17 / 182
第一章 叩け!釈迦頭金貨財団
第十六話 下準備
しおりを挟む
一週間後に眞香から連絡が入り、ぺんちゃんの作戦が採用となり、ギア子達は警察と共に作戦を実行する事になった。
ゆきと美奈子が手伝いたいと言い出したが面が割れているのもあり変装して料理のアシスタントをやる事になった。
料理教室が終わった後にゆきと美奈子はあれっくすのパフォーマンスに合わせて鍋や包丁を上手く扱えるように特訓し始めた。
ギア子は確認の為に眞香が作った作戦のファイルを確認し始めていた。
ギア:前はイギリスだったけど、今度はシンガポール仕込みのフレンチとかどこからこんなネーミングセンスが出てくるのかしら。
ぺん:褒めてくれてありがとだす。
照れるぺんちゃんに「褒めてないよ‼︎」と心の中で突っ込むギア子だった。
当日、メガ男は施設の入り口で警備を担当、ギア子とぺんちゃんは警察の一部の人達と観客席で待機となった。
だが、リョウのコレクションルームのスペアキーを光人はなかなか手に入れれずに手こずっているようだった。
コレクションルームにはお金も保管してるとの情報もあり、美奈子と被害者達の為にどうにか事前にスペアキーが必要だった。
そこで瑳呂紋が提案して来た。
細工した高価そうな調度品のレプリカを光人が保管庫で警備してる人達に、リョウから頼まれてと言って中央に飾るように命じてみるのはどうかと言ってきた。
洗脳解除の音楽を流している最中にレプリカから煙が出るように細工をしておけば煙探知機が反応して火災報知器のベルが鳴るはずだ。
保管庫で火事が起きたとなれば慌てたリョウがお金や貯蔵品を取りに行くのでは?と考えた。
リョウが保管庫に入った際にギア子達が少し遅れてこっそり一緒に入ってしまえばスペアキーが必要ないと思ったからだ。
上手くいけばの話だが。
失敗は許されないと各自肝に銘じ何度も打ち合わせをするギア子達だった。
そして光人が当日に司会を務める事もあり、煙が出たら講堂にいる施設内の人達を上手く誘導するように眞香が指示を細かく行っていた。
ただ施設内にはかなりの人数がいるので警察も当日は外でかなりの警官を配備する事になるだろう。
ギア子達は一般人というのもあり眞香からは決して無理はしないようにと何度も釘を刺された。
そしてあっという間に準備期間は過ぎ明日本番を迎える事になった。
果たしてこの作戦うまくいくのだろうか?
『そしてとうとう作戦実行の日がやってきた‼︎』
光人は作戦当日前までに細工したレプリカを保管庫の警備の者に渡し、警備の者が保管庫の中に飾るのを確認したとの事だった。
肝心のあれっくすのパフォーマンスはメインイベントの予定で、始まる直前に洗脳解除の音楽が入ったドライブをギア子がトイレに立った時に瑳呂紋に渡しに行く手筈となった。
洗脳解除は十分は経たないと効果が出ないのもあり、それまではあれっくす達はパフォーマンスをやり続けなければならない。
洗脳解除が始まったら仕込んだレプリカからボヤを出し火事を装い施設にいる人間を外に出し、消防車や警察にすぐさま連絡して施設内に雪崩れ込むという流れになっている。
ギア子とぺんちゃんは、予め光人にチケットを貰い列に並ばずに中に入れたがかなり緊張していた。
ギア:Fの34と35ね、かなり前で見れるわね~。
ぺん:良い場所取って貰っただす。
ギア:ほんと良かったわぁ。ってぺんちゃん荷物多くない?何が入ってるの?
ぺん:色々持ってきたらこんな大荷物になっちゃいました、へへっ。
ぺんちゃんは何かを隠すように大きな荷物を足元に置いたのだった。
ギア子は荷物くらいならと気にせずそのまま着席しイベントが始まるのを今か今かと待っていた。
時間が迫ってくるにつれギア子は緊張のせいかトイレに行きたくなり、すぐ戻るからとぺんちゃんに伝えて席を立つのであった。
つづく
ゆきと美奈子が手伝いたいと言い出したが面が割れているのもあり変装して料理のアシスタントをやる事になった。
料理教室が終わった後にゆきと美奈子はあれっくすのパフォーマンスに合わせて鍋や包丁を上手く扱えるように特訓し始めた。
ギア子は確認の為に眞香が作った作戦のファイルを確認し始めていた。
ギア:前はイギリスだったけど、今度はシンガポール仕込みのフレンチとかどこからこんなネーミングセンスが出てくるのかしら。
ぺん:褒めてくれてありがとだす。
照れるぺんちゃんに「褒めてないよ‼︎」と心の中で突っ込むギア子だった。
当日、メガ男は施設の入り口で警備を担当、ギア子とぺんちゃんは警察の一部の人達と観客席で待機となった。
だが、リョウのコレクションルームのスペアキーを光人はなかなか手に入れれずに手こずっているようだった。
コレクションルームにはお金も保管してるとの情報もあり、美奈子と被害者達の為にどうにか事前にスペアキーが必要だった。
そこで瑳呂紋が提案して来た。
細工した高価そうな調度品のレプリカを光人が保管庫で警備してる人達に、リョウから頼まれてと言って中央に飾るように命じてみるのはどうかと言ってきた。
洗脳解除の音楽を流している最中にレプリカから煙が出るように細工をしておけば煙探知機が反応して火災報知器のベルが鳴るはずだ。
保管庫で火事が起きたとなれば慌てたリョウがお金や貯蔵品を取りに行くのでは?と考えた。
リョウが保管庫に入った際にギア子達が少し遅れてこっそり一緒に入ってしまえばスペアキーが必要ないと思ったからだ。
上手くいけばの話だが。
失敗は許されないと各自肝に銘じ何度も打ち合わせをするギア子達だった。
そして光人が当日に司会を務める事もあり、煙が出たら講堂にいる施設内の人達を上手く誘導するように眞香が指示を細かく行っていた。
ただ施設内にはかなりの人数がいるので警察も当日は外でかなりの警官を配備する事になるだろう。
ギア子達は一般人というのもあり眞香からは決して無理はしないようにと何度も釘を刺された。
そしてあっという間に準備期間は過ぎ明日本番を迎える事になった。
果たしてこの作戦うまくいくのだろうか?
『そしてとうとう作戦実行の日がやってきた‼︎』
光人は作戦当日前までに細工したレプリカを保管庫の警備の者に渡し、警備の者が保管庫の中に飾るのを確認したとの事だった。
肝心のあれっくすのパフォーマンスはメインイベントの予定で、始まる直前に洗脳解除の音楽が入ったドライブをギア子がトイレに立った時に瑳呂紋に渡しに行く手筈となった。
洗脳解除は十分は経たないと効果が出ないのもあり、それまではあれっくす達はパフォーマンスをやり続けなければならない。
洗脳解除が始まったら仕込んだレプリカからボヤを出し火事を装い施設にいる人間を外に出し、消防車や警察にすぐさま連絡して施設内に雪崩れ込むという流れになっている。
ギア子とぺんちゃんは、予め光人にチケットを貰い列に並ばずに中に入れたがかなり緊張していた。
ギア:Fの34と35ね、かなり前で見れるわね~。
ぺん:良い場所取って貰っただす。
ギア:ほんと良かったわぁ。ってぺんちゃん荷物多くない?何が入ってるの?
ぺん:色々持ってきたらこんな大荷物になっちゃいました、へへっ。
ぺんちゃんは何かを隠すように大きな荷物を足元に置いたのだった。
ギア子は荷物くらいならと気にせずそのまま着席しイベントが始まるのを今か今かと待っていた。
時間が迫ってくるにつれギア子は緊張のせいかトイレに行きたくなり、すぐ戻るからとぺんちゃんに伝えて席を立つのであった。
つづく
0
あなたにおすすめの小説
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
後宮の手かざし皇后〜盲目のお飾り皇后が持つ波動の力〜
二位関りをん
キャラ文芸
龍の国の若き皇帝・浩明に5大名家の娘である美華が皇后として嫁いできた。しかし美華は病により目が見えなくなっていた。
そんな美華を冷たくあしらう浩明。婚儀の夜、美華の目の前で彼女付きの女官が心臓発作に倒れてしまう。
その時。美華は慌てること無く駆け寄り、女官に手をかざすと女官は元気になる。
どうも美華には不思議な力があるようで…?
悪役令嬢まさかの『家出』
にとこん。
恋愛
王国の侯爵令嬢ルゥナ=フェリシェは、些細なすれ違いから突発的に家出をする。本人にとっては軽いお散歩のつもりだったが、方向音痴の彼女はそのまま隣国の帝国に迷い込み、なぜか牢獄に収監される羽目に。しかし無自覚な怪力と天然ぶりで脱獄してしまい、道に迷うたびに騒動を巻き起こす。
一方、婚約破棄を告げようとした王子レオニスは、当日にルゥナが失踪したことで騒然。王宮も侯爵家も大混乱となり、レオニス自身が捜索に出るが、恐らく最後まで彼女とは一度も出会えない。
ルゥナは道に迷っただけなのに、なぜか人助けを繰り返し、帝国の各地で英雄視されていく。そして気づけば彼女を慕う男たちが集まり始め、逆ハーレムの中心に。だが本人は一切自覚がなく、むしろ全員の好意に対して煙たがっている。
帰るつもりもなく、目的もなく、ただ好奇心のままに彷徨う“無害で最強な天然令嬢”による、帝国大騒動ギャグ恋愛コメディ、ここに開幕!
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる