【完結】契約結婚ですが、心を開いてみたら、素敵な恋になりました。

朝日みらい

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(15)気持ちを伝える瞬間

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ある日、ロバートとエリスは、庭のベンチに並んで座っていた。陽が傾き、空が美しいオレンジ色に染まる中、二人の間にはちょっとした沈黙が流れていた。

「ロバート、最近思ってたんだけど…」

エリスは少し照れくさそうに口を開いた。心の中で、「今がチャンスだよ、エリス!」と自分に言い聞かせながら、言葉を続ける。

「あなたと過ごしていると、すごく幸せな気持ちになるの。」

ロバートは驚いたようにエリスを見つめた。

「え?急にどうしたんだ?」

「いや、なんでもないんだけど…」

エリスは少し顔を赤らめて、手をもじもじと動かした。

「でも、本当に、あなたと一緒にいると、心が落ち着くし、幸せだって感じるの。」

ロバートはその言葉に、ふっと笑顔を浮かべた。

「エリス…そんなこと言ってくれるのか。」

「うん…」

エリスは少し恥ずかしそうに言うと、顔を手で隠すようにして目を逸らした。

「あなたがいるから、私、毎日が楽しいし、何より安心して過ごせるんだ。」

「それなら、俺もだよ。」

ロバートはエリスの手を取り、そっと引き寄せた。

「お前といると、俺も安らぐし、何より笑顔が見られるだけで、もう十分幸せだ。」

その言葉に、エリスはびっくりした顔をしてロバートを見上げた。ロバートの目には、真剣なまなざしが浮かんでいて、エリスの胸はドキドキと高鳴った。

「ロバート、あなたが私を大切に思ってくれていること、すごく嬉しい。」

エリスはほんの少しだけ顔を近づけ、ささやくように言った。

「私も、あなたを大切に思っている。こんなに素敵な人と一緒にいられること、幸せに思ってるよ。」

その言葉を聞いたロバートは、顔を赤くして一瞬言葉を失った。しかし、すぐにその照れくさい笑顔を見せて、エリスの頬に手を伸ばした。

「お前、本当に素直だな。そんな風に言ってくれるなんて…」

「だって…言いたくなったんだもん。」

エリスは小さな声で言いながら、ロバートの手をそっと握り返した。

その瞬間、ロバートはエリスを引き寄せ、軽くキスをした。エリスは驚きと共に、少しだけ目を大きく見開く。

「ロ、ロバート?」エリスは顔を赤くして、少し息を呑んだ。

「お前、ほんとに可愛すぎるんだ。」

ロバートは照れ隠しにそう言いな

がら、エリスの髪を優しく撫でた。

「だから、俺もお前の気持ちが嬉しくて、つい…。」

「ロバート、もう…。」

エリスは顔を赤くしながらも、心の中では幸せそうに微笑んでいた。

「でも、私、あなたがいると本当に安心するし、もっと一緒にいたいなって思う。」

「もちろん、これからもずっと一緒だよ。」

ロバートはその言葉に、真剣に答えると、エリスを抱きしめた。

そのまま、夕日が沈みかける空の下、二人はそのまま静かな時間を過ごした。愛の言葉も、何気ない仕草も、二人の絆を深めていった。


翌日、エリスはロバートに突然引き寄せられて、キスをされた。その場所は、城の中庭の静かな一角だった。

「え?」

エリスはびっくりして目を見開いた。どうしてこんなに急に?と思ったけれど、ロバートの顔を見つめると、彼はいたずらっぽく笑っていた。

「お前があまりにも可愛すぎて、我慢できなかったんだ。」

ロバートは軽く笑いながらも、優しくエリスの髪を撫でた。

「ロバート…!」

エリスは顔を真っ赤にしながら、恥ずかしそうに目をそらす。

「そんなこと言われたら、私、どうすればいいの…!」

「こうするしかないだろ?」

ロバートはニヤリと笑いながら、再びエリスを引き寄せてキスをした。

エリスは目を閉じ、その瞬間に全身に広がる温かさと安心感に包まれて、思わず彼に身を預けた。唇が離れると、ロバートは少し笑みを浮かべて言った。

「お前、俺がこんなに好きだって、知ってるだろ?」

エリスは顔を赤くして、でも嬉しそうに頷いた。

「もちろん、私もあなたのこと、好きだよ。」

その言葉を聞いたロバートは、ふっと表情を緩め、優しくエリスを抱きしめた。

「これからも、ずっと一緒にいような。お前と一緒にいると、毎日が幸せだから。」

その時、エリスの心の中には、確かな確信があった。ロバートと一緒にいることで、どんな困難も乗り越えられる。二人の絆は、どんどん強くなっていくように感じた。
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