…」
「愚か者!そんなことはどうだって良い!早くその国を攻め滅ぼせ!」
「では直ぐに宣戦布告を…」
「しなくて良い!」
「はっ!」
ガルシャー藩王国
「彼の国に絶対指導者がのう。う~ん、仲は良い方だし、大丈夫だろう。
しかし、ヘルゴウン帝国本国からどんな御達しが来るか分からんしのう。
ね、どう思う?」
「それを考えてる暇があったら仕事でもしてください。
それとも陛下のそのポンコツ頭にはそれもできないのでしょうかね~。」
「補佐官殿、それは酷くない?俺一応国王なんだけど?そっち一応臣民なんだけど?というかうちの国あまり仕事と言える仕事があまりないんだけど?」
「だけどだけどウルセェ!じゃ草刈りでもしてこい!」
「オレオウサマダヨネ!」
「ウルセェェェ!」
ヘルゴウン帝国
「アッハッハッハ!
全く、いつまで待たせるつもりかと思ったら。やっと絶対指導者ご現れたか。
これは中々楽しませてくれそうだな。」
「ですが陛下、あの国はもう昔とは比べ物になりません。
陛下を愉しませる程の国は北のウェジャド同盟、南の商業連盟くらいかと。
バテゲルイェーは帝国などと言ってますが、所詮は弱国の集まり、取るに足りません。
あの国がそれ程力があるように思えませんが。」く
「いや、余はそうだとは思わん。あの国はやってくれるぞ~。
案外、余が負けるかも知れんな~。」
「陛下…」
「もしかしたら、余の代で帝国は地図から消えてしまうかもしれんな~。」
「陛下!」
「なんだ、耳に響くな~。そんなに大きな声を出すな。」
「陛下は本気でそう思われるのでしょうか?」
「本気だぞ~。面白くなるぞ~。」
「陛下の考えが外れたことなど私は知りません。直ぐにでも対策案を立てましょう。」
「やっと本気になったか~、お前も楽しんだ方がいいぞ~。」
カルッタ聖国
「同志たちよ!偉大なる存在が遂に現れた!」
「神に選ばれし偉大なる存在に服従することこそ、我等が希望にして喜悦である!」
「早速、タラータ様に恭順の意を示そう。」
「一同総員で参りたいところだか、そういう訳にもいかん。」
「ルーデンス氏はどうかな?」
「私にはとても決められませんな、キュリーナ氏は何か良い提案が?」
「くじにしては如何?神の御心のままに従う。」
「それは素晴らしい!
して、誰がそのくじを作るのです?」
「自分がやりましょう。自分は職務上、聖国から離れることは出来ません。」
「すまんな、では宜しく頼んだぞ。」
……………
「では、クイラ同志が今回偉大なる存在の下へ赴くことが決定した。」
「神の意がままに。」
ソルヤー共和国
「あの忌々しい蛮国に邪王が現れたか。まったくもって忌避すべきことだ。」
「しかし、何も対処しないというのもならん。」
「まずは静観すべきだ。バテゲルイェーのアホどもをけしかけよう。」
「そうだな、我々は文明人らしく、野蛮人同士の共喰いでも観よう。」
「全くその通りだな。我等共和国こそこの大陸一の先進国。」
「しかし、いくら野蛮人同士とはいえ同族、死者が大量に出てしまうのは悲しいことだ。」
「その時になったら、先進国としての責任を果たすべく、仲介致しましょう。」
「我等はあくまで人道的秩序を守るために介入したまでだが、相手の国がどうしても謝礼を支払いたいと言うのなら致し方ありませんな。」
ウェジャド同盟
「彼の国は強い。絶対指導者がいる今、再びその力が大陸を席巻するだろう。」
「トゥルム氏族長、ここは相手の地盤が固まる前に攻撃を仕掛けるべきか?」
「ホラダ氏族長、我々は騎兵に特化した陸軍重視国家。
まともな海戦ができる軍団などない。パソン湖を渡ることなど出来やしない。」
「だいだい、うちには軍船がない。
せいぜい漁の船が数隻があるだけだ。」
「しかも、東のヘルゴウン帝国がこちらを虎視眈々と狙っているぞ。」
「じゃあ、ヘルゴウンを牽制しつつ、バテゲルイェーから南下しよう。
その際、彼の国には友好的に接する。
以上の方針でよろしいかな?」
「異義はない。」
「それで構わない。」
カレディー商業連盟
「彼の国には今まで通り、友好関係を保ちたい。」
「そうですね。私たちは商売が出来れば文句はない。」
「他の国が戦争を始めれば、両方とも武器を売るまで。」
「しかし、あの国は中々堅固。
この大陸でうちの商品が一つもない国といえば、そこに限ります。」
「あそこの住民は皆長命です。先代の王はうちの商品を拒んだ。
されど、今代の新王はどうでしょう。」
「ならばわたしがうちの商品の素晴らしさを宣伝してきましょう。」
「ディルダン商会長、良き知らせを心待ちにしております。」
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