5 / 116
在学編
第四話 昔話
しおりを挟む
この町には4つの小学校があった。
しかし、今は3校しかない。
俺たちが通っていた小学校は町の中でも特に、子供が少ないところだった。
俺たちが最後の卒業生だ。
クラスメイトはたったの6人。
俺と龍二と綾香はここの卒業生だ。
他の3人は男子1人と女子2人。
みんな中学に上がる段階で転校していった。
当時は、子どもが携帯電話なんて持っていなかったから、今どこで何をしているかわからない。
龍二は昔からまったく性格も体型変わってないが、綾香は今とはぜんぜん違っていた。
今の綾香はとても明るい性格だ。
友達も多いし、誰とでも分け隔てなく接する。
更に可愛さも相まってモテるし、女子からもとても人気がある。
だが、昔は暗い性格でいつもうじうじしていた。
そのせいで、女子には嫌われていた。
休み時間はずっと座って放課後はすぐに家に帰っていた。
そんな綾香に見かねて俺は一度声をかけた。
―――「綾香ちゃんっていつも一人だよね。一人でいるの好きなの?」
急に話しかけたせいか、少しビクッとしてから小さい声で話し始めた。
「別に……す、好きじゃ……ない。綾香といたら、い、いらいらさせちゃうから」
「だから一人でいるの?」
綾香は小さくうなずいた。
それを見た焔はニコッと笑い綾香に言う。
「だったら俺らと遊ぼうよ! 一人でいるより絶対楽しいよ!」
「で、でも……」
「いいから行こうぜ!」
そう言って、綾香の手を取り、多少強引ではあったが、近くの森まで行き、龍二たちと合流して一緒に遊んだ。
―――それ以降、俺は綾香と仲良くなった。
綾香はいつも俺たちの行くところに付いてくるようになり、毎日のように遊んだ。
森や山を探検したり、秘密基地を作ったり、近くの公園で一日中遊びまわったりしていた。
綾香の暗い性格は小学校の間に治ることはなかったが、俺たちと遊んでいるときはよく笑顔を見せるようになった。
遊びの中で最もよくやっていたのは、チャンバラごっこだ。
森や公園で、自分の好みの木を見つけてその木を剣や槍にみたてて、よく戦っていた。
龍二は長い木が好きだったな。
それで遠くから突いてきたり、ぶん回したりしていた。
せこい性格してるよ。
今は転校してしまった男の子、名前は……確か冬馬だったかな。
冬馬は二刀流だった。
ずーっと、ひたすら連打してきて、まったく攻撃させてくれなかったな。
さすがに綾香は参加しなかったが、いつも楽しそうに見ていた。
俺はちょっとだけ短くて、振りやすい木の棒を使っていた。
攻めるよりも、俺は守ったり、攻撃を避けたりする方が好きだった。
だからか、最初は3人で戦っていたが、最終的には毎回2対1になっていた。
それでも俺は負けることはあまりなかった。
この時から龍二は毎回言っていたな。
焔にはすごい「武器」があるって。
その「武器」がなんなのかは教えてくれなかったが。
ただ、今思えば、龍二が言っていたその「武器」というのは、反応速度のことだろう。
俺はこの反応速度のおかげで二人の攻撃を同時にさばけていた。
そして、今回のサッカーの試合でもこの反応速度のおかげでシュートを止めることができたのだと思う。ただ、最近はこの「武器」を使うことなんてめったにないがな。
更に、龍二が俺のことを評価しているのにはまだ理由がある。
それは小学4年生の頃に起こったある出来事が原因だ。
あの出来事が起こったのは、小学4年生の時だった。
俺たちはその日、公園でチャンバラをしていた。
小学1年生の頃からやっていたから、けっこう様になった動きをするようになってきた。
その日は夏休みだったから暑く、綾香は近くの屋根付きの休憩所で俺たちが遊んでいるのを見ていた。
そこに他校の小学生がやってきた。
背は俺たちよりだいぶでかかったから、おそらく6年生だろう。
人数は3人だ。
俺たちは特に気にすることなく、そのまま遊んでいた。
だが、他校のやつらは、俺たちの方を見て何かひそひそ話しながらニヤニヤと笑っていた。
話し終わると、俺たちの方へ近づいてきた。
そして、そこのリーダー格であろう男が俺たちに話しかけてきた。
「なあ、君たち俺らと君らが今やっている遊びでチーム戦しないか?」
当然、俺は疑問に思い言い返した。
「チーム戦って何ですか?」
「チーム戦っていうのは簡単に言えば、チームを組んでその木の棒で戦うこと。今ちょうど君らは3人で俺らも3人いるからチームはこれでいいだろ」
「それは良いけど、ルールはあるんですか?」
「ルールは相手の木の棒を叩き落すか、相手に木の棒を手から離れさせる。すると、相手はもうその木を拾って戦うことはできない。そして、手から離れさせる方法は体に直接攻撃を当てればいい。ただし、顔はなしだ。もちろん、君たちはガキじゃないからわかると思うけど、木の棒は当たると痛い。だから、『めちゃくちゃ』本気で殴らないこと。ルールはこれで終わりだ。早くやろうぜ」
俺たちはこのルールに承諾し、チーム戦を始めた。
だが、このときまだこの男が説明したルールの違和感に気づいてはいなかった。
3人とも向かい合った状態でチーム戦はスタートした。
俺が一番左で、冬馬が真ん中、龍二が一番右だ。
スタートするや否やあちら側はすぐさまこちら側に走ってきた。
当然俺たちは向かい合ったやつと戦うと思っていた。
しかし、やつらは急に方向を変え、龍二に向かって3人が棒を振りかざした。
あまりの恐怖だったんだろう。
龍二はすぐに木を投げ捨てた。
さすがは上級生だ。
こんな戦法もあったのか。
冬馬と2人で3人を相手にするのはきついなあ。
そんなことを思いながら、改めて気を引き締めようとしたとき、わけのわからない光景が目の前に飛び込んできて、思考が停止した。
3人が龍二を袋叩きにし始めた。
かなり強い力で。
龍二は地面に突っ伏し、体を丸めていた。
その光景を俺と冬馬、そして綾香はただ茫然と見ていた。
そのあとすぐに我に返り、3人に向かって叫んだ。
「何やってんだよお前ら! もう勝負はついてんだろ! 龍二を攻撃する必要ないだろ! もう止めろ!!」
俺が叫んだあと、リーダー格の男がこっちを向いて、ニヤッと笑い答える。
「はあああ? 何で止めなきゃなんねーんだよ。ルールでは木を離したやつはもう戦えないとは言ったが、木を落としたやつは攻撃しちゃいけねーなんてルールはねーんだよ。それにこの戦いに勝敗なんて初めからないんだよ。そして、お前らはこのルールを承諾したんだから文句言えねーよな」
言い終わると、大笑いしてまた叩き始めた。
俺と冬馬も恐怖のあまり龍二を助けることができなかった。
1分ほど経過して、やっと龍二への攻撃を止めた。
龍二は傷だらけになっていた。
そして3人は俺たちの方を向き、笑いながら近づいてくる。
「次はどっちにしようかな」
冬馬はこの恐怖に耐えられず、泣きながら公園の外へ逃げて行った。
そして、必然的に次のターゲットは俺になった。
俺は恐怖で足がすくんで、その場から動けなくなっていた。
俺は目を閉じ、歯を食いしばっていた。
そして、まさに3人が俺に木の棒を振りかざしたとき、綾香が今まで聞いたことのないような大きな声で叫んだ。
「もう止めて!!!!」
3人の手が止まった。
そして、綾香の方に顔を向ける。
「お願いだから、もう止めてください」
すすり泣くような声だった。
だが、こいつらは綾香の願いを嘲笑った。
「女の子いたのかよー。女子の方がリアクション良いんだよなー。やっぱこっちで遊ぼうぜ」
「そうだな」
「さっきのガキもリアクション薄くて全然面白くなかったしな」
そう言うと、綾香の方に3人は走りだそうとした。
だが、俺はもう限界だった。
龍二が傷ついた姿見て、綾香が傷つけられる姿を想像して、そしてあいつらがそれを楽しそうにやっている姿を想像して。
そしたら、もうどうでもよくなった。
俺の体がどうなろうと。
あいつらの体がどうなろうと。
もうどうでも……
そのあとの記憶はない。
気が付いたら、あの3人は倒れていた。
綾香は無事で、龍二も起き上がっていた。
その後、冬馬が先生を連れてきて、龍二たちを病院に連れて行った。
後から知ったが、あの3人組は有名ないじめっ子だったそうだ。
そいつらが通っている小学校ではよく暴力沙汰を起こしていたらしい。
今、何をしているかは知らないし、顔もよく覚えてない。
この出来事がきっかけで、もう木の棒で遊ぶことは禁止された。
俺は記憶がなかったが、龍二と綾香は俺があいつらを倒すところをみていたらしく、どうやって倒したのか聞いたら、なんと3人の攻撃を同時にさばきながら、一人ずつ確実に倒していったみたいだ。
速すぎて動きがあんまりわからなかったらしい。
この出来事のせいで、龍二と綾香は俺のことを過大評価している。
昔の俺はあいつらにとって英雄みたいなもんだったが、今の俺は……
はい、昔話終わり。
しかし、今は3校しかない。
俺たちが通っていた小学校は町の中でも特に、子供が少ないところだった。
俺たちが最後の卒業生だ。
クラスメイトはたったの6人。
俺と龍二と綾香はここの卒業生だ。
他の3人は男子1人と女子2人。
みんな中学に上がる段階で転校していった。
当時は、子どもが携帯電話なんて持っていなかったから、今どこで何をしているかわからない。
龍二は昔からまったく性格も体型変わってないが、綾香は今とはぜんぜん違っていた。
今の綾香はとても明るい性格だ。
友達も多いし、誰とでも分け隔てなく接する。
更に可愛さも相まってモテるし、女子からもとても人気がある。
だが、昔は暗い性格でいつもうじうじしていた。
そのせいで、女子には嫌われていた。
休み時間はずっと座って放課後はすぐに家に帰っていた。
そんな綾香に見かねて俺は一度声をかけた。
―――「綾香ちゃんっていつも一人だよね。一人でいるの好きなの?」
急に話しかけたせいか、少しビクッとしてから小さい声で話し始めた。
「別に……す、好きじゃ……ない。綾香といたら、い、いらいらさせちゃうから」
「だから一人でいるの?」
綾香は小さくうなずいた。
それを見た焔はニコッと笑い綾香に言う。
「だったら俺らと遊ぼうよ! 一人でいるより絶対楽しいよ!」
「で、でも……」
「いいから行こうぜ!」
そう言って、綾香の手を取り、多少強引ではあったが、近くの森まで行き、龍二たちと合流して一緒に遊んだ。
―――それ以降、俺は綾香と仲良くなった。
綾香はいつも俺たちの行くところに付いてくるようになり、毎日のように遊んだ。
森や山を探検したり、秘密基地を作ったり、近くの公園で一日中遊びまわったりしていた。
綾香の暗い性格は小学校の間に治ることはなかったが、俺たちと遊んでいるときはよく笑顔を見せるようになった。
遊びの中で最もよくやっていたのは、チャンバラごっこだ。
森や公園で、自分の好みの木を見つけてその木を剣や槍にみたてて、よく戦っていた。
龍二は長い木が好きだったな。
それで遠くから突いてきたり、ぶん回したりしていた。
せこい性格してるよ。
今は転校してしまった男の子、名前は……確か冬馬だったかな。
冬馬は二刀流だった。
ずーっと、ひたすら連打してきて、まったく攻撃させてくれなかったな。
さすがに綾香は参加しなかったが、いつも楽しそうに見ていた。
俺はちょっとだけ短くて、振りやすい木の棒を使っていた。
攻めるよりも、俺は守ったり、攻撃を避けたりする方が好きだった。
だからか、最初は3人で戦っていたが、最終的には毎回2対1になっていた。
それでも俺は負けることはあまりなかった。
この時から龍二は毎回言っていたな。
焔にはすごい「武器」があるって。
その「武器」がなんなのかは教えてくれなかったが。
ただ、今思えば、龍二が言っていたその「武器」というのは、反応速度のことだろう。
俺はこの反応速度のおかげで二人の攻撃を同時にさばけていた。
そして、今回のサッカーの試合でもこの反応速度のおかげでシュートを止めることができたのだと思う。ただ、最近はこの「武器」を使うことなんてめったにないがな。
更に、龍二が俺のことを評価しているのにはまだ理由がある。
それは小学4年生の頃に起こったある出来事が原因だ。
あの出来事が起こったのは、小学4年生の時だった。
俺たちはその日、公園でチャンバラをしていた。
小学1年生の頃からやっていたから、けっこう様になった動きをするようになってきた。
その日は夏休みだったから暑く、綾香は近くの屋根付きの休憩所で俺たちが遊んでいるのを見ていた。
そこに他校の小学生がやってきた。
背は俺たちよりだいぶでかかったから、おそらく6年生だろう。
人数は3人だ。
俺たちは特に気にすることなく、そのまま遊んでいた。
だが、他校のやつらは、俺たちの方を見て何かひそひそ話しながらニヤニヤと笑っていた。
話し終わると、俺たちの方へ近づいてきた。
そして、そこのリーダー格であろう男が俺たちに話しかけてきた。
「なあ、君たち俺らと君らが今やっている遊びでチーム戦しないか?」
当然、俺は疑問に思い言い返した。
「チーム戦って何ですか?」
「チーム戦っていうのは簡単に言えば、チームを組んでその木の棒で戦うこと。今ちょうど君らは3人で俺らも3人いるからチームはこれでいいだろ」
「それは良いけど、ルールはあるんですか?」
「ルールは相手の木の棒を叩き落すか、相手に木の棒を手から離れさせる。すると、相手はもうその木を拾って戦うことはできない。そして、手から離れさせる方法は体に直接攻撃を当てればいい。ただし、顔はなしだ。もちろん、君たちはガキじゃないからわかると思うけど、木の棒は当たると痛い。だから、『めちゃくちゃ』本気で殴らないこと。ルールはこれで終わりだ。早くやろうぜ」
俺たちはこのルールに承諾し、チーム戦を始めた。
だが、このときまだこの男が説明したルールの違和感に気づいてはいなかった。
3人とも向かい合った状態でチーム戦はスタートした。
俺が一番左で、冬馬が真ん中、龍二が一番右だ。
スタートするや否やあちら側はすぐさまこちら側に走ってきた。
当然俺たちは向かい合ったやつと戦うと思っていた。
しかし、やつらは急に方向を変え、龍二に向かって3人が棒を振りかざした。
あまりの恐怖だったんだろう。
龍二はすぐに木を投げ捨てた。
さすがは上級生だ。
こんな戦法もあったのか。
冬馬と2人で3人を相手にするのはきついなあ。
そんなことを思いながら、改めて気を引き締めようとしたとき、わけのわからない光景が目の前に飛び込んできて、思考が停止した。
3人が龍二を袋叩きにし始めた。
かなり強い力で。
龍二は地面に突っ伏し、体を丸めていた。
その光景を俺と冬馬、そして綾香はただ茫然と見ていた。
そのあとすぐに我に返り、3人に向かって叫んだ。
「何やってんだよお前ら! もう勝負はついてんだろ! 龍二を攻撃する必要ないだろ! もう止めろ!!」
俺が叫んだあと、リーダー格の男がこっちを向いて、ニヤッと笑い答える。
「はあああ? 何で止めなきゃなんねーんだよ。ルールでは木を離したやつはもう戦えないとは言ったが、木を落としたやつは攻撃しちゃいけねーなんてルールはねーんだよ。それにこの戦いに勝敗なんて初めからないんだよ。そして、お前らはこのルールを承諾したんだから文句言えねーよな」
言い終わると、大笑いしてまた叩き始めた。
俺と冬馬も恐怖のあまり龍二を助けることができなかった。
1分ほど経過して、やっと龍二への攻撃を止めた。
龍二は傷だらけになっていた。
そして3人は俺たちの方を向き、笑いながら近づいてくる。
「次はどっちにしようかな」
冬馬はこの恐怖に耐えられず、泣きながら公園の外へ逃げて行った。
そして、必然的に次のターゲットは俺になった。
俺は恐怖で足がすくんで、その場から動けなくなっていた。
俺は目を閉じ、歯を食いしばっていた。
そして、まさに3人が俺に木の棒を振りかざしたとき、綾香が今まで聞いたことのないような大きな声で叫んだ。
「もう止めて!!!!」
3人の手が止まった。
そして、綾香の方に顔を向ける。
「お願いだから、もう止めてください」
すすり泣くような声だった。
だが、こいつらは綾香の願いを嘲笑った。
「女の子いたのかよー。女子の方がリアクション良いんだよなー。やっぱこっちで遊ぼうぜ」
「そうだな」
「さっきのガキもリアクション薄くて全然面白くなかったしな」
そう言うと、綾香の方に3人は走りだそうとした。
だが、俺はもう限界だった。
龍二が傷ついた姿見て、綾香が傷つけられる姿を想像して、そしてあいつらがそれを楽しそうにやっている姿を想像して。
そしたら、もうどうでもよくなった。
俺の体がどうなろうと。
あいつらの体がどうなろうと。
もうどうでも……
そのあとの記憶はない。
気が付いたら、あの3人は倒れていた。
綾香は無事で、龍二も起き上がっていた。
その後、冬馬が先生を連れてきて、龍二たちを病院に連れて行った。
後から知ったが、あの3人組は有名ないじめっ子だったそうだ。
そいつらが通っている小学校ではよく暴力沙汰を起こしていたらしい。
今、何をしているかは知らないし、顔もよく覚えてない。
この出来事がきっかけで、もう木の棒で遊ぶことは禁止された。
俺は記憶がなかったが、龍二と綾香は俺があいつらを倒すところをみていたらしく、どうやって倒したのか聞いたら、なんと3人の攻撃を同時にさばきながら、一人ずつ確実に倒していったみたいだ。
速すぎて動きがあんまりわからなかったらしい。
この出来事のせいで、龍二と綾香は俺のことを過大評価している。
昔の俺はあいつらにとって英雄みたいなもんだったが、今の俺は……
はい、昔話終わり。
0
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
九尾と契約した日。霊力ゼロの陰陽師見習いが大成するまで。
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
最弱弓術士、全距離支配で最強へ
Y.
ファンタジー
「弓術士? ああ、あの器用貧乏な最弱職のことか」
剣と魔法が全てを決める世界において、弓は「射程は魔法に及ばず、威力は剣に劣る」不遇の武器と蔑まれていた。
若き冒険者リアンは、亡き叔父から譲り受けた一振りの弓「ストーム・ウィスパー」を手に、冒険者の門を叩く。周囲の嘲笑を余所に、彼が秘めていたのは、世界をナノ単位で解析する「化け物じみた集中力」だった。
リアンの放つ一矢は、もはや単なる遠距離攻撃ではない。
風を読み、空間を計算し、敵の急所をミリ単位で射抜く精密射撃。
弓本体に仕込まれたブレードを操り、剣士を圧倒する近接弓術。
そして、魔力の波長を読み取り、呪文そのものを撃ち落とす対魔法技術。
「近距離、中距離、遠距離……俺の射程に逃げ場はない」
孤独な修行の末に辿り着いた「全距離対応型弓術」は、次第に王道パーティやエリート冒険者たちの常識を塗り替えていく。
しかし、その弓には叔父が命を懸けて守り抜いた**「世界の理(ことわり)」を揺るがす秘密**が隠されていた――。
最弱と笑われた少年が、一張の弓で最強へと駆け上がる、至高の異世界アクションファンタジー、開幕!
合成師
盾乃あに
ファンタジー
里見瑠夏32歳は仕事をクビになって、やけ酒を飲んでいた。ビールが切れるとコンビニに買いに行く、帰り道でゴブリンを倒して覚醒に気付くとギルドで登録し、夢の探索者になる。自分の合成師というレアジョブは生産職だろうと初心者ダンジョンに向かう。
そのうち合成師の本領発揮し、うまいこと立ち回ったり、パーティーメンバーなどとともに成長していく物語だ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる