ウォルヴァンシアの王兄姫~番外編集~

古都助(幸織)

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~たとえばこんな小話~

日向ぼっこ~ルディー視点~

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※ウォルヴァンシア王国騎士団長、ルディーの視点で進みます。


 ――Side ルディー・クライン


「ふあぁ~……、ちょっと休憩すっかなぁ」

「そうですね。仕事もひと段落しましたし、今日は天気も良いです。憩いの庭園にでも足を向けてみると良いかと」

 俺が片付けた書類の山を、入室してきた団員に手渡したロゼが窓の外の景色を眺め、そう提案してきた。
 そうだなぁ……、こんなに陽射しが良かったら、狼の姿で昼寝を楽しむのも面白そうだ。
 
「ロゼ、一緒に行こうぜ」

「すみません、団長。私はこれから、別の仕事がありますので」

「そっか……。ん~、じゃあ」

 一人で昼寝かな~と、ちょっとだけ寂しく思いながら、俺は席を立ち、騎士団長執務室を後にした。……どっかで昼寝に付き合ってくれる奴探すかな。

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「皇子さ~ん、一緒に昼寝行かね~?」

 この王宮で一番暇してそうな人物ナンバー1の部屋を目的地に選びやって来たんだが、反応がない……。留守か?
 物音ひとつしない部屋の気配に肩を落とし、じゃあ次を目指して移動するかと、諦めて踵を返そうとすると、俺が来た道の方向から、……ルイヴェルに支えられてこっちに向かって来る皇子さんの姿が見えた。
 なんだ? すげーぐったりしてるみたいだが、体調不良か?
 
「よ! ルイヴェル。 どうしたんだ、皇子さん?」

「二日酔いだ」

「は?」

「昨夜こいつと飲みに出掛けたんだが、どうにも気に入らない事が日中にあったらしくてな。加減を考えずに飲み続けた結果、二日酔いになったらしい」

 夜中に皇子さんの部屋まで送り届けたものの、翌日の今日、二日酔い全開のくせに王宮内をウロウロしてた皇子さんをルイヴェルが発見。
 で、また部屋まで連れてくる事になった、と。
 呆れを含んだ溜息を吐くルイヴェルに苦笑しつつ、俺も気まずく笑いを返す。
 
「うぅ……」

「カイン、部屋に着いたぞ。薬を呑ませてやるから、それが済んだら、さっさと寝ろ」

「悪ぃ……。はぁ……頭痛ぇ」

「皇子さん、二日酔いになるほど飲むって、……何があったんだよ」

 俺も前に皇子さんと酒を飲みに行った事はあるけど、二日酔いになるような無茶な飲み方をするような人種じゃなかったと思うんだけどなぁ。
 ほろ酔いはしても、自分を見失うような真似は好まなかったはず。
 俺が皇子さんの腕に肩を貸して、部屋に運ぶのを手伝ってやりながら問いかけると、不機嫌度MAXの反応が返って来た。

「言いたくねぇ……」

「昨日の昼に、ユキと出掛けた先で、ひと悶着あったらしくてな。口論の末に平手だそうだ」

「ルイヴェル、……テメェ、人が隠したい事、さらっとバラしてんじゃねぇよっ」

「はぁ~、なるほどなぁ。また姫ちゃんの逆鱗に触れちまったわけか~。姫ちゃん、穏やかタイプのはずなのに、皇子さんにはキレやすいよなぁ」

「ぐっ……」

 ウォルヴァンシア王国・国王レイフィード・ウォルヴァンシアの兄、ユーディス・ウォルヴァンシアの娘である姫ちゃんは、人に対してその感情を荒げる事は、滅多にないと言ってもいいほど穏やかで心優しいタイプの女の子だ。
 俺もアレクも、他の王宮の奴らも、姫ちゃんにそんな感情を向けられた事はない。
 だ・け・ど、どうにも皇子さんに対しては違うようなんだよなぁ……。
 ま、皇子さんが姫ちゃんを怒らせるような態度や言動をしたのが原因だろうけどな。よくよく皇子さんの顔を窺い見れば、……うっすらと平手の痕が見えた。

「俺はただ……、揉んだらでかくなるんじゃねぇかって言っただけだっつのに」

「……は?」

「ユキが、最近モンモーミルクばっか飲んでるから、腹壊すぞって言ってやったんだよ。ついでに、どうしても胸を大きくしたいんだったら、俺が手伝ってやるって言った瞬間……」

「いや、そりゃ速攻殴られるだろ……」

 俺は女じゃねーが、姫ちゃんの気持ちは何となくわかる気がするぞ。
 きっと陰で隠れてこっそりと健気な努力をしていたに違いない。
 それを皇子さんに指摘されただけでも羞恥だっただろうし、挙句の果てには胸を揉んで大きくしてやるとかデリカシーのない発言を向けたら……姫ちゃん以外の女の子だって普通は殴る。
 繊細な乙女心を土足で踏みにじるのはやばいだろ……。

「まぁ、カインが殴られたのは自業自得でしかないが……。ユキも一人で悩まずに、俺の所に来れば一気に解決するだろうに……」

「ルイヴェ~ル……、お前、一応聞いとくが、どういう解決の仕方を」

「胸が育つように調合薬を処方してやる」

「お前も大概、デリカシーないな!! はぁ……、姫ちゃん、マジ可哀想……」

 大体、もし相談に行くとしたら、ルイヴェルじゃなくて、双子の姉のセレスフィーナの方だろう。
 女の子にとって、胸の話とか、到底男に相談できる内容じゃねーんだしっ。
 
「もうお前ら二人、今後一切、姫ちゃんに胸の話すんなよ。それに、姫ちゃんはまだ少女期なんだし、大人の狼王族になれば、今は小さくても、成長すれば出るとこ出るだろ。きっとすげー美人さんになるぞ~。もう争奪戦開幕って感じで」

 ……って、うん? なんだ? 皇子さんの視線が、すげー冷たいんだが。

「俺に無断で、ユキの未来図妄想してんじゃねぇよ。このエロチビ」

「アホか!! 俺はたとえ話をしただけで、いかがわしい妄想なんてしてないっつの!!」

 いや、本当はちょっとだけ想像したけどな!! でも言わない!!
 今は可憐で無垢な花を思わせる姫ちゃんだけど、きっと将来は艶やかさも加わって、国中、いや、世界中の男共が求婚に殺到してくる事は簡単に想像がつく。
 レイフィード陛下やユーディス殿下が苦労するのが目に浮かぶなぁ……。

「嘘吐け!! 今一瞬、顔がニヤケてやがったぞ!! つーかな、ユキは別に貧乳じゃねぇよ!! 大人の姿でなくたって、俺にはジャストサイズだ!! 覚えとけ!!」

「何言ってんだ!! そんなだから姫ちゃんに殴られるんだろうが!! ってか、何で姫ちゃんの胸のサイズ把握済みなんだよ、皇子さん!! アレクに知られたら愛剣の方で叩き斬られるっての!!」

 まだ両想いになってもいないくせに、なんつー図々しさだ!!
 俺はアレクの援護の意味合いも含めて、皇子さんに言葉で噛み付いておいた。
 皇子さん自身は嫌いじゃないが、一応、アレクの味方をしてやりたい団長心って奴もあるしな。

「お前達……、低能すぎる言い合いはやめておけ。ほら、カイン、寝台に着いたぞ。さっさと薬を呑んで寝ろ」

 何だかんだと話をしていたら、あっという間に寝台にとーちゃく。
 俺とルイヴェルは皇子さんを寝台に下ろした。
 俺との言い合いをする元気も形を顰めたのか、具合が悪いと言わんばかりに背を丸めて唸っている。相当重症だな、こりゃ。

「……そういや、うっ……、何で、俺の部屋の前にいたんだ、お前?」

「ん? あぁ、天気も良いから、皇子さんに昼寝の誘いに来たんだよ。憩いの庭園の芝生に寝転がったら、すげー気持ち良いんだけどなぁ……」

 それも無理だな。この状態じゃ。
 薬を呑んでも、きっと一日がかりだ。寝台の中でゆっくり休んでおく方が良いだろう。
 ルイヴェルに薬と水の入ったコップを手渡された皇子さんが、それをゆっくりと嚥下して、また寝台に倒れ込む。

「はぁ……きつ」

「あ~……、皇子さん、お大事にな。俺はもう行くけど、夜までに治るように祈っとくぜ」

「……サンキュ」

 俺が寝台から離れ、扉へと向かおうとすると、ルイヴェルもの声がかかった。

「ルディー、昼寝をするなら、俺が付き合ってやろう」

「お前が? 珍しいな。仕事はいいのか?」

「カインと飲みに行って帰宅した後、徹夜で仕事をしていたからな。どこかで仮眠をとろうと思っていたところだ。丁度いいだろう」

 皇子さんをしっかりと寝台の中に収めると、ルイヴェルは俺の横へと並んできた。本当に珍しい。普段は仕事や研究の方を優先するってのに……。
 でもまぁ、たまにはルイヴェルと昼寝するのも良いかもな。
 俺は昼寝の同行者が出来た事に笑みを浮かべて、憩いの庭園へと向かった。

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「紛れもなく、な。こんな所で昼寝か……。無防備なお姫様だ」

 俺とルイヴェルが庭園のどこで昼寝をするかで話し合っていると、庭園の茂みから微かな甘い匂いがして、茂みの中を掻き分けてみると、……蒼色の狼の姿を纏った姫ちゃんが気持ち良さそうに身を丸めて眠り込んでいた。
 ウォルヴァンシアに帰還した時は、自分が狼の姿になれる事すら知らなかった姫ちゃんが、ある事を境に、自由に人と獣の姿を行き来出来るようになって、たまにその姿になってる事は知ってたんだが……。
 まさか、こんな所で一人きりで昼寝をしてるとはなぁ。
 いや、別に何の危険もないから良いんだけどな。でも、ちょっと心配っつーか……。

「姫ちゃ~ん?」

 声をかけてみるが、耳がピクピクと反応するだけで、目を覚ます気配はない。
 陽の光を受けて、心地良さそうに穏やかな寝顔を見せている。

「狼になっても可愛いとか反則だよなぁ……、って、ルイヴェル、お前いつの間に!!」

 姫ちゃんの頭を撫でながら、その可愛らしさに癒されていると、姫ちゃんの傍に銀色の狼が守るように腰を下ろし、芝生の上に寝そべった。
 姫ちゃんよりもサイズの大きい銀色の毛並みに深緑の瞳の狼……。ルイヴェルだ。こいつ、さりげに姫ちゃんにぴったりくっついて、オイシイポジションを確保か!!
 
『完全に深い眠りに堕ちているようだな……。俺達の昼寝が終わる頃には、一緒に目を覚ますだろう』

「……ルイヴェル、お前、尻尾が嬉しそうに揺れてんぞ」

『気のせいだ』

 俺達狼王族に限らず、獣の姿をとれる種族ってのは、親しい者や気に入った奴の傍で眠るのは、最大の幸せでもあり、安眠の質を良くする行為でもある。
 だから、普通に一人で寝るよりも、寝覚めも良いし、疲労の回復も早い。
 ルイヴェルも、姫ちゃんが幼い頃によく世話をしてた奴だから、その傍で眠るのは心地が良いんだろう。
 勿論、俺も姫ちゃんの事は気に入ってるから、同じなんだけどな。
 紅の狼へと姿を変えた俺は、ルイヴェルとは反対側に腰を下ろし、姫ちゃんを守るように寄り添った。こんなとこ、アレクに見られたら恨まれそうだけどなぁ。

「ふあぁぁ……」

 駄目だ、お日様の心地良さに、眠気が限界だ。
 俺は瞼を閉じ、寛いだ体勢で眠りへと入る。暖かな陽光が、とても気持ち良く、あっという間に夢の中だ。
 おやすみ……姫ちゃん、ルイヴェル。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ――暫くして。

『……ん?』

 ふと、眠りが浅くなるのを感じた俺は、陽射しが遮られている事に気付いた。
 ……曇ったのか?
 せっかく気持ち良く眠っていたのに、……と、瞼を開いたその時。

『アレク?』

 じーーっと、目の前に座って俺や姫ちゃんを見下ろしている奴がいると思ったら、人の姿をしているアレクが、若干……不機嫌そうな気配を宿した目でこっちを見ていた。
 何も言ってこないが、団長であり長い付き合いの俺にはわかる。
 自分達だけで姫ちゃんを独占して昼寝とは何事だ、と、文句を言いたいのだろう。
 さらにわかりやすく言えば、『ズルい』の一言に尽きる。

『そんな拗ねるなよ~。姫ちゃんが先にここで寝てたから、護衛も兼ねて俺達も昼寝してただけなんだぞ?』

「別に、拗ねているわけじゃない。ただ……」

『言わなくても、手に取るようにわかるからいいぞ。それより、今……、何時だ?』

「そろそろ夕方になる頃だ。俺も仕事に戻る」

 目の前のアレクではなく、反対側の方から聞こえて来た低い声音に顔を上げると、いつ起きたのか、人の姿に戻り白衣を風に靡かせるルイヴェルの姿があった。
 アレクの不機嫌な眼差しを意に介した様子もなく、一人で回廊へと向かってしまう。本当……マイペースな奴。

『じゃあ俺も騎士団に戻るかな。あ、アレク、姫ちゃんはまだ寝てるみたいだから、
暫く傍にいてやれよ。どうせ、今日の分の仕事は終わってるんだろ?
何かあったら呼びに来てやるから、……一緒に昼寝でもしてろよ』

 もう夕方だけどな、と、後は任せたとばかりに笑ってみせた俺に、アレクは首を横に振って、狼の姿を纏う姫ちゃんを腕に抱き抱えると、一緒に回廊へと歩き出した。

「風邪を引かせるわけにはいかない。連れて戻る」

「姫ちゃんの騎士としては、当然の行動だな。じゃ、後は任せたぜ」

「あぁ」

 回廊へと辿り着き、互いに手を軽く振り合うと、その場で別れ、自分達が向かうべき場所へと歩みを向けた。平穏で穏やかな一日が、ゆっくりと闇のベールを迎える時を待ちながら終わっていく。
 特に何も大きな出来事はなかったが、幸せだと感じられる出来事は幾つもある日常。俺は騎士団へと向かいながら、それを振り返り穏やかな笑みを刻む。
 
「さーて、残りの仕事を片付けたら、大浴場にでも行くかなぁ」

 両手を伸ばし背を逸らした俺は、足取りも軽く、騎士団への道を進んだ。
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