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大家のことをもっとよく知りたいのです
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凛子の身体は細くて、壊れそうなほど柔らかい。
凛子は、ぽつりぽつりと、自分の身の上を語り出した。
「五年前に夫が亡くなってから、不動産資産を引き継いで、女手一つでどうにか経営してきたの」
話によると、初老の会社経営者だった男の妻になり、このアパートをはじめ、都内にマンションの数室を譲り受けたとのことだった。
不動産経営は初めてのことばかりで、無知故にずいぶん不動産業者や修理業者からだまされたこともあったらしい。
二人は抱き合ってはいたが、さすがに冬の一月である。
床暖房が利いてはいるが、だんだんと冷気が忍び込んできた。
「汗臭いわ。シャワーを浴びましょう」
凛子は圭吾の腕をほどくと、すっくと立ち上がり、圭吾の手を引いて歩き出した。
脱衣所の収納には、清潔なバスタオルが置かれている。
二人は浴室に入ると、圭吾はバスタブにお湯を入れ始めた。
凛子は、鏡の前のバスチェアに腰掛け、シャンプーで長い黒髪を洗い始める。
白い湯気が立ち込め、凛子の色白のきめ細かな肌と、くびれたヒップが浮き上がって見えた。
たちまち、圭吾の下半身が熱くなった。
あそこが復活して、直立していた。
圭吾はスポンジにボディーソープを含ませて、凛子の背中に膝をついた。
「背中を洗いますよ、凛子様」
「うん。ありがとう」
圭吾はスポンジで凛子のうなじから、肩脇、背中、脚先までこすり、そして最後に乳房をスポンジ越しにこすりだした。
次第に凛子の体がこぎさみに動き出す。
「くっ、もう、いやだ。十分よ、もう……」
凛子は、ぽつりぽつりと、自分の身の上を語り出した。
「五年前に夫が亡くなってから、不動産資産を引き継いで、女手一つでどうにか経営してきたの」
話によると、初老の会社経営者だった男の妻になり、このアパートをはじめ、都内にマンションの数室を譲り受けたとのことだった。
不動産経営は初めてのことばかりで、無知故にずいぶん不動産業者や修理業者からだまされたこともあったらしい。
二人は抱き合ってはいたが、さすがに冬の一月である。
床暖房が利いてはいるが、だんだんと冷気が忍び込んできた。
「汗臭いわ。シャワーを浴びましょう」
凛子は圭吾の腕をほどくと、すっくと立ち上がり、圭吾の手を引いて歩き出した。
脱衣所の収納には、清潔なバスタオルが置かれている。
二人は浴室に入ると、圭吾はバスタブにお湯を入れ始めた。
凛子は、鏡の前のバスチェアに腰掛け、シャンプーで長い黒髪を洗い始める。
白い湯気が立ち込め、凛子の色白のきめ細かな肌と、くびれたヒップが浮き上がって見えた。
たちまち、圭吾の下半身が熱くなった。
あそこが復活して、直立していた。
圭吾はスポンジにボディーソープを含ませて、凛子の背中に膝をついた。
「背中を洗いますよ、凛子様」
「うん。ありがとう」
圭吾はスポンジで凛子のうなじから、肩脇、背中、脚先までこすり、そして最後に乳房をスポンジ越しにこすりだした。
次第に凛子の体がこぎさみに動き出す。
「くっ、もう、いやだ。十分よ、もう……」
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